バンジョーとカズーイはこの攻撃を受けて、倒れた。
ボトルズ「バンジョー!!カズーイ!!」
エゥーラ「スーパーアタック弾だ。威力は高いが、
弾の数に限りがあるからな。ピンチの時に使う必殺弾だ。」
エゥーラはそう言いながら、銃器から、
緑色のカプセルを取り出し、赤いカプセルを入れた。
そして、エゥーラは銃を倒れているバンジョーとカズーイに向ける。
プルレス「ま、不味い!!殺す気だ!!」
アシナガ「そうはさせねェ!!」
マンボ「マジック・・・・・!!」
マンボは走りながら、杖の先端を光らせる。だが。
謎の手がマンボの首筋に近づいた。マンボはこれに驚き、動きを止める。
プルレスとアシナガ「っ!!?」
プルレスとアシナガも、マンボの様子を見て、驚く。
マンボの隣には、セイリーがいた。セイリーは、
手刀をマンボの首に近づけたのだ。
セイリー「動けば、首はありませんよ。エゥーラさんの勝負は、
邪魔させない。あなたたちを動かすワケにはいきません。」
マンボ「・・・・・っ!手、出せない・・・。(この女。
強い。今、マンボ。動けば、殺される・・・!)」
プルレス「テルさん!!ミルさん!!何とかしてよ!!
エゥーラにバンジョーさんとカズーイさんを殺すのを止めさせて!!!」
ミル「いえ。それは無理だわ。」
テル「むしろ、その気はない。俺たちはデスブラザーを殺すために、
行動しているんだからな。俺から見れば、やはり、
この熊と鳥はどうしてもデスブラザーに見えちまう・・・。」
ミル「残念だけど、ここで仲間たちに喧嘩を売るワケには、
いかないし。今回は助けらせませんの。ごめんね?」
ボトルズ「そ、そんな・・・!!バンジョー!!カズーイ!!」
エゥーラ「とどめだ!!」 エゥーラは無数の銃弾を連射する。
カズーイ「っ!!カズーイダッシュ!!!!!」
カズーイはリュックから両足を出し、物凄いスピードで走る。
これにより、エゥーラの攻撃は避けられる。
エゥーラ「何っ!?あっ!!」
エゥーラは後ろを向く。そこに、立ち上がったバンジョーがいた。
エゥーラの後ろについたカズーイは両足のリュックの中に入れ、
バンジョーを立たせたのだ。
バンジョー「ツメツメパンチ!!!!!」
バンジョーはツメツメパンチで、エゥーラを連続で殴り続ける。
エゥーラ「うぐあああぁぁぁぁぁぁ!!!」
カズーイ「おまけよ!!」 カズーイは嘴でエゥーラを突き飛ばす。
エゥーラ「ぎゃっ!!」 エゥーラはバンジョーとカズーイから離れる。
カズーイ「まだまだよ!!タマゴミサイル!!!!」
カズーイは複数のタマゴを連射する。だが。
エゥーラ「くうぅ・・・・っ!!」
エゥーラは無数の銃弾を連射し、カズーイのタマゴを全て撃ち落とす。
そして、銃器から赤いカプセルを取りだし、黄色いカプセルを入れる。
エゥーラ「サンダーボルト弾!!!」
エゥーラの銃口から物凄い電撃が発射され、
バンジョーとカズーイを襲った。
バンジョーとカズーイ「うあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
バンジョーとカズーイは物凄い電撃を全身に浴び、ひるんだ。
そして、エゥーラは黄色いカプセルを取りだし、水色のカプセルを入れた。
エゥーラ「ストップビーム弾!!!」
エゥーラの銃口から水色のビームが発射される。今の電撃で、
大きなダメージを受けたバンジョーとカズーイは避け切れず、
そのビームを受けてしまう。
バンジョーとカズーイ「うっ!!?」
エイリー「ストップビーム弾!
敵の動きを止める光線を発射するわ。
一定時間は動けなくなってしまうます。」
カズーイ「な、何よ!?これ・・・・っ!!」
バンジョー「う、動けない・・・!」
バンジョーとカズーイは必死に身体を動かそうとするが、
その身体が全く動けない。このままでは、戦う事すらできない。
エゥーラは水色のカプセルから、黒いカプセルを入れた。
エゥーラ「これで終わりだ。デスブラザー。」
エゥーラは銃を動けないバンジョーとカズーイに向けた。
アシナガ「このままでは、バンジョーとカズーイが殺されちまう!!」
セイリー「っ!?エゥーラさん!!お待ちください!!」
エゥーラ「何だよ?邪魔すんじゃねーよ!!」
セイリー「違うます!!大吹雪が近づいて来ます!!」
エゥーラ「何!?それは本当か!!?」
マンボ「マンボも感じる!皆!!早く伏せろ!!」
プルレス「ふ、伏せろって言われても・・・・!!」
だが、既に遅く、いきなり激しい大吹雪が迫って来た。
大吹雪がバンジョーたち全員を覆う。吹雪の音が大きいせいで、
一同の声が全く聞こえない。その吹雪はわずか5分と続き、
それが過ぎて、やっと吹雪が終わった。こうして、
一同の姿が見えるようになるが、バンジョーとカズーイの姿がない。
ボトルズ「っ!!ば、バンジョーとカズーイがいない!!!」
アシナガ「ま、まさか・・・!てめェが!?」
アシアガはエゥーラを睨む。だが、エゥーラもやや混乱している。
エゥーラ「ち、違う・・・!俺は何もしてねェ!!ただ、
あの熊と鳥は逃げたに違いねェ・・・!きっと、
ストップビーム弾の効果が切れたから、その後すぐに・・・。」
ミル「じゃあ、探さないとね。バンジョー君とカズーイちゃんを。」
テル「ああ。今度こそ抹殺するためにな・・・!」
マンボ「その前に、周り、よく見ろ・・・!」
セイリー「敵が大勢、来ましたわ。」
マンボたちの周りには、多くのチンカーが出てきた。
チンカー「ぐへへへへへ!!食料だ!!
珍しい食料が見つけたぜェ!!!」
別の場所を歩いているのは、あの熊。黒い熊であった。
あの黒い熊もこの山に来ていた。そして、
黒い熊は前の方を強く睨む。その方向の奥にあるのは、
倒れているバンジョーとカズーイの姿があった。
黒い熊「・・・・時が来たか・・・・・!!」
クラッシャーの戦士、エゥーラの攻撃を受けたバンジョーとカズーイ。
窮地に陥るのも、謎の大吹雪によって、
クラッシャーの攻撃から逃れる事ができました。ですが、
そんなバンジョーとカズーイを次に狙うのは、
あの黒い熊でした。この黒い熊の正体は何か。
そして、多くのチンカーに囲まれたマンボたちはどう戦うのか。
フローズンズンやま編は、
今までよりとても恐ろしい展開が待っています。
その展開でバンジョーとカズーイはどうなってしまいのでしょうか。
次回につづく。
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