ボトルズ「えーと・・・。『カメ族諸君に告ぐ。今日は絶望に覆われている、
君たちのために偉大なる勝利への道を与えよう。カエル族の住み処への、
ルートを絵に描いてやった。これで、君たちは簡単に、
カエル族の住み処を攻略できるようになった。だが、これで、
勝ったと思わないで欲しい。ワニ族にも同じヒントを与えた。
カエル族の本拠地へ辿り着く前に、できるだけ、
ワニ族とはぶつけ合って欲しくないところだ。
はっはっはっはっはっはっ!!!』・・・だそうです。」
アシナガ「カエル族の住み処へ行けるだと!?」
ユミ「いよいよ、カエル族を倒せるってワケね・・・。」
バンジョー「でも、カエル族の住み処と言う事は、
そこには何万匹ものフリビッツがいるだろうね・・・。」
カズーイ「けど、その住み処は必ず攻略しなきゃいけないじゃない?
あのバイルとか言うめちゃ強いワニのいるワニ族よりマシよ。」
ボトルズ「そうですね。カエル族は僕らの住み処を知ってますし、
まずは、僕らの住み処を知っているカエル族を倒すのが優先かと。」
プルレス「そうだね。このまま奴らを放っておくと、
いつ攻めてくるかわからないしね・・・。」
ミクス「これ以上、カメたちには悲しい目に会って欲しくない。」
ミル「そうね。最初にカメ族を倒した方が良いし、
ワニ族も来るそうだから、彼らとも決戦しそうな感じがするわよね。私。」
テル「だとしたら、ついにこの沼の戦争は最後を迎えるらしいな。」
バンジョー「そうだね・・・。さっそく、タンクタップに伝えよう!!」
こうして、バンジョーたちはタンクタップの元へ行き、
彼に手紙に記していたカエル族の住み処へのルートを教えた。
それを知ったタンクタップは多くのカメを集めて、会議を行う。
タンクタップ「本当にこのルートを通れば、奴らの住み処へ行けるのだな?」
ボトルズ「はい。嘘ではないかと思います。ただ、
この手紙を出した者が誰なのかわからないのですが・・・。」
タンクタップ「うむ。では、案内役はボトルズ。あなたに任せたい。」
ボトルズ「はい。お任せください・・・。」
カメA「でも、本当に手紙に従って良いのかね?」
カメB「わからんぞ?罠かも知れねーし・・・。」
カメたちは手紙の書いてる事が本当かどうか疑っていた。
ユミ「けど、信じた方が良いんじゃない?」
ミル「このまま疑って立ち止まるワケにはいかないしね。」
コッパの声「俺もそう思うぜ!」 一同「っ!!?」
コッパの声に驚く一同。そう。ここにコッパが来たのだ。
バンジョー「こ、コッパ・・・・!?」
コッパ「このままいつまでも立ち止まっては、
カエル共がこの住み処を襲っちまう・・・!そうなる前に、
俺は今すぐにでもカエル族の住み処を叩き潰してェ。だったら、
手紙とやらが教えてくれたルートを信じようじゃねーか。
俺は行くぜ。今すぐに。良いな?タンクタップ様!!」
タンクタップ「そうだ。コッパの言う通り、今すぐにでも、
カエル族は倒さねばならぬ!戦士たちを全員、集めよ!!
今日でいよいよカエル族との決戦に入る!!コッパを先頭に、
手紙に記したルートを辿って、カエル族の住み処を攻略する!!
メンバーは2万匹とする!!では、諸君!!!
カエル族の住み処へ急行せよ!!!」
一同「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
カズーイ「あたいたちも行くわよ!!」 バンジョー「良いね!コッパ!!」
コッパ「・・・・・ああ!!」
同じ頃、ワニ族にも同じ手紙が届いていた。その手紙を、
マンボが読んでいて。その近くにはバイルや5匹のクロコタスがいた。
ミスターバイル「この手紙には、
カエル族の住み処へと道が記してあるワニな。」
マンボ「そう。この手紙に書いてるのは、全て真実。」
ミドリ「一体、誰が書いたのかな?」
マンボ「名前。書かれてない。誰が送ったかわからない。」
つづく
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