チェダー「そうだ。税金を高くする法案、貧乏及び無職には、
金を寄付しない法案、エロゲーをなくす法案、
知的障害や普通の人間ではない者は虐待して良い法案、
強く有名な者には特権が得られる法案など・・・!
他、様々な悪法で人々を苦しめているのだ・・・!!」
バーニス「アニメと漫画を規制にすると言う法案もあるが、
多くの民がそれに反対しているから、
成立していないのが安心できるのだが・・・。」
リップル「けど、政府は民に恐怖政治を与えているのが事実・・・!
彼らが今でも金と戦争を好む事で人々の幸せを奪っているのよ!
いじめに耐え抜けと言う法案もあるけど、
いじめっこがその法案を利用して、さらにいじめを楽しんだ。でも、
いじめられっこは耐えられるずに死んだ。
その事件は今年まで数万も超えているわ!!」
ジャンバーを着ている少年「何も出来ぬ独りぼっちの者は、
救われる事無く死ぬ・・・!
今や弱者は社会から弾き出され、虐げられる世となったのだ!!」
ノーミュ「ふざけんなああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
ノーミュは涙を流しながら、
物凄い声をあげた。怒りと憎悪を含んだ醜い声だ。
ノーミュ「抹殺ちてね!!!政府やグランティ・・・・!
そして、弱者さんにいじわりゅするあくちょうどみょを全ちぇ!!
しょちて、ノーミュたちの邪魔しゅる奴りゃも抹殺すびぇきだ!!
ノーミュたちクラッシャーわしょのたみぇにありゅ・・・・!!!」
カリンカ「ノーミュ様・・・・。」
タヤマ「憎しみに任せ過ぎた力は自らを失うだろう。
そして、大切な者さえもな・・・。」
ノーミュ「ゆ!?タヤマ!!てみぇーは、
この組織の自由しゃんをわちゅれたの!?
ブレンチルダ様も言っちぇくだしゃった!!じびゅんの嫌いなもにょを、
たおしぇと!!そのちゃめの力さんも与えてくださった!!!」
タヤマ「確かにそうだな。だが、
俺はそれを利用して許せぬ者を殺し続けたが、
同時に周囲の関係のない人たちをも巻き込んでしまった・・・・。
憎悪は不幸を齎してしまう。」
ノーミュ「だまっちぇね!!
ノーミュわ許ちぇないものを殺ちゅためなら、
何でもちゅるよ!!卑怯なきょとだっちぇ軽くやっちぇやりゅ!!
それから、おにゃかが空いたかりゃ、
お菓子しゃんを持ってきちぇね!!すぐで良いよ!!!」
チェダー「そんなにヒスを起こすなって。
俺もタヤマと似たような経験をした。
この組織の一員として働くなら、
少しでも弱気な方が良いかも知れん。」
パオロ「僕も同感だよぉ。」
ノーミュ「お、おみゃえら・・・!!」
ジャンバーを着ている少年「バーニス。お前だってああなったよな?」
バーニス「うむ。カリンカ。ノーミュに説教してやれ。」
カリンカ「説教はちょっとだけど、似たようならやろうかしらね?」
キーホウ「決まったな・・・。」
ノーミュ「し、しかち・・・!キーホウ様・・・・!!」
カリンカ「文句はないハズよ?ノーミュ様。
後でお菓子をいっぱいあげるから、落ち着こうね。」
カリンカが笑顔でそう言うと、沸騰したノーミュの怒りが収まった。
ノーミュ「・・・・うん。」
キーホウ「ノーミュの癇癪が収まったところで、
そろそろ例の件を話そう。」
バーニス「例の件・・・・!?」
キーホウ「そう。その件を語るためにこの方たちが既におられるのだ。」
その時、この部屋にある3人が入って来た。
それは、エゥーラとセイリー。そして、ブレンチルダであった。
キーホウ以外の全員「ブレンチルダ様!!!?」
戦士たちは自分たちのリーダーであるブレンチルダの登場に驚く。
ツース「エゥーラとセイリーもいる!!これは一体・・・!」
ブレンチルダ「・・・突然の発言を言いますが、
私たちクラッシャー・・・。
・・・いえ、世界が恐れていたデスブラザーがついに動き出したわ。」
テナン「何ですって!!あの黒い熊が再び世界を滅ぼそうと!?」
ブレンチルダ「エゥーラ。」
エゥーラ「はっ。デスブラザーが聖なる雪山に現れて、
その恐ろしい力でグランティのモンスターたちを倒しました。
それだけではなく、
シンボルである巨大雪だるまが破壊されようとしました。
それは、恐らくあの熊と鳥が何かを行おうとしたからでしょう・・・。
それが真実なのか、俺たちには解せません。ブレンチルダ様。
教えてください。あの聖なる雪山に現れたのは、
真にデスブラザーだったでしょうか!?」
ブレンチルダ「・・・・その時、私は違う場所にいたけれど、
妙に凄い力を感じ取ったわ。それが、デスブラザーの気配だったのよ。
デスブラザーはあの雪山に現れたわ。
黒い熊と鳥が、いよいよ目覚めたのよ・・・!!」
チェダー「お待ちください!!ブレンチルダ様!!
デスブラザーは以前、
ブレンティと共に行動したため、既に目覚めたかと・・・・!」
ブレンチルダ「・・・熊と鳥は多分、
違うらしいわ。似たような存在だけども・・・。
私は前に、その熊と鳥に会った事があるわ。けど、
あの2匹からは邪悪な力を感じてなかったわ。」
タヤマ「では・・・!奴らは偽物で、本物がついに動き始めたと!?」
ブレンチルダ「ええ・・・。もう一度、言うわ。デスブラザーが、
いよいよ動き始めたわ!
早く彼を止めないと世界は崩壊してしまう・・・!!
最悪な場合、明日に来年を迎える前に・・・!!」
リップル「そうですわ。今日で3000年最後の日・・・・!」
セン「来たるべき3001年が来る前に、
私たちが絶滅する恐れがあるかも・・・!!」
テナン「この事をテレビ局に報告できれば・・・・!」
キーホウ「そうだ。デスブラザーを止めるには、まず。
ガムロたちをロドシーの元へ集結させ、
我らブレンティの力を取り戻さなければならぬ・・・!」
ジャンバーを着ている少年「そのためには、
デスブラザーを探さないと・・・!
ブレンチルダ様!!デスブラザーはどこへ行ったと思いますか!?」
ブレンチルダ「ごめんなさい・・・。それは、私にもわからないわ。」
セイリー「私の予想によりますと、
多分、ステーションしてぃですわね。」
ツース「何だと!?奴があの街に来ると言うのか!?」
セイリー「あくまで予想と仰ってますが・・・。何故なら、
ステーションしてぃは聖なる雪山と少し距離が近いのですから。
そして、その街にもジグソーが存在します。
そのジグソーのある場所に、
必ずやデスブラザーが現れると思いますわ。」
キーホウ「しかし。奴らは別の場所に来ている恐れもある。
万一に応えて、それぞれに分かれて行動しよう。」
セン「このままでは全てが終わってしまう・・・!」
ノーミュ「ちょうなりゅ前に、
早く戦闘態勢さんに入りゃなけれびゃ!!」
カリンカ「そうね・・・!デスブラザーを探して、早く殺さなきゃ!」
ブレンチルダ「ええ。でも、安心して。
デスブラザーは多分、動かないかと思うわ。」
ブレンチルダは微笑んでそう言うと、
部屋のムードが落ち着く感じになる。
キーホウ「何故、そう考えるのですか?」
ブレンチルダ「今日にデスブラザーの気配を全く感じていないわ。
それに、奴らは力を回復したばかりだから、
大幅に力を使い、世界全体を滅ぼす事はないかも知れない。」
バーニス「すなわち、
今日はデスブラザーは動かないと言うワケですな。」
ブレンチルダ「ええ。私たちは安心して3001の時を迎えられるわ!
さァ!年越しパーティを始めましょう!!」
ノーミュ「わーい!パーティしゃんだああぁぁぁ!!」
カリンカ「良かったわね。ノーミュ様。」
つづく
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