バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST
第71話・3001
フローズンズン山から出たバンジョーたちは次のステージへ進むべく、
グランティ第9特命隊の基地に訪れてしまう。だが、
その第9特命隊のリーダーであるスパイダスを、
必殺のワンダーウィングで倒した。
蜘蛛の巣の多い洞窟を探索するバンジョーたち。
ガンズ「この第9特命隊基地では、様々な場所へ行ける通路が、
多く存在する。奴らはそこで多くの場所へ攻撃を行ったそうだ。」
フラエ「しかし、その奴らはもういなくなっちまった。
あの熊と鳥のせいでな。」
ユミ「良い?私たちはこの基地の通路を利用して、
ステーションしてぃと言う街に行かなきゃいけないわ。」
カズーイ「・・・って、何あんたが仕切ってんのよ!?」
ユミ「悪いわね。その街に、私たちの仲間、
ガムロさんがいる事がわかったから。」
クリグミ「ガムロって何?プルレス君。」
プルレス「あ。クリグミ君は知らなかったね。ガムロは、
ユミさん、ミクスちゃん、フラエ、ガンズのいる、
ブレンティと言う部隊にいる亜人間なんだ。
口から物凄いパワーの炎を吐く強い人なんだ。」
ミクス「そのガムロさんがある事情で、
行方不明になっちゃったの・・・。」
クリグミ「そうなんだ・・・。」
ユミ「そのステーションシティには、ジグソーもいっぱいあると思うわ。
あなたたちにとっても悪くない話でしょ?熊君。鳥ちゃん。」
バンジョー「そうだね・・・。探してみるよ。その街への道。」
バンジョーたちはそれぞれ、ステーションしてぃへと通路を探した。
その通路に入るためのドアが複数にあり、
それぞれ名前がある。その名前が行くべき場所の名であろう。
ボトルズ「・・・・っ!見つけました!このドアです!!
ボトルズの見つけたドアには、【ステーションしてぃ】と言う文字が、
描かれていた。そのドアに近づくバンジョーたち。
テル「ほう。土竜にしちゃなかなかやるじゃねェか。」
ミル「さっそく開きましょ!」
ボトルズがそのドアを開ける。すると、その先には梯子があった。
バンジョー「・・・・梯子だけみたいだね。」
フラエ「その梯子を使えば、あの街に行けるんじゃね?」
カズーイ「もう日々洞窟の中は嫌だわ!!皆!さっさと登るわよ!!」
クリグミ「で、でも・・・。僕。何だか怖そう・・・・。」
梯子に登る事を恐れるクリグミをユミが優しく抱っこする。
ユミ「じゃ、私が運んであげるわ。」
クリグミ「わ。ありがとう。ユミお姉ちゃん。」
プルレスとミクス(・・・羨ましい。)
ここは、いわゆる街であった。ビルが多く建てられ、
大勢の人々が歩き、大勢の車が走っている。
しかも、空が暗い。もう夜となっていたのだ。そこに、
ジャンバーを着た少年、テナン、ツースの3人がいた。
テナン「あと数時間で新年だね。タルト。」
ジャンバーを着た少年「ああ。そうだな。だが、
政府の奴らがドッゲノクってのを大勢送ったからな。」
ジャンバーの着た少年の名はタルトと言う。
ツース「うむ。これ以上、人ごみの中にはいられないだろうな。」
テナン「その事を考えて、いっぱい食べ物を買ったものね。」
3人はそれぞれ買った物が多く入っている袋を持っていた。
その袋は複数あるので、タルトが3つ、テナンとツースが2つずつである。
タルト「さっ!戻りますか!俺らの基地へ!」
タルトたちは走った。
街の人気のない場所。ビルの隙間の部分に一つのマンホールがあった。
つづく
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