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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ザギレマサは怪獣のような声をあげて、一瞬で消えた。

恐らく、瞬間移動などで人間界へ向かったのだろう。

グランメアルド「エスレズナよ。お前は例の場所へ行け!!」

エスレズナ「オ任セヲ・・・!ギイイイィィィィィ!!!」

エスレズナは悪魔の翼を羽ばたかせて、どこかへ飛んだ。

この城で残るのは、グランメアルドと女性の使徒だけとなった。

女性の使徒「・・・いよいよ最終段階に入りますね・・・。」

グランメアルド「ああ。この計画を遂行すれば、

地球は再び俺たち使徒が支配する時代が来る。

今度こそ宇宙の神に見返してやる・・・・!!」

グランメアルドは握り拳で怒りじみた表情でそう言う。

女性の使徒「・・・・・・・・・っ。」


その頃、DGCの隊員たちは既にアメリカにあった、

基地が使徒たちによって壊滅したため、

今は日本の東京湾に停泊しているオーシャンラッシュを、

拠点としていた。ブリッジで全ての隊員たちが集まっていた。

シュドー「それにしても、改めて見ると凄ェよな。」

テブリッシュ「コリスと隊長が夢の国から来たなんて・・・。」

隊員たちはコリスとモモがマリンナーサの姉弟である事を、

改めて感心していた。コリスは恥ずかしそうな表情をしているが、

モモは嬉しそうに照れていた。

モモ「いやぁwそれ程でもォ。」

サキ「人々に夢と希望を取り戻させるって、

辛そうだけど、頑張ってね。私たち、応援してるから♪」

サキはコリスに笑顔を見せる。コリスはさらに赤くなる。

コリス「は、はい・・・・/////」

イチゴ「あの・・・ちょっと聞いて良いですか。」

イチゴの質問に、モモが反応し、明るそうに聞こうとする。

モモ「はいはい。何でしょう?」

イチゴ「・・・・この星に存在していた夢の国って、

どんなところでしたか?この世界の歴史になさそうですが・・・。」

モモ「そりゃぁ歴史にはなかったわよねェ。何せ、

人間たちがその夢の国の事を忘れたんだから。」

イチゴ「その夢の国はどんな時代に存在したんですか?

人間たちは彼らと共存できたのでしょうか?」

モモ「えーっと。多分、人間たちが多彩な知識を持つように、

なったからかな?確か、古代の時代かしらね?」

シュドー「ええっ!?それじゃ、夢の国は、

太古の時代から存在したんですか!?

ローマの時代ですか!?」

テブリッシュ「だとすれば、

夢の国の人たちは古代人だったのですか!?」

隊員たちは古代から夢の国が存在した事に驚く。

サキ「どうりで人間の歴史にないと思ったわ・・・。」

コリス「夢の国と人間たちは共存してから、

平和な日々が続いていました。ですが、平和な時だけではなく、

冥界の怪獣軍団との戦争もありました。

何とか勝利できましたが・・・。」

コリスの言葉に、サキは一瞬、悲しそうになる。

サキ「そ、そんな事もあったなんて・・・!

夢に国にもいろいろ辛い事もあったのね。・・・でも、

平和な夢の国はとっても良いところだよね?」

コリス「はい。皆さんに見せてやりたい程です。」

シュドー「じゃあ、その夢の国、連れて行ってくれよ!」

テブリッシュ「興味津々だ!」

隊員たちは夢の国の素晴らしさを聞いて喜ぶ。

モモは笑顔で応える。

モモ「もっちのろんろん!人々の夢と希望を取り戻させてからね!」

サキ「・・・・っ!そうだわ。」

サキが何か思いついたような感じに、皆は注目する。

モモ「どうしたの?サキ。」

サキ「・・・・あの時、グランメアルドが見せたヴィジョンであった、

コリスが同化した、ウルトラマンに似た石像の事ですが・・・。」

モモ「石像・・・・?」 コリス「っ!?」

つづく
 

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ウルトラマンクリスタル   第63話・ウルトラマンクリスタル

音速使徒・ザギレマサ
天空巨人・ライドマン
登場

ついに現れた使徒のボス。彼の名はグランメアルド。

グランメアルドはコリスとモモの正体をDGC隊員に明かした。

それと同時に、アメリカのDGC基地をも破壊してしまった。

帰る場所を失ったコリスたちだが、彼らの友情は強かった。

例え、コリスとモモが夢の国の存在であろうとも、

隊員たちは二人を仲間として受け入れてくれた。

コリスとモモはDGCの戦士たちと力を合わせて、

悪の巨人、使徒デガンマクレを倒した。だが、

グランメアルドは既に新たな使徒を送ろうとした。


ここは、見るからにして、暗黒に包まれている世界だった。

そこは、何故か神殿のような建物が多く建ててあり、

辺りには水色の煙に満ちていたそうだ。

神殿の中心には、やや黒い巨大な城があった。

そう。この城・・・いや、この世界こそが、

使徒たちの住み処であったのだ。その城の中には、

使徒たちのアジトがあり、

そこでグランメアルドが椅子に座っていた。

まるで、王様気分を味わっているかのように。

彼の前に、3人の使徒がいた。一人は人間の女性に似た使徒。

一人は顔に異形な仮面を付けていた。体の色では青が中心で、

足が細そうに見え、両腕には鋭い刃のような物が生えていた。

一人は緑色が中心な色をして、悪魔のような容姿をしていた。

口が裂けていて、一つ目であった。悪魔らしい翼も生えていた。

身体が少し幼そうだが、顔がと翼が大きかった。

グランメアルド「むぅ・・・まさか、別の敵の登場で、

ついに使徒は俺たちだけとなってしまったか・・・・。」

女性の使徒がグランメアルドの前に歩いて、こう言う。

女性の使徒「奴は多くの仲間の使徒を抹殺してしまいました。

マリンナーサの姉弟だけではなく、あの国の者までも・・・!」

グランメアルド「まあ。所詮、今まで倒された使徒たちは、

ほとんどは下等なレベルだっただろう。だが、

お前ら3人は俺様に近い程の力を持つ最強の戦士たちだ。」

仮面を付けた使徒「グルルルルルルルルルル・・・・・」

悪魔のような使徒「ケケケケケケケケケケ・・・・・・!!!」

二人の使徒はグランメアルドにそう言われて、機嫌が良くなる。

だが、女性の使徒一人は不安そうにこう言う。

女性の使徒「しかし、デガンマクレも最強のハズでした・・・。

これ程に、あのウルトラの力が強大だったとは・・・。

グランメアルド「確かに、あの力は恐ろしい。だが、

我ら4人の力はウルトラを超えている事を信じようではないか。」

悪魔のような使徒「グランメアルド様。ココハコノ、

エスレズナ様ニオ任セクダサイ。マリンナーサノ姉弟ナンゾ、

コノ俺様ノ力デ・・・・ッ!!!」

悪魔のような使徒改めエスレズナが静かに奇声に似た声で喋る。

グランメアルド「いや。お前には例の計画の担当をしてもらう。

マリンナーサの姉弟の抹殺は、ザギレマサに任せよう。」

仮面を付けた使徒改めザギレマサが冷静にこう言う。

ザギレマサ『はっ。私のハイスピードで見事、

夢の国の使者たちを抹殺してみせましょう。』

エスレズナ「ハァ!?フッザケンナヨ!!テメーノヨウナ、

ハヤイシカ能ノネー仮面野郎ガヨ!!

俺ガ抹殺ニ似合ッテルンダヨ!!!」

ザギレマサ『速いだけではない。攻撃も十分、お前に近いハズだ。』

女性の使徒「落ち着きなさい!!二人とも!!」

女性の使徒が怒鳴ると、二人の使徒はビクついて落ち着く。

グランメアルド「行け!!ザギレマサ!!貴様の超スピードな戦法で、

必ずや夢の国の使者を倒し、地球を我が者にするのだ!!」

ザギレマサ「ギシャアアアアアアァァァァァァァァ」

つづく
 

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オーシャンを新たな基地としたモモたちの前に語る、

あの女性の声。彼女の言葉により、

いよいよ明かされるウルトラマンクリスタルの真実。

次回、【ウルトラマンクリスタル】 地球にもウルトラマンがいた?

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?クリスタル第62話。

今回でついにコリスとモモの真実が、隊員たちにバレちゃいました(´・ω・`)

まあ、ウルトラシリーズでは、最終回で主人公がウルトラマンである事を、

仲間たちにバレてしまうエピソードがほとんどですね。

まあ、メビウスやネクサスでは最終回ではなくても、

既に&途中からバレているエピソードがありますがな。うむ(

この小説でも、コリスがウルトラマンでもある事を、

仲間たちにバレましたが、今回は最終回ではありません。

あと3話残ってますから。今回登場した使徒は、

デガンマクレ。無双使徒と肩書きしたので、

その通りに、某武将に似た容姿を考えてみました。

エデザスと似たような武人系ですな。はい(

そして、使徒のリーダーの正体も表しました。

名はグランメアルドで、容姿も人間らしいです。

まあ、ラスボス・・・みたいな雰囲気を目指してみましたが・・・。

次回はクリスタルの知られざる?謎が明かされます。

それでは。

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サキ「う・・・・・うん・・・・!」

サキは涙目になりながらも、微笑む。それを見たクリスタルは、

モモをゆっくりと地上へ降ろす。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・シュドーさん。テブリッシュさん。」

クリスタルはシュドーとテブリッシュの方を見て、二人の名を呼ぶ。

シュドー&テブリッシュ「っ!?」  二人は少しだけビクつく。

ウルトラマンクリスタル「後は・・・任せてください。」

そして、クリスタルの顔からコリスの顔の幻影が出てきた。

シュドー&テブリッシュ「コリスっ!!!!!」

ウルトラマンクリスタル「うん。・・・・はぁっ!!」

コリスの顔の幻影が消え、頷いたクリスタルは、

すぐさまにデガンマクレめがけて長刀を思い切り投げつける。

だが、使徒はその長刀をうまくキャッチした。その長刀は、

元々デガンマクレの物だからだ。

デガンマクレ「オゥ!!!われェ・・・わしに喧嘩、売っとんか?」

ウルトラマンクリスタル「これ以上、

仲間たちには手を出させない!!」

デガンマクレ「その前に、

おどれの命(タマ)を取ったるわぃ!オオォォ!!」

使徒は長刀を構えて、走り出す。先攻を仕掛ける気だ。

クリスタルは両手でその迫る長刀を掴んでガードする。

ウルトラマンクリスタル「くぅ・・・っ!!(お、重い・・・。)」

クリスタルは敵の攻撃の重みを感じる。

デガンマクレの力はとても強大らしい。

デガンマクレ「オォォォォ・・・・!!オウ!!」

使徒は長刀を思い切り振って、クリスタルを投げ飛ばす。

ウルトラマンクリスタル「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

モモ「コリス!!!」 クリスタルは海の方へ落ちて、沈んだ。

デガンマクレ「地獄に落ちィ!!オウゥゥゥゥ!!!」

デガンマクレはジャンプして、海へと飛び込み、

その海中へ長刀を振り下ろす。

それと同時に、その海水が激しく飛び散った。

クリスタルは使徒の攻撃にやられたのか。否。

ウルトラマンクリスタル「ショワッ!!!」 

デガンマクレ「オッ!!?」

使徒の後ろの海面からクリスタルが出てきて、敵を羽交い絞めした。

デガンマクレ「オオォォ・・・!!」

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!!てぁ!!えい!!」

クリスタルは右手でデガンマクレの頭を2回チョップする。

デガンマクレ「オオォォォ・・・・!!」

ウルトラマンクリスタル「せい!!」

クリスタルはさらに両手でデガンマクレの顔を押して、

海中へ入れた。

溺死させるつもりらしいが、敵は勢いよく上半身をあげた。

デガンマクレ「オオオオオオォォォォォォ!!!!!」

その勢いにクリスタルは飛ばされるが、港の方へ着地した。

ウルトラマンクリスタル「うわあぁぁ・・・・・っ!!シュッ!!」

そして、デガンマクレも海からあがって、

港へと足を踏み、立ち上がる。

デガンマクレ「オウゥゥ・・・!

おどれ、死にたいんか?お?こりゃ。」

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!」

クリスタルはじっくりと構えをとる。

サキ「コリス君!!DGC基地はどうなったの・・・・・!!?」

サキはクリスタルにそう聞く。

クリスタルは彼女の方に向き、暗そうに答える。

ウルトラマンクリスタル「・・・・復元できませんでした・・・・。」

サキ「そ、そんな・・・・っ!!」 

サキとイチゴはそれを聞いて、絶望する。

シュドーとテブリッシュはモモと交流。シュドーが彼女にこう聞く。

シュドー「隊長・・・・。あのクリスタルが本当にコリスなんですか!?」

モモ「ええ。そうよ。」  モモははっきりと軽く答える。

テブリッシュ「やはり・・・。彼の顔がコリスの顔に見えたんです。」

ウルトラマンクリスタル「でやああぁぁぁぁ!!!」

クリスタルはデガンマクレに強烈なパンチを打つ。敵はさがる。

デガンマクレ「オウゥゥゥ・・・!!オォウ!!!」

デガンマクレが長刀を振るい、クリスタルを思い切り斬る。

ウルトラマンクリスタル「うあああぁぁぁぁぁぁ!!!??」

クリスタルが斬られた部分が爆発して、倒れる。

デガンマクレ「どうじゃぃ?わしの武器・邪闘刃(じゃとうは)の味は?

わしはこの邪闘刃で中国DGCをも壊滅させたんじゃ。

おどれも切り刻んでから、あの世へ送ったるわぃ!」

ウルトラマンクリスタル「く・・・・・っ!!」

デガンマクレ「オオオオォォォォォ!!!」

そして、使徒は長刀もとい邪闘刃を振るい、クリスタルに迫る。

ウルトラマンクリスタル「ショワッ!!」 

クリスタルはジャンプして避ける。

そして、使徒の背後に着地したクリスタルは必殺技を繰り出す。

ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!!」

クリスタルはエクセリック光線を発射する。だが。

デガンマクレ「オオォォォォウ!!!」

使徒は邪闘刃を振るい、エクセリック光線を跳ね返した。

ウルトラマンクリスタル「何っ!?」

クリスタルは自分の必殺光線が長刀に弾き飛ばされた事に驚く。

デガンマクレ「無駄や。

わしの邪闘刃はどんな光線も跳ね返すんじゃ。」

ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!ウルトラブレード!!!」

クリスタルはどこからともなく剣を出して、デガンマクレと戦う。

デガンマクレ「オオォォォ!!」 

ウルトラマンクリスタル「はっ!!!」

両者の刃が激しくぶつかり、鋭い剣戟の音が唸る。

ウルトラマンクリスタル「でえぇぇい!!ショアァァッ!!!」

クリスタルは剣を振り、デガンマクレの邪闘刃を弾く。

そして、デガンマクレを斬ろうと、再び剣を振るう。

デガンマクレ「オゥ!!オオオオオォォォォォ!!!!」

使徒は自身を回して、クリスタルの攻撃を避ける。そして、

華麗に邪闘刃を振り回して、それを思い切り振り下ろす。

ウルトラマンクリスタル「くっ!!」 

クリスタルは剣でガードしようとする。

しかし、デガンマクレの邪闘刃がその剣を砕いてしまった。

邪闘刃の威力はとても恐ろしい。

クリスタルは剣が砕けた事に驚く。

ウルトラマンクリスタル「な・・・・っ!?うぉわ!!!!」

そして、クリスタルは再び邪闘刃に斬られてしまう。

クリスタルはまた倒れる。そして、カラータイマーが赤く点滅する。

ウルトラマンクリスタル「ぐ・・・・っ!はぁ・・・っ!あ・・・。」

デガンマクレ「そろそろ、あの世へ行く準備をしぃや。」

ウルトラマンクリスタル「ま・・・まだだ!まだ・・・終われない・・・・!!」

デガンマクレ「今すぐ・・・・死にさらさんかぃ!!

こらああぁぁぁ!!!」

使徒が邪闘刃を振り上げる。ついにクリスタルを殺すのか。

その時、後ろから複数の砲弾が出て、デガンマクレの背中を攻撃した。

デガンマクレ「オゥ!?な・・・何じゃとォ!!?」

デガンマクレは後ろの方を向く。オーシャンが砲撃したのだ。

サキ「これ以上・・・コリス君をやらせない!!」

イチゴ「戦っているのは・・・コリス君だけじゃないんだ!!」

ウルトラマンクリスタル「み、みんな・・・・!」

そう。DGCの隊員たちがクリスタルを助けるために、

戦っているのだ。

オーシャンは連続砲撃でデガンマクレを攻撃している。

デガンマクレ「オォォ!!お、おんどりゃァ!!

オウ!!オウ!!」

使徒は邪闘刃を振り回して、複数の砲弾を弾き飛ばす。

だが、デガンマクレの左右の近くにはシュドーとテブリッシュがいた。

右方にはシュドー、左方にはテブリッシュが銃器を構えていた。

シュドー「コリスは俺たちの仲間だ!!

たとえ、ウルトラマンでもなァ!!!」

テブリッシュ「コリスが俺たちを助けたように、

俺たちも彼を助ける!!今も、これからもなァ!!!」

シュドーとテブリッシュは一斉射撃でデガンマクレを攻撃する。

デガンマクレ「オォ!?オオォォォォ・・・・!!!」

使徒は身体中に攻撃を受けて、ひるむ。

モモ「皆・・・・。ありがとう・・・・・!」

モモは涙が滴る目を拭いて、微笑んだ。そう。モモとコリスには、

DGCと言う素晴らしい仲間がいた。

例え、二人の秘密が暴かれようとも、

仲間たちとの絆は決して破れやしない。隊員たちは攻撃を続け、

デガンマクレは邪闘刃を振るう暇もなく、

攻撃を受け続け、痛がっていた。

デガンマクレ「オオォォ・・・・ッ!!何故や!?

何故、こがぁな人間たちに押されとんのやァ!!

このワシが・・・・!!」

ウルトラマンクリスタル「それは・・・僕らに絆があるからさ・・・・!」

デガンマクレ「オゥ!!?オ・・・ッ!!?」

クリスタルの声を聞いたデガンマクレはクリスタルの方に向く。

クリスタルは右の膝をつきながらも立っていて、

右手を前に回して、魔方陣のような物を作った。これはまさか。

デガンマクレ「何をやるつもりか知らへんが、

この邪闘刃で・・・!オッ!?」

その時、デガンマクレは自身が持っていたハズの邪闘刃が、

勝手に浮かび上がっていた。

使徒はこれに驚き、後ろの方へ向く。そこにモモがいた。

モモが夢の魔法でデガンマクレの武器を浮かばせたのだ。

モモ「パラレルパラリルドリリンパ!!

夢の力は・・・まだ消えていない!!」

イチゴ「隊長・・・!やはり、魔法が使えたのですね・・・・!」

イチゴはモモが魔法でデガンマクレの武器を奪った事に微笑む。

ウルトラマンクリスタル「僕たちの友情は、

お前たちには負けない!!

くらえ!!ウルトラサークル!!!!!!!!」

クリスタルは右手で集めて作った光球を魔方陣にぶつけ、

その魔方陣から巨大な光線を放射した。

使徒はその光線を浴びた。

デガンマクレ「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

デガンマクレはウルトラサークルの威力を受けて、爆発した。

使徒は粉々に消えて、隊員たちは勝利に喜んだ。

シュドー「よっしゃあああぁぁぁぁ!!!!」 

テブリッシュ「やったぞ!!!」

イチゴ「勝った・・・・!コリス君が勝ったんだ・・・・!!」

サキ「ありがとう・・・・。コリス君・・・・・。」

そして、モモは既に立ち上がったクリスタルの前に立つ。

ウルトラマンクリスタル「姉さん・・・・勝ちましたよ・・・・・。」

モモ「コリス・・・。戻りましょ。皆のところへ。」

ウルトラマンクリスタル「はい・・・・。」

そして、クリスタルは小さくなって、コリスの姿に戻った。

コリスはモモと一緒に、

隊員たちの待つオーシャンラッシュへと向かっていった。

使徒たちのアジトでは、

グランメアルドが不愉快そうな表情をしていた。

グランメアルド「ぬぅ・・・っ!あの天下無双の力を誇る、

デガンマクレも戦死したか・・・・!DGCの奴らめ。

マリンナーサの奴らと和解して、協力しやがった・・・。」

女性の使徒「どうします?このままでは・・・・!」

グランメアルド「恐れる事はない。残り少ないメンバーは、

奴らより最高の戦力を誇っている。我ら使徒に、

負けはないのだよ。ふははははははははは・・・・・!!!」

グランメアルドは笑った。まだ勝機があるみたいだ。

使徒のリーダーであるグランメアルドの発言により、

DGCの皆さんに暴かれたコリスとモモの秘密。だが、

彼らと結んだ絆は決して破れる事なく、

友情の力でまた一人の使徒を倒しました。コリスとモモは、

これからもDGCと共に戦うでしょう。

全ての使徒がこの世界にいなくなるまでは。

次回につづく

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モモは赤く染まった空を見て、驚愕する。

コリス「知ってるのですか!?姉さん!!」

モモ「ええ・・・!これは、私が叶えさせた夢を壊した・・・・!!」

そして、赤い空から激しい雷が落ちてきて、DGC基地を襲う。

モモ「現実の雷よ!!!!」 コリス「な、何ですって!!?」

複数の雷がDGC基地を爆破していった。

再び基地が壊滅してしまった。

コリス「っ!!ああ!!DGC基地が・・・・・!!!」

コリスは再び壊滅したDGC基地を見て、動揺する。

モモ「そんな・・・・!まさか・・・こんなところで・・・・!?」

モモは絶望しそうに、両膝を地面についた。


その頃、オーシャンラッシュのブリッジでは、

サキが日本人からの通信を受けていた。

サキ「大変です!!東京湾にて、謎の巨人が現れました!!」

テブリッシュ「謎の巨人!?すると、使徒の刺客か!!」

シュドー「東京湾って、すぐ近くじゃねーかっ!!」

使徒の声「ぐっふっふっふっふっふっふっふ・・・・!!」

イチゴ「レーダーで確認しました!!

敵はこちらに急接近しています!!」

シュドー「野郎・・・!こうなりゃ、とことん戦うまでだぜ!!」

テブリッシュ「スカイラッシュのチャージはまだ終わっていない!!

俺とシュドーは地上で攻撃する!!

君たちはオーシャンで砲撃してくれ!!」

イチゴ&サキ「了解!!!!」

シュドー「行くぞ!!テブリッシュ!!」 テブリッシュ「おう!!!」

こうして、二人はブリッジから出た。サキは切なそうな表情をする。

サキ「隊長・・・・・。コリス君・・・・・。」


オーシャンが停泊しているこの東京湾で、巨大な使徒が歩いていた。

頭が兜のような形をして、口が鳥のような嘴であったが、

無数の小さい牙が生えている。

目が赤く、身体では、顔や手足以外が毛皮に覆われていた。

胸には緑色の鉱石が付いているそうだ。

手足は鎧のような硬い感じで、

右手には長刀らしき武器を持っていた。

この使徒こそが、グランメアルドが放った無双使徒だ。

使徒「ワシは使徒で百戦錬磨の力を誇るデガンマクレや!!

怪獣1000匹の命(タマ)を一気に葬ったわしから見れば、

人間数万人など数分で消せるわぃ!!おぅ!!DGC!!!

はよぅかかって来んかぃ!!

このわしが全員ぶっ殺しちゃるき!!!」

デガンマクレは長刀を振って近くの建物を斬った。

斬られた建物が突然粉々に吹き飛んだ。

オーシャンのブリッジでイチゴが砲撃準備を完了していた。

イチゴ「こいつが新しい使徒か!攻撃だ!!!」

オーシャンラッシュは無数の砲弾でデガンマクレを攻撃した。

デガンマクレ「オゥ!!オオォォォウ!!!」

オーシャンは砲撃を続け、デガンマクレを攻撃し続ける。

デガンマクレ「オオォォ!!オウ!!オウ!!」

砲撃を受け続けるデガンマクレは長刀を振り回し、

複数の砲弾を弾き飛ばす。

サキ「長刀で砲弾を弾き返している!!」

サキは敵が長刀で砲弾を跳ね返している事に驚く。

オーシャンはもっと砲撃するが、デガンマクレは長刀を回して、

シールドのように、無数の砲弾を弾き返している。

デガンマクレ「オラオラ!!どうしたんじゃぃ!!おどれは、

こがぁな攻撃しかせんのかや!!!おぅ!!こりゃ!!」

デガンマクレがオーシャンの砲撃を防いでいる間に、

テブリッシュとシュドーが徒歩で走って、使徒の隣にいた。

テブリッシュ「こいつはエデザスと同じ刃物系の武器を扱う、

武人タイプか・・・。かなり強そうだな・・・。」

シュドー「けど・・・。スキを突けばこっちのもんだぜ・・・!」

テブリッシュはショットバトラー、

シュドーはウルトラシューターを持っていた。

デガンマクレ「オオオオオォォォォォォオウ!!!!!!」

使徒は長刀を思い切り振り、オーシャンの砲弾全てを弾き飛ばした。

デガンマクレ「おどれのような船は切ったるがな・・・・!」

デガンマクレはオーシャンに近づこうと、歩いた。

そんな使徒の背後にシュドーとテブリッシュが銃を構える。

シュドー「オーシャンをやらせっか!!」 テブリッシュ「射撃開始!!」

二人は一斉射撃で、デガンマクレを攻撃した。シューターの銃弾が、

使徒の頭を中心に命中し、

ショットバトラーの閃光弾が敵の背中に命中した。

デガンマクレ「ゥオ!?オオォォォ・・・・!!」

後ろから複数の弾を受けたデガンマクレはすぐに背後の方に向かう。

そこで、攻撃しているシュドーとテブリッシュを見つける。

デガンマクレ「オォォ・・・!人間のガキ!!なめくさってからに!!!」

シュドー「へっ!!こっちに来いや!!」

テブリッシュ「オーシャンには接近させん!!」

二人は射撃しながら、使徒から離れるように走る。

デガンマクレ「オオォォォウ!!オォォウ!!」

使徒は長刀を振り回して、

複数の銃弾を跳ね返しながら、二人の隊員を追う。

イチゴ「使徒が後ろを向いた。攻撃のチャンスだ!!」

サキ「イチゴさん。コリス君と隊長を・・・・。」

サキの言葉にイチゴが動揺し始める。そして、落ち着きながらこう言う。

イチゴ「・・・・・っ。良いよ。呼んでも・・・・。」

サキ「了解・・・・・。」

オーシャンラッシュが再び砲撃し、デガンマクレの背中を攻撃した。

デガンマクレ「オオオオォォォォ!!?おどれェ・・・!!」

デガンマクレは自分を攻撃したオーシャンの方に向かう。

オーシャンが攻撃を続けるが、敵は長刀で複数の砲弾を弾き返す。

テブリッシュとシュドーが一斉射撃でデガンマクレを攻撃する。

デガンマクレ「オゥ!!オォ!!」 

使徒は再びシュドーとテブリッシュを睨む。


赤い空はいつの間にか元の青空に戻って、

廃墟となったDGC基地を見た、

コリスとモモは悲しそうな表情をしていた。

コリス「DGC基地が・・・・再び破壊されてしまった・・・・・。」

モモ「何で・・・。何で、あの雷が・・・・。

映画監督のズデニックさんの夢を壊してしまったあの雷が・・・。

私の魔法が・・・・・。また駄目になっちゃうのかな・・・・・。」

モモの目から一粒の涙が零れていく。DGC基地を再び破壊した、

赤い空の雷はモモの子供時代でも発生したらしく、

映画監督の男であるズデニックの夢をモモが叶えようとするが、

そのモモが必死で叶えた夢を赤い空の雷が破壊したそうだ。

何故、赤い空が発生したのか。それは、モモにもわからないらしい。

コリス「僕らの魔法が・・・・無効になってしまったと言うのか!?

やはり、夢の力である僕らの魔法に、

現実を変える事はできないと言うのか・・・!?」

コリスは気づいた。

夢は所詮、夢。夢が現実で起こる事は、

余程、ありうる事ではないのだろう。やはり、夢は現実に勝てないのか。

モモとコリスがそう思いながら悲しそうもする時。

女性の声『まだ・・・・諦めてはいけません・・・・・。』

コリス&モモ「っ!!!??」

二人は自身の脳裏にあの女性の声が響いた。

夢の中でも聞こえたあの女性の声が。


オーシャンラッシュが連続砲撃し、

シュドーとテブリッシュが一斉射撃を続けた。

デガンマクレが必死で長刀を振って、複数の弾を跳ね返しているが、

ほとんどの弾が命中して、使徒の体を痛めつけている。

デガンマクレ「オオォォォウ!!読めたどォ。二人の人間が、

船を守っているようで、船が人間を守っているみたいやな。

ならば、こうすんまでじゃのォ!!!」

DGCの作戦に気づいたデガンマクレは長刀を思い切り投げつけた。

その長刀はオーシャンの方に迫る。恐らく、小さな二人の隊員は、

巨大な刃で攻撃するのが難しいため、

あえて大きいオーシャンを標的にしただろう。

イチゴ「ああぁぁ・・・っ!!長刀がこっちに向かって来る!!」

サキ「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

長刀がオーシャンに迫るので、

大ピンチのサキとイチゴは物凄い絶望を表情に表す。

テブリッシュ「オーシャンにはイチゴとサキがいる!!」

シュドー「や、やべェぞ!!二人の命が・・・・っ!!」

このままでは、長刀の刃がオーシャンのブリッジに届き、

サキとイチゴが死んでしまうだろう。その時間は後わずか。

イチゴ「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

サキ「・・・・・っ!!隊長!!コリス君!!!!」

涙目でサキがそう叫ぶと、

オーシャンの前に水色の眩い光が降り注ぎ、

オーシャンに近づいた長刀がその光に入り込んだ。

シュドー&テブリッシュ「あっ!!!」 

デガンマクレ「オオォォォッ!??」

二人の隊員やデガンマクレはその光に驚く。

サキ&イチゴ「・・・・・・っ?ああっ!!」

絶望で顔を反らしたイチゴやサキもその光を見て、少し驚く。

サキ「あ・・・あれは・・・?」 

デガンマクレ「な、なんじゃぃ!!あれは!!!」

その光が消えると、ウルトラマンクリスタルが現れた。

右手にはモモを乗せて、

左手はデガンマクレの長刀を握っていた。

シュドー「あ・・・あいつは・・・・!!」

テブリッシュ「ウルトラマンクリスタル!?」

イチゴ「いや・・・・!コリス君だ!!」

サキ「コリス君・・・・。来てくれたのね・・・・・っ。」

クリスタルはサキとイチゴの方に顔を向ける。

そして、クリスタルの顔からコリスの顔の幻影が出てきた。

サキ&イチゴ「コリス君!!!」

ウルトラマンクリスタル「もう・・・・大丈夫ですよ・・・・・・。」

つづく

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