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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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アンドロイド少女・マリオネットライター  第29話・最後の告白

怪鳥モンスロイド・ウィング・フェニックス登場

夏が終わり、ついに秋田学園は新学期を迎えた。

この時は秋となり、ほとんどの学生たちが夏休みに堪能しすぎたか、

まだ休みたいような態度でいる人が多かった。

榊「夏休みがこんなに早く終わるんだったら、もっと休み増やして欲しかったぜェ・・・・。」

光次郎「はははっ。確かに、そうだね・・・・^^;でも、僕はSSPの仕事で、

ほとんど休めなかったよ。休みの日をさらに増やしてほしかった。」

榊「そうかァ。でも、お前のおかげで日本はこうして平和でいられるんだ。

報酬だって結構休みよりはマシだろ?これからも頼むぜ!若きSSPの戦士さん!!」

光次郎「・・・・まあ。給料は結構高いし、

アドたんフィギュアを買えたから良いとして・・・・。あっ!聡子さんだ!!!」

光次郎の前に聡子がいた。光次郎は手を振りながら、彼女のところへ走る。

光次郎「聡子さあああぁぁぁぁぁぁん!!!!!」

聡子「・・・・あら。光次郎君。おはよう。」

光次郎「はい。おはようございます。」

聡子「夏休み・・・・どうだった?」

光次郎「う~ん・・・・。ずっと家でパソコンですかな・・・・??」

今の光次郎の発言は嘘である。光次郎はこの夏休み、

SSP隊員として、カラミティムーン、ロングネススネーク、

バイオレンステンタクル、マッドナイトアンデットとジャンボロイド軍団と、

激しい戦いを繰り広げていた。だから、本当に休める日は少なかったのだ。

光次郎はこの事を聡子には伝えられなかったのだ。

聡子「十分、休めた?」  光次郎「は・・・はい・・・・。なんとか・・・・。」

光次郎は本当はうまく休めていない。デスナイトとの戦いがある限り、

光次郎の疲れし体は完全に癒される事はないのだ。

光次郎「そう言う聡子さんは、どうでしたか?」

聡子「私も・・・・・。ずっと家でパソコンかな。」

光次郎「そうですか・・・・・。」

榊「おーい!そろそろ行くぞ。」

光次郎「あ。うん!じゃ、聡子さん。また・・・・。」

光次郎は榊に呼ばれ、急いで校舎へと進んだ。

聡子「・・・・本当はまだ疲れ気味なんだね。光次郎君。

実は、何か忙しい事をしているんだね。何か忙しいことを・・・・・。」

聡子は光次郎の背中を見て、そう呟いた。まるで、彼の事を気づくみたいに・・・。


今日は始業式。その式は体育館で行われ、校長からの言葉が続くなか、

光次郎、桜、青井の3人がひそひそ話し合っていた。

光次郎「ねえねえ。今年も体育祭があるんだってね。」

桜「うん。どうやら私たち3人とも白組だそうよ。」

青井「3人って私も・・・・・?」

光次郎「そうだよ。でも、今年の運動会で僕たちは勝てるだろうか?」

桜「その次は体育祭!これも大変なのよねェ・・・・。」

青井「その次は文化祭もあると聞きました。」

光次郎「文化祭!!それは楽しみだァ・・・・。今年は、

聡子さんと一緒に、劇ができるんだよなぁ。」

桜「確かに、日向隊長とも一緒に劇ができそうだしねw」

青井「・・・・そろそろ校長先生の話を聞いた方がいいのでは・・・・?」

光次郎&桜「あ。そうだった・・・・・;」

青井に言われた光次郎と桜は静かに校長の話を聞いた。


学園での活動が終わった。学生たちがそれぞれ帰るが、

光次郎、青井、桜の3人は次の職場へと急がねばならなかった。

桜「さぁ!今すぐSSPへ行きましょう!!!また事件が起きたそうよ!!」

光次郎と青井「了解!!!!!」  3人は急いで走った。

それを見た聡子は、ふとこう思った。

聡子「あの3人・・・・。いったいどこへ行くのかしら?

・・・・・面白そうだから、ついていってみようかな?」

聡子はくすりと笑いながら、こっそりと3人についていくように走った。

どうやら聡子は3人の言葉を聞いていないようだ。


3人は聡子に後をつけられているのを知らずに、SSP第6支部の基地へと入っていった。

聡子「・・・・なんか会社のビルみたいねェ・・・・。っ!!??」

その時、聡子はビルの入り口の看板を見て、驚く。その看板には、

【対科学犯罪特殊警察機構・SSP第6分隊基地】と書かれていた。

聡子「まさか・・・・・。光次郎君、やっぱり・・・・・!」


SSP第6分隊基地の司令室では、隊員たちほとんどが机に前でイスに座り、

春日の話を聞いていた。これは今回起こった事件についてであった。

ちなみに、光次郎たち3人はロッカールームで隊員服を着ていたそうだ。

春日「昨夜、地球防衛軍空軍基地が謎の怪鳥によって、壊滅的なダメージを受けたそうよ。」

それを聞いた隊員たちは動揺した。そして、野沢が最初に口を出す。

野沢「謎の怪鳥って、まさか・・・・。またデスナイトですか!??」

春日「・・・・そのような可能性が高いわね。さらに、怪鳥は、

空軍だけではなく、多くの飛行機や旅客機までもを破壊していたわ。」

桜「スカイハイ・イーグルの時と少し似ていますね。」

春日「そうかも知れないし。たぶん、今回の敵の目的は、

日本の世界進出停止でしょうね。」

清水「どうりで、空軍や飛行機を破壊されるワケですね・・・・っ!

そして、海での移動に使う船までもが怪鳥に狙われてしまったら・・・・・!!」

青井「もし、そうなれば日本は世界との交流ができなくなってしまうわ!!!」

光次郎「そんな事はさせない・・・・!隊長!!出撃の許可を!!!!」

春日「ええ・・・・!第3分隊の情報によれば、

怪鳥は今、九州上空に接近しているわ!!!そこで待ち伏せして攻撃よ!!

それでは、諸君!!!出撃よ!!!!!」

隊員たち「了解!!!!」  こうして、隊員たちは出撃した。

つづく

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