ウルトマンティアーズ「・・・・!・・・・・・!?」
ティアーズは怪獣の角を受けて、また倒れる。
ネロギラス「ヂイイイイィィィィギイイイイイィィィィィン」
そして、ネロギラスはティアーズに馬乗りになって襲う。
ネロギラス「ヂイイィィィィギイイイイイィィィィィン」
さらにネロギラスはティアーズの顔を噛み付く。怪獣は、
ウルトラマンティアーズを喰らおうとしているのだ。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!トウッ!!!」
ティアーズは勢い良くネロギラスを殴り飛ばす。それにより、
ネロギラスは転がり、ティアーズから離れる。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!!!」
ティアーズはさらに攻撃しようと動く。だが。
ネロギラス「ヂイイイイィィィィギイイイイイィィィィィ」
ネロギラスは溶解ガスを吐き出した。ティアーズは、
そのガスを浴びて、苦しみ始める。
ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアァァァァァァ!!!!!!」
ティアーズは倒れそうになるが、何とか立ち上がる。そして、
ジャンプして敵の溶解ガスから避ける。
ウルトラマンティアーズ「ジャンピングショット!!!!!」
ティアーズはジャンピングショットでネロギラスを攻撃する。
ネロギラス「ヂイイイイィィィィギイイイイィィィィィン」
ネロギラスは攻撃を受けるが、まだ倒れない。
ティアーズは怪獣の前に着地する。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・・!」
ティアーズはネロギラスの顔を2回殴る。さらに胴体に膝蹴り。
ネロギラス「ヂイイイィィィィギイイイイィィィィン」
ネロギラスは両手でティアーズを突く。ティアーズはさがる。
その途端、ネロギラスは口から溶解ガスを吐く。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・・・・!!?」
ティアーズはさっきよりさらに大量の溶解ガスを浴びて苦しむ。
ガスは消えたが、ティアーズの身体が溶けていない。
ネロギラス「ヂイイイイイィィィィギイイイイィィィィィィン」
ネロギラスはティアーズに近づき、左肩を噛み付く。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・!!??」
ディム「不味い!!食べられる!!
ギョブスン!!ティアーズを助けろ!!!」
ギョブスン「キキイイイィィィキキイイイィィィキキイイイィィィ」
ギョブスンは走って、ネロギラスに突進をする。
怪獣はティアーズから離れ、倒れる。
ギョブスンがティアーズを起こす。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!」
ギョブスン「キキイイィィィキキイイィィィキキイイィィ」
ネロギラス「ヂイイイイイィィィィギイイイイイィィィィィン」
怒った怪獣はティアーズとギョブスンを襲おうと走る。
そして、ティアーズやギョブスンも走る。ギョブスンが、
体当たりでネロギラスの動きを止める。
ギョブスン「キキイイイィィィキキイイィィィキキイィィィィ」
ネロギラス「ヂイイイイィィィィギイイイイイィィィィィン」
続いてティアーズが走って来て、怪獣に強烈なキックを打つ。
ウルトラマンティアーズ「ハアアアアアァァァァァァ!!!!」
蹴られたネロギラスは激痛でさがった。
ネロギラス「ヂイイイイィィィィギイイイイィィィィィ」
ネロギラスは怒って、溶解ガスを吐く。
ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアァァァァァ!!!」
ギョブスン「キキイイイィィィィキキイイィィキキイイィィ」
ガスを浴びて苦しむティアーズとギョブスン。だが、
その苦しみに耐えながら、必死に走ってネロギラスに近づく。
ウルトラマンティアーズ「ハアアアアァァァァァァァァァ!!!」
ギョブスン「キキイイイィィィキキイイイィィィキキイイイィィィ」
ティアーズとギョブスンは一緒にネロギラスを殴り飛ばす。
ネロギラス「ヂイイイイィィィギイイイイィィィィン」
怪獣は強烈なダメージを受ける。BAR隊員は、
ティアーズとギョブスンが一緒に戦っているところに違和感を抱く。
日下部「ウルトラマンと魔獣が共闘だなんて、
聞いてないないわよ!?」
上川「魔獣って確か、人類やウルトラマンの敵ですよね・・・!?」
叶野「ああ。だが、
魔獣にも良い奴がいるらしい。今の奴のように・・・。」
ギョブスン「キキイイイィィィィキキイイイィィィィキキイイイィィィィ」
ウルトラマンティアーズ「プラズマレイガン!!!!!!」
ギョブスンは水色の光線、ティアーズはプラズマレイガンで、
ネロギラスにさらに大ダメージを与えた。
ネロギラス「ヂイイイイイィィィィィギイイイイイイイィィィィィィン」
ネロギラスは物凄く弱体化した。今だ。ティアーズ。
ウルトラマンティアーズ「シューティングスラッシュ!!!!!!」
ティアーズはシューティングスラッシュでネロギラスの首を切断した。
頭を失った部分から赤いガスが噴出しながら、ネロギラスは倒れた。
野口「やったわ!!ティアーズとギィブスンちゃんが勝ったわ!!」
ディム「よくやった!偉いよ。ギョブスン。」
ギョブスン「キキイイィィキキイイィィキキイイィィ」
ギョブスンはティアーズに近づき、笑顔で鳴く。
ウルトラマンティアーズ『お前のおかげで助かったぜ。』
ティアーズはギョブスンの頭を撫でて、褒める。
ディム「ギョブスン!!元の姿に戻るんだ!!」
ギョブスン「キキイイイィィィィキキイイイィィィィキキイイイイィィィィ」
ギョブスンは光と共に小さくなり、元の姿に戻った。そして、
ディムに近づき、ディムがギョブスンを抱く。
ディム「よく頑張ったね!ギョブスン。」
ギョブスン「キュウゥゥ!キュウゥゥ!」
野口「ギョブスンちゃん。かっこ良かったよ。」
野口も笑顔でギョブスンの頭を撫でる。さらに喜ぶギョブスン。
ギョブスン「キュウゥゥ。キュウゥゥ。」
そして、夕日となった。灰間、野口、日下部の3人の前に、
ディムとギョブスンが立つ。そろそろ御別れをするらしい。
野口「もう・・・。行っちゃうの?」
ディム「うん。君たちとしばらく会えないのは、寂しいけどね。」
日下部「魔星へ帰る気?」
ディム「まあ。一応、親が心配してるしね。数日間も、
僕がこの星にいたままだから。これから素早く魔星へ帰るけど、
また戻って来るよ。この素晴らしい地球にね。」
灰間「お前が魔星にいる間に、俺たちがこの地球を、
悪い魔獣や怪獣共から守り続けて、
この星をもっと平和にしてやるつもりだ。」
ギョブスン「キュウウゥゥ。キュウウゥゥ。」
ギョブスンは喜んで鳴く。ディムはそんなギョブスンの頭を撫でる。
日下部「あんたやギョブスンの事はBARには内緒にしてあげる。
ただし、この星で悪い事は一切しないでよね?」
野口「また、この星に遊びに来てね。」
灰間「俺たちはここで待ってる。だから、いつでも来て良いぜ?」
ディム「ありがとう。皆。行くよ。ギョブスン」
ギョブスン「キュウウゥゥゥ!キュウウウゥゥ!」
ディムとギョブスンは一緒にどこかへ歩いた。
それを見送るように手を振る灰間たち。魔星の住人には、
良き心を持つ者たちもいます。
ディムとギョブスンがその例でしょう。
ギョブスンは魔獣ですが、地球を愛する優しさを持っています。
魔星には彼らのような正しい者たちが増えて欲しい。
そのためには、悪い魔族や魔獣を減らさねば。
そう決心する灰間たちでした。
次回につづく。
[0回]
PR