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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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灰間「頼みたい事・・・?何だよ。それ。」

大岩「最近は毎日子供たちを浚っている、

謎の二人組の噂がしとる。

おどれももちろん、その噂を知っとるじゃろう?」

灰間「ああ・・・。BARもそれを追ってるな。」

シスターの女性「何故、あの二人組が子供を狙っているかは、

理解できません。ですが、このままでは、その子供たちが、

可哀想です。そして、教会の近くの施設にいる、

身寄りなき子供たちまでも狙われたら・・・・っ。」

シスターの女性は涙目で言い、大岩は物静かに言う。

大岩「そこで、おどれにゃその施設の子供たちを、

守ってもらいたいんじゃ。あの子供たちには、

これ以上、悲しい想いをさせたないけェの。」

灰間「子供たちを守れ・・・か。お前、以外だな・・・。」

大岩「何が以外じゃ?」

灰間「お前が子供を愛してるなんて、知らなかったぜ。」

灰間が嫌味に言うと、大岩は怒って彼の胸ぐらを掴む。

大岩「悪いんか?こりゃ・・・!」

シスターの女性「大岩さん!!止めて!!」

大岩「うっ!?すまんのォ・・・。」

シスターの女性が悲しげに叫ぶと、大岩は灰間から離れる。

灰間「・・・・けど、俺だって子供たちに危険な目に合わせたくねェ。

その施設の子供たちの事、守ってやるよ。」

野口「灰間君・・・・。」 灰間の言葉に嬉しそうな野口。

大岩「・・・っちゅーワケじゃ。天宮さん。」

シスターの女性の名は天宮と言う。天宮は、

喜びの表情で灰間の両手を掴む。

天宮「ありがとうございます。灰間さん。

あなたがそれを守ってくださると、きっと、

神様があなたに幸運を与えてくださるでしょう。」

灰間「は、はあ・・・・。」

天宮「さっそく施設に参りましょう。」


教会の隣には、施設らしき建物があった。そこには、

身寄りのない子供たちが複数住んでいた。

その中に入る、灰間たち。この部屋では、

子供たちが多く遊んでいる。

大岩「おう!!おどれらァ!!」

男の子A「あっ!大岩のお兄ちゃんだ!!」

女の子A「お兄ちゃん!!遊んで遊んで!!」

少数の子供たちが一気に大岩に近づく。

大岩「おお!おどれら、今日も元気で良えのォ!はっはっはっ。」

大岩は嬉しそうな笑顔で、一人の子供の頭を撫でる。

その雰囲気を見た灰間と野口はぽかんとした。

灰間「信じられん。子供を愛してるのは、マジだったとは。」

天宮「私と大岩さんは幼い頃からは友達だったんです。

幼い頃、私はよくいじめられて、

それを大岩さんがよく助けてくれました。

私が悲しそうになった時は、いつも彼が慰めてくれました。

それに、この施設の子供たちは親に捨てられた者、

怪獣災害で親を失った者がほとんどです。初めは皆、

悲しみに満ちていましたが、大岩さんがそんな子たちをも、

慰めて、元気づけてくれました。彼は・・・・。

誰よりも大きな優しさを持っている偉大な人なんです。」

野口「そうですか。大岩さん。優しかったんですね。」

灰間「いつも不良な感じを見せた野蛮な奴がな。」

灰間と野口は大岩と子供たちが遊んでいるところを見続けた。

その時、

灰間のポケットにある携帯電話が鳴り始める。

灰間「もしもし?」 灰間はその電話を使う。

電話からは日下部の声が出た。

日下部の声『BARよ!ポイント28にて、

例の二人組が現れたわ!!』

灰間「何だって!?・・・けど、行けねェ。」

日下部の声『どうして!?』

灰間「俺はちょっと教会にいる子供たちを守ろうと思ってね。」

つづく

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