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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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カズーイ「もしかして、あたいたちがデスブラザーだと、

即刻、思い込んでるんじゃ・・・・!?」

ボトルズ「そんな!?まだ初対面なハズです・・・!」

カメA「ま、また見知らぬ奴らが増えたよ・・・。」

カメB「今日は一体どうなってんだ・・・!?」

バンジョー「ほとんどに怪しまれているよ・・・。」

ユミ「皆!安心して。この新しく増えた者たちは、

決してあなたたちに危害を加えないわ!」

ユミが前に出て、カメたちに向かって叫んでいた。

ユミ「このカメの子を見て・・・。」

ユミは眠っている傷だらけのコッパを地上に降ろして、

カメたちに見せる。カメたちはそれで驚く。

カメA「あっ!!コッパだ!!」

カメB「一体、どうしたってんだ!?」

ユミ「このコッパはワニ族とカエル族との戦いで、

物凄い傷を負ったの!

それを、この熊と鳥たちが助けてくれたのよ!!」

カメC「え!?そ、それって本当・・・!!?」

カズーイ「ほ、本当よ!!あたいたちが救ってやったのよ!

そのお礼に、この住み処に居候させてもらえないかしら?」

バンジョー「お願いします!!!」

カズーイとバンジョーの言葉に動揺するカメたち。

カメA「・・・・わかった。その前に、タンクタップ様から許可を、

頂くと良い。許可が出たら、俺たちは何も言わん。」

カメB「コッパは僕らが病院へ運ぶ。」

バンジョー「あは・・・!ありがとうございます!!」

バンジョーは嬉しそうに礼儀正しく言う。そして、ミクスも。

ミクス「本当にありがとうございます!!」

ボトルズ「良かったですね。皆さん。」

アシナガ「これでやっと一休みできるぜぃ・・・。」

テル「だが、本当に良いのか。こんなところに来て。」

ミル「良いんじゃない?これで本当に安心できるし。

それに、時間によれば既に夜になっていると思うわ。」

カズーイ「え!?本当・・・!?」

ボトルズ「あっ!!本当だ!!21時40分になってる・・・!」

ボトルズはどこからともなく時計を持ち出して、時間を見てみる。

時間は確かに21時40分となっている。既に夜になっている。

バンジョー「この沼・・・。凄く暗いから、

昼なのか夜なのかわからないからなァ・・・。」

アシナガ「確かに、こりゃぁもう寝なくちゃなんねーな。」

プルレス「そうだね。何だか眠い感じがして来たし。ふぁ・・・。」

プルレスは眠気を表すようにあくびをする。

ボトルズ「早くタンクタップさんに会いに行きましょう。」

そして、一同はカメ族の長老であるタンクタップの元へ向かった。


巨大なカメ。それが、カメ族の長老であるタンクタップである。

タンクタップの前にはバンジョーたちがいて、

ボトルズが事情を言うと、タンクタップは納得するように頷く。

タンクタップ「そうか・・・。熊さんと鳥さん。妖精に人間。

そして、長靴。そなたたちがボトルズたちと一緒に、

コッパを助けてくれたと言うか・・・。」

バンジョー「はい。この沼の戦争をできるだけ止めたいんです。」

カズーイ「そうすれば、ジグソーを集めやすくなるしね。」

バンジョー「ちょっと!カズーイ!!」

タンクタップ「・・・して、コッパは無事であるかね?」

ボトルズ「はい。仲間のカメたちが病院へ運びました。」

タンクタップ「そうか・・・。感謝するよ。ところで、

この中にクラッシャーに所属している者はいるかね?」

ユミ「私がそのクラッシャーの一人よ。」 ミクス「私もです。」

テル「俺もだ。」 ミル「私もよ。」

アシナガ「俺はクラッシャーじゃないぞ。」

バンジョー「僕もクラッシャーではありません。」

カズーイ「あたいもあんな野蛮な組織に入った覚えはないわ。」

ボトルズ「僕も違います。」 プルレス「僕もです!」

テル「・・・それで、そんな質問をして、どうするんだ?」

タンクタップ「ふむ。コッパ以外にもこの沼で活動している、

クラッシャーの者たちが複数いての・・・・。」

ミル「コッパ以外のクラッシャーの戦士たちが、

いるって言うのですか!?」

タンクタップ「うむ。そのクラッシャーの者たちは、

我々カメ族を守ろうと、他の種族と戦ったんだ。彼らの目的は、

この沼に潜んでいる、

グランティのモンスターたちと戦うためだったんだ。だが、

今日の戦争でそのクラッシャーのメンバーが大勢減ったそうだ。」

ユミ「あの第7特命隊とやらの仕業ね・・・!」

ミクス「それで、彼らは今、どこにいるのですか?」

タンクタップ「それは、この住み処の近くの隠れ家にいる。

その隠れ家は木々の中にあって、カメたち以外誰も見た事ない。

もし、そのクラッシャーの者たちと和解できるのであれば、

その隠れ家に泊まってもらうと良い。

隠れ家は他のカメに案内してもらえ。」

ユミ「わかりました。そうするわ。」


こうして、カメ族の住み処を歩き回るバンジョーたち。

案内してもらうカメを探しているだろう。

バンジョー「どのカメに案内してもらおうか?」

カズーイ「誰でも良いんじゃない?皆、知ってるだろうし。」

ユミ「そうね。ここは適当に・・・。」

その時、1匹のカメがバンジョーたちに話しかける。

カメ「あの・・・。どうなされたのですか?」

そのカメの声は何かと女々しく可愛らしかった。

テル「ん?誰だ?お前は。」 ミル「見るからに女の子らしいけど。」

そう。このカメは女性であった。頭にピンクのリボンが付いている。

女性のカメ「はい・・・。私はティックって言うの。

コッパがご迷惑かけてごめんなさいね。

お詫びに何かさせられないかしら?」

カズーイ「そうねェ・・・。じゃ、この沼にいるクラッシャーの、

隠れ家がどこにあるか、教えてくれないかしら。」

ティック「ええ。任せて頂戴。」

こうして、

ティップと名乗る女性カメの案内を受けたバンジョーたちは、

とても暗い木々の中を歩いていた。

そこに、複数のテントがあった。

ティック「あそこがクラッシャーの隠れ家よ。」

バンジョー「そうか。ありがとう。ティップちゃん。」

ティック「ええ。じゃ、私はここで。」

ティックが去ると、バンジョーたちは複数のテントの方へ進んだ。


バンジョー「失礼します・・・。」

あるテントの中に入ったバンジョーたち。そこには。

つづく

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