バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST
第38話・喧嘩は止めろ。団結はしろ!
ワニ族の住み処もカエル族の攻撃を受けてしまった。
カエル族はカメ族とワニ族の住み処へと道を知っているため、
いつでも攻撃できる。逆に、ワニ族とカメ族は、
カエル族の住み処を見つける事はできず、反撃不能。
だが、たった一度のチャンスが到来されようとしていた。
カメ族の住み処にあるクラッシャーの陣地では、
バンジョーたちがたき火で焼いた肉を食べていた。
カズーイ「美味いわァ。このカエル焼き。バンジョーはどう思う?」
バンジョー「う~ん。ハチミツを付ければ、
もっと美味しいと思うけど・・・。」
ユミ「ヘビさんからもらったけど、使う?」
その時、ユミがハチミツの入った缶をバンジョーに見せる。
バンジョー「おおっ!ありがとう。」
バンジョーはその缶を開けて、ハチミツを肉に付ける。
アシナガ「肉にハチミツを付けるとか・・・。
美味しいのか?普通よ・・・。」
テル「何せ、熊だからな。熊はハチミツ系の、
食べ物なら何でもいけるだろうよ。」
バンジョーはハチミツの付いた肉を食べる。すると。
バンジョー「もぐもぐ・・・。ん!美味い!!」
バンジョーはとびきり笑顔でそう言う。
ミル「本当かしら?どれどれ・・・。あん!」
ミルも缶からハチミツを出して、肉に付けて、その肉を食べる。
ミル「むぐむぐ・・・。ん!美味しいぃぃぃい!!」
ミルもとびきり笑顔で言う。すると、テルが怒ってこう言う。
テル「ミル!奴に続くな!!奴はまだ・・・。」
ミル「でも、このハチミツ肉。美味しいもん。」
ミクス「私も・・・食べてみようかな。」 プルレス「僕も食べたい!」
ユミ「ん?じゃあ、一緒に食べようか。ミル。ちょっと貸して。」
ミル「ん?良いわよ。」 ミルはユミにハチミツ缶を渡す。
そして、ユミもミクスもプルレスもハミツミ肉を食べた。
ユミ「ううん!美味しい!!」
ミクス「こんなの初めて!」 プルレス「最高!!!」
3人もハチミツ肉を食べて、喜ぶ。カズーイもハチミツ肉を食べていた。
アシナガ「おお!結構、美味いじゃねーか!」
アシナガもハチミツ肉を食べているが、テルだけは食べてないらしい。
カズーイ「わお!!確かに美味しいわね。このハチミツ肉。」
ボトルズ「こんな美味しい肉は滅多にありません。
バンジョー。あなたのオリジナルであるハチミツ肉は、
世間に教えたら、きっと有名になると思いますよ。」
バンジョー「まあ。偶然、発想しただけだからね・・・。」
テル「だが、このままで良いのか?貴様たち。カエル族は、
いつまた、ここを襲撃するかわからん。こうして、
暢気にやっていると、後々大変な事になるぞ?」
ミル「まあ、良いじゃん。勝てば良いし。」
カズーイ「そうそう。あたいたちには強い武器があるしね。」
その時、1匹のトカゲが慌てて走って来た。バンジョーたちはそれに驚く。
トカゲ「た、大変だああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
バンジョー「ど、どうしたんですか?」
バンジョーたちは立ち上がって、トカゲに近づく。
トカゲ「こ、この手紙を見てくれよ!!」
トカゲは謎の手紙をバンジョーたちに見せる。
カズーイ「な、何よ?この手紙は・・・。」
トカゲ「誰が送ったかはわからないが、とりあえず、
内容はとってもすげーぞ!?」
ボトルズ「内容が?読んでみます!」
ボトルズはその手紙をゆっくりと読んでみた。
つづく
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