忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コリス「う、生まれ変わり・・・・・!?すると、

さっき僕が助けた女性が、

フェナリナーサから来た初代モモだと言うのですか!?」

モモ「ええ・・・・。その通りよ。」

そう。コリスが助けたモモと瓜二つの女性はやはり、

フェナリナーサから来た初代モモの生まれ変わりだったのだ。

初代モモはフェナリナーサから来て、地球に夢と希望を取り戻させるために、

大人になる魔法を駆使して活躍していたが、その使命を果たせずに、

交通事故で死んだ。だが、その初代モモが人間として生まれ変わり、

人間として新たな人生を送り、現代のモモと出会った。

そして、今はどこかへ旅立って、現在に至る・・・・。

モモ「あの人こそが、初代モモの生まれ変わりよ。」

コリス「その初代モモさんが・・・既に出会えたなんて・・・・!」

コリスは初代モモと出会えた事に少し感激する。

モモ「・・・良かったわ。生きていて。生きていてくれて良かった・・・・!」

モモは目から涙が溢れそうで、それを拭く。


もう一人のモモ・・・いや、初代モモは今、隊員たちと会話をしていた。

サキ「えっ!?隊長・・・じゃなかった、モモさんは旅人だったのですか!?」

初代モモ「うん。昔はペットショップを営業していたんだけど、

急にモモちゃんに会いたい気がして、ノコッタ町に行ったの。でも、そこには、

モモちゃんがいないため、アメリカに行ってみたけど、

そこで化け物に襲われちゃって・・・;」

テブリッシュ「理由は何となく、わかりましたが、

そのペットショップはどうするんですか!?」

初代モモ「もちろん、戻るわよ。ちょっとしたら・・・。」

シュドー(・・・・よく見れば、隊長より可愛いかも・・・・・。)

女好きであるシュドーは初代モモに少しだけ惚れたそうだ。


コリス「・・・・一つだけ、聞きますけど・・・・。」

モモ「・・・・・何か?」

コリス「何故、姉さんと初代モモは同じ名と姿をしているんですか?」

モモ「・・・・何でしょね?^^;」

モモは無理して笑いながらそう言うと、コリスが少しだけずっ扱けそうになる。

コリス「・・・・わ、わからないのですか・・・?;」

モモ「・・・・・一つだけわかるとすれば、私とあのモモちゃんが同じなら、

使命が同じでもあるんじゃないのかな?生まれた年は違うけど、

初代モモの代わりに、あえて彼女に似ている私が選ばれたのかと思う。」

コリス「・・・・・そうですか。何となく、わかる気がします。

きっと、姉さんとモモさんは同じ運命を持ってるのかも知れませんね・・・・。」

モモ「同じなんかじゃないわ。私は交通事故で死んでないし、

今でも大人になって生きているじゃない。

使命だって、まだ諦めてないつもり。」

コリス「・・・・・そうですね。姉さんは今でも生きているし、

初代モモさんだって、人間として今を生きているんですよね。」

コリスがそう言って微笑むと、モモも微笑む。

モモ「ええ。さっ!戻りましょうか。」 コリス「はい。」

そして、二人は司令室に戻ろうとした。だが、その時であった。

そこに、初代モモが来た。モモとコリスはこれに驚く。

コリス「っ!モモさん!!」 モモ「モモちゃん。何故にここに・・・!?」

初代モモ「モモちゃんともっと話して帰ろうと思ってね。

手っ取り早い方が良いでしょう?」

モモ「ああ・・・・。だから、司令室から出たのね・・・^^;」

初代モモ「うん。それにしても、モモちゃんの部下の隊員たち。

個性的で面白いわね。」

モモ「でしょでしょ?本当に個性的だけど、皆立派な戦士たちよ。」

初代モモ「そう。良いなァ。モモちゃんには仲間がいっぱいできて・・・。

私は・・・あまりできてない気がするから・・・・・。」

モモ「・・・・モモちゃん・・・・・・。」

コリス「モモさん・・・・。(モモさんにとって、仲間と呼べるのは、

雄一・・・・姉さんだけかも知れないのだろうか・・・・・・。)

その時、青い光が発して、3人を包み込む。

コリス「うわっ!!!」 初代モモ「な・・・・何っ!?」

モモ「まさか・・・・使徒が!?」 モモは使徒が来たと予測した。

そして、上の方から黄色い光が出て、初代モモがこれを浴びてしまう。

初代モモ「きゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

モモ「モモちゃん!!!」 コリス「モモさん!!!」

そして、黄色い光は初代モモを捕えたまま、上の方に戻った。そして、

その同時に青い光も消えた。

モモは初代モモが消えた事に取り乱しそうになる。

モモ「そ・・・・そんな・・・!モモちゃんが消えてしまった・・・・!!

私のせいで・・・・モモちゃんが・・・・・。」

コリス「姉さんのせいではありません!!それに、

モモさんは使徒に浚われたらしいじゃないですか!!」

モモ「そ・・・そう・・・・!?」 モモはコリスの発言で落ち着く。

その時、ルバシーザの声が響いた。二人はそれを聞いて驚く。

ルバシーザの声「その通りだ!!マリンナーサの姉弟よ!!!」

コリス&モモ「っ!!?」

ルバシーザの声「初代モモの生まれ変わりは預かった!!

返して欲しければ、ロッキー山脈に来い!!ただし、

マリンナーサの王子よ!!お前一人で来い!!!

さもなくば、彼女の命はないぞ!!わかったか!?」

そして、ルバシーザの声は消えた。

モモ「ロッキー山脈・・・・!そこに、モモちゃんが・・・・!!」

コリス「どうします!?姉さん!!!」

モモ「・・・・私に良い考えがあるわ・・・・。」 そこに、隊員たちが走って来た。

サキ「何があったのですか!?隊長!!!」 コリス「っ!皆さん・・・。」

イチゴ「何か、悲鳴が聞こえたし、ここら辺に青い光が・・・・!」

モモ「・・・・使徒が、モモちゃんを浚ったわ・・・・。」

テブリッシュ「な、何ですって!!?」 隊員たちは驚き、動揺する。

シュドー「ちきしょう!!奴隷にでもする気か!?」

モモ「・・・・・っ。皆。力を貸してくれる?」

ここに、モモは隊員たちに作戦を伝えようとした。


数時間後、コリスはロードラッシュで例のロッキー山脈に来ていた。

その山中で、コリスはロードを停めて、降りた。

コリス「・・・僕一人で来たぞ!!姿を現せ!!使徒ども!!!」

その時、ザンダルガが突然、現れた。いきなりコリスに殴りかかる。

ザンダルガ「グフフフフフフフフフフフフ!!!!!!」

コリス「っ!!はっ!!!」 コリスは敵の打撃を素早く避ける。

ザンダルガ「死にやがれえええぇぇぇぇぇ!!!」

ザンダルガは再び殴りかかるが、コリスも殴りかかる。

コリス「たあああぁぁぁぁっ!!!!」

コリスの素早い拳がザンダルガの顔面に命中する。

ザンダルガ「グフフフフフ・・・・ッ!!」 使徒は顔を殴られて、さがる。

コリス「でやああぁぁぁぁぁっ!!!」

そして、コリスは足を振り上げて、ザンダルガを蹴り飛ばす。

ザンダルガ「グフフフ・・・!!!」 ザンダルガは倒れる。

コリスは着地して、ルバシーザに向かうように叫ぶ。

コリス「いい加減、モモさんを返せ!!

そして、もう汚い事はやめるんだ!!」

ルバシーザの声「クククククク・・・・・!!」 

その時、ルバシーザが笑い声が響く。

コリス「・・・・っ!あっ!!」 そして、コリスは空の方を見る。

そこには、青い光に閉じ込められている初代モモの姿があった。

青い光は空に浮かんでいて、その中で初代モモが眠っていた。

コリス「モモさん!!・・・・・っ!?」

そして、コリスは目の前にルバシーザがいる事に気づいた。

ルバシーザ「本当に一人で来ちまったなァ。馬鹿な奴め。」

コリス「知ってるよ。これがお前たちの罠だって・・・。それでも、

僕はモモさんを助けたいんだ・・・・・っ!」

ザンダルガ「無駄だァ。貴様を殴り殺して、

その女もギタギタにしてやんよwww」

コリス「そんな事はさせない・・・・!!」

ルバシーザ「果たして、そうかな。俺たち二人に勝てると思ってるのかね?」

ザンダルガ「グフフフフ!さっきのようにはいかないぜェ・・・・・!!!」

そして、二人の使徒は巨大化した。どうやら本気でコリスを殺すつもりだ。

ルバシーザ「ヒギイイイイイイイイィィィィィィィィ!!!!」

ザンダルガ「グフフフフフフフフフフフフフフ!!!!!」

初代モモ「・・・・・っ。はっ!!」

そして、初代モモは目覚める。すると、巨大化した二人の使徒の姿に驚く。

コリス「く・・・・・っ!」 そして、コリスはウルトラウォッチを輝かせる。

初代モモ「っ!!」 だが、初代モモはコリスの方を見てしまう。

それを知らずにコリスは変身しようとしてしまう。

コリス「ショワッチ!!!!!!」

コリスはついにウルトラマンクリスタルに変身してしまった。

初代モモ「っ!!?」 初代モモが見てる前で・・・・。

初代モモはコリスがクリスタルである事を見て、凄く驚く。

初代モモ(あのウルトラマンクリスタルが、

DGC隊員のあの子だったなんて・・・!!)

そして、クリスタルは二人の使徒と対峙する。そのクリスタルの顔の隣には、

初代モモを閉じ込めた青い光が浮かんでいた。

初代モモ「・・・・・・・・っ。」 初代モモは不安そうな表情をする。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・・・・・っ。・・・・シュワ!」

クリスタルはそんな初代モモを見て、励ますように微笑む。

そして、クリスタルは2大使徒に向かって、構える。

ザンダルガ「グフフフフフフフフフフ!!!!」

ザンダルガが走って、クリスタルに殴りかかる。

ウルトラマンクリスタル「むん!!てやぁ!!!」

クリスタルはしゃがんで避けて、パンチでザンダルガを打撃して、さがらせる。

ザンダルガ「グフフフフフフ!!!」 ルバシーザ「ヒギイイイィィィィィ!!」

さらに、ルバシーザがジャンプでクリスタルに接近し、空中キックで迫る。

ウルトラマンクリスタル「えぃ!!とおぉぉりゃあああぁぁぁぁぁ!!!!!」

クリスタルはバック転で避けて、素早い回転キックでルバシーザを蹴り飛ばす。

ルバシーザ「ヒギイイイイイイィィィィィィィィ!!!!!」

ウルトラマンクリスタル「でえぇぇぇい!!ショワアァァァァッ!!」

クリスタルは手刀でルバシーザとザンダルガを痛めつける。

ザンダルガ「グフフッ!!!」 ルバシーザ「ヒギイイィィィ!!!」

初代モモ「す・・・凄い・・・・!!」

初代モモはクリスタルの強さに感激する。だが、敵はそんなに甘くはない。

ザンダルガ「グフフフフッ!!」 ザンダルガがクリスタルを蹴り付ける。

ウルトラマンクリスタル「うぁ・・・・っ!!」 クリスタルはこれを受けて、さがる。

ルバシーザ「ヒギイイイイィィィィィィ!!!!」

そして、ルバシーザが右手の3つの嗅ぎ爪でクリスタルを切りつけた。

ウルトラマンクリスタル「くああああぁぁぁぁぁ・・・・・っ!!!!」

つづく

拍手[0回]

PR

ザンダルガ「DGCのガキか。グフフフ!!

丁度良いところに来てくれたぜ・・・・!」

ザンダルガはコリスたちに殺意を向ける。だが、3人は立ち止まって、

すぐにウルトラシューターを構えて、一斉射撃を開始する。

シュドー「撃て!!!!」 無数の銃弾がザンダルガを襲う。

ザンダルガ「グフフフフ!!グフフフフフ!!!」

使徒は攻撃を受けて、さがる。コリスたちは攻撃を続ける。

テブリッシュ「攻撃の手を休めるな!!そのまま息の根を止めるんだ!!」

ザンダルガ「ふうぅぅぅ・・・!!むっ?」

その時、ザンダルガはコリスの方に目をつけ、笑みを浮かべる。

ザンダルガ(見つけたぜ・・・!こいつがマリンナーサの王子か。)

その時、ザンダルガは両手を振り上げて、それを思い切り降ろして、

地面を叩く。それにより、この地に地震が起きた。

シュドー「おわっ!!!」 テブリッシュ「な、何だ!?」

コリス「くっ!!使徒が地面を打撃して、その衝撃で地震を起こしたのか!?」

ザンダルガ「その通りだ!!グフフフフフフフ!!!!」

コリス「っ!!!」 使徒は走りだし、コリスに接近する。

そして、ザンダルガはコリスに殴りかかる。だが、コリスも攻撃を仕掛ける。

コリス「ぬおぉぉぉあ!!!」 コリスはミドルキックでザンダルガを蹴り飛ばす。

ザンダルガ「グフ・・・・ッ!!や、やりおったなァ・・・・。」

使徒がさがると同時に地震も止んだ。3人の隊員はまともに立てるようになる。

ザンダルガ「この次はねーぜ!グフフフフフフ!!!!」

ザンダルガはジャンプして、消えていった。

シュドー「くっそ!!逃げやがったか・・・・!」

その時、

電柱に隠れていた女性が少しだけ姿を見せて、コリスたちに話しかける。

だが、この女性の姿は影のせいでほとんど見えない。

女性「あ・・・ありがとうございます・・・・・。」

テブリッシュ「おお!生き残った人がいたか・・・・。」

3人はその女性の方を見る。だが、その女性を見たコリスは急に驚く。

コリス「・・・・え!?あ、あなたは・・・・隊長!!?」


ここは、闇に包まれた謎の王宮のような部屋である。

そう。この部屋こそが、使徒たちのアジトである。

玉座らしい椅子に座っている使徒の前に、複数の使徒たちがいた。

玉座に座っている使途「クククク。ルバシーザにザンダルガめ。

マリンナーサの姉弟と遭遇したか。これから、ますます面白くなるなァ。

戦争は順調に進んでやがる。どう思う?貴様たち。」

王座に座っている使徒は複数の使徒に問いかける。

全員、目を赤く輝かせているが、何故か喋っていない。

使徒たち「・・・・・・・・・・・・・。」

王座に座っている使徒「・・・ふっ。何だよ。みんな、緊張してるのか?

恐れる事はない。ルバシーザとザンダルガは強い。まず、敗北はせんだろうよ。

もし、負けても・・・・。そんな時の手は打ってあるのよ。イレドナ!!!」

王座に座っている使徒の呼びかけに、

イレドナと呼ばれる使徒が彼の前に立つ。

イレドナ「お呼びですか?」

王座に座っている使徒「少しばかり早いが、

例のアレを実行する準備はできてるか?」

イレドナ「はっ。いつでも攻撃できますよ。あの国を・・・・!」

王座に座っている使徒「そう言えば、マリンナーサの王子め。

あの女の生まれ変わりとも出会おうとはなァ・・・・。

だが、奴はどうでも良いか。」
 

数時間後。時は既に朝を迎えようとしていた。DGC基地の司令室では、

モモ、イチゴ、サキの3人がいた。敵の攻撃から無事に戻れた。

イチゴ「・・・・あの使徒の怪光。とても恐ろしい光でしたね。」

モモ「いち早くロードに乗って逃げなきゃ、死ぬところだったわ。

おかげでロードの機体の一部が壊れたけどね・・・・・っ!」

モモは怒りで拳を握りしめていた。サキが不安そうにこう言う。

サキ「・・・・コリス君たち。大丈夫かな・・・・。」

イチゴ「心配ないよ。彼らなら使徒の攻撃でも恐れやしないみたいだから。」

イチゴが微笑んでサキを励まし、モモも落ち着いてこう言う。

モモ「そうね。何せ、あいつらは中で男らしい連中だから。ん?」

その時、コリス、シュドー、テブリッシュも戻って来た。

ある一人の女性を連れて。

コリス「戻ってきました。」 サキ「コリス君!!無事だったのね・・・・。」

サキは笑顔でコリスに近づく。コリスも微笑んで返事する。

コリス「ええ・・・・。」

シュドー「しかし、拳で地震も起こせるなんて恐ろしい奴だったぜ。全く。」

イチゴ「こちらも、怪光で人を骨にしたり地面を爆発させたりで厄介だったよ。

・・・・ん?この人は・・・・。」

イチゴはテブリッシュの隣にいる女性に目をつける。

テブリッシュ「ん?この人は使徒から逃れた雄一の人物だが・・・。」

イチゴはその使徒から逃れた生存者である女性の姿をよく見る。すると・・・。

イチゴ「えっ!?た、隊長!!?」 サキ「え・・・・!?」

女性を見て驚くイチゴの声を聞いたサキも、その女性を見て驚く。

サキ「ほ、本当だわ!!隊長そっくり!!!!」

そう。この女性は確かにモモそのものの姿をしていた。違うのは、

髪飾りがないところだけらしい。

まるで、もう一人のモモと言って良いだろう。

サキ「え・・・?え!?た、隊長。いつの間に、そんな服を・・・・!!」

もう一人のモモ?「え?私、DGCの隊長じゃないけど・・・??」

イチゴ「えぇぇっ!!?で、でも・・・!え!?」

イチゴは後ろのモモを見る。今のモモは何故か固まっている。

モモ「・・・・・・・・っ。」 イチゴ「・・・・・え!?」

イチゴはもう一人のモモ?の方を見て、さらに混乱する。

イチゴ「た、隊長が二人・・・・??」 サキ「あ、ありえないわ・・・・!」

いつも穏やかなイチゴとサキだが、モモが二人いると言う出来事には、

流石に取り乱さずを得ないらしい。コリスたちも落ち込んでいる。

シュドー「本当だぜ。確かに、隊長に見えるしなァ。」

テブリッシュ「そうだな。でも、見た目以外は全く別人だよな。」

もう一人のモモ?「もう!皆、酷くありません?仮りにもDGCなんでしょ?」

コリス「ごめんなさい。あなたが隊長そのものに見えましたので・・・・。」

サキ「・・・・・あれ?そう言えば、隊長は・・・・。」

落ち着いたサキはモモの方を見る。だが、何故かモモは固まっていた。

コリス「ど、どうしたのですか?隊長・・・・。」

モモ「モ・・・モモちゃん・・・・・!」

隊員たち「え!??」 隊員たちはモモの発言に驚く。

もう一人のモモ?「大体、私に似てる隊長って一体どんな・・・・?ん?」

そして、もう一人のモモ?がモモの方に目をつけて、驚く。

もう一人のモモ?「え!!?う・・・嘘?モモちゃん・・・・!?」

そして、モモともう一人のモモは目を合わせる。そして、モモがこう言う。

モモ「あなた・・・・もしかして、ロンドンにいたハズのモモちゃん!?」

もう一人のモモ?「・・・そ、そうよ!!私よ!!モモよ!!モモちゃん!!!」

モモ「そうなのね!!あなたはモモなのね!!」

モモは喜んで走り、もう一人のモモ?も喜んで走り、二人は抱き合う。

シュドー「ふ、二人の隊長が抱き合ってる・・・??」

シュドーはそれを見て赤くなり、テブリッシュは頭を痛がる。

テブリッシュ「・・・・何だか話がめちゃくちゃになって来ている・・・・;」

どうやら、モモともう一人のモモ?は知り合いらしい。

彼女の名は【モモ】らしい。

そんなもう一人のモモをモモが隊員たちの前に紹介している。

モモ「この人は私の同じモモと言う名前で、ロンドンに住んでいたわ。

この人と私は昔から友人だったのよ。」

もう一人のモモ「この度は助けていただいてありがとうございました。

・・・でも、モモちゃん。まさか、DGCの隊長になったなんて凄いわね!」

モモ「そう言うモモちゃんこそ、旅に出てるなんて結構良いじゃない^^」

二人のモモは嬉しそうに会話している。

それを見た隊員たちは違和感に満ちている。

サキ「・・・やっぱり隊長が二人いるみたいな感じがするわ・・・・;」

コリス(本当だ。でも、この姉さんに似ている女性は一体、

誰だろう?普通の人間って感じができそうにない気がするけど・・・・。)

モモ「・・・・じゃあ、コリスもちょっと来てくれる?」

コリス「え・・・?は、はい!!」

そして、モモとコリスは司令室から出た。

もう一つのモモと隊員たちはきょとんとする。


基地の外では、モモとコリスが歩いていた。

コリス「あの・・・・。姉さん。あなたに似ているあの女性は一体・・・・?」

モモ「・・・・実はね、あの子。フェナリナーサから来た私の先輩なの。」

コリス「え・・・・・・っ!!?」 コリスはそれを聞いて驚く。

モモ「フェナリナーサから来た私の先輩の事はもう知っているわよね?」

コリス「は、はい。でも、あの人は交通事故で死んだハズでは・・・・?」

モモ「そう。確かに、彼女は死んだ。でも、彼女は生まれ変わったのよ・・・。

人間として。今、あなたが助けたあの女性。それこそが、私の先輩・・・。

フェナリナーサから来た初代モモの生まれ変わりなのよ。」

つづく

拍手[0回]

使徒B「今夜もやっちまおうぜェ。ルバシーザ!」

使徒A「ああ。わかったぜ。ザンダルガ。」

使徒Bはザンダルガ。使徒Aはルバシーザと言う名であった。

ルバシーザ「だが、忘れるなよ。この人間狩りは、

我らの敵、マリンナーサの姉弟をおびき出すためにもある事をな。」

ザンダルガ「わかってるわィ!その二人は特に、

ギタギタに嬲り殺したかったんだ・・・!ワクワクするぜ。」

ルバシーザ「うむ。では、始めるぞ!!」

そして、二人の使徒はジャンプした途端に消えた。行動を始めるつもりだ。


DGC基地の司令室。コリスはテーブルの前の椅子に座っている。そして、

両肩をテーブルの上に置いて、両手で自身の頬に触れて、落ち込んでいた。

コリス「・・・・・・・・・・。」 そこに、サキが隣から話しかけて来る。

サキ「まだ悪夢の事を気にしているの?」 

コリスは一瞬だけ驚くが、落ち着いて返事する。

コリス「っ!は、はい・・・・。」

サキ「・・・・安心して。私たちは死なないよ。そして、この基地も。

だって、私たちはこの世界を守ると言う使命があるから。その使命が終わるまで、

私たちは絶対に滅びやしないわ。だから、元気出してね・・・・。」

サキは微笑みながらそう言い残して、通信機のところへ戻った。

そして、コリスの脳裏にモモの声が発した。

モモの声『コリス・・・・・。』

コリス『っ!ね、姉さん・・・・。』

モモの声『さっきの悪夢の事・・・本当の事なの?』

コリス『はい・・・・。夢の中で突然、女性の声が僕に話しかけて、

このDGCが壊滅する事を予言したんです。

あの女性の事を、姉さんは知っているのですか?』

モモの声『私もわからないわ。・・・・でも、

その声は確かに私も聞いたわ。夢の中で。』

コリス『姉さんも聞いたのですか!?』

モモの声『ええ・・・・。あの女性は確か、私にこう言ってたわ。確か・・・・・。』

その時、サキが事件発生の報告をキャッチして、モモたちに向かって叫ぶ。

サキ「R地区に例の怪光が発生、E地区では謎の怪人が出現しました!!」

それを聞いたコリスとモモはテレパシーによる会話を止め、立ち上がる。

モモ「いよいよ使徒たちが動き出したわね・・・・っ!

私はサキとイチゴ一緒にR地区へ!!

コリスとシュドーとテブリッシュはE地区へ向かいなさい!!!

出動!!!!!」

隊員たち「了解!!!!!!」 

こうして、隊員たち二手に分かれて、行動を開始した。


まずは、モモサイド。3人はロードラッシュに乗って、

夜の町を走っていた。イチゴが運転を担当している。

モモ「サキ。怪光はこの場で発生したのは本当ね。」

モモがサキに話しかける。サキはレーダーを見ていた。

サキ「はい。レーダーによると、怪光から発した謎の見えないエネルギーが、

この辺りで少しだけ発生しているそうです。怪光は何者かが発したと・・・・。」

サキの見ているレーダーには、青黒い色が広がっていた。

これは、未知のエネルギーだろう。

そして、レーダーの上の部分に青黒い色が出てきた。そこに怪光が発生しただろう。

サキ「っ!!前方に怪光が発生しました!!!!」

モモ「何ですって!?イチゴ!!速度をあげて!!!!」 イチゴ「はいっ!!!」

ロードは速度をあげて走り続ける。そして、そのロードが走る先のところでは、

怪光が発生していた。そこに、複数の男女がいて、彼らが青い光に包まれた。

女性「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

男性「何じゃこりゃあああああぁぁぁぁぁ!!!!!!」

そして、上の方向から白い光線が彼らを襲う。

複数の男女「わああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

そして、青い光が消えて、光線を受けた人々はそれぞれ、

骨になったり、灰になったりで、全員死んでしまった。恐るべし怪光。

その怪光を発した者がジャンプして、この地に着地して姿を現した。

その者はルバシーザ。このルバシーザが怪光を発して人々を殺したのだ。

ルバシーザ「クククク・・・・!むっ!?」

その時、ルバシーザは後ろに気づく。そこからロードラッシュがやって来たのだ。

モモたちはルバシーザを見つけたのだ。

イチゴ「使徒を発見!!!」 


サキ「恐らく、この怪人が怪光を発した犯人です!!!」

モモ「だとしたら、手加減無用!!!拡散レーザー発射!!!!」

ロードは拡散レーザーで等身大のルバシーザを攻撃した。モモが発射した。

ルバシーザ「ぐおおおぉぉぉっ!!!おぅ・・・・っ!!」

使徒はほとんどのレーザーを受けて痛がる。

モモ「もっと撃ちまくってやる!!!」 

ルバシーザ「ぬうぅぅ・・・・っ!!とう!!!!」 ルバシーザはジャンプして避ける。

イチゴ「避けた!?」 イチゴは驚き、ブレーキを踏んでロードを止めた。

サキ「ま、真上です!!!」 モモ「何っ!!?」

レーダーを見て驚いたサキが、モモやイチゴと一緒にロードから降りる。

そのロードの上にはルバシーザが立っていた。

ルバシーザ「はっはっはっはっはっはっは・・・・・!!!」

モモ「おのれっ!!!」 そして、3人はウルトラシューターで一斉射撃をする。

ルバシーザ「はあああぁぁぁぁぁ!!!!!」 

ルバシーザはジャンプで無数の火薬弾を避けた。

サキ「また避けたわ!!!」 イチゴ「今度は何をする気だ!!!」

そして、使徒は夜空に浮かび、凄く大きい目から青い光を発した。

ルバシーザ「ルバシーザフラッシュ!!!!!!」

そして、ルバシーザから発した青い光がモモたちを包み込んだ。

モモ「っ!!こ・・・これが、怪光なのね・・・・!!」

モモは一瞬だけ関心するが、すぐに恐怖を感じて焦る。

モモ「・・・って言ってる場合じゃない!!!ロードに戻って!!!」

3人はロードラッシュに戻る。だが、ルバシーザは大きい目からさらなる光を発する。

ルバシーザ「逃がさんぞ!!小娘ども!!!!」

そして、青い光を発している大きい目から白い光線を発射した。

その光線がロードラッシュの近くに当たって、爆発した。


一方、コリスサイドでは。3人の男たちが専用車で夜の町を走る。

テブリッシュが運転を担当。その時、女性の悲鳴が聞こえてくる。

女性「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

シュドー「っ!!左の方に女性の悲鳴が!!!」 

テブリッシュ「行ってみよう!!」

そして、専用車は左の方へ進む。その方向にある場所では、

少数の人々は倒れていた。そこに、ザンダルガが立っていた。

ザンダルガ「グフフフフフ・・・・!!人間は脆いなァ。」

使徒の両手には血が塗られてあった。

そう。ザンダルガが人々を殴り殺したのだ。

人々の死体では、顔や体の一部が使徒に殴られたため、抉られていた。

ザンダルガ「グフフフフフフフフフフ!!!!・・・あぁ?」

その時、使徒は後ろからDGC専用車が来た事に気づく。

テブリッシュ「こっちか!!」 シュドー「見つけたぜ!!使徒野郎!!」

そして、停まった専用車からコリスたちが降りて来る。

つづく

拍手[0回]

隊員たち「え・・・・・・??」

隊員たちはコリスの発言に、疑問を感じる。

テブリッシュ「そ・・・それはどういう事だ?」

コリス「・・・・・例えばの話ですが。もしも、この基地が爆発して、

僕らがその基地の中にいたら、どうなるかって・・・・。」

シュドー「そりゃぁ、死んじまうだろ!普通に・・・。」

コリス「・・・・やはり・・・・・・。」

それを聞いたコリスはさらに暗く、落ち込む。シュドーの言うとおり、

爆発を浴びれば、死んでしまう確立が高い程の苦痛を、

受けてしまうのが、当たり前だが・・・・。

イチゴ「一体、何があったのかな・・・・?」

コリス「・・・・悪夢を見たんです。」 サキ「悪夢?」

コリスが悪夢と言うと、隊員たちは何故か、少しだけ安心する。

テブリッシュ「・・・ふぅ。何だ。夢の話か。」

シュドー「安心しろって。悪夢なんざ、ただの悪い夢だけだ。

現実じゃ、そんな事ァ実際に起きねーよ。」

コリス「でも・・・・実際に起きるかも知れません。」

サキ「どうしてかしら?」

コリス「・・・・それは・・・ある女性の声がそう伝えたんです。」

テブリッシュ「ある女性の声?」 シュドー「そいつは夢の中の架空人物だろ?」

シュドーがふざけるように笑って、そう言う。

コリス「いえ。あれは・・・本当の事らしいんです!」

イチゴ「何で・・・・そう言いきれる?」 イチゴの質問にコリスが戸惑う。

コリス「うっ。そ・・・それは・・・・。」 そこに、モモが入って来た。

モモ「皆!!今日も事件が起こったわ!!!」

モモの言葉に隊員たちがテーブルの前の椅子にそれぞれ座る。

モモ「・・・・今回は奇怪な連続殺人が二つも同時に発生したわ。

それも、このアメリカで・・・・!」

それを聞いた隊員たちはそれぞれ動揺する。イチゴが冷静にこう言う。

イチゴ「奇怪と言えば、犯人は人間じゃありませんよね?」

モモ「ええ。一つは謎の光を使って、車や建物などを破壊して、

中にいる人間たちを殺したわ。その怪光を放った者の姿は確認できてない。」

シュドー「その光は・・・浴びただけで焼けちまうんですか?」

サキ「そんな光・・・この地球に存在するなんて、ありえない・・・・!」

シュドーとサキは不安な表情でそう言う。

モモ「ええ。確かに、人を殺す光なんてありえないわね。でも、

もう一つは最も恐ろしいと思うわ。もう一つは、

殴るか蹴るだけで人を殺してしまう恐ろしい怪人がいるらしいとの事よ。」

テブリッシュ「殴るか蹴るだけで殺してしまう!?・・・となると、

奴は我々人間を超える程の怪力を身につけているみたいですな。」

イチゴ「その恐ろしい怪力を持った怪人の手と足には、

きっと、恐ろしい程の力が秘められているでしょうか?」

モモ「・・・まあ、そんなところかしらね?とにかく、

犯人は二人。その二人の犯人の正体はわかる?・・・・。」

モモの言葉に隊員たちは今回の犯人を想像すると、

急に険しい表情をする。まるで、敵の正体が見えたかのように・・・。

モモ「・・・・まあ、既に答えを見つけたかも知れないわね・・・・。

今回の事件を引き起こしたのは・・・・・っ!」

モモが犯人の正体を言おうとすると、コリスが激しい表情でこう言う。

コリス「・・・・使徒!!」 それを聞いた隊員たちは頷く。

モモ「正解。何故、この事件の犯人が使徒なのか、わかるわね?

それは、いよいよ彼らとの全面戦争が始まったからよ。」

そう。今回の二つの事件は、やはり使徒の仕業であった。モモたちは、

最初から、その事を察していたのだ。何故なら、

彼らとの戦いが既に始まったのだから。

サキ「使徒たちは二人の刺客を送り込んで、

それぞれ事件を起こしたワケですね。」

モモ「そう言う事。奴らはいつどこで人間たちを襲って来るか、わからない。

殺人は夜に起きるけど、昼にでも起こる恐れもあるわ。

念のため、事件が起きるまで、ここで待機する事。良いわね?」

隊員たち「了解!!」 

こうして、隊員たちはこの基地内で待機する事になった。

コリス「・・・・・っ。」 その瞬間、コリスは物凄く暗い表情をする。


そして、時は過ぎて夜となった。ある森では、二人の怪人たちがいた。

暗すぎて、よく見えないが、二人とも人間ではない事がわかる。

この二人の怪人こそが、それぞれの事件を起こした二人の使徒である。

使徒A「・・・・再び行動を始める時が来たぞ。」

使徒B「おう・・・!また人間共をぶっ殺せるよなァ・・・!グフフフ。」

そして、二人の使徒の姿が徐々に見える。使途Aは紫色を中心とした身体で、

顔に3つの目があった。顔の中心で凄く大きい目が一つだけ、残りの目は、

怪人か人間に近いような目であった。口がないらしい。手と足は銀色であり、

二つの腕は3つの嗅ぎ爪が生えていた。身体中に黄色い丸い点が多くある。

使徒Bは青色の身体の筋肉が凄いが、

獣に似た顔が何故か太いように見えた。

両腕が凄い強靭で、紫色をしていた。

頭から背中にかけて緑色のトサカ?がある。

尻尾もあるが、短い。顔がとにかく下品な表情で笑っていた。

使徒B「グフフフフフフフ!殺しってのは楽しいよなァ!!」

使徒A「ああ。何故なら、人間は我等使途の敵だからな・・・・。」

つづく

拍手[0回]

コリスが見たのは、自身とモモの故郷であるマリンナーサであった。

そのマリンナーサが壊れかけて、暗黒に包まれているではないか。

そんな夢の国であったマリンナーサがどうして、こんな事に?

一体、誰がこんな想像ができるのだろう。

コリスはそのマリンナーサの無残な姿を見て、物凄い恐怖に震える。

コリス「ぼ・・・・僕らの故郷が・・・・・!!?

夢の国マリンナーサが・・・・!どうして・・・・・!??」

女性の声『この悲劇もまた、使徒たちが成した事です。

彼らはマリンナーサを支配して、その夢の力を消滅させるつもりです。』

コリス「・・・・っ!?じゃあ、僕のパパとママはどうなったんだ!?

そして、DGCの仲間たち・・・姉さんは・・・・!!!!」

コリスは爆発したDGCと暗黒に包まれたマリンナーサにいた、

仲間たちと家族の事を必死に聞く。だが、女性の声は応えない。

コリス「・・・・・聞いているのですか!?」

それでも、女性の声は応えない。声の主は既に消えただろうか。

コリスに恐ろしい光景を見せた光も小さくなっていく。

そして、白い霧も少しずつ消えていく・・・。

コリス「っ!!ひ・・・・光が!!・・・・僕に見せたい物は、

それだけなんですか!!?もっと・・・何か・・・・!!」

コリスは他にも不安するべき事を聞きだす。

女性の声『それは・・・・・あなたの中の巨人の真実です。』

コリス「え・・・・・・??」 そして、光と白い霧が完全に消えた。

その同時にコリスは完全な暗闇に包まれて、消えていった。


コリス「っ!!!!」 横に眠っていたコリスは上半身を起こした。

ハリー「・・・・おぅ。目覚めたか。コリス。」

コリス「・・・・っ。は、ハリーさん。おはようございます。

コリスは目の前にハリーがいたので、彼を見て少し驚くが、

すぐに落ち着いて、彼に挨拶をする。ハリーは少し不安な表情をする。

ハリー「・・・・お前、悪夢を見たんだな。」

コリス「悪夢・・・?(そうか・・・。あの光景は・・・・・。)」

コリスは夢で見た残酷な映像を、悪夢だと思い込む。ハリーがコリスにこう聞く。

ハリー「それで、どんな悪夢を見ちまった?」

コリス「・・・・はい。DGCが全滅した事です。」

ハリー「DGCが全滅ゥ!?まさか、ありえねーだろ。実際に・・・。」

ハリーがDGCが全滅した事を実際にない物だと思い、少し笑う。

コリス「・・・だと、良いのですが・・・・。」

コリスの表情は不安でいっぱいだった。あの悪夢が本当にあったのだろうかと。

ハリー「心配すんな!お前たちDGCはどんな怪獣にだって、

負けた事はないだろ!?ピンチになったら、クリスタルが助けてくれるし。

もし、DGCが壊滅しそうになっても、クリスタル様にお祈りすれば、

きっと何とかなるって!ささっ!もうDGCに行く時間じゃないか!?」

ハリーがクリスタルがDGCを救ってくれると思って、両手を組んでお祈りし、

明るい感じでコリスの肩をポンポンと叩いていた。

コリス「・・・・そうですね。」

コリスはハリーに励まされたか、少し困り顔で微笑む。


そして、コリスはDGC基地に来た。司令室では隊員たちが、

隊長モモの命令を待っている。シュドーとテブリッシュ、イチゴとサキが

何故か暢気そうに会話しているが・・・・。そして、コリスは考え事をしていた。

コリス(・・・・DGC全滅・・・・暗黒に包まれたマリンナーサ・・・・。

そして、僕の中の巨人の真実。それは、ウルトラマンクリスタルの事だ・・・・。

クリスタルは僕が考えた架空の戦士にして、

かつてマリンナーサで眠っていた、

石像の巨人だった・・・・。一体、その巨人にどんな真実が・・・・?

いや、むしろ気になるのは・・・・・・・。)

コリスは隊員たちの方を見る。彼らが一番、心配らしい。その隊員の一人、

サキがコリスに近づいて、話しかける。

サキ「どうしたの?コリス君。」 コリス「っ!サ、サキさん・・・。」

サキが来た事に少し驚くコリス。そして、他の隊員たちも集まる。

シュドー「何だか元気がねーみたいだぜ?」

テブリッシュ「一体、何があったんだぃ?」 コリス「・・・・・っ。」

コリスは答えられなかった。もし、DGCが全滅する事を語ったら、

隊員たちはどんな顔をするのだろうかと。イチゴが優しくこう言う。

イチゴ「言いたい事があるなら、ちゃんと言った方が気持ち良いよ。」

君は何か言いたいそうだろ?大丈夫!

怒ったりしないから、言ってご覧。」

コリス「・・・は、はい・・・・。では・・・・・。

・・・・もし、DGC基地が爆発したら、どうなります!?

つづく

拍手[0回]



忍者ブログ [PR]
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック