バクゴンの放った光がティアーズの動きをストップさせてしまうのだ。
バクゴン「ビエエエエエェェェェェェェェン!!!!」
バクゴンは動けないティアーズを連続で殴りつける。
最後のパンチで離れたところでぶっ飛ばす。
ウルトラマンティアーズ「・・・・!!・・・・・・・!!?」
倒れたティアーズは身体の自由を取り戻し、立ち上がる。
バクゴン「ビエエエエエェェェェェェェェン!!!」
バクゴンは素早くティアーズを蹴り上げる。そして、
またも倒れたティアーズの頭を両手で掴み、
その掴んだ頭を岩山に思い切りぶつけて、それを何度も行う。
その時、バルワンダーDXが電気ビームで魔獣を攻撃する。
バクゴン「ビエエエエエエェェェェェェェェェン!!!!!!」
バクゴンは背中を攻撃させた痛みに襲われ、ティアーズを放す。
ウルトラマンティアーズ「トウッ!!!!」
ティアーズはこのスキに、キックでバクゴンをさがらせる。
さらに強烈なパンチでバクゴンにダメージを与える。
バクゴン「ビエエエエエエェェェェェェェェェン!!!!」
バクゴンは両目からのビームでティアーズを攻撃する。
その攻撃が見事に命中する。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?・・・・・・!!」」
バクゴン「ビエエエエエエエェェェェェェェェェェン!!!!!!!」
バクゴンはひるんだティアーズに突進をして、突き飛ばす。
バクゴンはまたも倒れたティアーズを徹底的に痛めつけようとする。
ウルトラマンティアーズ「・・・・!プラズマレイガン!!!」
ティアーズはプラズマレイガンで迫るバクゴンを攻撃する。
バクゴン「ビエエエエエェェェェェン!!!」
プラズマレイガンを受けたバクゴンはひるんだ。
その間にティアーズは立ち上がる。
ウルトラマンティアーズ「シュワッ!!!」
怒ったバクゴンは再び複数の角を赤く光らせて、
ティアーズの動きを止める。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!?」
バクゴン「ビエエエエエエエエェェェェェェェェン!!!!!」
バクゴンは口から火炎を吐いて、動けないティアーズを攻撃する。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・!!!?」
そして、ティアーズのカラータイマーが赤く点滅。
間もなく3分となる。
野口「・・・・そうだ!!魔獣の角が光ると、その光を浴びると、
動きが止められてしまうんだ!!!」
日下部「あの角を何とかすれば良いのね・・・・!!」
日下部はバクゴンに近づこうと走る。大体の距離に止まり、
日下部はバルガトリングを連射して、
バクゴンの角を二つ破壊する。
バクゴン「ビエエエエエエエェェェェェェェェン!!!!!!!」
バクゴンは二つの角を破壊されて、物凄く痛がる。
それと同時に、ティアーズの動きも自由になった。
日下部「今よ!!ティアーズ!!!!」
ウルトラマンティアーズ『おう!!アームシュート!!!!』
そして、ティアーズはアームシュートで、
バクゴンの残った二つの角を破壊する。
バクゴン「ビエエエエエエェェェェェェェン!!!!!」
バクゴンは全ての角を破壊されて、
完全に怒る。そして、口から火炎を吐く。
ウルトラマンティアーズ「ハアアアアアァァァァァァァァ!!!!!」
ティアーズはジャンプして、その火炎を避ける。さらに、
空中キックでバクゴンの頭を打つ。そして、着地して、
倒れたバクゴンの頭を掴み、魔獣を思い切り投げ飛ばす。
バクゴン「ビエエエエエエエエェェェェェェェェェェン!!!!!!」
倒れたバクゴンだが、
すぐに立ち上がって両目からビームを発射する。
ティアーズはこれを受けるが、耐え抜いて魔獣に向かって走る。
バクゴン「ビエエエエエエェェェェェェェェン!!!!!」
その時、バクゴンは両手をクロスさせる。すると、
バクゴンが複数に見えるようになった。分身か。
否、これを幻覚の術だ。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?」
ティアーズはその術にかかり、
どれがバクゴンかわからない状態に戸惑う。
野口「敵は正面からよ!!!」
ウルトラマンティアーズ「・・・・!?・・・・・・!!」
ティアーズは正面にいるバクゴンを殴る。すると、
そのバクゴンが痛がり、さがる。そう。正面が本物のバクゴンだ。
バクゴン「ビエエエエエエエェェェェェェェェン!!!!!!」
ウルトラマンティアーズ「シュワアアアアァァァァァァァ!!!!」
ティアーズはキックでバクゴンをさらに打撃する。魔獣はひるむ。
ウルトラマンティアーズ「シューティングスラッシュ!!!!!」
ティアーズはシューティングスラッシュでバクゴンの首を切断した。
頭を失ったバクゴンはゆっくりと倒れて、絶命した。
野口たち「やったああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
野口たち女性陣はティアーズの勝利に喜んだ。
詠美「わああぁぁぁぁい!!
やっぱり、ティアーズは強くてかっこいいね!!!」
詠美も喜んで、はしゃいだ。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・シュワッチ!!!」
ティアーズは空を飛び、どこかへ去った。
戦いが終わり、救出された女性たちは、
それぞれ帰るべき場所に帰った。
例えば、詠美は野口に連れて行かれて、母親の元へ。
詠美「お母さああああああぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」
詠美の母親「詠美いいいいいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
詠美と母親は抱き合い、再会を果たす。
詠美「うえええええぇぇぇぇぇぇぇん!!!
怖かったよおおぉぉぉぉ!!!」
野口「良かったわね。詠美ちゃん・・・。」
灰間と日下部は野口から離れた場所にいた。
灰間「・・・・・何故、あんな無茶をしたんだ?」
日下部「良いじゃない。そのおかげで、
助ける事ができたんだから・・・。」
灰間「それは良いと思う。けど、お前。隊長の言う事を・・・!」
日下部「ええ。信じていたわ。でも、私。どうしても、
野口を助けたいの!あんたの友達を・・・。
自分の責任感の方のせいで、隊長の命令もなしに、
勝手に敵をアジトを探して、
無茶をし過ぎたって感じね。・・・ごめん。」
灰間「そうかぃ。・・・でも、その方がお前らしいと思うがな。」
日下部「何よ。まるで私がいつも無茶してばっかじゃない?
言っておきますけど、
あんたの方がよっぽど無茶していましたからね。」
野口の声「日下部さん・・・・。」
日下部「ん?」 灰間「野口・・・!?」
二人は野口の方を向く。野口が日下部に近づく。
野口「・・・ありがとう。助けに来てくれて。」
日下部「別に。これがBARの使命だから。」
野口「でも、聞いてましたよ。BARでの命令もなしに、
自分から私たちを助けに来てくれて・・・。
あなたは優しい人です。
そうでなければ、私たちは助かってません・・・。」
日下部「野口・・・。」
野口「だから、日下部さん。・・・本当にありがとうございます!」
日下部「全く。しょうがないわね・・・。」
日下部は野口の頭を撫でる。野口は頬を赤く染める。
野口「な、何を・・・・!?」 野口は恥ずかしがって言う。
日下部「だって、あなたって子供っぽかったからねェ。
でも、あんたとなら、
本当に友達になっても良い気がするわね。」
野口「そうですか・・・。
あなたは私の友達である事を既にわかっていますから。
ただ・・・・。」
野口と日下部は灰間の方を見る。
灰間「何で、俺の方を見るんだよ・・・?」
野口「・・・・彼の事、諦めませんから。」
日下部「どうでも良いけど、何故か負けられないと思うわね。」
そして、野口と日下部は一緒に歩く。
すると、灰間がそれを慌てて追う。
灰間「おい!!待ってくれよ!!」
こうして、少女たちの友情により、魔獣バクゴンの野望は、
見事に消されました。今回の魔獣は少女たちを、
ただ痛めつけるだけで浚うとは、物凄い下衆でしたね。
ですが、野口と日下部の活躍が、
その下衆たちを倒すきっかけを作ったのです。
野口と日下部。二人の少女は真の友達になれるでしょう。
次回につづく
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