コリス「おおっ!!戦闘機部隊が来た!!!」
戦闘機部隊はさっそくミサイルによる一斉攻撃でカプリゴンを攻撃した。
カプリゴン「グギャアアアアァァァァゴオオオォォォォォ」
カプリゴンは攻撃を受けるが、まるで通用していないかのように走り続ける。
戦闘機は攻撃を続行、残った戦艦も援護砲撃をする。しかし、
カプリゴンはそれに耐えながら走り続ける。時に攻撃が外されてしまう事もあった。
怪獣は角からのビームを発射。一発で戦闘機を多く撃墜してしまった。
さらにもう一発ビームを発射して残りの戦闘機を多く破壊する。
カプリゴン「グギャアァァァァゴオオオォォォォォォォ」
カプリゴンはビームを連射し、戦艦や戦闘機を全て破壊。防衛軍の部隊が全滅してしまった。
カプリゴン「グギャアアアァァァァァゴオオオオオォォォォォォ」
怪獣カプリゴンまるで勝ち誇っているように、速度をあげて走り去ってしまった。
この時から映像が切られてしまい、その映像を見終わった隊員たちは驚愕する。
シュドー「し・・・・信じられねェ。あれだけ攻撃を受けても動きが乱れねーなんて・・・!」
テブリッシュ「奴のスタミナは無限大だと言うのか・・・・・っ!!」
モモ「見ての通り。カプリゴンはあらゆる防衛網を突破していったわ。
今度はアメリカ第7艦隊も出撃するそうよ。でも、彼らの力で怪獣を倒せるかどうか・・・・。」
コリス「・・・・そうだ!ウルトラマンクリスタルの力なら・・・・・っ!!」
モモ「しかし。クリスタルでもカプリゴンには勝てない可能性もあるわ・・・・。」
コリス「え・・・・・っ!??」 サキ「そんな・・・・!!」
クリスタルでも倒せないと聞いたコリスとサキは悲しそうになる。
モモ「・・・・・でも、私だってカプリゴンの好きにはさせたくないわ。
従って、私はカプリゴン対策の鍵を探すために日本へ向かうわ。
コリス「日本へ!!!??」 シュドー「隊長一人でですかっ!??」
イチゴ「日本へなら・・・!私もご一緒に・・・・!!」
モモ「いえ。私一人で十分よ。むしろ、これは私だけがやるつもりよ。」
テブリッシュ「しかし、日本にカプリゴンを攻略する方法などあるのでしょうか・・・・。」
モモ「じょぶじょぶw大丈夫!必ず、見つけ出してみせるわ・・・・っ!!」
サキ「では、隊長が行ってる間に私たちがカプリゴンの対策を・・・・!!」
モモ「ええ。そうしてもらうわ。では、解散。明日、日本へ行くから。あとよろしくね。」
隊員たち「はい・・・・・。」 そして、隊員たちは司令室から出て、それぞれ帰宅した。
そして司令室には、コリスとモモだけが残っていた。
コリス「・・・・・姉さん。さっき、クリスタルでも勝てないって言いましたよね?」
モモ「・・・・私の予測よればね・・・・。」
コリス「納得できません!!!確かに怪獣は防衛軍隊の攻撃を乗り越えてしまう程の、
戦力を持っている事は理解しています。でも、だからってクリスタルでも勝てないなんて、
簡単に言うのはおかしいと思います!まだ僕がクリスタルになって奴と戦ってないのに・・・・!」
モモ「では、もしいち早くクリスタルになって怪獣と戦ったら、
あんたはどうだった?あの怪獣とどう戦えるか想像した事ある?」
コリス「え?・・・・・っ!」 コリスはモモに言われて、
もし自分がクリスタルになって、カプリゴンと戦ってどうなったかを想像した。
これは、コリスが想像したクリスタルVSカプリゴンの戦いのイメージである。
暗闇の世界で、クリスタルとカプリゴンが見合っていた。
カプリゴン「グギャアアアアアァァァァァァゴオオオオオォォォォォォォォォォォ」
ウルトラマンクリスタル「く・・・・っ!!ショワアァァァッ!!!」
クリスタルは怪獣と格闘しようと走り出した。そして、カプリゴンも走る。
クリスタルの走るスピードは速いが、カプリゴンの方がスピードがかなり速いため、
カプリゴンはその高い速度を活かした突進でクリスタルを突き飛ばした。
ウルトラマンクリスタル「うわああぁぁぁっ!!?」
クリスタルは後の方へと扱けたが、すぐに立ち上がりながら必殺技を出そうとする。
ウルトラマンクリスタル「くそおぉぉ・・・・っ!!!クリスタ・・・・ぐわぁぁぁっ!!??」
クリスタルはクリスタルレーザーを出そうとするが、カプリゴンが、
とてつもなく速いスピードによる突進を受けて、反撃できずにまた突き飛ばされた。
ウルトラマンクリスタル「く・・・・っ!!とおおおおぉぉぉぉぉう!!!!」
突き飛ばされたクリスタルはすぐにバック転で立ち上がった。そして、ジャンプをして、
再び迫る怪獣の突進を避け、怪獣の後ろに着地した。
カプリゴン「グギャアアァァァァゴオオオオオォォォォォォォォォォ」
しかし、カプリゴンはすぐに後ろに立ったクリスタルに気づく。
ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!!!!」
クリスタルはエクセリック光線で、倒してしまおうとした。
しかし、なんと。怪獣はF1風の音をあげるような、物凄いスピードで右方へと走った。
それによって、エクセリック光線を回避されてしまった。クリスタルはこれを見て驚く。
ウルトラマンクリスタル「あ・・・・・っ!!!!!」
そして、カプリゴンはクリスタルの後ろのところへ、止まった。
カプリゴン「グギャアアアアァァァァゴオォォォォォォォ」
ウルトラマンクリスタル「え・・・・・!?」 クリスタルは後ろの怪獣に向く。
しかし、時は既に遅く、カプリゴンは口から無数の光のハリ、ニードル光線を発射した。
ウルトラマンクリスタル「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
クリスタルは背中以外、全身を無数のハリにブチ刺され倒れてしまった。
そう。クリスタルはカプリゴンに負けてしまったのです。
コリス「・・・・・・・・・。」
コリスはまさかクリスタルが負けてしまったと想像してしまい、唖然とした。
モモ「どうなの・・・・?どうなのよ!!!」
モモが鬼の形相で怒り出すと、コリスは驚き、我に返って返事した。
コリス「わっ!!!;・・・・・正直、クリスタルの僕でも、
カプリゴンには勝てない気がしました。一体、どうすれば、あの怪獣を・・・・!」
モモ「その鍵を探すために、私が日本に行くと言ってるじゃない!!」
コリス「え?でも・・・・。その日本にある鍵って・・・・??」
モモ「私と同類よ。」
コリス「姉さんと同類・・・・・?まさかっ!?」
モモ「うんうんw」
コリス「僕や姉さんの他にも、マリンナーサから来た使者が!!?」
コリスのその言葉を聞いてモモはドテーッと扱けた。そして、立ち上がっては、
すぐに怒る。コリスはモモの同類=マリンナーサの住人であると勘違いしたそうだ。
モモ「ちっがああぁぁぁぁうわよ!!!!!!!これよ!!!これっ!!!」
モモはそう言いながら、ある本を出した。これは魔法少女の歴史と言う本であった。
コリス「ああっ!!これは僕が持ってる魔法少女の歴史!!!すると、姉さん・・・・!」
モモ「そう。これから私は日本にいる多くの魔法少女を集めるの!!!」
コリス「確かに、日本には魔法少女が多く存在するって書いてあったし・・・・。」
モモ「そこで、あなたに行ってもらいたいところがあるわ!!!」
コリス「行ってもらいたい事・・・・?」
つづく
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