その二つのビームを受けたティアーズは爆発と共に吹き飛ぶ。
ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアァァァァァ!!!!」
倒れたティアーズに迫ろうと歩くディオガノイド。
ディオガノイド「・・・・・・・!」
叶野「ティアーズを援護する!!」 日下部「了解!!」
2機のバルワンダーがレーザーバルカンを連射して、
ディオガノイドを攻撃する。だが、そのレーザーバルカンも、
緑色の閃光に全て弾かれてしまい、ダメージを与えられない。
ディオガノイド「・・・・・!?・・・・・!!」
ディオガノイドはバルカンでバルワンダーを攻撃する。
かろうじて、避ける事ができた。その時、立ちあがるティアーズ。
ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!!!」
ティアーズはアームシュートで攻撃する。だが、
その攻撃も緑色の閃光で弾かれてしまい、魔獣を倒せない。
その瞬間、ディオガノイドは両腕の刃をロケットのように飛ばした。
ウルトラマンティアーズ「・・・・!?ショワッ!!!」
ティアーズはジャンプして、避けた。だが、その両腕の刃は、
魔獣に遠隔操作されて、夜空を自由に飛びまわる。そして、
その二つの刃が夜空を舞うティアーズの身体を切り裂く。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!??」
身体を斬られて地面に落ちてしまうティアーズ。両腕の刃が、
再びディオガノイドの元に戻る。
必死に立ち上がろうとするティアーズに、
魔獣はバルカンを攻撃。ほとんどが命中してしまう。
ディオガノイド「・・・・・・・・・!!」
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!・・・・・・・・!!」
魔族A「はっはっはっはっはっはっ!!!!!
見たか!!ディオガノイドの機能を!!だが、
まだまだいっぱい技がある!!それをも受けてもらおうぞ!!」
上川(・・・・もうすぐだ・・・・・っ!)
ウルトラマンティアーズ「シューティングスラッシュ!!!!!」
ティアーズはシューティングスラッシュで攻撃する。その時。
ディオガノイドの背中にあった部分がいきなり炎のような物が噴射した。
ディオガノイド「・・・・・・・!・・・・・・・!!!」
まるでブースターのようにディオガノイドが、
物凄いスピードでジャンプした。
そして、魔獣はそのままティアーズに空中キックを浴びせた。
ティアーズは倒れる。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・・・!!」
ティアーズは立ち上がって、突進しようとするが、
緑色の閃光に弾き飛ばされる。
ディオガノイド「・・・・・・・・!!」
魔獣はまたもブースターで少しだけ跳んでティアーズに近づく。
そのままティアーズと組み合い、膝蹴りをして、右腕の刃で斬る。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?・・・・・!!」
ティアーズはさがる。これに対して、
魔獣は両腕の刃からビームを発射する。
ウルトラマンティアーズ「トウッ!!!」 ティアーズは素早くこれを避ける。
そして、すぐにジャンプした。空中から魔獣を攻撃するつもりだ。
ウルトラマンティアーズ「ジャンピングショット!!!!!」
ジャンピングショットで攻撃するティアーズだが、
これも緑色の閃光に弾かれる。
ディオガノイド「・・・・・!・・・・・・・!」
敵はブースターで空を飛んで、一気にティアーズに接近した。
そして、両腕の刃を縦に振って、ティアーズを斬る。
ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアアァァァァァァ!!!!」
ティアーズはまたも落ちてしまった。着地するディオガノイド。
ティアーズのカラータイマーが赤に変わる。
魔族B「いよいよ、ティアーズの最後ですね。」
魔族C「ええ。これで地球は我ら魔族の物になれるわ!!」
魔族A「うむ!では、このまま一気にティアーズを倒せ!!
そして、地球の人間共を皆殺しにするのだ!!!」
上川「・・・・・・・っ!あっ!!!」
その時、奇跡が起きた。上川を縛った縄がやっと解けたのだ。
これで上川は自由になり、立ち上がる。喜んで両腕をあげる。
上川「やったああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
魔族たち「えっ!?ああああっ!!!!」
3人の魔族は上川が自由になった事に気づき、驚く。
上川「お返しだ!!!」
そして、
上川はすぐにバルガンの銃弾を連射して、3人の魔族を撃つ。
魔族たち「ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
銃弾に撃たれた魔族は倒れて、上川はそのまま乱射を続ける。
ディオガノイドの目の部分が爆発して、炎が出た。
ディオガノイド「・・・・・!?・・・・・・・???」
これに混乱するディオガノイド。それを見たティアーズは。
ウルトラマンティアーズ『これは・・・!もしかして、
上川さんがやったってのか!?だとしたら・・・!』
ティアーズは立ち上がり、一気にディオガノイドへ近づく。
ウルトラマンティアーズ「ショワアアアアアァァァァァッ!!!!!」
そして、ティアーズはディオガノイドの目の部分に右手を突っ込んだ。
操縦する魔族を失った魔獣ロボットはもはや、見えないシールドを、
使う事はできない。これから全ての攻撃を受ける事になるのだ。
ティアーズは魔獣の目から右手を抜く。その手には上川が乗っていた。
上川「ふぅ・・・・。ありがとう。ティアーズ。」
ディオガノイド「・・・・・・!!!・・・・・・・・・・!!!!!」
魔獣はさがって、ブースターを使う。素早くティアーズに突進する。
これを避けたティアーズはすぐに上川を地上に降ろした。
ディオガノイドはバルカンでティアーズを襲うが、避けられる。
ウルトラマンティアーズ『見えないシールドを使えないてめーなんか、
怖くねェぜ!!!ファイティウム光線!!!!!』
ティアーズはファイティウム光線でディオガノイドを攻撃。そして、
ついにロボット魔獣は爆発。粉々に吹き飛んでしまった。
そして、朝日が昇り始めた。
ティアーズは空を飛び、太陽に向かうように去った。
次の日。秋田学園のクラスでは、
野口、森下、徳丸が灰間の話を聞いていた。
森下「岩山でロボットが発掘されたと聞くけど・・・・。
あれって、魔獣だったんだァ・・・。」
灰間「その通りだ。古代の時代で、
人間がロボットを造れるワケがなかったのよ。」
徳丸「ちっくしょーっ!!魔族め!!ややこしい事を~っ!!」
ロボットが魔族の物だと聞いてガッカリする森下と悔しがる徳丸。
野口「じゃあ、
灰間君のお父さんはロボットなんて発掘してなかったんだね。」
灰間「そう言うこった。もし、ロボットなんて掘られたら、
とっくの昔に時代が変わりそうだったぜ。」
野口「ははっ。そうだね。」
灰間(親父・・・。あんたが今、何をしているかわかんねーけど、
俺はあんたを必ず見つけ出してやる。それまで、
死ぬんじゃねーぞ・・・・!)
灰間の父は一体、どこにいるのでしょう。
そして、何をしているのでしょう。
灰間は自分の父を探そうと一生懸命戦っています。
魔獣たちと戦いながら、地球を守って行けば、
必ず父と再会できる日が来る。それを信じて、
灰間は今日も戦い抜く事でしょう。
次回につづく
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