光次郎「デスナイトめっ!許さん!!必ず食い止めてやる!!」
光次郎はそうつぶやきながら、桜、青井、野沢、清水たちと一緒に、
フライングファイターの格納庫へと急いだ。
外では、聡子が第6分隊基地の前に立ったままであった。
まるで、光次郎を心配しているかのように・・・・・。
聡子「・・・・・・っ。あっ!!!」
その時、聡子は空の方を見上げた。何故なら、そこに、
フライングファイターが飛んできたからだ。
聡子「フライングファイター・・・・。この街から発進するのね・・・・・。」
九州の街。その上空よりある巨大な怪鳥が飛んできた。
その銀と黒の混じった色に染まった巨鳥は、頭に赤いトサカがあり、
4つの巨大な翼が生えていた。赤い目つきが鋭く、嘴が金色が輝いていた。
さらに、二つの翼にはそれぞれ、鳥の嗅ぎ爪を生やした手があった。
この怪鳥こそが、デスナイトが新たに送り込んだモンスロイド、
ウィング・フェニックスだ。ウィングは徐々に街へと迫っていくように滑空する。
ウィング・フェニックス「ピャオオオォォォォォォォォォン」
街の人々「わぁぁっ!!!モンスロイドだァ!!!」 「逃げろおぉぉぉ!!!!」
街の人々は悲鳴をあげながら、逃げていった。
ウィング・フェニックス「ピュイオオオオオオォォォォォォォォォォォン」
そして、ウィングが街の上の空を飛び、それによる突風によって、
多くの建物が吹き飛ばされているかのように壊れていく。
さらに、ウィングの後頭?から左右の部分から、それぞれ大砲が出てきた。
その二門の大砲から無数のミサイルが連射されてきた。
その無数のミサイルが、ウィングの前のビルを次々を破壊し、
やがて、街並みが燃えあがってしまう。このままでは、九州が壊滅してしまう。
その時、フライングファイターが飛んできた。
清水「モンスロイドは、九州の対馬空港へ向かっているぞっ!!!」
野沢「先ほどは、福江空港を壊滅させたとの情報も入ったわ!!
これ以上、空港を破壊させるワケにはいかない!!迎撃開始よ!!!!」
光次郎、青井、桜「了解!!!!!!」
そして、フライングファイターは通常バルカンで、先攻に入る。
攻撃を受けたフライングだが、まるで効いていないそうなので、
このまま前へと飛んでいく。フライングは次にレーザーバルカンを連射。
しかし、フライングはその攻撃を受けても余裕らしい。
そして、両者が互いに接近してきたが、互いは避け合い通り越した。
フライングは後方へと周り、後ろからウィングフェニックスを奇襲するつもりだ。
フライングはそこからレーザーバルカンを連射。これを受けたモンスロイドは、
怒って後ろのフライングの方に向き、襲いかかろうと飛んだ。
ウィング・フェニックス「ピュイイイイイイィィィィィィィィィン」
ウィングは二門の大砲から無数のミサイルを連射してきた。
フライングファイターはそれをかすかに避けながら、通常バルカンを連射した。
ウィングはそれに耐えながら、ミサイルを連射し続ける。
フライングはその攻撃を間一髪避ける。しかし、ウィングは続け、
口から黄色いレーザーを発射した。フライングは慌ててそのレーザーを避ける。
そこに、第8分隊からの応援部隊が駆けつける。複数のリボルバー部隊だ。
リボルバー部隊はレーザーバルカンを一斉連射を始めた。
ウィング・フェニックス「ピュイイイイイイィィィィィィィィィィン」
攻撃を受けたウィングフェニックスは、口からレーザーで複数のリボルバーを破壊した。
そして、ウィングはミサイル連射で、残りのリボルバーを一機残らず撃墜して、全滅させた。
光次郎「くっ!!特殊レーザー発射の許可を!!!」
桜「了解!!!ただちに発射して!!!できるだけ敵の急所だと思う部分を攻撃するのよ!!!」
光次郎「了解!!!奴の顔を破壊します!!」
光次郎がとあるスイッリを押すと、フライングは大型の特殊ミサイルを発射した。
ミサイルはウィングの顔に直撃、爆発した。
ウィング・フェニックス「ピャオオオオオオォォォォォォォォォン」
光次郎「やったか!??」 清水「いえ!まだよ!!」
ミサイルでウィングの顔を攻撃したが、その顔は完全に破壊しきれてなかった。
だが、ウィングは顔をミサイルに攻撃され、ダメージを受けていた。
従ってモンスロイドはひるみ、飛ぶバランスが崩れ、旋回してフライングから離れた。
野沢「ダメージを受けて、戦意を失いかけたわ!!」
桜「やったね!光次郎君!!!」 光次郎「ああっ!桜ちゃん!!」
大ダメージを受けたウィングはそのまま飛び去った。撤退したのだ。
青井「モンスロイドが逃げていきますっ!!!」
光次郎「追いますか!!?」
桜「いえ。これ以上の追撃はよした方がいいわ。私たちも帰還しましょ。」
光次郎&青井「了解!!!」 こうして、フライングも撤退した。
隊員たちは第6分隊基地へと戻り、司令室で一応の休憩をしていた。
野沢「でねっ!そのニコ動で、ロザバンとカオスヘッドのクロスオーバーがあってねwww」
野沢は他の隊員たちと楽しそうなお話をしていた。
どうやらネットでの話らしい。
清水「さっきのモンスロイドのデータができたら、私が提出しておくわ・・・・・。」
清水は他の隊員たちと一緒にウィングについてのデータを研究していた。
清水は桃園隊員がパソコンでデータを作成しているところを見ていた。
桜と青井はウィングについてじっくりと考え込んでいた。
光次郎「・・・・では、僕はここで帰らせていただきます。」
春日「そう・・・・。では、お疲れ様。」
どうやら、いち早く帰宅するそうです。
光次郎は第6分隊基地から出て、そのまま自宅へと歩いていた。
しかし、そんな彼の前に聡子がいた。
つづく
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