エゥーラ「そうだ。俺はクラッシャー第50遊撃部隊の隊長だ。
グランティを滅ぼすために、日々世界中を移動している。」
セイリー「私はセイリー。エゥーラ様のメイドにございます。」
バンジョー「えぇ・・・。こほん。僕はバンジョーと言います。」
カズーイ「あたいはカズーイよ!」
エゥーラ「・・・・久しぶりだな。テルとミル。」
エゥーラはバンジョーとカズーイの挨拶を無視し、ユミたちに話しかける。
カズーイ「無視!!?」
ミル「え、ええ・・・。」 テル「この山で何をしに来た?」
エゥーラ「いや。少し休憩をとろうかと思ってね。だが、
この山の住人からグランティがここにいると聞いて、こんな感じさ・・・。」
エゥーラは周りの多くのブルーグラントリングの死体を見せる。
アシナガ「ま、まさか!お前がこの連中を全て倒したのか!?」
エゥーラ「ああ。少し難易度が強かったが、大した事はなかった。
それに、こいつも一緒に戦ったから、軽く勝利できたよ。」
エゥーラは親指をセイリーに向ける。
ボトルズ「・・・・そうだ!あなたは、この前。
マンボまうんてんでコンガの部隊を襲った部隊の一人でしたね!?」
プルレス「っ!?そうだったのか・・・!ありがとう。この前は。」
エゥーラ「別にお前らに感謝される筋合いはない・・・。それより・・・!」
エゥーラは突然、中型の銃をバンジョーとカズーイに向ける。
一同はこれに驚く。
バンジョーとカズーイ「な・・・・っ!?」
ボトルズ「何をなさるのですか!?」
エゥーラ「見つけたぜ・・・!デスブラザー!!!」
カズーイ「って、あんたもおおおぉぉぉぉぉ!!!??」
カズーイは物凄く驚いた。
エゥーラ「貴様たち・・・!どうやって復活した!?貴様らは、
前の大戦で消息不明となったと聞いたが、
まさか密かに生きていたとはな!!」
バンジョー「ち、違うよ!!僕らは普通の熊と鳥だよ!!」
プルレス「そうだよ!!バンジョーさんとカズーイさんは・・・・!」
エゥーラ「口答えをすんじゃねェ!!」
エゥーラは銃をプルレスに向け、その銃口から1発の弾が発射される。
銃弾はプルレスの近くに命中し、プルレスは倒れそうになる。
プルレス「わ・・・・・っ!!?」
バンジョー「プルレス!!く・・・・っ!!」
バンジョーはプルレスに手を出したエゥーラに怒りを覚え、殴りかかる。
エゥーラ「むん!!」 エゥーラはそのバンジョーのパンチを避けてしまう。
カズーイ「何故、プルレスを撃つのよ!!」
カズーイは嘴を3回、突き出してエゥーラを襲うが、
全て避けられてしまう。
プルレス「いや・・・。僕は撃たれてないし、死んでませんけど・・・。」
バンジョー「うおおおおおぉぉぉぉぉ!!!」
バンジョーはキックでエゥーラを攻撃。だが、
エゥーラは中型の銃器でガードした。
エゥーラ「どうした?デスブラザー。この威力。手加減しているのか!?」
ボトルズ「銃でガードした!!なのに、壊れる様子がない!?」
テル「エゥーラの銃器は特殊合金で造られている。」
ミル「けど。彼の銃は他にも凄いところがあるわよね。」
バンジョー「全力のキックなのに、
まるで大きなダイヤモンドを蹴ったみたい・・・!」
エゥーラ「これが全力だとすると、今まら倒せるなああぁぁぁぁ!!!」
エゥーラは右手の拳でバンジョーを思い切り殴る。
バンジョー「ぐふああああぁぁぁぁっ!!?」
バンジョーは倒れるが、すぐに立とうとする。だが。
エゥーラ「くたばれ!!!」
エゥーラは銃口から無数の銃弾を連射して、バンジョーとカズーイを襲う。
バンジョー「ぬぅ・・・・っ!!」
バンジョーは急いで無数の銃弾を避ける。
エゥーラは再び銃口をバンジョーに向ける。
エゥーラ「おらああぁぁぁぁぁ!!!」
その銃口から無数の銃弾が発射され、バンジョーとカズーイに迫る。
バンジョーとカズーイ「とんぼがえりジャンプ!!!」
バンジョーとカズーイはとんぼがえりジャンプで、
エゥーラの攻撃を避ける。
そして、バンジョーはそのままエゥーラに近づき、空中キックを使う。
バンジョー「はあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
エゥーラ「ぐあっ!!?」
エゥーラはバンジョーの攻撃を受けて、倒れる。
セイリー「エゥーラ様!!?」
セイリーはエゥーラのピンチを見て、動揺する。
エゥーラ「大丈夫だ!セイリー!!くそ・・・・っ!デスブラザーめ!
今のは効いたぜ・・・!力が回復しつつあるってか?おい。」
カズーイ「いーえ!あたいたちの力は正常よ!!
回復する必要はないわ!!」
エゥーラ「そうかよ・・・。けどよ!!」
エゥーラは銃器から赤いカプセルを取り出した。
ボトルズ「銃器からカプセルが・・・!?」
ミル「エゥーラ専用の銃器はちょっと特別なの。その銃器にとって、
専用のカプセルが弾薬の代わりをしているの。カプセルの中には、
無数の弾が入ってるからね。そのカプセルは色々と多くあるわ!」
エゥーラは茶色のカプセルを銃器に入れた。
そして、銃口をバンジョーに向ける。
エゥーラ「今度こそお前らの息の根を止めてやるぜェ!!!」
エゥーラは1発の銃弾を撃ち出した。
これを見て避けようとするバンジョー。
バンジョー「今度は1発だけ!?」 カズーイ「こんなの余裕よ!!」
バンジョーとカズーイは銃弾を避けた。だが、その瞬間に。
1発の銃弾から突然、巨大な爆発が起きた。
バンジョーとカズーイはその爆風を受けてしまう。
バンジョーとカズーイ「うああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」
プルレス「た、弾が爆発した!!?」
アシナガ「今まではあんなんじゃなかったぞ!?」
ミル「今のは爆発のカプセルよ。
1発の銃弾がとても強い威力を持つ爆弾なの。
さっき使ったのは、普通の銃弾のカプセル。カプセルには、
異なる能力を持つカプセルがいっぱいあるのよ。」
テル「ミル。いちいち、教えるな。」
ミル「あはは。ごめんごめん。」
カズーイ「そ、そんな弾があるなんて聞いてないわよ・・・!」
バンジョー「こんな凄い弾があるなんて・・・。」
バンジョーはゆっくりと立ち上がる。
エゥーラ「二度はいかんぞ!!」
エゥーラは再び、銃弾を発射する。バンジョーはそれを避ける。
銃弾は地面に命中し、爆発する。この銃弾を爆発の銃弾と名付けよう。
バンジョー「くっ!!だああああぁぁぁぁぁ!!!」
バンジョーはエゥーラに接近する。
エゥーラはまたも爆発の銃弾を発射。
エゥーラ「この!!!」 バンジョー「はっ!!!」
バンジョーはジャンプして、避けた。そして、一気にエゥーラに接近する。
カズーイ「キキツキアタック!!!」
カズーイはキキツキアタックでエゥーラを攻撃する。
エゥーラ「ぐあああああぁぁぁぁぁぁ!!!?」
エゥーラはカズーイの攻撃を受けて、ひるむ。
バンジョー「せい!!とおおぉぉぉぉう!!!」
そして、バンジョーはエゥーラに2回パンチする。
その攻撃を受けたエゥーラはさがる。
エゥーラ「うっ!?くああぁぁ・・・・!!」
プルレス「流石はバンジョーさんとカズーイさん!!
一気に押してるよ!!」
テル「だが、ここで終わるエゥーラではない。何故なら、
奴も俺たちと同様に多くの強敵を倒した人間だからな!」
バンジョー「行くぞおおおおぉぉぉぉぉ!!!」
バンジョーはエゥーラに近づく。その間に、
エゥーラの銃器から茶色のカプセルを取りだし、
緑色カプセルを銃器に入れた。
その銃口を近づいて来たバンジョーに向ける。
エゥーラ「くらえ!!!」
銃口から突然、少し大きな緑色の鋭い光弾が出て、
その光弾がバンジョーとカズーイを貫いてしまった。
バンジョーとカズーイ「ぐあああぁぁぁぁぁ・・・・っ!!!?」
つづく
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