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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ついに使徒のボスが出現した。彼の発言により、

DGCの皆がコリスのモモの秘密を知ってしまう。

さらにDGC基地壊滅の報告が。状況が最悪に・・・・。

次回、【クリスタルの本当の脅威!?】 さらなるハプニングが来る。

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?クリスタル第61話。

今回は再び日本を戦場にしちまいましたな^^;

まあ、そう言う予定ですから、仕方がありませんな(ぇ

今回もサキュバイアと同等の等身大だけの使徒を登場させました。

ですが、その今回登場したイレドナは人型っぽいサキュバイアと違い、

完全に怪人です。でも、防衛隊員(イチゴ)に敗北しますがね^^(

さらに、巨大な大きさだけの使徒も出しました。

その使徒であるデルゴーンはロボットっぽいデザインにしてみました。

実際のデルゴーンはロボットではなく、鉄人っぽいのですけども(

まあ、使徒って大きさは選ばないように、

設定してありますし・・・・ね?(聞くな

そして、次回より急展開になります。

コリスとモモの秘密がバレバレになります。他は教えない(ぁ

まあ、終盤ですので、これくらいはいこうかなァ・・・と。(ぉま

それでは。

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ウルトラマンクリスタル「でえええええぇぇぇぇぇぇい!!!」

敵の動きが止まったところをクリスタルはジャンプし、

デルゴーンに空中キックをお見舞いする。

デルゴーン「デオオオオォォォォォォ・・・・・!!」

ウルトラマンクリスタル「っ!!シュワァ!!!」

クリスタルは走りだし、立ち上がったデルゴーンを連続で殴り始める。

ウルトラマンクリスタル「はっ!!えぃ!!とう!!でや!!」

デルゴーン「デオオオォォォォッ!!!」

数発殴られ続ける使徒はクリスタルを殴って反撃しようとするが。

ウルトラマンクリスタル「せぃ!!!・・・クリスタルレーザー!!!!」

クリスタルはバック転で使徒の攻撃を避けた。さらに、

クリスタルレーザーでデルゴーンに大ダメージを与えた。


一方、工事中のビルの廊下で、イレドナがイチゴに追われていた。

イレドナ「ぬううぅぅぅ・・・・・・っ!!」

イチゴ「待てえええぇぇぇぇぇっ!!!」

イチゴは銃弾を連射するが、

イレドナが銃弾が来る方向に向けて、両手を出す。

イレドナ「かああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

イレドナの両手から青い光が発し、その光が丸いシールドとなる。

そのシールドによって、イレドナはイチゴの放った銃弾を全て防いだ。

イチゴ「な・・・・・・っ!?」

イレドナ「ふふふ・・・・っ!!でや!!!」

そして、イレドナはシールドを消し、右手から青い光線を発射した。

イチゴ「ぐっ!!」 イチゴはバック転で敵の光線を避ける。

光線はイチゴの前の床に命中して爆発する。

そのスキにイレドナが逃げ出す。

イレドナ「・・・・・・・・・・っ!」 イチゴ「おのれ!!逃がさん!!」

イチゴは爆発でできた炎をジャンプで飛び越え、使徒を追った。


クリスタルの攻撃で倒れてしまったデルゴーン。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・・・・っ。」

クリスタルは倒れた使徒に近づいてみる。だが、

突然、デルゴーンが起き上がった。クリスタルの目の前で。

デルゴーン「デオオオオオオオオォォォォォォォォォ!!!!!!!!!」

クリスタルはいきなり敵が起きたものだから、凄く驚く。そんなクリスタルに、

デルゴーンは両手を振りおろし、クリスタルを思い切り打ちのめす。

ウルトラマンクリスタル「うわっ!!!ぎゃああああぁぁぁぁぁっ!!!!!」

クリスタルは敵の打撃を受けて、さがる。

デルゴーンは右手でまた打撃しようとする。

シュドー「卑怯な奴だ!!死んだフリしやがって・・・・!」

デルゴーン「デオオオオオオォォォォォォォ!!!!!」

ウルトラマンクリスタル「ぬっ!!シェアッ!!!」

クリスタルは左手でガードし、右手でデルゴーンの体にパンチする。

デルゴーン「デオオオオォォォォ!!デオオオオオォォォォォ!!!!」

デルゴーンは打撃に耐えて、キックでクリスタルを蹴りあげる。

ウルトラマンクリスタル「うわあああぁぁぁ・・・・・っ!!!」

デルゴーン「デオオオオオオオオオォォォォォォォォォ!!!!!!!」

さらに、デルゴーンは少しさがって、再び両手をロケットのように飛ばした。

ウルトラマンクリスタル「て、手が飛んだ!!?」

テブリッシュ「気をつけろ!!奴の手は自由に飛びまわるぞ!!!」

ウルトラマンクリスタル「くっ!!とおおぉぉぉっ!!!」

クリスタルは別の方向へ跳んで、敵の両手の攻撃を避けた。だが、

使徒の両手は軌道を変えて、再びクリスタルを襲う。

ウルトラマンクリスタル「くぅ・・・・っ!!ショア!!てえぇぇい!!」

クリスタルは迫る両手を手刀2回で弾き飛ばす。

両手はクリスタルの打撃でも、

落ちる事なくまたもクリスタルの方に迫るように飛ぶ。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!!ショワアアアァァァァッ!!!」

クリスタルはジャンプして、空から攻撃から避けようとしたが、

両手も空の方へあがり、クリスタルに近づく。

ウルトラマンクリスタル「何っ!?くあぁぁっ!!!」

そして、ついに夜空で両手がクリスタルの首を掴んだしまった。

首を掴まれて地上に落ちてしまったクリスタルは首を痛がっていそうだ。

そう。デルゴーンは両手を操り、クリスタルの首を絞めているのだ。

ウルトラマンクリスタル「ぐああぁぁ・・・・!あああぁぁぁ・・・・・っ!!!」

クリスタルは自身の首を絞めている、

敵の両手を取り外そうとするが、うまくできない。

そして、カラータイマーが赤く点滅した。残り数秒となっていた。


イチゴはイレドナを追い続けている。だが、その戦いもついに・・・。

イレドナ「・・・・・・っ!おぉ!?」

イレドナの前に壁があった。そう。ここは行き止まりなのだ。

イチゴ「ここまでだな・・・・っ!イレドナ。」 イレドナ「ぬっ!?」

イレドナは後ろにいるイチゴに向く。

イチゴは使徒にウルトラシューターを構えている。

イチゴ「日本の防衛隊の皆さんはどこにいる!?」

イレドナ「クククク・・・・!彼らなら地底に閉じ込められています。

もう助ける事はできませんがねえぇぇぇっ!!!」

イレドナは青い光線でイチゴを攻撃するが、

イチゴはこれを避け銃を向ける。

イチゴ「えぃ!!ぬ・・・・・・っ!!」

しかし、イレドナはまたもシールドを作った。

また銃弾を跳ね返すつもりだ。

イチゴ「むぅ・・・・っ!!でや!!!」

それを見たイチゴは射撃をせずに、急に手榴弾を持ち出して、投げつける。

手榴弾がイレドナの前に落ちて爆発。

イレドナはその爆発に驚き、シールドを解く。

イレドナ「うわあぁぁっ!!!」 イチゴ「今だ!!!」

イチゴはそのスキを突いて、銃弾を連射する。

イレドナ「ぐぎゃあああぁぁぁぁぁ・・・・・・っ!!!」

複数の銃弾を受けたイレドナは倒れた。

イチゴ「日本を馬鹿にした罰だ・・・・っ!」

イレドナ「クク・・・・!クククククク!!」

イチゴ「な、何がおかしい・・・・っ!?」

イレドナ「さ、最後にあなたにお伝えしましょう・・・!クリスタルの事を。」

イチゴ「クリスタルの事っ!?」

イレドナ「そ・・・・そうです・・・!ウルトラマンクリスタルの正体は。

・・・・あなたの仲間であるコリス隊員なのですよ・・・・・っ!!」

イチゴ「え・・・・・っ!!?」 イチゴは使徒の発言に混乱しそうになる。

イレドナ「コリスは人間ではありません・・・!夢の国の住人だったのですよ。」

イチゴ「う・・・嘘だ!!コリス君は人間だ!!!」

イレドナ「嘘ではありませんよ・・・。では、何ゆえ・・・・・。

クリスタルが現れた時に・・・・コリスがいなくなったと思います・・・・?」

イチゴ「え・・・・・!?」

イレドナ「ク・・・クク・・・・ククク!!まあ、良いでしょう・・・。

どうせ、その答えは・・・我が使徒のリーダー、グランメアルド様が・・・・。

語ってくださる・・・・・のです・・・・・・から・・・・・・――――――。」

そして、イレドナは炎に包まれて消滅してしまった。


クリスタルはデルゴーンの両手に首を絞められているだが、

クリスタルはそんな両手を掴み、必死に取り除こうとする。

ウルトラマンクリスタル「くうぅぅぅ・・・・!!ぬううぅ・・・・!」

デルゴーン「無駄だ。我が両手はとても重い。

貴様の怪力なんぞで取り外せるワケ・・・!」

ウルトラマンクリスタル「ウルトラパワー!!!!!!!」

クリスタルはそう言うと、両手の力が数倍にあがった。それにより、

デルゴーンの両手を軽く持ち上げ、

クリスタルの首から取り外す事ができた。

デルゴーン「デオオオオオオォォォォォォォ!!!!??」

デルゴーンは自身の両手をクリスタルが見事に持ち上げて、

立ち上がった事に驚く。

テブリッシュ「よし!!」 シュドー「良いぞ!!」

ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!!ふあああぁぁぁぁっ!!!」

そして、クリスタルはデルゴーンの両手を敵本体に投げつける。

デルゴーンは自身の両手の爪に首を顔を刺されてしまい、発狂する。

デルゴーン「デオオオオオオオオォォォォォォ!!!!デオォッ!!

デオッ!!デォッ!!デオオォォォォォ・・・・・!!!」

そして、使徒は倒れた。今だ。クリスタル。

ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!!!」

クリスタルのエクセリック光線が倒れたデルゴーンに命中。

敵は粉々に爆発した。


そして、街並みから輝かしい光が。夜明けが来て、太陽が昇り始めたのだ。

オーシャンラッシュのブリッジに戻った隊員たち。

シュドー「いやぁ。使徒たちはやっつけた事だし!」

テブリッシュ「後は地下に閉じ込められている防衛隊を助けるだけだな。」

サキ「みなさん。お疲れ様でした。これで日本は救われますね。」

コリス「ええ・・・・・。」  イチゴ「・・・・ねえ、コリス君。」

イチゴが暗そうにコリスを呼ぶ。コリスはすぐに反応する。

コリス「何ですか?イチゴさん。」

イチゴ「どうして、

クリスタルが現れた時に・・・・君はいなくなってるんだぃ?」

コリス「え・・・・・・!!?」 モモ「っ!!?」

イチゴの質問に驚くコリス。それを聞いてさらに驚くモモ。

隊員たち「・・・・・・・・っ!?」 そして、隊員たちも。

コリス「ど・・・どう・・・・して・・・・??」

いきなり何があったかわからないコリスは混乱しそうになる。

イチゴ「できれば答えて欲しい・・・・。君は・・・・・・・。」

イチゴは静かに切なそうにこう聞き、コリスの正体を問う。

イチゴ「ウルトラマンクリスタルなんだろう???」

コリス&モモ「!!!!!!!!????」

物凄い表情で驚くコリスとモモ。自分たちの正体がバレそうだからだ。


一方、アメリカのDGC基地では、思いもよらぬ事態が起ころうとした。

その基地が・・・・・突然。

ドカアアアアアアァァァァァァァン ズドオオオォォォォン

大爆発を起こした。モモたちのDGCの基地が爆発してしまったのです。

一体、どうして基地が爆発したのでしょうか?そして、

日本にいるコリスやモモの秘密も、

仲間の隊員たちに明らかになってしまうのです。

これも、使徒の狙いでしょうか・・・・。

使徒との戦争はますます激化しようとしました。

次回につづく

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デルゴーン「デオオオオオオオォォォォォォォォォ!!!!!」

だが、背中を攻撃されても、その苦痛を感じないデルゴーンは、

そのまま近くのビルを叩き壊す。鋼鉄使徒・デルゴーンの鉄の体は、

いかなる科学の兵器も通じないと言うのか。だが、それでもDGCは諦めない。

2機のスカイラッシュは再びレーザーバルカンを連射する。

それでも、デルゴーンには通用しない。だが、

戦っているのは、スカイラッシュだけではない。


東京湾からオーシャンラッシュが砲身をあげていた。

サキ「ターゲット・ロックオン!!砲撃します!!」

モモ「よーし!撃てェ!!!」

オーシャンラッシュは一斉に砲撃を開始した。複数の砲弾が、

使徒が暴れている街へと飛んでいく。


その複数の砲撃がデルゴーンに命中した。デルゴーンはこの攻撃に驚く。

デルゴーン「デオオオオオオォォォォォ!!?」

シュドー「遠くからの砲撃・・・!オーシャンの援護攻撃だ!!」

テブリッシュ「このまま攻撃を続けるんだ!!いつかは倒せるハズだ!!」

オーシャンが遠距離砲撃でデルゴーンを攻撃し続けている。

その同時に2機のスカイラッシュもレーザーバルカンで追加攻撃する。

デルゴーン「デオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!」

だが、それらの攻撃もデルゴーンには通じない。使徒は、

そのまま歩きながら、目の前の障害となるビルを壊し続ける。

その間に、イチゴが走っていた。デルゴーンより前の方向へ。

イチゴ(待ってて・・・!コリス・・・・・!!)

どうやら、イチゴはイレドナに捕らわれたコリスを助けに行くつもりだ。

だが、デルゴーンはそんなイチゴを見つけてしまう。

デルゴーン「デオオォォォ!?DGCのガキめ!!どこへ走っている!!?」

デルゴーンは口から火炎を放射して、イチゴを襲う。

だが、火炎はイチゴから横にある地面に命中して爆発。

イチゴはその爆風で倒れそうになるが、何とか立って、反撃する。

イチゴ「あぅ!?くうぅ・・・・っ!!」

イチゴはウルトラシューターから火薬弾を連射して、使徒を攻撃する。

だが、デルゴーンはその攻撃も効かず、再びイチゴを攻撃しようとする。

デルゴーン「デオオオオオオォォォォ・・・・!デオオォォォ!!?」

イチゴに向かうように歩くデルゴーンは、

後ろからの攻撃を受けて、その方向へ向く。

攻撃したのは、2機のスカイラッシュであったのだ。

デルゴーン「おのれェ!!邪魔しおってからに!!!」

デルゴーンはとうとう怒ったか、2機のスカイラッシュに火炎を攻撃する。

だが、また避けられてしまう。2機は再びレーザーバルカンで攻撃する。

その間に、イチゴは工事中のビルのところへ走り続ける。

オーシャンラッシュも無数の砲弾を撃ち続けて、デルゴーンを攻撃し続ける。

デルゴーンはその砲撃がどこから来ているかわからず、混乱を始めた。

デルゴーン「デオオオオオオオオオォォォォォォォォォ!!!!!!!!」

テブリッシュ「動きが止まった!!今なら・・・・っ!」

2機のスカイラッシュはまたもレーザーバルカンでデルゴーンを攻撃する。

だが、流石のデルゴーンも攻撃を受け続けて、

ストレスが溜まっている様子だ。

デルゴーン「デオオオオォォォォ!!デオオオオオオォォォォォォ!!!!」

その時、デルゴーンは2機のスカイラッシュに両手を向けた。そして、

その両手が使徒の体から離れて、ロケットのように飛んで来た。

シュドー「りょ、両手が飛んだァ!!?」 シュドーも今の使徒の技に驚く。

ロケットのような両手が2機のスカイラッシュに迫る。

そのまま破壊する気だ。

シュドー&テブリッシュ「おおぉぉっ!?」 2機は素早くその攻撃を避ける。

だが、これで終わったと思ってはいけない。飛んでいる両手が軌道を変え、

2機のスカイラッシュを追い始める。

デルゴーンは飛んだ両手を操れるのだ。

デルゴーン「スカイラッシュを破壊せよォ!!!」

スカイラッシュ1が必死に逃げるが、使徒の右手が追い続ける。

シュドー「て、手が追ってきやがる!!」

使徒の左手も逃げるスカイラッシュ2を容赦なく追い続ける。

テブリッシュ「これでは、デルゴーンを撃つ事さえできないぞっ!!」

スカイラッシュが軌道を変えて飛ぶが、手も軌道を変えて追っているのだ。

このままでは、スカイラッシュが危ない。オーシャンラッシュが、

連続砲撃でデルゴーンを攻撃する。だが、使徒はその攻撃も効かない。

デルゴーン「ぬぅ・・・!遠くから撃って来る奴も後で攻撃してくれるわィ。

その前に、この戦闘機を破壊する!!

デオオオオオオォォォォォ!!!!!」

そして、ついに両手が2機のスカイラッシュに命中した。

シュドー「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

テブリッシュ「だ、脱出ううぅぅぅっ!!」

デルゴーンの空飛ぶ両手の爪に、

打撃されたスカイラッシュ2機の機体が爆発して、

炎上しながら墜落していく。二人の隊員は何とか脱出できたが・・・。


モモ「シュドー隊員とテブリッシュ隊員が倒れたそうよ・・・・っ!」

テブリッシュからの通信を受けたモモがそう言い、

サキは少し悲しそうに驚く。

サキ「そんな・・・・っ!!よくも二人をォ!!!」

サキは怒って、デルゴーンに連続砲撃を仕掛ける。


その多くの砲撃を受けたデルゴーンは後ろの方を見る。

デルゴーン「デオオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!デォ!?」

砲撃を受けながらデルゴーンはとうとう、

オーシャンが砲撃している方向を見つけた。だが、デルゴーンは、

何故か無視して、自分が進もうとしたところを進行する。

一体、使徒はどこへ進むと言うのだろう。


工事中のビルの部屋で揺れが起きていた。デルゴーンが近づいているのだ。

コリス「な、何だ・・・・!?足音のような物が聞こえるけど・・・。」

イレドナ「クククク。間もなく、

デルゴーンがこちらに向かって来るのですよ。」

コリス「何・・・・っ!?」

イレドナ「そうです。

デルゴーンはあなたをこのビルごと叩き潰そうとしているのです。

そうすれば、流石のあなたも・・・・ジ・エンドでしょう。

ウルトラマンクリスタルもマリンナーサの王子であるあなたも、

人知れずに死ぬのですよっ!!ウルトラ族の英雄伝説も、

ここで潰え去るのです!!!

あっはははははははははははははは!!!!!!!」

コリス「く・・・・・っ!!どうすれば良い・・・・!!

このカプセルのせいで変身できない・・・・!!このままじゃ・・・・!!!」

コリスはカプセルに閉じ込められているせいで、クリスタルになれない。

このままイレドナにあざ笑われ、デルゴーンに殺されるを、

待つしかないのかと、絶望しそうになる。

イレドナ「全人類は命も夢も・・・・何もかも失い、

絶滅するのでェ・・・・!ぎゃん!!!」

その時、笑いながら言ってるイレドナは、

いきなり謎の銃弾に撃たれて倒れる。

コリス「っ!!?」 コリスは銃弾が飛んだ方向を見る。そこに、イチゴがいた。

イチゴがウルトラシューターでイレドナを撃ったのだ。

コリス「い、イチゴさん!!」 コリスはイチゴが来てくれて、笑顔になる。

イチゴ「やっぱり・・・イレドナの罠だったね・・・・!えい!!」

イチゴは銃弾でコリスを閉じ込めたカプセルを消滅させた。

コリス「おお・・・・っ!」 これでコリスは自由になった。

イレドナ「ぬぅ・・・・っ!!」 イレドナは走って逃げだす。

イチゴ「街でデルゴーンが暴れている!!君は使徒と戦っている、

隊員たちを援護してくれ!!!僕はイレドナを追う・・・・っ!!」

コリス「わかりました・・・・!」

そして、コリスはデルゴーンを倒そうとビルから出て、

イチゴはイレドナを追おうと、このビルの中へと走る。


夜の街で暴れ続けるデルゴーンの前に走ったコリス。

デルゴーン「デオオオオオオオオオォォォォォォォ!!!!!!!」

コリス「行くぞ・・・っ!使徒め!!!」

そして、コリスは止まって、ウルトラウォッチを輝かせた。

コリス「ショワッチ!!!!!!!!」

コリスはウルトラマンクリスタルは巨大変身して、

デルゴーンの前に立ちはだかる。

デルゴーン「デオオオオオオオォォォォォォ!!!!?

マ、マリンナーサの王子!?イレドナめェ・・・・っ!!しくじったか!!!」

ウルトラマンクリスタル「・・・・・・っ!!ショワアァァァッ!!!」

クリスタルは先制攻撃としてミドルキックでデルゴーンを打つ。

デルゴーン「デオオオオォォォォォォ・・・・・!!」

クリスタルのキックがデルゴーンに通じた。敵は痛みでさがる。

シュドー「クリスタルが助けに来てくれた!!」

テブリッシュ「やはり、日本でも我々と共に来たんだな!!!」

ウルトラマンクリスタル「はああぁぁぁぁ!!!」

クリスタルはさらにチョップで使徒の頭を攻撃する。

デルゴーン「デオオオオオオォォォォォォォォ!!!!」

鋼鉄のデルゴーンは人間の武器が通じなくとも、

光の戦士であるウルトラマンの打撃には少しだけ効くみたいだ。

デルゴーン「デオオオオオオォォォォォ!!!!」

デルゴーンは反撃に出て、パンチでクリスタルを殴る。

ウルトラマンクリスタル「あぅ・・・・・っ!!?」

殴られたクリスタルはさがりそうになる。そんなクリスタルに、

デルゴーンは容赦なく口からの火炎で攻撃する。

ウルトラマンクリスタル「ぐわあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

クリスタルは火だるまとなって吹き飛び、ビルと衝突した。

そのビルがクリスタルの重さによって崩れ、

彼に付いていた炎で燃え始めて爆発。

ウルトラマンクリスタル「ぐぅ・・・・・・!!」

立ち上がるクリスタルから炎が消えたが、ダメージは大きかった。

デルゴーン「デオオオオオオォォォォォォォ!!!!!」

デルゴーンがひるんでいるクリスタルを倒そうと歩く。


モモ「クリスタルを援護して!!」  サキ「了解!!!」

サキが砲撃している間に、モモが心の中で呟く。

モモ(イチゴ・・・・。コリスをイレドナの罠から救ったのね・・・・!

でも、人質にされた日本人たちの事も何とかしなきゃ。)


オーシャンラッシュの複数の砲撃がクリスタルに迫る使徒を攻撃。

デルゴーン「デオオオオオオォォォォォォ!!!?」

デルゴーンは砲撃を受けて、その驚きで動きを止める。

つづく

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コリス「心配しないでください。もし、イレドナが悪い発言をしたら、

今すぐ射殺するつもりですから。簡単には死にませんから・・・・。」

コリスは隊員たちに笑顔を見せて、背を向けて歩いた。

イレドナのところへ行くつもりだ。隊員たちは切なそうにコリスを、

見つめるしかなかった。すると、サキがモモにこう聞く。

サキ「何とか・・・・コリス君を助けられる方法は・・・・。」

モモ「いえ。尾行しても、イレドナに気づかれる確率は高いわ。

ここは・・・・コリスを信じてみましょう・・・・・。」


そして、コリスはイレドナの声に導かれていたか、

いつの間に工事中のビルの前に来ていた。

コリス「ここで・・・・良いよね?」

イレドナの声『はい。よくぞ、ここまで来てくださいました。

さァ。どうぞ、入ってくださいませ。』

コリス「・・・・・・・っ。」

コリスは何も言わずに、そのままビルの中に入った。


そのビルの中は何もない殺風景の世界であった。その、

薄暗い部屋に来たコリスの前に、イレドナが立っていた。

イレドナ「ようこそ、マリンナーサの王子。そして、ウルトラマンクリスタルよ。」

コリス「イレドナ。約束通り来た。話をしよう。」

イレドナ「良いでしょう。まず、どこから話せば良いやら・・・・。

ふむ。では、こんな話はどうでしょう・・・・?我ら、使徒の秘密を・・・。」

コリス「っ!?君たち使徒の秘密・・・・・っ!?」

コリスは使徒の秘密がわかる事に、少し驚く。

イレドナ「そうです。我ら使徒について、

あなただけにちょっとだけ教えましょう。

我ら使徒は人間たちにとっては全く謎の存在でしたよね・・・・・?」

コリス「はい・・・・。

怪獣でも宇宙人でもないとシャドーさんから聞いてます・・・・。」

イレドナ「そうです。我々使徒はあんな下等な種族とは全く違う種です。そう。

私たちは宇宙を導くために造られた存在なのです。」

コリス「造られた!?君たちは生物じゃないのか・・・!?」

イレドナ「おや?あなたは造られた=ロボットと思ってますかね?

残念。あたしたちは正真正銘の生物ですよ。肉も内臓もあります。

ところで、一体誰に造られたと聞きたそうな表情してますねェ?」

コリス「っ・・・・!?気づいたのか・・・・!!?」

コリスはイレドナにそう言われて、驚く。

コリスは使徒を造ったのは誰かと知りたいのだ。

イレドナ「ククク。やはりね・・・・・。ですが、それは私が教える事はありません。

我らを造りし者の事は、我ら使徒の長に聞いてください。」

コリス「使徒の長・・・・?それが、お前たちを動かしているのか?」

イレドナ「ええ。その方は一番最初に造られた使徒で、

我らが最も尊敬すべき大戦士です。

あの方に歯向かって生きた者は誰もいません。」

コリス「・・・・・使徒の正体は少しだけわかった。それでは、

次に使徒たちの目的の事・・・・教えてくれる?」

イレドナ「良いでしょう。その我ら使徒のやるべき事・・・・。

それは、あなたたち夢の国の住人と、地球人の・・・・。

オール抹殺です!!!一人も残らずぶっ殺して差し上げるつもりです。」

使徒たちの目的は地球人と夢の国の住人の全滅らしい。

それを聞いたコリスは表情を暗くした。怒りを感じたらしい。

コリス「・・・・・・・その理由は?」

イレドナ「・・・・これ以上、教える事はありません。何故なら、

あなたはここで死ぬのですから・・・・・・・・っ!!」

イレドナは口をニタァと動かして、そう言う。

コリス「やはり、そう来るんだね・・・・!」

コリスは素早くウルトラシューターを持ち出す。

即座にイレドナを撃つつもりだ。

イレドナ「はっ!!!」 すると、使徒は手から光線を出して来た。

コリス「うわっ!!!」 光線がウルトラシューターに命中した。

それにより、そのシューターが弾き飛ばされ、コリスはひるむ。

イレドナ「ククククク。マリンナーサの王子よ。あなたはここで死ぬのです。」

イレドナは両手から白い光線を出し、その光線がコリスを包んでしまう。

そして、コリスを包んだ光線が、白いカプセルとなってしまった。

使徒は光線で作ったカプセルでコリスを閉じ込めてしまった。

コリス「し、しまった・・・・・・!!ちっくしょ!!」

コリスは自身を閉じ込めたカプセルを殴るが、破れない。

イレドナ「無駄ですよ。あなたは永遠にここから出られません。そして、

クリスタルにも変身できるワケもありません。

我らはこの時を待ってたのです。」

コリス「やはり・・・・・罠だったのか・・・・・!!」

イレドナ「ぷっ!それを知って、私のところへ来たとか・・・・。

何とも、愚かな子でしょう。約束なんか最初から守る気などありませんよ。」

コリス「く・・・・・・っ!!」

イレドナ「今から日本人を全滅させます。あなたの姉もDGCもね・・・・!!

行きなさい!!デルゴーンよ!!!日本人どもを全て殺すのです!!!!」

イレドナの叫びに部屋中が揺れだす。地震か。

否、イレドナは仲間の使徒を呼び出したのだ。


工事中のビルだけではなく、街中にも揺れが迫っていた。

シュドー「な、何だァ!?」 テブリッシュ「地震か!?」

イチゴ「く・・・・っ!!もしかすると・・・・!!」

イチゴは何かを予感したか、急に走り出した。

サキ「ど、どこへ行くんですか!?」

その時、とあるビルがいきなり崩れ始める。そこから謎の巨人が現れた。

その巨人の体は赤黒い色の鋼鉄でできているようだった。目が青く輝き、

頭や両肩から角が出ていた。両手や足の爪が黒い鉄でできていた。

見た目で鉄人のように見えるが、この巨人も正真正銘の使徒であった。

使徒「デオオオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!!!!

いよいよ出番かああああぁぁぁぁぁ!!!!」

シュドー「っ!!し、使徒が出やがった!!」

テブリッシュ「もしかして・・・!やはり、罠だったのか!?」

モモ「恐らく、イチゴはコリスの救出に向かったと思う!

我々はオーシャンラッシュへ向かう!!シュドーとテブリッシュは、

スカイラッシュで使徒を倒しなさい!!!」

隊員たち「了解!!!!」

こうして、モモたちはオーシャンラッシュへ目指して走る。

イレドナはコリスに罠をはめて、他の使徒に日本人の抹殺を任せたのだ。

その日本人の抹殺を行う使徒こそが、デルゴーンなのだ。

デルゴーン「デオオオオオオオオォォォォォォォ!!!!!」

デルゴーンはパンチで近くのビルを叩き壊す。そして、蹴りで破壊してしまう。

さらに、他のビルをも殴って破壊する。使徒が暴れだした事で、

街の人々は悲鳴をあげて逃げ出す。日本が使徒に壊されていく。


東京湾に停泊していたオーシャンラッシュに戻った隊員たち。

そして、オーシャンラッシュの右の部分が開き、そこからカタパルトが出て、

その上にスカイラッシュ2機があった。

一号機はシュドー、二号機はテブリッシュが乗っている。

そこから、2機のスカイラッシュが発射された。ブリッジでは、

サキが砲撃手専用の席に座っていた。モモが部屋の中心を立っている。

モモ「敵はこの東京湾から少し遠いところにいるわ!その程度の距離なら、

砲撃が可能よ!!でも、遠距離だからしっかり狙いを付けるのよ!!」

サキ「はい・・・・っ!!」


夜の街がデルゴーンが大暴れする事によって、街並みが燃え始めた。

平和だった街がまるで地獄のように燃えている。

デルゴーン「デオオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!!」

デルゴーンはビルをパンチで破壊して、後ろを向いた口から火炎を放射した。

その火炎で遠くのビルを破壊した。そして、デルゴーンは急に笑い出す。

デルゴーン「ぐわっはっはっはっはっはっはっ!!!!

やはり、人間を狩るのは気持ち良いなァ!!ん?」

その時、デルゴーンは空からスカイラッシュ2機が飛んでくる事に気づく。

テブリッシュ「体が鉄でできた使徒だな。手加減できないぞ!」

シュドー「OK!!撃って撃って撃ちまくってやるぜ!!!」

2機のスカイラッシュがレーザーバルカンでデルゴーンを攻撃する。

だが、デルゴーンはまるで効いていないような様子であった。

テブリッシュ「き、効いていない!?」

デルゴーン「俺の体は鋼鉄でできている!

人間の武器なんぞ通用せんわ!!」

シュドー「だったらところん攻撃してやる!!」

2機のスカイラッシュはレーザーバルカンを連射して、

デルゴーンを攻撃し続ける。

デルゴーン「デオオオオオオオォォォォォォォォォ!!!!!!!」

攻撃を受けても痛みを感じないデルゴーンは火炎を吐いて、反撃する。

2機のスカイラッシュはこれを避ける。

デルゴーン「デオオオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!!」

使徒はスカイラッシュなど相手にならないと思って、歩き出した。

近くのビルを殴って壊す。どうやら破壊を続行する気だ。

シュドー「野郎!!無視すんじゃねェ!!」

テブリッシュ「攻撃を続けろ!!敵を我らの方に向かせるんだ!!!」

2機のスカイラッシュはレーザーバルカンで、

暴れているデルゴーンの背中を攻撃する。

つづく

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イレドナは放ったグランメアルドと言う言葉。もしかして、

あれは王座に座っている使徒の名であろうか。

イレドナ「おっと。そろそろ近づいて来ますな。即座に隠れねば・・・っ。」

イレドナはそう言って、瞬間移動で消えていった。そう。

オーシャンラッシュがいよいよ東京湾に接近したのだ。

アメリカDGCは再び日本に上陸したのだ。

ブリッジから隊員たちが日本の港町を見つめていた。

モモ「・・・・こうして、全員で日本に来る事は初めてね。」

コリス「ええ。ブリガディアの時では、バラバラで来ましたしね。」

そう。DGC隊員全員が日本へ来る事がこれが初めてなのだ。

ブリガディア事件では、皆バラバラになって、来ていた。

だが、今回の事件はそのブリガディア事件より過酷なハズ。だから、

今回は全員で一つになって、

巨大な悪に立ち向かうつもりで日本へ向かうのである。

使徒たちの魔の手に落ちた日本人たちを救うために・・・・。

テブリッシュ「東京湾に入りました!!これから、停泊を!!」

モモ「ええ!シュドー!!お願い!!!」

モモはシュドーにそう命令する。

シュドーがオーシャンラッシュの運転を担当する。

シュドー「使徒のトラップを踏む準備をしねーと・・・・!」

イチゴ「そして、奴らに汚された日本の土を・・・・!!」

シュドーとイチゴは使徒の罠に対して、覚悟を決めていた。

サキ「日本がまた戦場になるのね・・・・。でも、終わらせなきゃ!

使徒たちとの戦争を・・・・・っ!!」

サキも使徒たちとの戦争が一刻も早く消えるように平和を願っていた。

モモ「・・・・・・行くわよ。みんな!」 隊員たち「了解!!」

そして、オーシャンラッシュは港に近づいたため、そこで停泊した。

オーシャンラッシュの船体から出た階段から6人の隊員たちが降りて来た。

東京湾を歩く隊員たち。だが、そこには誰もいなかった。

コリス「・・・・誰もいませんね。気配すら感じない。」

シュドー「本当だ。もしかして、使徒どもに捕まっちまったんじゃね?」

テブリッシュ「かも知れないな。何だか、不気味な感じがするな。」

確かに、この誰もいない夜の東京湾からどこか不気味な雰囲気がしてくる。

サキ「何だか・・・・使徒たちがいつでも現れそうな気がするわ・・・・。」

イチゴ「だとしたら、この日本ではすでに大勢の人が蒸発されて、

使徒たちが住み着いているのかも知れない・・・・。」

モモ「言えてる。使徒たちは密かに日本人たちをどこかへ幽閉して、

自分たちが支配しているように、この国に住んでいると言うのも悪くないかも。

もしかしたら、

この日本は既に使徒たちの国に変わってしまったんじゃ・・・・!?」

コリス「街へ行ってみましょう。そこへ行けば、何かがわかると思います。」

モモ「あっ!それ、良いわね。みんな!街へ行きましょ!!」

隊員たち「了解!!!!」 そして、隊員たちは街へと走って行った。

使徒に支配された日本。その日本の街には何があるだろう・・・。」


こうして、東京の街に来た隊員たち。その街には・・・・・。

人がいた。人が大勢いた。多くの人間たちが平和的に歩いていた。

そして、多くの車が走っていた。建物は全て明るい光を発していた。

この街はまるで使徒に支配されていないように、平和であった。

隊員たちはこの光景を見て、驚くどころかぽかーんとしていた。

モモ「・・・・・・・・・・・・あれ???」

恐らく、隊員たちはこんな想像をしていただろう。今の日本の街は、

使徒たちが多くいる恐怖の街か誰もいないゴーストタウンになっていたのかと。

だが、これを見てみよ。日本人たちが大勢にいるではないか。

シュドー「おいおい!どうしたってんだァ!?この国は、

使徒たちに支配されたんじゃねーのかよ!確か、この国の人たち、

人質にされてるよな!?囚われてるハズだよな!?な!?」

シュドーはこの状況を理解できずに混乱して、テブリッシュに聞き出す。

テブリッシュ「だが、この国は平和な感じを表している。

この人たちはそれぞれ平和に歩いている。

だが、問題は捕らわれた防衛隊だ。

彼らが捕らわれた事を、まるでこの人たちは知らないみたいだ・・・・。」

確かに、日本を守った多くの防衛隊が使徒たちに捕らわれたと言うのに、

そんな事を人々は知っていない。と言うか、

まるで知らされていない様子であった。

モモ「恐らく、使徒たちは人々の知らないところで防衛隊を捕えたでしょうね?」

イレドナの声『ふふふふふ。そう。科学特捜隊もウルトラ警備隊、

SGMもSAFもPATも全て、人知れず捕まえておきましたよ。』

イレドナの声に隊員たちは驚く。だが、

その声は日本人たちには聞こえてないみたいだ。

イチゴ「貴様・・・・イレドナか・・・・・っ!!」

イレドナの声『そうです。私の声は、あなた方の脳裏に届いておいています。

ようこそ、我が支配下である日本へ。これから、私の家へご案内しましょう。』

イチゴ「ふざけるなっ!!!この日本はお前たちの支配には負けない!!

この僕が・・・・僕たちDGCがいる限りなァ!!!」

イチゴは物凄く怒鳴る。

そう。日本人のイチゴは日本を狙ったイレドナを許せないのだ。

コリス「イチゴさん・・・・・・。」

コリスは思っていた。いつも穏やかなイチゴがあんなに怒るのは滅多にないと。

そう。いくら穏やかな彼でも、怒ると怖いくらいに近い感じになるのだ。

モモ「イレドナ。ちょっと質問良い?この人たちに何かしたの?

随分、平和的に見えるけど?人質にしたんじゃないの?」

イレドナの声『もちろん、彼らは人質ですよ。

彼ら本人がそれを知りませんがねw

では、ここで私のお願いを聞いてくださいます?』

モモ「お願い?」

イレドナの声『コリス。あなた一人で工事中のビルに来なさい。そうすれば、

この日本は見逃してあげましょう・・・・。

私はコリスと二人きりで話がしたいので。』

イチゴ「コリス君をどうするつもりだ!?」

イレドナの声『言ったでしょう?話がしたいと。さぁ。コリス。

私の声に従い、工事中のビルへ来てください。日本を救いたければ・・・。』

コリス「そうすれば・・・・日本は助かるんだね・・・・・。」

コリスが歩き出す。イレドナの指示に従う気か。

それを見たイチゴは悲しそうにこう言う。

イチゴ「っ!?ま、待ってくれ!!コリス君!!

僕のために君が行く事はない!!」

コリス「・・・・でも、イレドナの言う事を聞かなきゃ、日本は救えない。

それに、イチゴさん。あなたはこの故郷の日本が好きなんでしょう?」

イチゴ「う・・・うん。でも、君はこの国の人じゃない。

そんな君が犠牲になって、

この僕の故郷が平和になっても、嬉しくない・・・。」

サキ「私も・・・・イチゴさんに賛成。だって、

コリス君を失いたくないもん・・・っ!」

サキは泣きそうにそう言う。そう。隊員たちはコリスを失いたくないのであった。

イチゴ「僕はこの素晴らしい故郷が消えるなんて嫌だ。でも、

仲間の君が死んでしまうのはもっと嫌だ・・・・・っ!!」

テブリッシュ「そうだ!コリス。あんな奴の言う事を従う事はない。

何か作戦を練て、奴を探して日本を救おう!!」

シュドー「おぅ!!コリスは俺たちの仲間だ!!

使徒なんかに絶対に渡さねェからよ!!」

モモ「皆の言う事・・・・。わかる?コリス。」

隊員たちはコリスに使徒のところへ行かせたくない。

その優しさに触れて、温かい気持ちで微笑むコリスは・・・。

コリス「・・・・ありがとうございます。皆さん。でも、行きます。」

コリスの発言に隊員たちは悲しそうな表情をする。

サキ&イチゴ「コリス君・・・・!」 シュドー&テブリッシュ「コリス!!」

モモ(コリス・・・・・・・っ。)

つづく
 

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