バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST
第46話・デスブラザー!!!
バンジョーたちが次に向かった冒険の地、
聖なる山と呼ばれしフローズンズンやま。そこに住む、
3匹の子供の白熊が泣いていて、バンジョーたちに、
父親であるボギーと3つのプレゼントを探して欲しいと頼んできた。
それを聞き入れたバンジョーたちは、ユミとミクスに、
3匹の保護を任せ、聖なる山へと歩いて行く。そこに、
この山の住人である白熊族にさっそく、
デスブラザーと勘違いされるが、その誤解は解ける。
だが、バンジョーとカズーイとデスブラザーと見る者は、
多数いる。その一人である者が彼らに襲いかかる。
その者はクラッシャーが誇るエース戦士の一人、エゥーラ。
得意のガンプレイと特殊な弾でバンジョーとカズーイを苦しめた。
その時、突然の大吹雪により、バンジョーとカズーイは、
ボトルズたちやエゥーラのところから消えてしまった。
そして、彼らは今、とんでもない事態に巻き込まれていた。
周りには大勢のチンカーがいた。全員、ボトルズたちを食べるつもりだ。
プルレス「ち、チンカーがこんなに多く・・・・!!」
テル「倒せば分裂すると聞いたが・・・!」
ミル「そうすれば、敵はさらに増えるってワケね。
とっても厄介な敵だわ。どうすれば良いの?ボトルズ!!」
ボトルズ「チンカー族と初めとする氷か雪で、
できた怪生物は炎に弱いと聞きますが・・・。」
チンカーたち「おらああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
大勢のチンカーたちが一斉にボトルズたちに襲いかかる。
アシナガ「く、来るぞおおぉぉぉ!!」
テル「くそっ!!おらああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
テルは光のエネルギーに包まれた拳で1匹のチンカーを殴る。
ミル「こうなりゃヤケね!!てやあああぁぁぁぁ!!!」
ミルはエネルギーの塊で1匹のチンカーを包む。
2匹のチンカー「ぐあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
テルとミルの攻撃を受けた2匹のチンカーはそれぞれ粉々になる。
そこから、それぞれ2匹ずつの分裂チンカーが出てくる。
アシナガ「ちょ!!2匹が4匹になっちまったぞ!!」
チンカーA「ケケケケ!!増やしちぇくりぇてありぎゃとよ!!!」
チンカーB「そのきゃわり、すっぎょく痛かっちゃけにゃ!!ボケ!!!」
2匹のチンカーが体当たりでテルを攻撃。そして、
別の2匹のチンカーもミルを体当たりで攻撃した。
テル「うわっ!!」 ミル「きゃっ!!」
チンカーC「女!!お礼に俺様が捕食しちぇやりゅわ!!!」
チンカーD「よーし!!いきゅぞ!!てめェりゃああぁぁぁぁ!!!」
チンカーたち「おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
多くのチンカーたちがさらにボトルズたちに迫る。
セイリー「エゥーラ様。あれを使う時が来ましたね・・・!」
エゥーラ「ああ。そうだな・・・・。」
エゥーラは銃器から赤いカプセルを取りだし、
オレンジ色のカプセルを入れた。そして、銃口をチンカーたちに向ける。
チンカーA「あぁ!?このクソ人間!!俺らを撃つってか!?」
チンカーB「ばーか!!俺らは破壊されるとさらに増えるんだよ!!」
エゥーラ「そいつァどうかな?」
エゥーラはそう言って、引き金を引く。そして、
銃口から激しい巨大な火炎が出た。その火炎が複数のチンカーを襲う。
チンカーたち「がびゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
その火炎に襲われたチンカーたちがドロドロに溶かされてしまった。
チンカーは氷の異生物。氷は炎に襲われると溶けてしまう。
従って、炎タイプの攻撃を受けたチンカーは、
分裂する事ができず、ドロドロに溶けて死んでしまうのである。
チンカーA「いやああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
ほ、炎だああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
チンカーB「あ、あづいいいいいいぃぃぃぃぃ!!!
怖いよおおおぉぉぉぉ!!!死んじゃううううぅぅぅぅぅ!!!!!」
炎を見たチンカーたちは物凄い恐怖で泣き叫んでいる。
つづく
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