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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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春日「月野、野沢、清水、他5名はアクター・シックスで出動!いいわね!」

隊員たち「了解!!」

アクター・シックスは水無月山へ向かうべく、そこへの道路を走った。

野沢「ねえ、桜ちゃん。」

桜「・・・?あ、はい。」

暗そうな表情だった桜は野沢に声をかけられ、野沢の方に向いた。

野沢「なんか・・・・・・元気ないよ?」

桜「・・・・いえ、なんでも・・・・・・。」

清水「誰かに・・・・・嫌われた・・・・のね。」

桜「・・・・・!?」

桜は清水の言葉を聞いたとたん、登校時の光次郎を思い出した。

桜「うっ・・・・・・・。」

野沢「ちょっと!清水さん。なんてこと!」

清水「あ!傷ついた・・・の?」

桜「いえ・・・・・・ほんとになんでもありません。」

清水「そう・・・・・・ごめん・・・・。」

桜(・・・・・光次郎くん・・・・・・・・・・。)

高町邸・光次郎の部屋

光次郎「よかった。なんとか生きてたんだね。」

真奈美「うん。光次郎くん・・・・・ちょっと・・・・・お願いしてもいい?」

光次郎「ん?なんだい?」

真奈美「私と一緒に・・・・水無月山へ行ってほしいの。」

光次郎「水無月山へ?・・・・・その山って・・・どこ?」

真奈美「私が案内するわ。」

光次郎「でも・・・・・・。あかりさん・・・・・。」

あかり「・・・・いいですよ。一緒に行っても。」

光次郎「そう・・・・。ありがとう。」

真奈美「光次郎くん・・・・・。」

光次郎「真奈美ちゃん。水無月山・・・・どこにあるの?」

真奈美「一緒に行きましょ。二人なら・・・・怖くない・・・かも。」

光次郎「・・・・うん。じゃあ、あかりさん。行ってきます。」

あかり「行ってらっしゃいませ。」

光次郎「そうだ!念のため・・・・。」

光次郎は机から弓と数本の矢が入っている箙を取った。

真奈美「光次郎くん。これは?」

光次郎「もし、デス・ナイトとやらが出てきたら・・・・・そんな時のためさ。」

あかり(デス・ナイト!?光次郎さんが・・・・・知っているなんて・・・・・。

いえ、たとえそうだとしても・・・・・守らなきゃ!!)

光次郎と真奈美。二人は家から出て、町を歩いていた。

光次郎「おお!これは!!」

真奈美「タクシーだわ。助かる。あたし、こんな時の為にもお金持ってきたの。」

二人はタクシーの運転手に頼んで、タクシーに乗り、水無月山へ向かった。

いつの間にか二人は目標の水無月山に着いて、タクシーから降りていた。

光次郎「ところで、なんでこんなところに来るの?」

真奈美「・・・・・・あそこに・・・・死んだ両親の墓があるの。私のお母さんとお父さん、

デス・ナイトに殺されたけど、その事さえ、みんなに見せられず、

お葬式もなかった。私はこの山のどこかで、父と母の墓を作ったの。」

光次郎「そうか・・・・じゃあ、僕も君の両親にお祈りしてもいい?」

真奈美「・・・・・うん。」

真奈美はうれしそうな表情で涙が出た。

一方、桜、野沢、清水も水無月山に来ていて、調査を続いていた。

そして、彼女たちの前に第6分隊員2名が駆けつけた。

「清水さん。ふもとの村が敵に支配されたとの報告を受けました。」

清水「なんですって!?」

野沢「ただでさえこの森のどこかから敵が出てくるかわからないし・・・・・。」

桜「では、そのふもとへ案内してくれませんか?そこの敵をたたけば・・・・・!」

野沢「敵の戦力が大幅に削れるってわけね!」

清水「うむ。では案内してもらおう!」

「はい。現在、残りの隊員も第5分隊とともにそこの前で待機しておられます。」

真奈美「・・・・ここよ。」

真奈美と光次郎はやっと両親の墓のある場所へ着いた。

墓は二つあって・・・・・・寂びた木で立てられていた・・・・・。

光次郎「ここに・・・・・君の両親が眠っているんだね・・・・・・。」

真奈美「うん。・・・・・・・。」

光次郎「・・・・・・真奈美ちゃん・・・・・・。僕は・・・・・君が好きなんだ・・・・・。」

真奈美「・・・・・・私も・・・・・・あなたが・・・・・。」

二人は見つめあった。それぞれ切ない表情で。

光次郎「・・・・・・・僕の家に・・・・・住んでもいいよ・・・・・・。

僕が・・・・・君を・・・・・守りたい。」

真奈美「光次郎くん・・・・・。私ね、本当はここで自殺するつもりだったの。」

光次郎「え・・・・・?」

真奈美「でも・・・・・・やっぱり生きていい気がする。あなたが・・・・・私を救ってくれたから。」

光次郎「そんな・・・・・僕は何も・・・・・・・。」

真奈美「ううん。私はただ、そう思ってる。」

光次郎「・・・・・僕も君に救われたと思っている。」

真奈美「え・・・・?」

光次郎「僕は・・・・・一人ぼっちだった・・・・・・。でも、君がいてくれて、

いつも側にいてくれて・・・・・・いつも守ってくれて・・・・・・・。

そんなやさしい君が・・・・。だから、君は・・・生きてもいい。いや、生きなければだめだ。」

真奈美「光次郎くん・・・・・・。」

光次郎と真奈美。二人は互いに体を近づけた。そして、ついに顔と顔まで、近づける。

そのままいけば・・・・・・・。二人はそれぞれの目線に好きな人が近いのが見えていた。

そして、二人は優しく抱き合い・・・・・・・・・・。

真奈美「っ!!!!!!」   ドスッ

真奈美の背中に鋭く残酷な音が響いた。

光次郎「え・・・・・・・・?」

真奈美の口から血が流れてきた。そして、彼女の背中を刀が刺していた。

そして、真奈美はゆっくりと倒れていった。

光次郎「え・・・・・・?真奈美・・・・ちゃん・・・・・・。」

真奈美「こ・・・・・こう・・・・じろう・・・・くん・・・・・・。」

光次郎「真奈美ちゃん・・・・・真奈美ちゃん!!」

光次郎の目から涙が・・・・・・・。

真奈美「ごめんね・・・私・・・・・・――――。」

真奈美は目を閉じた。

光次郎「真奈美・・・・・ちゃん・・・・・・・・・。」

そこへ、ソニック・キャリバーが彼女と戯れる光次郎の前に現れた。

ソニック・キャリバー「よくもまあ、あんな男とキスしようとしたものだ!!」

光次郎「あ・・・・・忍者・・・?真奈美ちゃんを・・・・・・・。」

ソニック・キャリバー「ああ・・・・・・・真奈美は・・・・・たった今、私が殺した。」

つづく

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桜「え・・・・・?」

桜は光次郎がいきなり無視するとは思えなかった。

桜「こ・・・・こうじろ・・・・・。」

桜は話しかけるが、光次郎はそのまま教室へ向かっていた。

桜「・・・・光次郎くん・・・・・・。」

教室では、授業が始まり、今回は数学のようだ。光次郎にとっては難しい問題だ。

光次郎(・・・・・・・・桜ちゃんに教えてもらいたいけど・・・・・・・・。)

光次郎は桜の方を見るが、桜は悲しい表情をしている。

光次郎(今は関わってはいけない・・・・・・。でも・・・・・いや、話しかけちゃいけないんだ。

今だけ・・・・・・・。)

しかし、時は過ぎて、放課後になっていた。光次郎は部活に参加していた。

梶「は?お前、ちゃんとやってんのかよ!!」

梶は猪上ら中学生たちを説教していた。

梶「ねえ、俺が真ん中ちょうどに当たれって何回言った?」

猪上「わ・・・・わかりません。」

「たぶん・・・・100回・・・・。」

梶「30回じゃ!!馬鹿かお前ら!?」

「貴様らガキ共に甘い時間なんてねぇんだよ!おい!!」

「う、うぇぇぇぇぇぇぇぇん。」

泣き顔した中学1年生が突然泣き出して逃げ出した。

梶「死ね!ボケ!!!」

梶は逃げた1年生に怒鳴った。そして、それを見た猪上が高校生たちに睨んだ。

「は?何お前?」 「顔ヘン。」 「調子のんなよ?」

高校生が猪上を蹴った。

猪上「ぐはっ!!」

猪上は倒れた。他の中学生たちはそれを見て怯えて下がっていた。

梶「お前らみたいなの見るとムカつくんだよ!!」

猪上「・・・・・ごめんなさい・・・・・・。」

梶「は?またかよ!?」

「ぼ、僕帰ってテレビ見なくちゃ!」 「僕は友達とチャットする約束が!」

3,4人ぐらいの1年生たちは怖くて逃げ出した。

「おい!逃げんなよ!!」  「帰ってんじゃねーよ!!」  「殺すぞ!腰抜けども!!」

梶「今度会ったら命ねーと思え!!

高校生たちはますます怒った。

日向コーチ「どうしたのだ!!」

日向コーチが騒ぎに駆けつけた。1年生たちはコーチの方へ近づく。

「コーチ!助けてください!!」  「この部活の高校生はみんなヤンキーです!!」

梶「てめーらガキどもが怒られるからね。」

猪上「コーチ、悪いのは僕だけです。なんとか梶先輩たちを止めてくれませんか?」

梶「お前はひっこんでろ!!」

日向「うーむ・・・・。」

そんな連中を少し離れて見ている光次郎は・・・・・・。

光次郎「・・・・・・・・・・。」

榊「どうした?高町。」

光次郎「・・・・・高校生って馬鹿が多すぎるよ・・・・・。」

榊「そうだよ。それに比べお前は優しいよ。泣いている奴らを心配してるなんてよ。」

榊は笑って練習を続行した。それに光次郎は・・・・・。

光次郎「そう?僕はそんなつもりじゃないけど・・・・・。」

そして、部活が終わり光次郎は帰るため、町の道路を歩いた。

光次郎「・・・・・む!?」

光次郎の前に倒れていた少女が・・・・・・。その娘は真奈美だ!

光次郎「真奈美ちゃん!!」

光次郎は真奈美に駆け寄り、彼女の体に触れた。

光次郎「真奈美ちゃん!真奈美ちゃん!!」

光次郎は真奈美の体を揺らせ、起こそうとした。

真奈美「ん・・・・うん・・・・・。」

真奈美は少しだけ目を覚ました。

真奈美「こ・・・・光次郎・・・・くん・・・・・・。」

光次郎「真奈美ちゃん・・・・・・・・。」

高町邸

真奈美「う・・・・うん。」

真奈美は再び目を覚ましついに上半身だけ起き上がった。

気づけば彼女はベッドに眠っていて、ここは知っている自分の友達の部屋であった。

真奈美「ここは・・・・光次郎くんの部屋?」

あかり「気がつきました?」

真奈美の目の前にあかりが声をかけてきた。

真奈美「あ、あかりさん!!」

あかり「倒れているところを光次郎さんが助けてくれたんですよ。」

真奈美「光次郎くんが・・・・・・やっぱり・・・・・。彼は?」

あかり「あの方は・・・・・・今、トイレにいますよ。」

真奈美「トイレって・・・・・・。」

真奈美は微笑した。

真奈美「・・・・・そうだ!あかりさん、一つ聞いてくれませんか?」

あかり「はい?」

ジャァァァァァァァ    光次郎はトイレから出た。

光次郎「ふう・・・・・・・長かった・・・・・。そうだ!!真奈美ちゃんはどうかな?

あかりさんに見てもらったけど・・・・・。」

SSP第6分隊の司令室

清水「・・・・・どうしたの?月野。なんか元気ないわよ。」

桜「え・・・?あ、いえ。なんでもありません・・・・・・。」

野沢「桜ちゃん元気出して。あさってクリスマス会で盛り上げましょうよ。」

桜「・・・・・・はい。」

清水「ちょっと野沢。またそんな事を。」

野沢「だってぇ。クリスマス楽しみたいんだもの。」

「野沢さん、これ返すわね。とっても面白かったわよ。」

隊員は野沢にツバサのDVDセットを返した。

野沢「わーい!ありがとう。これで、また小狼くんの活躍が見れるわ。」

清水「ツバサかぁ・・・・・・。私は最近、コードギアスを見てるからな。」

桜「ふふふふ。」

「ところでみんな、ゴッドマンって知ってる?」 「知ってる!今、ニコニコ動画で流行ってる。」

野沢「鬼畜ヒーローで有名よねぇ。」

清水「ほんとうは正義の味方なのにな。」

春日「みんな!第9分隊から連絡が出たわ。」

春日の言葉により隊員たちは真面目に立った。

春日「水無月山やそのふもとで怪しい集団が動いているとの報告よ。

デス・ナイトに違いない。第5分隊も出動しているので、こちらも出動よ!」

隊員たち「了解!!」

つづく

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マリオネット・ライター「いきます!!」

マリオネット・ライターはソニック・キャリバーに格闘をしかけた。

マリオネット・ライター「ふん!」

マリオネット・ライターはソニック・キャリバーの顔に平手打ちを仕掛けるが、

敵は速くも剣を抜き、それで平手打ちを防いだ。

マリオナット・ライター「くっ!えぃっ!!」

今度はミドルキックを敵の腹に打つ。今度はダメージを与えてやった。

ソニック・キャリバー「・・・・・・!・・・・・・・!!」

ソニック・キャリバーはひるんだ。だが、すぐに気力を取り戻し、すぐに斬りかかった。

マリオネット・ライター「うわっ!!」

危うく斬られそうなところで、回避した。マリオネット・ライターはそれで。敵の後ろについた。

マリオネット・ライター「はっ!!」

マリオネット・ライターはソニック・キャリバーの背中を思いっきり蹴る。

ソニック・キャリバー「・・・・・・・・・!!?」  ドドォォォォン

ソニック・キャリバーは背中を強く蹴られ、倒れた。

マリオネット・ライター「よし!!・・・・あ!!」

ソニック・キャリバーは突然消えてしまった。

マリオネット・ライター「これは・・・・きゃあっ!!」  ズバァッ

マリオネット・ライターはいきなり右から斬られた。やったのは、

ソニック・キャリバーだった。

マリオネット・ライター「これは・・・・・・・分身の術!!」

ソニック・キャリバー「よくわかっていたな・・・・。だが、お前にそれを見切れない!!!」

マリオネット・ライター「くああっ・・・・・!!」

マリオネット・ライターは背中に何かを投げつけられた。これは手裏剣だ。すぐに後ろを振り向くが、

そこにはもう一人のソニック・キャリバーがいた。

マリオネット・ライター「フィンガー・ラッシュ!!」

マリオネット・ライターはファンガー・ビームでもう一人のソニック・キャリバーを攻撃するが?

ソニック・キャリバー「・・・・・・・・・・」

ソニック・キャリバーは消えてしまった。

マリオネット・ライター「また偽者・・・・・ああ!!」

マリオネット・ライターの前に突然、新たな二人のソニック・キャリバーが飛び出し、

彼女の胸にダブルキックを打ち込んだ。

マリオネット・ライター「いっああああぁぁぁぁぁ!!!!」

マリオネット・ライターは胸を押さえて悶え苦しんだ。

ソニック・キャリバー「貴様の弱点は胸。特に左胸に付いてるクリスタル。」

マリオネット・ライター「ぐっ・・・・・・・!!」

マリオネット・ライターは左胸のクリスタルを特に抑えていた。

ソニック・キャリバー「分身ボム!!」

ソニック・キャリバーは分身ボムをいっぱい投げた。そこから自分の分身が現れ、

それが次々に増えて、マリオネット・ライターを囲んでいた。

マリオネット・ライター「くっ・・・・・!!」

マリオネット・ライターは迫りくる分身たちの前に様々な格闘で戦っていた。

マリオネット・ライター「せぃっ!たああぁぁ!!」

ソニック・キャリバー「・・・・・・!!・・・・・・・!」

マリオネット・ライター(このままでは、キリがない!!あの技を使わなねば!!)

マリオネット・ライターは動きを止め、両手を上にあげた。

マリオネット・ライター「エスケープ・フラッシュ!!!」  カァァァァァァァァァァァ

マリオネット・ライターは光の玉となり、どこかへ消え去った。

ソニック・キャリバー「ちぃぃ・・・・・・!!」

一方、秋田学園では・・・・・・?もう帰りの時間なので、みんな帰っていくそうだ。

光次郎「ねえ、桜ちゃん。」

桜「?」

光次郎「・・・・・デス・ナイトって・・・・・・何?」

桜「・・・・・!?」

桜はそれを聞いてやさしかった表情がいきなり悲しそうな表情に変わった。

光次郎「ねえ・・・・・君なら知ってるでしょ?」

桜「知らないわ・・・・・・・。そんな組織・・・・?」

光次郎「・・・じゃあ、なんで人・・・・殺したの?あの人は組織の人じゃなかったの?」

桜「違う・・・・・・私じゃない・・・・・・!」

光次郎「じゃぁ・・・・・なんでSSPに入ったの!?あの時の・・・・・・・君だったんでしょ!?

君は・・・・・・デス・ナイトとかジャンボ・ロイドとか本当は知ってるんじゃないの!?」

桜「違う!!!!」

桜は強く叫んだ。光次郎はそれで驚いた。

光次郎「ご・・・・・ごめん・・・・・・。」

桜「・・・・ううん。私のほうこそ、ごめんなさい・・・・・・・。」

桜は悲しい笑顔で光次郎から離れ、どこかへ去った。

光次郎(・・・僕は、また迷惑をかけてしまった・・・・・。特に僕に優しくしてくれた人に・・・・・・・。)

榊「全く・・・・・・何話したかわからんが、また何か起こったか?」

落ち込む光次郎の後ろに榊が来た。光次郎は後ろを向いた。

光次郎「榊・・・・・・。僕は・・・・いや、なんでもないさ。」

榊「そうか、今日は休みだが、明日は大変だぜ。十分休んでおくんだな。」

光次郎「そうか・・・・・・。ありがとう・・・・・。」

光次郎は家に帰っていた。当然、部屋でパソコンをしていた。

光次郎「・・・・・真奈美ちゃん・・・・・・。」

光次郎は真奈美のサイトに来た。だが・・・・・?

光次郎「・・・・・・『今日からこのサイトは閉鎖します。

なぜなら、管理人はこの世からいなくなるからです。』・・・・・か・・・・・。

じゃあ、生きてたらまた・・・・運営してくれるかな?」

一方、あかりはさっきの戦いの事を思い出して考えていた。

あかり「ソニック・キャリバー・・・・・・彼女は忍者だから分身術が得意なんだわ。

果たして私は勝てるだろうか・・・・・・。いえ、勝たなきゃ!守りたい人がいる限り・・・・・・・!!」

そして、次の日・・・・・12月22日。

光次郎「今日は部活がある。頑張らなくては。」

光次郎は口だけで本当はやる気のなさそうに歩いていた。

そこへ、彼の前に桜が。

桜「あ。」

光次郎「あ!」

二人は顔を向き合った。

桜「あ・・・・・。おは・・・・。」

光次郎「・・・・・・・・・。」

桜は優しく挨拶をしようとするが、光次郎は突然、桜を無視して通りかかった。

つづく

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DEATS・NIGHT日本支部

ソニック・キャリバーは基地内にいた。どうやら帰還したそうだ。

ソニック・キャリバー「・・・・・・・・・・・。」

ソニック・キャリバーは何かを待つように立ったままだった。

そんな彼女の前にジェノサイド・シーザーが来た。

ソニック・キャリバー「・・・!ただいまの報告に入ります。」

ソニック・キャリバーはそう言いながら、ジェノサイド・シーザーの前に頭をさげる。

ジェノサイド・シーザー「松村真奈美が裏切ったそうだな。」

ソニック・キャリバー「はい。このままでは、我々の秘密が漏れる恐れがあります。」

ジェノサイド・シーザー「あいにくお前のはマスターがいないため、

神出鬼没な行動ができる。まるで、忍者のようにな。」

ソニック・キャリバー「いえ。私は自分を忍者のつもりです。秋田のどこかに挑戦状を置き、

あのマリオネット・ライターを誘う出し、攻撃しましょう。」

ジェノサイド・シーザー「うむ。では、頼むぞ。」

ジェノサイド・シーザーはそう言い残して去っていった。

そして、翌朝、秋田町、高町邸では?

光次郎「ふああぁぁ・・・・・。今日は、22日か・・・・・。」

あかり「おはようございます、光次郎さん。」

あかりは起きたばかりで、まだ眠そうな光次郎に声をかけた。

光次郎「ああ。おはよう。」

光次郎はあかりの出したご飯を食べて、朝の準備をしました。

光次郎「いってきます!」

あかり「いってらっしゃい。」

光次郎は学校に行った。その頃、町のどこかでは・・・・・・・・。

ソニック・キャリバー「はっ!」

ソニック・キャリバーは道の真ん中に着陸しては、何かの紙を置いてきた。

ソニック・キャリバー「ふふふふふ・・・・・。これは、挑戦状!

ただし、この紙は特殊電波で、奴以外じゃ見えない。

マリオネット・ライターめ・・・・・・・今にこれを拾うだろう!」

ソニック・キャリバーはそう言って、消えていった。

秋田学校

光次郎は廊下を歩いていた。そこに、聡子がいた。

光次郎「あ、聡子先輩。」

聡子「相変わらず元気なさそうね。・・・・・あの人が心配?」

光次郎「いえ・・・・そんなんじゃ・・・・ありません。」

聡子「いいえ。顔に書いてあるわ。嘘は泥棒に始まりよ。」

にこにこな聡子の言葉に光次郎は理解できない。

光次郎「・・・・真奈美ちゃん。今、どうしてるだろうかって・・・・・。」

聡子「そう・・・・・・。松村が・・・・・・・。」

光次郎「それに・・・・・桜ちゃんは・・・・・・いや、なんでもない。」

聡子「そう・・・・でも、そのなんでもなさが、隠れた真実になるかもね。」

聡子はそう言って別の場所へ行った。

光次郎「・・・・・あ。桜ちゃん。」

桜「おはよう、光次郎くん。」

光次郎「おはよう・・・・・・。」

桜「・・・・・なんか・・・元気ないなぁ。どうしたの?」

光次郎「・・・・・・・・・・。」

一方、あかりは家を出て、買い物に行った。

あかり「今日は、デパートで牛肉が安いからそこにいかなくちゃ。」

あかりは楽しそうに歩いていた。おっと、そこにひとつの紙があった。

あかり「・・・!これは・・・?」

あかりはいきなり真剣になり、紙を取る。そして、それを見ると・・・・。

あかり「これは!『マリオネット・ライターへ。これ読んだ今より、

水無月山へ向かえ。そこで私と勝負しろ・・・・・・!』・・・・!」

あかりが読んだのは、ソニック・キャリバーによる挑戦状であった。

あかり「この紙から電波が発して、私の体に入ってくる・・・・・。

これは、デス・ナイトが作ったジャンボ・ロイドしか見えない特殊電波紙だったのね・・・・。

これはいかねば!!」

あかりは予定変更し、水無月山へ向かった。

どこかの町

真奈美は町でフラフラしながら歩いていた。

真奈美「はぁ・・・・はぁ・・・・。お父さん・・・お母さん・・・・・・。」

真奈美はソニック・キャリバーに殺害された両親を見て、悲しんだ過去を思い出す。

真奈美の過去   遊園地

真奈美「ぐすん・・・・ぐすっ。お父さん・・・・お母さん・・・・・。」

真奈美は夜の遊園地で、両親を死骸を見て、泣いていた。

その時、極道とハーケン・ダイバーが来た。

極道「何してるかね?お嬢さん。」

真奈美「・・・!!」

真奈美は後ろの二人を向いた。

ハーケン・ダイバー「あ、言っておくけど、私たちもデス・ナイトよ。」

極道「君を・・・・私の家に住ませてやろう。」

真奈美「え・・・?」

極道「ただし、条件がある。」

真奈美「条件?」

極道「我々の事は決してみんなに話すな。いいな?」

ハーケン・ダイバー「・・・・ちょっと失礼。」

真奈美「きゃっ!」

ハーケン・ダイバーは真奈美の胸に触れた。

ハーケン・ダイバー「・・・・ふーん。悲しいんだ。私たちの仲間の肉親を殺されて。

私たちを憎んでる?あ、ちなみの私たちジャンボ・ロイドは人の胸に触れる事で、

そこにある心の声を聞き取れるの。どう?」

ハーケン・ダイバーは真奈美から離れた。真奈美は少し怒った。

真奈美「・・・・・にくい・・・・。」

極道「じゃあ、君はこのまま一人で寂しく彷徨う事になる。」

ハーケン・ダイバー「せっかく、極道が助けてくれるんだよ。

こんな栄光な事滅多にないよ。生きてればそのうち良いことあるのに・・・・。」

真奈美「・・・・・・・・。」

そして、現在。

真奈美「・・・・・・・みんなに・・・・・知らせないと・・・・・・・。」

水無月山

ソニック・キャリバーの前にあかりが来た。

ソニック・キャリバー「・・・待ってたぞ。マリオネット・ライター!」

あかり「ソニック・キャリバー!!」

ソニック・キャリバー「突然来てもらって申し訳ないが・・・・・死んでもらう!!」

ソニック・キャリバーに周りに凄まじい風が噴いた。

ソニック・キャリバー「ジャンボ・アップ!!!!」

ソニック・キャリバーは木枯らしのような竜巻に包まれる。その竜巻は次第に大きくなっていき。

やがて大きくなった竜巻が消え、巨大な姿のソニック・キャリバーが現れた。

ソニック・キャリバー「・・・・・・・・・!」

あかり「ライトニング・メタモルフォーゼ!!!!」

あかりもマリオネット・ライターに変身、巨大化した。

つづき

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2021年、12月、21日。 秋田では、クリスマスを迎えつつあった。

秋田学園でも、クリスマスに浮かれる人々がいた。

「あと少しでクリスマスだなぁ。」 「楽しみね。」 「パーティ開こうかぁ。」

みんな楽しそうであった。しかし、中にはそれどころではない辛さを持つ人たちがいた。

光次郎「・・・・・・・・・・・。」

光次郎は机で寂しそうな顔をした。それを見た桜とその友人たちは。

「ねえ。光次郎の奴。また寂しがってるわよ!」

「しょうがないのよ。彼はダメだから♪」

桜「そんな事ないわよ。・・・・・・光次郎くん・・・・・。」

光次郎(桜ちゃんが・・・・・裏の世界で戦っていたなんて・・・・・・・。)

光次郎は真奈美の家での事件を思い出していた。

光次郎(真奈美ちゃんもこの学校にはいない・・・・・・。)

桜「光次郎くん!」

光次郎「はっ!な・・・なんだい、桜ちゃん。」

桜「・・・・あと少しで・・・クリスマスだけど、パーティ・・・入れてあげるよ。」

桜は笑顔で光次郎に言った。

光次郎「いや・・・・いいよ・・・。真奈美ちゃんとやったから・・・・。

それに、部活があるから・・・・・・。」

桜「そう・・・・・・・・。じゃあ、頑張ってね。」

光次郎は放課後で部活に出ていた。

光次郎「・・・・・・ふん!!」

光次郎は矢を的に向けて射った。真ん中にはなかなか当たらない。

光次郎「ふぅ・・・・・。む?」

光次郎は何やら争っている声を聞いた。

「おい!違うっつってんだろ!?」 「何回も言わすなボケ!!」

梶「お前、リスってんだろ!?」

梶たちは中学1年生らしい人を説教していた。

光次郎(あれは・・・・・中学部1年の猪上益男(いのうえ・ますお)か。)

猪上「ぼ・・・・僕だって一生懸命やったんです。」

梶「一生懸命であの程度でやったのか!?ふざけんなよ!!」

光次郎「・・・・・・・・。」

「あの小僧が心配かい?」

光次郎「・・・ん?あ、君は、同級生の榊悟郎(さかき・ごろう)じゃないか?」

榊「聞いたよ。月野さん、君にクリスマスパーティを誘ってくれたんだね。」

光次郎「うん。でも・・・・・・。」

榊「だったら行ってやったらどうだ?あいつは君を待っている。」

光次郎「・・・・・・・・。」

「おい!!会話してないでちゃんと練習しろ!!」

榊「いかん!では・・・・・。」

光次郎「うん・・・・・・。」

梶「高町!!」

光次郎「・・・なんですか?」

梶「お前、俺らのこと見たろ?」

光次郎「見てないよ。」

光次郎が逃げようとしたとたん、梶が光次郎の手を掴んだ。

梶「逃げんなよ?俺、お前をコーチするから・・・・!」

光次郎「・・・・・・・!!」

光次郎は怒りそうな表情をした。

部活は終わった。だが、今の光次郎は全く鬱な気持ちだった。

光次郎「・・はぁぁ~。・・・・・・・・。」

光次郎は何故か、右手に弓を持ち、腰には数本の矢を入れた箙を付けていた。

光次郎は部活の終わりの事を思い出す。

日向『お前にはこれをやろう。』

日向は光次郎に弓矢を渡した。

日向『これで、家に帰って練習したまえ。では。』

光次郎『・・・ありがとうございます。』

そして、現在、光次郎は家に帰って、パソコンをしていた。

光次郎「・・・・・あれ?」

光次郎はマウスを動かすが、何故かパソコンの画面では、何故か全体的の青色である。

光次郎「フリーズしているの?なら・・・・!」

そこへ、あかりが部屋に来た。

あかり「どうなされましたか?光次郎さん。」

光次郎「あ、パソコンがフリーズしただけだよ。でも、時間が立てば・・・・・。」

あかり「では、お任せください。」

光次郎「・・・ん?おい!ちょっと・・・!」

あかりはパソコンに触れた。しばらく立ったらあかりの手はパソコンから離れた。

あかり「はい♪」

光次郎「はいなんて・・・・・・。おお!動けるの!?」

パソコンの画面にはYAHOOが映っていた。

光次郎「すごい・・・・・!クリックすれば速攻で行けた。あかりさん、これは・・・・・。」

あかり「ふふ。私はあなたの幸せを守る力があるんです。そのため、パソコンは、

あなたを許してくれたでしょう。」

光次郎「そう・・・・。じゃ、もういいよ。」

あかり「はい。では・・・・・。」

あかりは光次郎の部屋から出た。光次郎は真奈美のサイトに来ていた。

光次郎「・・・・・・真奈美ちゃん・・・・・・・。」

一方、真奈美は町にただ一人歩いていた。それも酷い疲れで。

真奈美「はぁ・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・・。」

真奈美はもう夜なのに家には帰らない。いや、もう彼女にとって家などないのだ。

真奈美「はぁ・・・・こうじろうくん・・・・・・・。」

また、違う町では、忍者のような少女がいた。

いや、その少女は、忍者ジャンボロイド・ソニック・キャリバーであった。

ソニック・キャリバー「松村・・・・・真奈美・・・・・!!」

ソニック・キャリバーは夜の町を駆けた。家の屋根から家の屋根へジャンプし、

それを繰り返して進んだ。

つづく

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