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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ウルトラマンクリスタル  第55話・闇夜に落ちたロザリオ

暗躍使途・ヴァイラン登場

使途。それは、DGCとシャドー軍団の前に突如、現れた謎の存在である。

彼らは今までにシャドーに怪獣による悪事をやらせた元凶で、

その尖兵が倒され、シャドーも開放された。だが、このまま黙って去る使途ではない。

彼らは何故、あのような事をしたのか。ボスが誰なのかも、全てが謎である。


とある夜の街・・・。街は静かな眠りにつこうと闇に閉ざされようしていた。

だが、街の暗くなった部分から突然に姿を現す物体があった。

それは、超巨大な十字架でその中央には髑髏のような顔があった。

その髑髏の両目は不気味に赤く光り始める。

それを見た人々に赤黒い光が包む。


DGCの隊員、コリスとサキは専用車でパトロールをしていた。

街中を走る専用車を運転するサキは、コリスに話しかける。

何故かコリスは、何かを思って真剣になっているそうだ。

サキ「・・・・どうしたの?コリス君。」

コリス「っ!い、いえ・・・。何でも・・・・。」

コリスはそれを聞き、いつもの温和な感じになる。

サキ「さっきから怖そうな顔してたけど、何か思い出した事あった?」

コリス「・・・・例の・・・使途の件です・・・・。」

サキ「使途っ!!?」 コリスの使途と言う言葉に、サキは驚く。

コリス「覚えていますか?あの、ヴァルアロスの事を・・・。」

サキ「ええ・・・・。あいつは最初の使途にして、

今まで戦った中で一番最悪な敵だったわね・・・。」

ヴァルアロス。そう。彼こそが、我らが敵・使途の最初の使いであったのだ。

戦えなくなったシャドーを見切り、彼女を必要以上に罵って絶望させた男である。

さらに、彼女の無二の仲間であるゴダルをも簡単に殺してしまう程の実力者だ。

ヴァルアロスはとにかく、とても強かった。彼以上に強く恐ろしい奴が、

使途にはたくさんいるのだ。だが、その正体はまだ知られていないのだ。

サキ「謎の存在・・・・使途・・・・・。彼らは一体・・・・。」

コリス「でも、彼らはシャドーさんを泣かせた。たとえ、

どんな奴かわかっても、決して許すワケにはいかない・・・・。」

サキ「そうね・・・。でも、その使途って最近現れてないわね。」

コリス「ええ。でも、油断できない。きっと、何か企んでいるに違いない。ん?」

その時、コリスは右の窓辺から、奇妙な人に目をつける。

コリス「サキさん!!ちょっと停めて!!」 サキ「え、ええ・・・。」

専用車は他人の車が邪魔されないようなところに停めていた。

サキ「何かあったの?」 コリス「あれを・・・!」

コリスはサキに右の窓辺の方を覗かせるように、指をさす。

そこに、奇妙な人がいた。まるで、専用車の二人を見ているように。

サキ「人・・・?にしても、何故あんな格好を・・・??」

サキも見て違和感を持つ程に怪しいその人は、

いかにも某呪術師が着ていそうな衣装をしていた。ちなみに、少年である。

その少年は専用車を見て、奇怪な笑みを浮かべる。そして、

すぐに去るようにさっき歩いた方向へ歩く。それを見たコリスは追おうとドアを開ける。

コリス「あっ!!逃がすか・・・・っ!!」 その時、

運転席についてた通信機からモモの声が出る。

モモの声『大変よ!!事件が起きたわ!!大至急戻って!!!』

サキ「コリス君!!事件よ!!!」 コリス「・・・・っ!!」

それを聞いたコリスは止むを得ずにドアを閉めて、専用車の中に戻る。

専用車はDGC基地へ戻るように走るが、

それを見ていないが、

感じている少年はそれをあざ笑うかのように笑みを浮かべていた。

司令室に急いで戻ったコリスとサキ。隊員たちはそれを見る。

モモ「戻ったわね。この映像を見て頂戴!!」

モモの隣にあったスクリーンを見るコリスとサキは、その映像に驚く。

サキ「っ!!こ、これは・・・!!」 コリス「ロ、ロザリオ・・・??」

その映像には夜の街に立てていた巨大な十字架である。その中央には髑髏があった。

その十字架の周りに、多くの人々が倒れているではないか。

サキ「街の人々が倒れている!!もしかして・・・・!」

シュドー「死んじまったそうだ。あの十字架から放つ光線で・・・。」

テブリッシュ「傷一つない・・・。まるで、魂を抜かれたような感じだった。」

コリス「そんな・・・・!あの十字架は一体、何なんだ!?」

コリスは人を狩った十字架に怒りを覚える。イチゴが冷静にこう言う。

イチゴ「恐らく・・・宇宙人が作った兵器だと僕は思っている。」

モモ「もし、犯人が宇宙人である場合、即刻探す必要があるみたいね。」

コリス「宇宙人・・・?まさかっ!?」 その時、コリスの脳裏に、

奇妙な笑みを浮かべた少年がよぎる。もしかして、

その少年が宇宙人かも知れないのだ。

コリス「まさか・・・・あの少年が・・・・!!」

モモ「少年??何の事?」 コリスとサキ以外はあの少年を知らない。

サキ「さっき、私とコリス君が6T地区で見かけた不思議な少年です。」

つづく
 

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闇夜の街に現れし巨大な十字架。その十字架の髑髏から出す光線で、

多くの人々が魂を吸われてしまう。そして、ハリーまでもが。

新しい敵・使途の二度目の挑戦だ。

次回!【闇夜に落ちたロザリオ】!! 使途がまた来た!!

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでした?クリスタル第54話。

今回は海モモにおける名キャラ・ブレンダを登場させました。

せっかくなので、魔法も使わせていただきますたwww(

最初、この話は考えてなく、雪女やらの話にしておく予定でしたが、

雪女は日本のキャラなので、別の話を考えておきました。

そこで、海モモにはブレンダがいる事を忘れてたので、

あえて彼女を活躍させるための回を書きました。

ですが、まだ完全に魔法を使えるようになったワケではないらしいです。

ジョーも登場させましたが、あまり活躍させてませんなァ。

今回登場したゴッツンゴンは、オリジナルの岩石怪獣です。

これも最初、考えてなかった怪獣で、こないだ考えたばかりです。

ゴッツンゴンはゴツゴツなので、石の怪獣です。はい(

知能が凄いですが、宇宙怪獣ではありません(ぇ

次回は再び使途が出ます。

それでは。

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ウルトラマンクリスタル「ぐぁ!!・・・・っ!」 クリスタルはまた倒れる。

だが、まだくたばってないため、すぐに立ち上がる。

ゴッツンゴン「グオオオォォォォウン」 怪獣は口から火炎を吐く。

ウルトラマンクリスタル「はっ!!」

クリスタルはジャンプで避け、反撃する。

ウルトラマンクリスタル「スカイハイチョップ!!!!!!」

クリスタルはスカイハイチョップでゴッツンゴンを攻撃する。

バチイイィィィン だが、怪獣の頭はあまりに硬すぎるので、

その部分に火花が散るだけで砕けてない。その同時に、

クリスタルは跳ね返されて、弾き飛ばされてしまった。

ウルトラマンクリスタル「うわあああぁぁぁぁぁ!!!?」

ゴッツンゴン「グオオオオォォォォォウン」

そして、ゴッツンゴンは走って、倒れたクリスタルのところへ。

クリスタルに馬乗りになり、拳を振り下ろす。ドスゥ

ウルトラマンクリスタル「うがっ!?」

怪獣の拳に、無防備なクリスタルの顔にあたる。

さらにもう片方の拳でさらにクリスタルの顔を殴るゴッツゴン。

ゴッツンゴン「グオオオオォォォォン」 怪獣はクリスタルを打撃し続ける。

モモ「不味いわ・・・!」 ジョー「ブレンダ!!何とかしろ!!」

ブレンダ「わかったてるわよ!!それくらい!!ピピルンパパルン!!!」

ブレンダは呪文を唱え、彼女の杖から小さな発光体が出た。その発光体は、

クリスタルを殴り続けているゴッツンゴンの目の前に飛び回る。

ゴッツンゴン「グオオオォォォォウン!グオオォォォォン」

鬱陶しがるゴッツンゴンはその発光体を襲おうと動き、クリスタルから離れる。

ゴッツンゴン「グオオオォォォン」 発光体は素早く逃げているため、

動きが少し鈍いゴッツンゴンは、その発光体を追えなかった。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!」 ブレンダ「大丈夫!?コリス!!」

ジョー「いや!今はクリスタルだろ!?」

ウルトラマンクリスタル「何とか・・・!はああああぁぁぁぁぁ!!!」

クリスタルは走り出すが、これに気づいたゴッツンゴンは殴りかかる。

ゴッツンゴン「グオオオォォォォウン」 ウルトラマンクリスタル「はっ!!!」

その瞬間、クリスタルはバック転でジャンプして、敵から遠いところへ離れる。

そして、ゴッツンゴンはクリスタルの前に正面を向ける。これがチャンスだ。

ウルトラマンクリスタル「今だ!!!エクセリック光線!!!!!!」

クリスタルはエクセリック光線でゴッツンゴンの弱点やも知れぬ黒い部分を狙う。

だが、ゴッツンゴンはこれを読んでいて、身体を急に丸めて、

まるで大きな鉱石となった。その鉱石にエクセリック光線が命中する。

だが、何事も起こらず、巨大な鉱石は静かに立っている。

ウルトラマンクリスタル「何っ!?」 モモ「エクセリック光線が効かない!?」

そして、鉱石はゴッツンゴンに戻る。

ゴッツンゴンはエクセリック光線にも勝ったのだ。

ゴッツンゴン「グオオオオォォォォォン」 ウルトラマンクリスタル「く・・・っ。」

クリスタルのカラータイマーが赤く点滅を始める。

パワーを使いきり、2分も立ったのだ。

怪獣は口から火炎を吐いて、クリスタルを燃やしてしまう。

ウルトラマンクリスタル「うわああああぁぁぁぁぁ・・・・・!!!!」

モモ&ブレンダ「コリス!!!!」 ジョー「やべーぞ・・・!このままでは!!」

ゴッツンゴン「グオオオオォォォォウン」 怪獣は火炎を止める。

クリスタルは凄く焼かれていて、倒れている。何とか立ち上がろうとしているが・・・。

ウルトラマンクリスタル「ぅ・・・・。くっ!」 ゴッツンゴン「グオオォォォォン」

怪獣はクリスタルにゆっくり迫る。ブレンダとモモ、ジョーは焦りを感じる。

ジョー「おいおい!どうするんだ!?このままじゃ、コリスが死んじまうぞ!!!」

モモ「回復魔法はないの!?ブレンダ!!」

ブレンダ「っ!!その手があったわね!?

コリス!!カラータイマーをこちらに向けて!!」

ウルトラマンクリスタル「・・・・・・っ。」

クリスタルはブレンダに言われて、身体を転がして、カラータイマーを空に向ける。

ブレンダ「それで良い!!ピピルンパパルン!!!!!」

ブレンダは呪文を唱えると、クリスタルのカラータイマーに光が発した。

そのカラータイマーが青に戻った。ブレンダの魔法でクリスタルは回復をしたのだ。

ウルトラマンクリスタル「・・・っ!はっ!!」 クリスタルは立ち上がる。

モモ「やった!!クリスタルの力が戻ったわ!!」

ブレンダ「でも、魔法は不完全だから、まだ完全に回復してない。

カラータイマーの制限時間も、たった1分あげただけよ。あと2分・・・。」

そう。まだ完全に回復できてないのだった。

クリスタルはゴッツンゴンから少しずつ離れていく。

ゴッツンゴン「グオオオオオォォォォォウン」

ウルトラマンクリスタル(くそ・・・っ!一体どうすれば、ゴッツンゴンを倒せる!?

エクセリック光線も通じないし・・・。敵は頭が良いから、僕の動きを読めてる・・・。)

そして、ブレンダとモモはビルの屋上に着地。二人とも、ホウキから降りる。

モモ「ねえ!ブレンダ!!あいつの心を変える呪文とかは!?」

ブレンダ「・・・・残念だけど、使えない・・・。」

モモ「じゃあ、動きを封じる呪文は!?」

ブレンダ「・・・・・その魔力も取り戻せてない・・・。」

ブレンダは暗そうに答えていた。モモも困り果てた顔になる。

モモ「じゃあ、どうすれば、あの怪獣を・・・!?」

ゴッツンゴン「グオオオオォォォォン」 ウルトラマンクリスタル「ぐぁ!!」

怪獣はクリスタルを殴り飛ばす。ブレンダとモモがこれを見て、驚く。

モモ「どうしよどうしよ!!これじゃ、コリスは・・・!!」

ブレンダ「どれもこれも・・・私達のせいだ・・・!!」

モモ「え・・・・?」

ブレンダ「私の仲間のせいで、怪獣を起こしてしまい・・・。そのあげく、

私の魔法でさえ、コリスを少ししか助けてあげる事しかできず、

怪獣を封印できない・・・・。ごめんね!ごめんね・・・!」

ブレンダは悲しみに泣きそうになる。そんな彼女にモモが一喝する。

モモ「そんなに自分を責めないでよ!!!」 ブレンダ「っ!?」

ブレンダは自分に一喝したモモに気づき、正気に戻る。

ブレンダ「モモ・・・・・。」

モモ「あなたの仲間はただ、ミスしただけでしょ?それに、

あなただって魔女でしょ?魔女だったら、無限の可能性が秘められているハズ。

たとえ、不完全でも魔女の魔法は最高に素晴らしい力だと思うわ。

だから、信じて・・・その自分の力を・・・・。」

ブレンダ「・・・・そうね!せっかく戻った魔法の力だもんね!」

モモ「うん!!こうなれば、一緒に魔法を使いましょ!!!」

ブレンダ「うん!!!」 そして、モモとブレンダはそれぞれ杖を出した。

ゴッツンゴン「グオオオオオオォォォウン」

クリスタルは既に倒れていて、ゴッツンゴンはゆっくりクリスタルに迫る。

モモ「パラレルパラリルドリリンパ!!!!」

ブレンダ「ピピルンパパルン!!!!!!」

モモのミンキーステッキから、ブレンダの杖から、眩い光が出て、

その二つの光が合体し、ゴッツンゴンの背後に巨大な光の十字架が現れた。

その十字架から眩い光が出て、それがゴッツンゴンを包み込んだ。

ゴッツンゴン「グオオオオォォォォォン」

光に包まれた怪獣は身体が勝手に動き始める事に気づき、絶望し始める。

モモ「光の十字架を召喚する魔法をかけてやったわ!!!」

ブレンダ「あれは、不完全な魔力じゃできてないけど、

モモの夢の力によって、完全に十字架を出せるようになったのよ!!」

そして、ゴッツンゴンは完全に十字架に貼り付けられて動きを封じられた。

ブレンダ「今よ!!コリス!!!」 ウルトラマンクリスタル「はい!!!」

クリスタルは立ち上がって、怪獣を倒そうとする。

ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!!!」

クリスタルのエクセリック光線が、ゴッツンゴンの黒い部分に見事、命中。

その部分が爆発すると、ゴッツンゴン自体も爆発した。

怪獣は死んでしまい、ブレンダの魔法が勝利を収めたのだ。

ブレンダ&モモ「やったあああぁぁぁぁ!!!!イエィ!!!」

ブレンダとモモは互いの手をタッチして、喜ぶ。クリスタルも空を飛び去った。

ウルトラマンクリスタル「ショワッチ!!!!!」

モモ「・・・・ブレンダ。」 モモはブレンダから離れ、ブレンダは空を見上げる。

ブレンダ「・・・・できたら、魔法で命を奪いたくなかった・・・・・。」

ブレンダの目から涙が。ブレンダは魔法で命を奪いたくなかったのだ。

その事で悲しくなっているのだろう。モモはそれを見て、同情する。

モモ「・・・ブレンダ。」 魔法は人に夢を与える物。

本当なら人を傷つけるためにあるのではないと、モモは知っていたのだ。


DGC基地。ブレンダはそろそろ隊員たちとお別れするつもりだ。

モモ「そろそろ行くのね。」

ブレンダ「うん。また、マジックアキンドとして旅をします。

魔女の存在を世界に知らしめるために・・・・。」

サキ「その素敵な目標、遂げられると良いですね。」

サキは微笑んで応援する。

ブレンダ「ありがとう。それでは、また会いましょう。」

ブレンダは背を向け、歩き出す。だが、

急に立ち止まり、また隊員たちの方を向ける。

ブレンダ「あ!忘れてた!!」 コリス「え?」

モモ「まさか・・・・;」 モモをブレンダのやる事を理解して、不安する。

ブレンダ「私の秘密を知った代と協力代を合わせて、

3万円になりまーすwwwwww」

隊員たち「ずこーっ!!!」 隊員たちはブレンダの言葉にずっこける。

モモ(やっぱり、ブレンダの金好きは完全だったのね・・・・^^:)

こうして、モモの友達、ブレンダの活躍でゴッツンゴンは死にました。

魔女は存在します。中には自身の魔法を商売にする人もいます。

もし、人々に魔法を見せて商売している女性がいたら、

その人は魔女・・・特にブレンダかも知れません・・・。

次回につづく

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ゴッツンゴン「グオオオオォォォォォウン」 ゴッツンゴンは左手の拳で、

前のビルを叩き壊す。もう片方の手で完全にそれを粉砕する。

次に、右の方にあるビルを蹴り、右手の拳で破壊する。

スカイラッシュ2機が背後からレーザーバルカンで怪獣の背中を撃つ。

ゴッツンゴン「グオオオォォォォォォォウン」

怪獣はスカイラッシュニ機に向け、口からの火炎を放射した。

もちろん、避けられる。スカイラッシュニ機は再び攻撃するが、

効いていない。少数のレーザーが建物に命中してしまう事もある。

シュドー「駄目だ!!何やっても敵はくたばらねェ!!」

テブリッシュ「だが、もうじき隊長たちが来る!!

それまで持ち応えるんだ!!!」

ゴッツンゴン「グオオオォォォォォォン」

ゴッツンゴンは頭突きでビルを壊していた。崩れる建物を吹き払って、

身体を上げる怪獣は隣のビルを叩き壊し始める。

コプターが通常バルカンで攻撃するが、滅多に通用できず。

ゴッツンゴン「グオオオォォォォォォウン」 サキ「怪獣がこっちに!?」

ゴッツンゴンは口からの火炎でコプターに攻撃。命中してしまった。

コプターの機体が爆発し、墜落しようとする。

サキ「きゃあああぁぁぁぁっ!!!」 イチゴ「だ、脱出だ!!!」

二人はパラシュートで脱出。炎に包まれたコプターがゴッツンゴンに直撃。

だが、怪獣はその時、背中を向けたので、その背中にコプターがぶつかる。

ドカアアァァァン コプターが爆発してしまい、ゴッツンゴンの背中も爆発した。

だが、そのゴッツンゴンの背中はとても硬い鉄のような石でできているため、

その背中は炎に包まれているだけで、傷一つついてなかった。そう。

ゴッツンゴンはこれを計算に、背中を向けてガードをしていた。

ゴッツンゴン「グオオオオォォォォォォン」

怪獣は口からの火炎をまたも吐いて、遠くの町並みを焼き尽くす。

多くのビルが焼かれ、爆発していく。二機のスカイラッシュがそれを阻止しようと、

レーザーバルカンでゴッツンゴンを攻撃する。

怪獣は攻撃したスカイラッシュを睨む。ニ機のスカイラッシュはそのまま敵に、

接近しながらレーザーバルカンを連射し続ける。

ゴッツンゴン「グオオオォォォォウン!グオオオォォォォォン」

そして、二機のスカイラッシュが接近したので、

怪獣は両手で打撃するが避けられる。

地上に着地してパラシュートを外したイチゴとサキが、路地を走って、

ビルの物陰に隠れながら、そこから怪獣を射撃する。サキはウルトラシューター、

イチゴはショットバトラーである。だが、それでもゴッツンゴンには通用せず。

ゴッツンゴン「グオオオオオォォォォォン」 サキ「全然、通じない・・・!」

イチゴ「でも、諦めちゃ駄目だ!!最後まで頑張るんだ!!!」

サキ「はい!!」 二人は射撃を続け、ゴッツンゴンを攻撃する。

二機のスカイラッシュもゴッツンゴンを攻撃。

イチゴの発射したビームが怪獣の顔に命中。

ゴッツンゴン「グオオオォォォォン」 その時、ゴッツンゴンはイチゴと、

サキの居場所を突き止め、そこに口からの火炎を放射する。

イチゴ「危ない!!!」 二人は走って逃げて、敵の火炎を避けた。

二人がいたビルが焼かれるが、イチゴとサキは別のところにいるので安心だった。

サキ「く・・・っ!!」 二人はそこから怪獣を射撃し、その後、敵から離れようと走る。

シュドー「畜生・・・!もう駄目だ・・・・!!」

テブリッシュ「エネルギーも燃料も消え初めていく・・・!!」

サキ「・・・・っ!はっ!!あれは・・・!?」

諦めかけた涙目のサキは、空に何かがある事に気づき、そこの指をさす。

イチゴ「スカイラッシュZEROと・・・隊長!??」

そう。空からスカイラッシュZEROとホウキに乗ったブレンダとモモとジョーが、

飛んで来た。特にホウキに乗ってる二人に隊員たちが注目する。

イチゴ「な、何故隊長が・・・!?それに、ブレンダさんがホウキを!??」

サキ「やはり・・・ブレンダさん、本当に魔女だったのね!?」

イチゴ「すると、ブレンダさんは魔法で何とかしてくれるかも!」

二機のスカイラッシュの間に、ホウキに乗ったブレンダとモモ、ジョーが飛ぶ。

シュドー「・・・ん?うぉっ!!!」 彼女達を見たシュドーは思わずビックリする。

何故なら、いきなりホウキで二人が空を飛ぶからだ。モモがシュドーに手を振る。

テブリッシュ「た、隊長とブレンダさんが空を・・・・!?それもホウキで・・・。」

テブリッシュも驚いていて、汗を流してそう言った。そんな彼にモモは手を振る。

そして、ブレンダとモモ、ジョーはスピードを上げて、怪獣の方へ向かっていく。

シュドー「ブレンダさんってやっぱり・・・。」

テブリッシュ「魔女だったのか。魔女は本当にいたんだな・・・・。」

スカイラッシュZEROは既にゴッツンゴンと対決していて、

レーザーバルカンで敵を攻撃していた。

怪獣は口からの火炎で攻撃するが、避けられる。

ゴッツンゴン「グオオオオォォォォウン」 コリス「ディバインレーザー!!!!」

ZEROはディバインレーザーで、ゴッツンゴンの黒い部分を攻撃するが、

怪獣は両手でガードして、ZEROのレーザーが防がれてしまう。

コリス「ちっ!!ディバインレーザーでも駄目か・・・・っ!!」

その時、ブレンダとモモ、ジョーがZEROの隣に飛んできて、モモがコリスに語る。

モモ「コリス!!クリスタルに変身するのよ!!!」 コリス「はいっ!!」

ブレンダ「私達が魔法で援護するけど、もし失敗したら許してね・・・っ!」

コリス「・・・はい!まだ、不完全なんでしょ?」

ブレンダ「・・・でも、きっと成功してみせるわ!!」 ジョー「出来たらな!!」

コリスは笑顔で頷き、ZEROを操縦してゴッツンゴンに向かっていく。

ゴッツンゴン「グオオオオォォォォォウン」 怪獣は口からの火炎で迎撃。

その火炎がコリスのZEROに命中してしまう。そして、ZEROの機体が爆発する。

コリス「ショワッチ!!!!!」 その瞬間に、コリスはクリスタルに変身。

クリスタルはZEROを包む炎を手で払い、そのZEROを地面に置いた。

ウルトラマンクリスタル「・・・・シュワッ!!」 

そして、クリスタルは怪獣の方に向かう。

サキ「ウルトラマン・・・・!」 イチゴ「クリスタル!!!」

ブレンダ「あれが・・・ウルトラマンクリスタル。」

モモ「ええ・・・!あいつがコリスの戦う時の姿よ!!」

ゴッツンゴン「グオオオオォォォォウン」 

ウルトラマンクリスタル「っ!!でぃ!!!」

ゴッツンゴンとクリスタルは接近し、クリスタルがキックで先攻する。

ウルトラマンクリスタル「せい!!!うわ!!!」 だが、怪獣には通用せず、

ゴッツンゴンは右手でクリスタルを殴る。クリスタルは倒れてしまう。

ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!」 ゴッツンゴン「グオオオォォォォン」

クリスタルはゆっくりと立ち上がるが、ゴッツンゴンが左手で思い切り、

クリスタルを殴り飛ばす。かなりの大ダメージだ。

ウルトラマンクリスタル「ぐあああぁぁぁぁぁ!!!?」

クリスタルはビルに叩き付けられ、そのビルが壊れてしまった。

ウルトラマンクリスタル「くっ!ショワアアアァァァァッ!!!」

立ち上がったクリスタルは高いジャンプで、ゴッツンゴンの後ろに着地する。

ウルトラマンクリスタル「っ!!とう!!はぁ!!でやあぁぁ!!!」

そして、怪獣の背中にミドルキック、チョップ、ストレートパンチで攻撃し始める。

ウルトラマンクリスタル「うおぉぉ・・・・っ!?」

だが、クリスタルは怪獣の背中を殴った両手の拳に痛みを感じる。そう。

ゴッツンゴンの背中はとても硬く、クリスタルの拳にダメージを与える程であった。

ゴッツンゴン「グオオオオォォォォォウン」 怪獣はクリスタルの方に向き、

右の拳でクリスタルを殴る。クリスタルはダメージでさがる。

ウルトラマンクリスタル「ぐぅ・・・!!でや!!!」

クリスタルはミドルキックで反撃し、ゴッツンゴンをさがらせた。

ゴッツンゴン「グオオオォォォォォォウン」 ゴッツンゴンは全く痛みを感じず、

口からの火炎でクリスタルを攻撃した。恐ろしい魔の火がクリスタルを苦しめる。

ウルトラマンクリスタル「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・!!!!!!」

クリスタルは怪獣の火炎に燃やされ、倒れそうになる。

モモ「コリス!!!!」 ブレンダ「やはり、怪獣は協力だわ・・・!!」

ジョー「ブレンダ!!魔法で助けるんだ!!」

ブレンダ「っ!!そうね・・・!ピピルンパパルン!!!」

ブレンダが杖を出して、魔法を唱える。すると、

ゴッツンゴンの吐き続ける火炎に苦しむ、クリスタルの真上に雨雲が現れ、

その雨雲が大雨を降らして、クリスタルを包んだ炎を消す。

怪獣はこれに驚き、火炎の放射を止める。クリスタルは何とか立ち上がる。

ウルトラマンクリスタル「・・・っ!ありがとう!ブレンダさん。」

ブレンダ「どういたしまして~っ♪」 それを聞いたブレンダは笑顔で手を振る。

ウルトラマンクリスタル「っ!!クリスタルレーザー!!!!」

クリスタルはクリスタルレーザーでゴッツンゴンの顔を攻撃する。

ゴッツンゴン「グオオオオォォォォォウン」

だが、怪獣には通用せず、走ってクリスタルを思い切り殴る。

つづく

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ブレンダ「じゃ、じゃあ・・・・勝てる勇気はあるの?」

ブレンダはコリスの方に向けて、そう言う。彼女はコリスに問いかける。

コリス「っ!?・・・・たぶん、そのつもりです。確かに、

僕はこの夢の力で、今までの怪獣を多く倒して来ました。」

コリスは右腕についているウルトラウォッチを見つめて、そう言う。

コリス「どんな困難でも、この夢の力で何とか乗り越えました・・・・。

だから、僕は今回の事件も、これで頑張ってみるつもりです。」

モモ「そう!だから、信じてあげなよ・・・コリスを。私の弟を。」

それを聞いたブレンダは切なそうな表情で、震えた声で言う。

ブレンダ「・・・・う、うん。わかったわ。信じてみる。

その代わりね・・・一つだけ条件があるわ。」

モモ&コリス「条件??」

ブレンダ「もし、負けたら・・・あんたの全財産、払ってもらうから・・・。」

普通は負けたら承知しないなどと誰もが言いそうだが、ブレンダは、

それに似た言葉で罰金を追加したそうだ。いかにも、金好きの彼女らしいセリフだ。

モモ「戦いはギャンブルじゃないって・・・^^;」 モモはそのセリフに苦笑する。

ジョー「すまねーなァ。ブレンダは金に関する事しか言えn・・・あぶっ!!」

ジョーがそう言ってる間に、ブレンダの右手に握られて黙ってしまう。

ブレンダ「と、とにかく!絶対に勝ってよ!?私も協力するから・・・。」

コリス「え!?ブレンダさんも協力してくれるんですか!?」

モモ「ブレンダが協力してくれるなら、鬼に金棒ね!!」

コリスとモモが笑顔でそう言い、ブレンダもジョーを放し、少し笑ってこう言う。

ブレンダ「くすっ。それを言うなら、兵隊に魔法でしょ!?」

モモ「あっ!そうだねw」 コリス「どっちでも良いじゃないですか?」

ジョー「おいおい!早く行こうぜ!?怪獣が街に近づいちまうぜ!?」

ジョーの言葉に笑っていた3人は急に真剣な表情になる。

コリス「そうでしたね!?」 ブレンダ「おーっし!やったるわよ!!」

モモ「それでは、出撃よ!!!」 こうして、魔道師たちが空を舞い始める。


町外れの山で突然、地震が起きた。そう。いよいよ出現する時が来たのだ。

大地を突き破り、ゴッツンゴンがゆっくりと姿を現した。

ゴッツンゴン「グオオオォォォォウン」

ゴッツンゴンは街の方へ向かう。もちろん、人間たちを食べるためだ。

そこへ、スカイラッシュ部隊やコプターラッシュが攻撃にかかって来た。

テブリッシュ「ついに出現したか・・・・っ!!」

シュドー「街には入れさせねェ!!皆!!総攻撃だ!!!」

イチゴ&サキ「はいっ!!!」 

3機DGCメカが通常バルカンで一斉攻撃を始める。

無数の攻撃を浴びるゴッツンゴンだが、滅多に効かなかった。

ゴッツンゴン「グオオォォォォン!グオオオォォォォォウン」

怪獣は痛みを感じず、そのまま街へ侵攻する。

シュドー「くそ!!全然効いてない!!」 

テブリッシュ「次は強力ミサイルだ!!!」

二機のスカイラッシュが敵の後ろにまわり、それぞれ大型ミサイルを発射した。

ドカアアァァァァン 2発のミサイルがゴッツンゴンの背中に命中して爆発した。

ゴッツンゴン「グオオオオォォォォォォォン」

だが、怪獣は全く動じない。ノーダメージなのだ。イチゴとサキはこれに驚く。

イチゴ「大型ミサイルも駄目なのか!?」

サキ「やはり、攻略法がないのは本当だったなんて・・・・!!」

ゴッツンゴン「グオオオォォォォン」 そして、怪獣はDGCの方に向く。

痛みはないが、鬱陶しさを感じたそうなので駆除してしまおうとするのだ。

ゴッツンゴンは口から火炎を吐くが、二機のスカイラッシュが避ける。

続いて、コプターラッシュが通常バルカンで攻撃するも、怪獣には通じない。

ゴッツンゴン「グオオオォォォォウン」 ゴッツンゴンは接近するコプターに、

殴りかかるが、コプターは素早く避けた。そして、逃げるコプターを追う。

テブリッシュ「コプターを助けろ!!」 シュドー「野朗!!!」

今度は二機のスカイラッシュが通常バルカンでゴッツンゴンを攻撃する。

ゴッツンゴンは怒って、二機のスカイラッシュの方に向かう。

ゴッツンゴン「グオオオォォォォォウン」 二機のスカイラッシュがまた攻撃するが、

怪獣には通用せず。やはり、怪獣ゴッツンゴンの身体は恐ろしい硬さであった。


スカイラッシュZEROで向かっているコリス。そして、

魔法のホウキで飛んでいるブレンダと、その彼女に掴まっているモモ。

カラスなので普通に空を飛べるジョー。彼らは今、怪獣のいるところへ、

猛スピードで空を飛んでいるのだ。

人に気づかれないように、山地の上空にいるらしい。

モモ「・・・・ねえ、ブレンダ。」

ブレンダ「ん?何よ?」

モモ「何で、急に魔法が使えるようになったの?確か昔、

夢の力がなくなった時に、魔法は使えなくなったわよね?」

ブレンダ「ええ・・・。確かにそうだったわね。あの時、

マリンナーサがこの星から去った時、

あんたも私も魔法を使う事ができなくなったそうね。

正直、残念な気持ちだったわ・・・。

それから私は仲間と一緒に静かに暮らしていたわ。

魔法なしで頑張って生きれた。でも、数年立って事件が起きたわ。」

ブレンダたち魔女は現実にいるが、その魔法を人々に信じてもらえないために、

さらに夢の力も消えてしまったので、使えなくなってしまったのだ。

だが、夢の国の住人ではないため、存在だけは消えてなかった。

マリンナーサが地球から離れてから、ブレンダたち魔女族は、

どこかの森で、人間たちの街に紛れて静かな暮らしを送っていた。

だが、数年立った時・・・何かが起こったのだ。それは、

夜空に小さく大きな光が放たれた事だった。

ブレンダたち魔女はそれに気づいて、目をつける。

ブレンダ「あの夜空に輝く光が起きてから、奇跡が起きたのよ。

私たちは再び魔法が使えるようになったの。」

モモ「その夜空に輝く光っていつ発したの?」

ブレンダ「えーと・・・。多分、

ウルトラマンクリスタルが初めて出てくる年の前かな?」

モモ(もしかして・・・コリスがマリンナーサで初めてクリスタルに、

変身してから!?だとしたら、あの光は・・・!)

そう。あの光は、地球にソレスタル彗星が接近する日の事、

コリスがそれを止めるべく、マリンナーサで光となって、

ウルトラマンの像と合体し、初めてクリスタルに変身したのだ。

その時に、マリンナーサに光が包まれた。それが、ブレンダの言ってた光だ。

その光は大きく、

地球からでも小さく見えていたらしい。普通の人間には見えてないが。

コリスは夢の国の王子なので、その光には夢の力が満ちていただろう。

その光から静かに放たれる夢の力を浴びた、

魔女たちは再び魔法を手にいれたのであった。

ブレンダ「こうして、私達はまた魔女として活動できる。でも、

まだ不完全だったわ。それでも、私は再び魔女の素晴らしさを世に広めようと、

マジックアキンドとして世界中を旅していたわ。」

モモ「そっかァ・・・。だから、今に至るワケね。(あの頃のコリスの強い夢の力が、

地球に届いたと言うワケね。あの子ったら、本当に凄いんだから・・・。)」

モモはスカイラッシュZEROのコリスに向かって、微笑む。

ジョー「でも、いつその力も消えるかわかったもんじゃないからなァ。」

ジョーは不安そうに言う。ブレンダは表情を強張らせて発言する。

ブレンダ「それでも、できる限りの事はしたいわ。

あなたたちを助ける今みたいに。」

モモ「・・・ええ!魔法が完全に使えなくなる前に早いところ、

この事件を終らせましょ!!魔女の事を世界に知らしめるために!!」

ブレンダ「ええ!!行くわよ!!ジョー!!」 ジョー「おう!!!」

こうして、モモたちは急いで現場へ向かっていた。


だが、既に怪獣は街に入っていて、周囲のビルを多く破壊していた。

つづく
 

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