そのため、日下部もこの学園に来ていないのだ。
彼女がいたクラスでも、
日下部も事件に巻き込まれたのではないかと混乱している。
徳丸「どうしよう・・・。もし、
野口さんがこのままいなくなっちゃったら・・・。」
灰間「安心しろ。野口は必ず助けてくれるよ。日下部がよ・・・!」
森下「え!?日下部さんが・・・!?」
とある森の中を歩いている日下部。ずっと歩いていたのか、
何故かとても疲れている感じであった。
日下部「はぁ・・・はぁ・・・。い、一体・・・。
どこにあるのかしら?魔族のアジトは・・・・!
待っててね・・・。野口。絶対に、助けてあげるから・・・!!」
その時、少数の男たちが現れ、日下部を囲む。
この男たちは全員、魔族であった。
魔族A「ケケケケケケ・・・・!!見つけたぜェ?BARの女!!」
魔族B「一人で俺らの事を探すとは、
良い度胸じゃねェか!?ん?」
日下部「魔族・・・!ちょっと、吐かせてもらうわよ。
あんたたちのアジトがどこなのかをね・・・・!!」
魔族のアジトでは、野口たち脱出しようとした少女たちが、
魔族たちに結束されて、バクゴンのいる部屋に連行された。
香里「ちょっと!放してよ!!」
詠美「うえぇぇ・・・!ひっく。いぅ。いうぅぅぅっ。」
そんな彼女たちの前に、椅子に座っているバクゴンが不気味に笑う。
バクゴン「ぐふふふふふふ・・・・!!いよいよ、
お昼。正午になっちまったぞォ?ひっひひひひひひひ!!!」
野口「一体、私たちをどうしようって言うの・・・・!?」
バクゴン「そうだなァ・・・。とにかくなァ、色んな方法で、
痛めつけて嬲り殺そうとしている予定なんだよなァ?
何せ、この中で巨乳さんが多いからなァ。二人だけ貧乳がいるが。」
ちなみに、野口、緒方、香里は巨乳である。
亜美と詠美が貧乳である。奈美子は普通であるそうだ。
バクゴン「俺様は貧乳には興味ねェ。俺は、エロイ体つきの女が、
大好きなのよ!まずは、見せしめにこれを見てもらおうか・・・!」
バクゴンがそう言うと、壁に貼り付けているスクリーンが映る。
そこでは、一人の少女が、多くの魔族たちに、
様々な責め具で痛めつけられる様子があった。
野口たち「ひ・・・・っ!!?」 詠美「うええぇぇぇ・・・!!」
野口たちはスクリーンを見て、物凄い恐怖を感じる。
バクゴン「この拷問は死ぬまで行われる・・・!」
その時、一人の魔族がバクゴンにこう言う。
魔族「バクゴン様・・・!俺、小さい女の子を嬲るのが好きなので、
そのガキ、俺に譲ってくれねーでしょうか!?」
バクゴン「ああ。俺にとっては興味ねーから、好きに扱っとけ。」
詠美「ひっ!!?」
詠美は自分が襲われるのではないかと物凄く怯える。
緒方「待て!!私がどんな酷い仕打ちをしても良いから、
こいつらは助けてくれ!!!」
バクゴン「あぁ?何を言ってるんだ?てめェはよ。俺らはよ、
狙った女は必ず嬲り殺す主義なんだよ。だから、
お前らクソ女を助けるワケねーだろ?全員、ここで死ね。バーカ!」
緒方「くっ!野郎・・・・!!」
バクゴン「それにしても、お前。
とても良い体つきしてるじゃねーか?特に胸の部分が。」
バクゴンは緒方の胸の方を見て、そう言う。
バクゴン「お前は最高に嬲り甲斐がある。だが・・・!」
バクゴンは野口の方を見る。野口はこれに恐怖する。
バクゴン「こいつの方が、さらにエロい体つきをしていそうだ。
まずは、てめーから拷問してやろう・・・!
空手衣の女は最後の楽しみになァ・・・!!」
野口「ひっ!!?」 緒方「や、やめろ!!!」
バクゴン「クククククク・・・・!!覚悟しろよ・・・!
てめーの体、徹底的に嬲り尽くしてから殺してやるから・・・!!」
バクゴンが野口に襲いかかる。
その時。この部屋に新たに入って来た魔族が現れる。
魔族「バクゴン様・・・・。」
バクゴン「ん?何だよ。また、新しい女を連れて来たのかよ?」
魔族「・・・・・・・・っ!」
バクゴンに聞かれた魔族が急に倒れた。これを見た一同は驚く。
野口「・・・・・・っ!!?」 魔族たち「おおっ!!?」
バクゴン「な、何・・・!?一体、何が・・・!!あっ!!!」
その時、バクゴンは見た。バルガトリングを構えている日下部の姿を。
そう。日下部は一人の魔族に、
このアジトへと案内させて、ここで射殺したのだ。
野口「日下部さん!!!」 緒方「ば、BARだ!!!」
野口たちはBARが助けに来てくれた事に、喜びを感じる。
日下部「野口!無事だったのね・・・!皆!!助けに来たわよ!!」
バクゴン「ほう・・・!この女共を助けるために、
一人でやって来るとは・・・。馬鹿な事をやってんな?おい。」
日下部「何ですって!?あなたたちの目的は一体、何なの!?」
バクゴン「いずれ、この星は俺ら魔族の物になるんだろ?
俺らはよ、女を痛めつけるのが好きなんだよ。だから、
この星の女たちで遊ぶ事にしたのさ!俺らの欲望を、
満たすだけになァ・・・!!あひゃはははははははは!!!!!」
日下部「そう・・・!女性蒸発事件の首謀者はお前だったのね!?」
バクゴン「そうさ。まっ。俺の仲間のおかげで、
この世から蒸発した女が複数いるがなァ?」
日下部「殺したの言うワケね・・・・!!許さん!!!!!」
日下部は物凄い怒りと共に、バルガトリングを連射した。
バクゴン「ぐああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
複数の弾丸を受けたバクゴンは倒れる。そして、
他の魔族たちもバルガトリングの犠牲者として次々と倒れていく。
野口たち「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
野口たちはこの混乱に乗じて、日下部の方に走ってくる。
そして、この部屋にいる魔族が全員、倒れた。
野口「日下部さん!!このアジトで、
まだ他の女性たちが多く捕らわれているの!!」
日下部「そうね・・・・!!助けなければ・・・・!」
こうして、日下部と野口たちの活躍で、
他に捕らわれていた女性たち全員は救出された。そして、
日下部たちは魔族のアジトから脱出して、
この森を走っていた。その時。
バクゴンの声「おい!!こらああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
日下部「っ!!?まだ生きていたの!!?」
日下部と野口は後ろを向く。そこに、バクゴンがいた。
バクゴン「てめーらァ・・・・!!よくも、俺様をコケにしやがったなァ!?
俺の娯楽を邪魔しやがってェ・・・・!!
ぶっ殺してやるううぅぅぅぅぅ!!!」
日下部「不味いわ・・・!!野口!!
皆を連れて、先に逃げて!!!」
野口「は、はい・・・・!!」
バクゴン「てめーら、皆!!
死ねええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
バクゴンがそう叫ぶと、その身体が光と共に、巨大化していく。
そして、体も怪獣型に変化して、何故かバクに似ていて、
メカニズムな部分が少しだけある怪物であった。
これが、バクゴンの本当の姿である。
バクゴン「ビエエエエエエェェェェェェェン!!!!!!」
声も前の野太く醜い男の声ではなく、
子供が酷くギャン泣きしてるような声であった。
日下部「魔獣になった・・・・!!
日下部より本部へ!!日下部より本部へ!!」
日下部はシーバーでBAR基地に連絡する。
バクゴン「ビエエエェェェェェン!!!」
バクゴンはまるで、野口たちを追っているかのように歩く。
香里「ま、魔獣が来たあああぁぁぁぁ!!!」
野口「皆さん!!急いで!!!」
野口たちは必死に走って逃げる。バクゴンはそれを追う。
日下部「この・・・・・っ!!」
日下部はバルガトリングでバクゴンを攻撃する。
バクゴン「ユビエエエエェェェェェェェン!!!!」
攻撃を受けたバクゴンは日下部の方を向く。そして、
両目からビームを発射する。だが、
そのビームは命中せず、日下部はさらに攻撃する。
バクゴン「ビエエエエエエエェェェェェェェェェン!!!!!」
そして、バルワンダーDXとバルワンダー2号が飛んで来た。
DXは叶野、上川が操縦している。2号は灰間が操縦していた。
灰間「こいつか・・・・!!今まで女たちを浚った魔族は!!」
バルワンダー2号とバルワンダーDXは、
レーザーバルカンでバクゴンを攻撃する。
バクゴン「ユビイイイイイイィィィィィィィン!!!!!」
だが、その攻撃はバクゴンには通じない。そして、
バクゴンは口から火炎を放射して、反撃するが、避けられてしまう。
バクゴン「ビエエエエエエェェェェェェェェン!!!!!」
そして、バルワンダーDXは火薬状バルカンで攻撃。そして、
次に電気ビームで攻撃した。
バクゴンはこれを受けて、さらに怒り狂う。
バクゴン「ビエエエエエエエェェェェェェェェェェェン!!!!!!!」
バクゴンは両目からのビームで攻撃するが、避けられる。
灰間「この野郎!!!」
バルワンダー2号は2門の大砲から火薬弾を連射する。
攻撃を受けたバクゴンは少しだけひるむが、すぐに反撃する。
バクゴン「ビエエエエエエエエエエェェェェェェェェェン!!!!!!」
バクゴンは長い首に付いている複数の赤い角を光らせる。
その光を浴びたバルワンダー2号が急に止まってしまう。
灰間「うわっ!!?何だ!?機能が止まっちまった・・・・!!?」
バクゴン「ビエエエエエエエェェェェェェェェェン!!!!」
バクゴンは口からの火炎で2号を攻撃する。
ついに命中し、爆発してしまった。
その爆発の中、灰間はペンダントを光らせ、ティアーズに変身した。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!」
ティアーズは巨大化して、何とか爆発から逃れた。
詠美「あっ!!ウルトラマンティアーズだ!!!」
野口「来てくれたのね・・・・。」
ウルトラマンティアーズ「シュワッチ!!!」
バクゴン「ビエエエエエエエエェェェェェェェェェン!!!!!!!」
ティアーズとバクゴンが互いに近づき、押し合う。だが、
バクゴンはティアーズを殴り飛ばす。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・・・!!」
ティアーズは反撃として、バクゴンの顔を殴り、キックでさがらせた。
バクゴン「ビエエエエエエェェェェェェェン!!!」
バクゴンは激しいタックルでティアーズを突き飛ばす。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!?」
バクゴン「ビエエエエエエエエェェェェェェェェェン!!!!」
バクゴンは両目からのビームで倒れたティアーズを襲うが、
ティアーズはジャンプでそれを避ける。そして。
ウルトラマンティアーズ「ジャンピングショット!!!」
ティアーズはジャンピングショットでバクゴンを攻撃する。
バクゴン「ビエエエエエエエェェェェェェェェン!!!!」
着地したティアーズはさらなる攻撃をする。
ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!」
ティアーズはアームシュートでバクゴンをさらに痛めつける。
緒方「やっぱり強ェな。ティアーズは。一度、戦ってみたいぜ。」
ウルトラマンティアーズ『野口に酷い事しようとした罪は重いぜ!!』
ティアーズはバクゴンの身体を掴み、膝蹴りをする。
バクゴン「ビエエエエエエエェェェェェェェェン!!!!!」
バクゴンは怒って、ティアーズを3回くらい殴る。そして、
ティアーズの体を掴み、大きく持ち上げる。
上川「何て怪力だ!!」 叶野「させるか!!」
バルワンダーDXはレーザーバルカンでバクゴンを攻撃するが、
全く通じない。
バクゴン「ユビイイイイイイイイイィィィィィィィィィィン!!!!!!!」
バクゴンはティアーズを物凄い勢いで投げ飛ばす。
ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアァァァァァァァァァ!!!!!」
そして、ティアーズは工場らしき建物にぶつかり、
その建物がティアーズの体重で壊れて、崩れてしまう。
バクゴン「ビエエエエエエェェェェェェェェェン!!!!!」
そして、バクゴンが近づき、
ティアーズと魔獣の近くには一つだけビルがあった。
ウルトラマンティアーズ「・・・・!・・・・・・!!」
ティアーズはバクゴンに向かって走るが、バクゴンは、
複数の角を光らせる。その光を浴びたティアーズの動きが止まる。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!??」
つづく
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