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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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謎の兵士服を着た少女「だ・・・・大丈夫ですか?」

灰音「えっと・・・・・・。あなた・・・・は?」

灰音は恐る恐る少女に聞いた。少女はよく見れば、灰音より少し背が小さめだ。

謎の少女「私は、金宮水城(かなみや・みずき)。秘密特警察、SSPの者です。」

灰音「SSP?もしかして・・・・・重大な犯罪や怪奇事件に対抗するために、

結成した特捜チームね。でも、その特捜隊になんであなたのような子供が?」

水城「私の父さんは立派なSSP隊員でした。しかし、

父さんは密かに潜入したインベーダーと戦い勝利しましたが、その代償に命を落としてしまった・・・・。

だから、私は父さんのような立派な人になりたいと!この服を着たんです・・・・・。」

灰音「そう・・・・・・・。その父様の跡を次いで、戦いの道を歩いたのね・・・・・・。」

水城「しかし、この危険区域に潜入してきたあなたも、実は・・・・SSPですか?」

灰音「ううん。私はただの・・・・・かつてはお金持ちの子だったの。

防衛隊としての戦う力なんてないわ・・・・・・。でも、ヤンキーで身につけた力ならあるわ!」

水城「や・・・・・ヤンキー・・・・・・・;」

灰音「・・・・私は、ある黒幕の声を聞いて、この街に来たの。」

水城「黒幕?」

灰音「ええ。私はその黒幕の野望を打ち砕くために、この地に・・・・・・!」

水城「その黒幕と・・・・・何か関係があったのですか?」

灰音「ええ・・・・・。ちょっとだけね・・・・・・・!」

それは、ヤンキー時代の灰音が春日とともに、夜の散歩をした頃の話。

二人は今、一人のゾンビと遭遇していた。

春日「・・・・少し恐ろしいが・・・・喧嘩売ってると見えるから、やっておくか・・・・!」

灰音「・・・・ふっ。当然・・・・・!!」  春日と灰音は木刀を構えた。ゾンビと戦うつもりだ。

春日「来い・・・・化け物・・・・・!」

灰音「この浜のシンデレラと暗黒人魚の恐ろしさ・・・・。見せてやる!!」

ゾンビ「ウゥゥゥゥゥ・・・・・・・!!」 ゾンビはゆっくりと二人に近づく。二人は走って先攻を仕掛けた。

春日「ぬぅぅぅぅ!とあっ!!!」 春日は木刀でゾンビを思いっきり叩いた。

しかし、ゾンビをそれを受けたが、痛みを感じず動きが止めただけ以外はなんともなかった。

春日「ちぃっ!ゾンビは死んでいるから痛みも感じないのか!?」

その時、ゾンビがそのまま春日に殴りかかろうとした。その瞬間、灰音がそんなゾンビに近づき・・・。

灰音「させるかぁ!!」  灰音はゾンビの殴りかかろうとした左腕を木刀で力強く叩いた。

すると、ゾンビのその左腕が切断され、地面に落ちた。ゾンビはこれを受け、ひるむ。

灰音「っ!!左腕が・・・・・・・!!」

春日「ゾンビの体は腐ってるから崩れやすいんだよ!左腕が落ちたのもその証拠さ!」

ゾンビ「グアアアァァァァァア・・・・・!」  ゾンビは怒って二人に迫る。

春日「やるぞ!灰音!!」

灰音「よし!!」  灰音と春日は一緒に同時に木刀を思いっきり振り上げた。

灰音&春日「はあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

灰音と春日のダブル攻撃がゾンビの腹に直撃した。

それにより、ゾンビの体が半分に切断され、上半身が飛んでしまい、後ろの地面に落ちた。

下半身や上半身から大量の血が飛び散り、その血が灰音や春日にも少しかかった。

灰音「やった・・・・・か!?」

春日「いや・・・・・・・まだ・・・・・・・・!!」

下半身が少しずつ歩いていき、上半身も残った手を動かしていた。

春日「くぅ!!」

灰音「でも、これで力が半減したはずよ。ほっときましょ・・・・・!」

春日「ああ・・・・・・!」  二人はゾンビを後に、先に進んだ。

灰音「・・・・・まだ残っているそうね・・・・・。」 二人は血の跡をたどって歩いた。

春日「あの血はさっきのゾンビのものではないとすると・・・・一体誰なんだ・・・・?」

灰音「っ!?見て!!!」  灰音は血まみれになって倒れている白衣の男を見て、驚く。

春日「な・・・・なんだと・・・・!?」   春日もその男の死体を見て驚く。

灰音「あの血は・・・・・この男のものだったのね・・・・・。」

春日「惨い・・・・・・!一体誰がこんな事を!!」

そして、白衣の男の死体の後ろから謎の声が出た。

謎の声「・・・・この科学者は、我が計画を知って妨害しようとした者だ。だから、私が殺した!」

灰音「っ!?誰!??」

春日「姿を見せろ!!!」

謎の声「ククククククククク・・・・・・・!!私は人に姿を見せない筋でね・・・・・・!

お前たちはゾンビを見たか・・・・・!?」

春日「ゾンビ!?まさか・・・・私と灰音が・・・・・!!」

灰音「あのゾンビはあなたが操っているのか!?」

謎の声「操ってるだとぉ?とんでもない。私が作り出した紫のガスによって、

体が崩れ、死んでしまう。そして、ガスの特殊能力により、その死体を動かせようにしただけだ・・・・・!」

灰音「何故、こんな事をっ!!」

謎の声「ふふふふふ・・・・・・。貴様らに教えることはない!」

春日「なにぃ!!」

謎の声「・・・・そこの金髪の少女よ・・・・・!確か、灰音であったな・・・・?」

灰音「そ・・・・そうよ・・・・・!」

謎の声「灰音よ・・・・・!一つだけ聞いておく。我が声に聞き覚えがあるか・・・・!?」

灰音「あなたの声なんて・・・・・!」

謎の声「・・・・・セレブなお前にはわからんだろうな・・・・・!」

灰音「え!?あ・・・・あなた・・・・まさか・・・・!いや、そんなはずがない!!」

春日「は・・・灰音・・・・・?」

謎の声「まあよい。たとえお前らが我が計画を知ろうとも、その計画は誰にも止められぬわぃ!

ハッハッハッハッハッハッハッハッハ・・・・・・・・!!」

春日「ふざけんな!!」  春日は怒って木刀を投げつけた。

謎の声「無駄だ・・・・・我はお前たちの前にはいない・・・・・・・・。」

春日「な・・・・・・!?」

灰音「春日。ここは一旦退こう・・・・・・・。」

春日「ちぃっ!わけのわからんが・・・・・・!」  二人は走って後退して、逃げていった。

そして、現在。灰音と水城は廊下を歩いていた。

水城「それで・・・・・あなたは昔もゾンビに・・・・・。」

灰音「ええ。木刀でメチャクチャにしたけど、無理らしかったわ・・・・・。」

水城「簡単ですよ・・・・一応・・・・・。っ!?」

灰音「な!!」  二人の前にまた一人のゾンビが現れた。

ゾンビ「グウウウゥゥゥゥゥゥ!!」

灰音「ここにゾンビがいるなんて・・・・・・!!」

水城「この署にもゾンビがわんさかいたんです。私はさっきまで、そのゾンビどもを倒し続けていました。」

灰音「でも・・・・倒したって・・・・・・・!」

水城「見ててください・・・・・・!!」

ゾンビが二人に迫る。そして、水城がピストルを構え、ゾンビの頭を撃った。   バキュン

ゾンビは頭を撃たれ、その部分が貫通した。ゾンビはこれを受けて、倒れていた。

灰音「・・・・・す・・・・凄い・・・・・・!」

水城「ゾンビは既に死んで、何をしても倒せないでしょう。ならば、脳を撃てばいいんです。

ゾンビはたぶん、頭の脳で動いていると思います。」

灰音「つまり、その脳を撃てば、ゾンビは再起不能になるって事ね!」

水城「はい!」

灰音「よし!じゃあ、今度からそいつらの頭を狙おう!!ところで、情報室は?」

水城「・・・・ついてきてください。そこに、黒幕の秘密の一部を記したファイルがあります。」

灰音「ほんと!?」

水城「ええ・・・・・・・。」  そして、二人は情報室に来た。

灰音「ここが情報室ね。」

水城「ええ・・・・・・。ちょっと待ってください・・・・・・。」 水城はある机の中を見て、

そこから一つの書類を取り出し、灰音に見せた。

灰音「こ・・・・これは・・・・・!?」

水城「・・・・・我々が黒幕を追っていた記録を記したファイルです・・・・・・!」

水城はファイルを開いて、読んでみた。

つづく

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灰音「にぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」  灰音は全速で走り、ゾンビから逃げていた。

ゾンビ「ギエエエエェェェェェェェ!!!!」

ゾンビたちは灰音を追うつこうと走っているが、腐っているので、走る力も少ないらしい。

灰音「ゾンビは普段のろのろだから、走ることはあまりないわよね!

よし!あのビルの中に非難しよう!!」

灰音はとある建物のドアを開けて、そこに入ってドアを閉めた。幸いこのビルにはゾンビはいない。

灰音は現在、この建物の二階のとある部屋に立てこもっていたのでった。

灰音「くっ・・・・!なんとかまいたみたいだけど・・・・!これからどうすれば・・・・・。」

灰音はそういいながら、窓を覗いて外の方を見ていた。

外では、ゾンビたちが大勢となって、歩き回っていた。

灰音「さらに増えてしまったようね・・・・・・!」

灰音はそう言うと、窓から顔を、壁に背をつけて、座り込んだ。

灰音「この建物・・・・・いつ持つだろうか・・・・!よし!」

灰音はそこで、万が一に答え、さらにゾンビに見つからないようにロッカーに隠れた。

灰音「ここで、しばらく隠れてよう・・・・・。」

そして、灰音がそう隠れている間に時間が立って朝が来ていた。

しかし、S地区の空は平和ではないかのように青くない。とても暗い空であった。

灰音「・・・・・今、何時かな・・・・・・?」

灰音は腕時計を見た。今は午前8時19分である。

灰音「うっ!!?もうこんな時間・・・・・・!?でも、いっか。今日は学校休みだし。

それより、いつまでもこんなところに隠れては時間の無駄だって事はわかったわ・・・・・!

いつまで待っても何も始まらない・・・・・。よし!そろそろ行くべきね!!」

灰音はそう言うと、ロッカーから出て、さらに建物からも出て、外に出た。

しかし、外ではゾンビがわんさかいるが、灰音の事を気づいてはいないらしい。

灰音「むっ!ゾンビは人間を見つけて喰うわ。私も人間。でも、ここで倒れるわけにはいかない!!」

灰音はそう言って、木刀を手に持ち、走り出した。

灰音は走り出した。無視しているゾンビにはこのまま無視。

また、攻撃的なゾンビには木刀で迎え撃つという戦法を考えていた。

灰音はゾンビの群れを走り抜けようと走っていた。

ゾンビ「ウガアアァァァ!!」  さっそく灰音を襲うゾンビが現れた。

灰音「っ!?てぃ!!!」  灰音は木刀でゾンビを叩き飛ばした。

ゾンビ「ガアアァァッ!」  「グエエェェェェ・・・・・・!!」   次々とゾンビが灰音を襲い始めた。

灰音「ふん!せぃぃ!!そりゃああぁぁぁぁ!!」

灰音は木刀を振り回し、次々とゾンビを撃退した。

灰音「くっ!こいつら・・・・一体どこかた出てきてるの・・・・・!?む!」

灰音は警察の署を発見した。

灰音「しめた!ここなら・・・・・・・!!」  灰音はすぐに、警察の署に入り込んだ。

灰音はなんとか、警察の署に入った。しかし、ここにも錆が多すぎた。

灰音「思わずここに来ちゃったの?・・・・さっきのビルのようにゾンビがいなけりゃいいけど・・・・!」

灰音は警察の署の中を歩き始めた。

灰音「・・・・・・っ!?」 灰音はくまなくゆっくりと警察の署を調査していた。

そして、謎の呻き声が聞こえた。

灰音「・・・・・なんだろ?あの声・・・・・・。」  灰音は震えながらそう言った。

灰音は声が聞こえるところの部屋のドアを開けてみる。

すると、そこから両目のないゾンビが口を大きく開けながら飛び出してきた。

ゾンビ「ビャアアァァァァァ!!!」

灰音「きゃぁ!!」 灰音はいきなりゾンビに押し倒された。

ゾンビ「グルルルルルルル・・・・・・!!」

灰音「くっ!このおぉ!!」  灰音はゾンビの腹にダブルキックを決める。

ゾンビ「グギャ!!??」  ゾンビは突然、腹を蹴られ、灰音の後ろのところに吹っ飛んだ。

灰音「やはり、ここにも奴らが・・・・・・!!」  灰音はそう言って、走り出した。

一方、帝国学園の生徒会室では?高成たちは灰音の行方不明に焦っていた。

高成「灰音!灰音はどこにいるんだ!???」

真栗「ちょ!落ち着け!しーずん!!乙宮がそんな事になるはずがねぇ!!!」

まおら「・・・・・確か、灰音ちゃんは東京S地区にいるみたいだよ?」

高成&真栗「な、なんだとおおおぉぉぉぉぉ!???」

二人は灰音が危険区域に行ってしまったと聞いて、驚いた。

まおら「後、潮ちゃんも行ったらしいよ。」

真栗「あ、天宮もか!??」

高成「何故・・・・・天宮も・・・・・!!」

まおら「わからない・・・・・!でも・・・・・あの娘だって、何か理由があるはずだよ。きっと・・・・。」

真栗「そっか・・・・。やべぇな・・・・・!」

高成「灰音・・・・・天宮・・・・・・!無事でいてくれ・・・・・!!」

まおら「・・・・・灰音ちゃん・・・・潮ちゃん・・・・どうして・・・・・・。」

一方、S地区では、ゾンビたちが相変わらず歩いている。

そして、とある看板のところに、右腕を失っているゾンビが立っていた。

ゾンビ「グゥゥゥゥゥ・・・・・ウッ!?」 ゾンビは突然、看板の裏側から出てきた手に捕まり、

看板の裏側に引きずり込まれた。 ドスッ 何かに突き刺されたような音が出た後、

看板から頭をナイフに刺されたゾンビが現れ、倒れた。後から看板から謎の少女が来た。

少女は・・・・・なんと、潮であった。

潮「・・・・・・・・・。」  潮はゾンビの頭に刺さっているナイフを取り出した。

どうやら、ゾンビの頭を刺したのは潮であった。

潮「・・・・・・灰音・・・・・・・。」

警察の署では、灰音はただ一人歩いていた。

灰音「・・・・・そうだ!ここにある情報のある部屋に行ったら、

今回の事件の真相が少しわかるかも!そこに行ってみよう!」

灰音は情報室に行こうと歩いた。そこに、彼女に背後にゾンビが潜んできた。

ゾンビ「・・・・・・・・・・・・・・!!」  ゾンビは声も音も出さず、灰音に迫る。

灰音は後ろに気づいてはいない。早く気づいてくれ。でないと君の命が危ないぞ。

ドンドン しかし、そのゾンビの背中を何者かが撃った。ゾンビはいきなり背中を撃たれ、ひるむ。

灰音「っ!???」  灰音はその音に気づき、後ろを向いた。

そこに、倒れそうになりそうなゾンビがいた。

灰音「ゾ・・・・ゾンビ!?それと・・・・・・・・。」

灰音が見たゾンビの後ろにピストルを構えた謎の兵士用服を着た少女がいた。

つづく

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ゾンビになってしまった警官たちもたちまち、人々を襲うべく進軍した。

そこに、ジープやら戦車やらトラックやらがゾンビ軍団の前に立ちふさがった。

機動隊や自衛隊なども駆けつけた。各乗り物から兵士たちが降りて、

ゾンビたちに様々な武器を構えた。

自衛官「撃てええぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

ズガガガガガガガガ バキュン バキュン ズギュンギュン ドカン バババババ パンパン

上司の叫びに応えて、自衛官や兵士たちがそれぞれ、ショットガン、マシンガン、ランチャー、

バズーカ、その他の銃器などを撃ち続けて、ゾンビたちを攻撃した。

ゾンビたち「ギギギギギギギイイィィィィィィ・・・・・・・!!!!!」

ゾンビたちがこの総攻撃を受け、やっと倒れる者がいた。その数は少なかった。

ゾンビたちはさらに進軍し、倒れていたはずのゾンビも立ち上がった。

しかし、バズーカやランチャーでの砲撃を受けたゾンビたちは体が粉々になっていたが、

その数のゾンビは少なかった。

「な・・・・なんだ!こいつら!!」  「まだ進軍する気か!??」

ゾンビたち「ギャアアアアアァァァァァァァァ!!!」

すると、ゾンビたちが一斉に走り出し、兵士たちを襲い始めた。

兵士たち「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

灰音は静かな街で、走り続けた。S地区に到着するまで。

それまでの時間は大変かかっていた・・・・・。今は午前3時である。

そうとう走っていたそうだ。ちなみに、彼女が出発した時間は午後23時である。

灰音「早く・・・・・・!急がなきゃ・・・・・・!!」

灰音はさらに、走る速度を上げて、走り続けた。

灰音「それにしても妙だ。この街・・・・・・・。ビルに電気がついてないし、

人もいない。まさか・・・・・・あの黒幕に何かされたんじゃ・・・!?」

その時、S地区へ行こうと走り続ける灰音を遠くから見る謎の少女がいた。

謎の少女「・・・・・・・・・・・・。」

灰音「はぁ・・・・!はぁ・・・・・!もう4時になってる・・・・・!!」

灰音は腕時計で、4時になってる事を知った。

灰音「・・・・・・・は!!」  灰音はいきなり足を止めた。彼女の前に一人のゾンビがいたからだ。

ゾンビ「・・・・・・・・・・・・・・・。」

灰音「く!こんなところに・・・・・ゾンビが・・・・・!!どうりでこの街は・・・・・!!」

「わああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」  そこに、男の声が聞こえた。

灰音「っ!!?」  灰音は悲鳴を上げたところを見る。

そこに、脅えてハイハイするように歩いている男がいた。その後ろにもう一人のゾンビがいた。

男「そこの君!助けてくれええええぇぇぇぇぇぇ!!!」

灰音(ここに人が!??しかも、ゾンビに襲われている!!)

一人目のゾンビが灰音に近づき、もう一人が男を襲おうとした。

灰音(くっ・・・・!こうなったら・・・・・・!!)    灰音はどこからともなく木刀を持ち出した。

灰音は走って、その木刀で男を襲っているゾンビを叩き付けた。

灰音「でええええぇぇぇぇぇぇぇい!!!!!」

ゾンビ「グゲェェェェェェ!!」  ゾンビは灰音の木刀に叩かれ、後ろに扱けた。

灰音「さあ!早く!!」

男「あ、ありがとう!!」  男は立ち上げって、逃げ出した。二人のゾンビが灰音に迫る。

ゾンビたち「グルルルルルルルル・・・・・・!!!」

灰音「くっ・・・・・!S地区に行かなきゃいけないというのに・・・・・!!」

ゾンビA「ギャァァァァァァオウ!!」  ゾンビAがいち早く灰音に飛び掛った。

灰音「っ!?てぃ!!」  灰音はそんなゾンビAを木刀で顔を叩いた。

ゾンビA「・・・・・・・・・・!?」  ゾンビAは灰音の木刀によって、顔を飛ばされてしまった。

灰音「さ・・・・流石、ゾンビ。腐ってるから顔が簡単に取れるのね・・・・・;でも・・・・・!!」

ゾンビAは顔が失ったため、その顔を捜すため、うろうろ歩いていた。

ゾンビB「ゲエエェェェェェェェ!!!」  ゾンビBが灰音に襲いかかる。

灰音「くっ!!はっ!!」  灰音はゾンビBの腹にミドルキックを決める。

ゾンビB「ギガ・・・・・ッ!!」  ゾンビBは灰音の強烈なキックを受け、ひるむ。

灰音「くっ・・・・!今のキックじゃ倒れないそうね!と、いうかゾンビは死なない・・・・!!」

ゾンビB「ガルルルルルルル・・・・・・!!」  ゾンビBは怒り狂って、灰音に近づいた。

灰音「・・・・・・ここは、逃げるが勝ちね!!」

灰音はまだゾンビを倒せる方法はないと知って、二人のゾンビから逃げ出した。

灰音「先にS地区へ進まなきゃ・・・・・・!!」

そして、時間が立ち、夜空が少しずつ変わっていく。間もなく朝に近づいてくる証拠だ。

ここは、S地区。昨日のガスによって、変わり果てたS地区である。

人はいない代わりに、ゾンビたちがわんさかいた。

その街に灰音はとうとう来てしまったのだ。

灰音「・・・・とうとう着いたのね・・・・!S地区・・・・・・!」

灰音は見ていた。目の前にたくさんのゾンビがさまよう様に歩いているところを。

灰音「許せない・・・・・・!この街を死の街に変えたあの黒幕を・・・・・・!!」

灰音は左手の拳を強く握りながら、歯をくいしばった。あの黒幕をそうとう許せないそうだ。

灰音「・・・・・・でも、これから私が走るところには、無数のゾンビが襲ってくるはず・・・・・。

なんとかゾンビに会わずに、黒幕を探す方法は・・・・・・・。ん?」

灰音は右の方向を見た。そこに、古いダンボールがあるではないか。

灰音「・・・・・これだ!!」  灰音は何か良い方法を思いついたらしい。

S地区の街の道路でゾンビたちが無数に動いている。

その中に一つだけダンボールが動いていた。そのダンボールの中に灰音がいた。

灰音はダンボールに隠れ、そのダンボールを動かし、

ゾンビどもに見つからずに歩く方法を思いついて、それを今、行っていたのだ。

灰音(よし!・・・・・・なんとか気づかれずにいけるわ・・・・・!!)

灰音はダンボールとともにゾンビの群れを駆け抜けていた。

灰音(よし・・・・・!そのまま黒幕のところへ・・・・・!!)

しかし、灰音を隠したダンボールは何かとぶつかった。

灰音「あう!!な・・・・なんなのよぉ・・・・。」

灰音は前に何かがぶつかったため、それを確かめるために、

ダンボールから出て、外を見る。そして、灰音の前にゾンビがいた。

ゾンビ「・・・・・・・・・・・・・。」  ゾンビは自分をぶつけた灰音を見た。

灰音「え・・・・・・・・・・・。」  灰音もそのゾンビを見て、青くなる。

さらに、周りのゾンビたちも灰音を見た。ダンボール作戦は失敗してしまった。

灰音「これって・・・・・・やばくない・・・・・?;」

ゾンビたち「グオオオオオオオォォォォォォォォォ!!!!」

ゾンビたちは一斉に灰音を襲い始めた。

つづく

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灰音は学園の廊下を走っていた。そして、灰音はひたすら走り続け、

ついに学園の外に出ていた。高成たちは窓から灰音の様子を見守っていた。

高成「あいつ・・・・・。何があったんだ・・・・!?」

真栗「まさか・・・・あいつ・・・・・!今の事件と関係あるんじゃぁないだろうの!?」

まおら「まさか!?灰音ちゃんに限って・・・・・!」

潮「いや・・・・・あるかも知れない・・・・・!」

高成たち「え?」  高成たちは潮の言葉に少し驚いた。

灰音は市街地を走っていた。どうやら東京S地区を目指すつもりだ。

灰音(S地区なら、この地区から近いから、走るなら・・・・えーっと・・・・何分だっけ・・・・・;)

ここ、東京S地区では、紫のガスが未だに街中で噴出し続けていた。

その中にいる人間たちが生気をなくしたようによろよろと歩いていた。

そして、中には体や顔が崩れかけている人間たちもいた・・・・・。

このガスは人間に害を齎すというのは、確かであった。

しかし、このガスはなんのために、そして、どこから生まれたのだろうか・・・・・。

一方、高成たちも灰音を探すべく、走っていた。

高成「・・・・・あ!灰音!!!」  高成たちは倒れている灰音を見つけ、すぐ、彼女に駆け寄った。

まおら「大丈夫!?灰音ちゃん!!」

灰音「う~ん大丈夫~。走りすぎて疲れちゃった~。」

灰音の目がぐるぐる状態となった。どうやら走りすぎで疲れて、倒れただろう・・・・。

灰音「東京S地区ってそんなに遠かったけ?」

真栗「ったりめーじゃ!!走るだけで6時間もかかるわ!!」

潮「何故、そこまでして、東京S地区に向かうんだ?」

今の事件と何か関係があるのか・・・・・!?」

高成「話せるなら話してくれないか!?」

灰音「・・・・・・・あなたたちには関係のない事です。」 灰音は真剣な目で静かに言った。

高成「それでは解決にならない!頼む!教えてくれ・・・・・!!できる事なら、俺たちも手伝う!!」

灰音「・・・・・ありがとうございます。・・・・でも、今は話せない・・・・・。いや、

話したくはないんです・・・・・・!あなたたちを巻き込みたくないから・・・・・!」

灰音はそう言って、ゆっくりと立ち、歩いていった。

灰音「すみませんでした・・・・・いきなりこんな事で・・・・学園に戻りま・・・・っ!?」

灰音は疲れているせいかうまく歩けずに、扱けそうになる。

高成がそんな灰音を抱き、支えた。

高成「大丈夫か!?」

灰音「すみません・・・・・。関雄様・・・・・。」

高成「さあ、戻ろう。帝国学園に・・・・・。」

こうして、灰音たちは帝国学園に戻るべく、歩いていった。

しかし、そんな彼女たちの後ろに謎の人物がいた。

謎の人物「・・・・・ふっ。」   謎の人物は笑みを浮かべた。何かを企んでいるように見えるが・・・。

灰音「・・・・・・・・・・。」

夕日となり、灰音は乙宮邸に帰った。

灰音「ただいまぁ~。」

緑華「お帰りなさい!灰音ちゃん!」  灰音の義母である緑華が灰音を迎えた。

樹「お帰り!灰音ちゃん!」  灰音の義父である樹も灰音を迎えた。

灰音「ただいま。お二人とも、相変わらずお元気で。」

緑華「だって、灰音ちゃん、あれから舞加様のところへ行く時もあるんだから。」

樹「これからもいろいろ忙しそうだね。」

灰音「はい・・・・・。」

草芽「灰音!!やっと来たか!!」  緑華と樹の本当の息子の草芽が慌てて来た。

灰音「どうしたの?草芽。」

草芽「昼、東京S地区で・・・・・とんでもねぇガスが人間を得体の知れないヤツに・・・・・・!!」

灰音「それなら、もうとっくに知ってる。」

草芽「え・・・・・・?」

緑華&樹「灰音ちゃん・・・・?」

灰音の一言に、家族のハイテンションな雰囲気が一瞬にして静まった。

灰音「・・・・・・・・私、自分の部屋に行くから・・・・。」

灰音は静かに、草芽たちを後に、自分の部屋へと歩いた。

草芽「灰音・・・・・。一体どうなってんだ・・・・・!?」

緑華「灰音ちゃん・・・・・。なんか・・・・・元気がなさそうだけど・・・・・。」

樹「うん・・・・。でも・・・・・そんなクールな灰音ちゃんも・・・・・。」

緑華&樹「なんか可愛いぃぃぃぃぃ!!!><」

緑華と樹がまたハイテンションとなり、草芽はそれを見て、呆れた。

草芽「・・・・・・・・・・・;」

一方、夜の街となった、東京S地区では、いつの間にゾンビが溢れていた。

ゾンビたち「ウウウゥゥゥゥゥゥゥ・・・・!ゥアアァァァァァ・・・・・!!!」

ゾンビたちは呻き声を上げながら、動いていた。

そして、中には他の街へ行こうとするゾンビたちもいた。

ゾンビたち「ウガアアァァァァァ・・・・・・!!!」

そこに、警官たちが駆けつけ、横列に並び、迫り来るゾンビたちに向かってピストルを構えた。

警官「撃てぇぇぇぇぇぇい!!」  警官たちは一斉にゾンビたちを撃った。

ゾンビ「ガアアァァァァァァ・・・・・・!!!」  しかし、ゾンビたちには効かなかった。

何故ならゾンビたちは既に死んでいるからだ。ゾンビたちはじりじりと歩き、警官たちの方に向かう。

警官「た・・・・弾が効かない!!ええい!!全ての弾がなくなるまで、撃ちまくれぃ!!!!」

警官たちがさらにピストルを撃ち続ける。だが、それでもゾンビには効き目などなかった・・・・。

ゾンビ「グエエエェェェェ・・・・・・!!!」  ついにゾンビたちが警官を襲い始めた。

警官たち「う、うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ~!!!!!」

警官たちはゾンビたちにそれぞれ体の一部を噛まれたり、食い千切られたりと、

残酷な虐殺を受けて、全滅してしまった。

ゾンビたちは全滅して警官を後に、他の街を目指そうとしていた。

乙宮邸

灰音は自分の部屋のベッドで横たわりながら何かを考えていた。

灰音(・・・・・・あのガスが・・・・人間をゾンビに変えたなんて・・・・・。

そして、あのガスは何者かが作ったに違いない・・・・・。その者は一体何を企んで・・・・・!)

そこに、灰音に語り継げるかのように、どこからともなく謎の声が聞こえだした。

謎の声『この世界は終わる・・・・・・・!』

灰音「っ!?誰!!!」  灰音はその声に気づき、起き上がり、ベッドから降りた。

謎の声『・・・・・この世界はもうじき終わりを告げる。我が計画によってな。』

灰音「我が計画・・・・・!?じゃあ、あのガスはあなたが!!!」

謎の声『はっはっはっはっはっは!!!その通り・・・・・・!!』

灰音「あなたの目的はなんなの!!?何故、人の命を奪ってまで、あんな惨い事を!!」

謎の声『知りたいか・・・・・・?』

灰音「知りたい・・・・・!!」

謎の声『我が計画を知りたければ、東京S地区に来るがいい・・・・・!!

私は既に他の地区にガスを発生させる準備はできている。

ゾンビたちは他の地区へ目指し、我が同士を増やすだろう・・・・・・!

早くしなければ・・・・・・・大変な事になるぞ?ふははははははははは!!!!』

灰音「くっ・・・・・・!!・・・・・・・こうしちゃいられない・・・・・・・!!」

灰音は窓を開けて、そこからこっそりと家から出た。

灰音「・・・・・緑華さん・・・・樹さん・・・・・草芽・・・・・・。ごめんなさい・・・・。そして・・・・・。」

灰音の脳裏に舞加と和仁の笑顔がよぎった。

灰音「父様・・・・・母様・・・・・・・。ごめんなさい・・・・・・・。

私は・・・・・必ずお帰りします!!」  灰音はそう言うと、乙宮邸から抜け出して、

東京S地区を目指すべく、走っていった。

一方、他の街では、ゾンビたちが人々を襲っていた。

ゾンビたち「ガアアアァァァァァァァ・・・・・・!!!!」

「ぎゃあああぁぁぁぁ!!」 「助けてええぇぇぇぇぇぇぇ!!!」  「ひいいぃぃぃぃぃ!!」

ゾンビたちは人々を次々と噛み殺していった。

そして、噛み殺された人たちの中には、突然、立った者がいた。

その者の顔が徐々に崩れ落ち、ゾンビとなってしまった。

ゾンビ「ウゥゥゥゥオオオオオ・・・・・・!!」

どうやら、ゾンビの歯には、噛んだ者をゾンビに変えてしまう恐ろしい力を秘めているらしい。

ゾンビはそれで、人々を襲い、自分たちの同士を作っていくわけであった。

別の警官たちも駆けつけるがゾンビを撃つが、武器が通用せず、たちまち、ゾンビに噛まれ、

死んで新たなゾンビとなっていった・・・・・・。

つづく

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それは、灰音がまだヤンキーの頃であった。

灰音と仲間の暗黒人魚(ダークマーメイド)である春日と二人で夜の散歩をしていた。

いつもなら他のヤンキーたちと喧嘩をしていたが、今夜は静かに二人で散歩とは珍しい事である。

春日「・・・・・・妙だな。今夜は何か変な感じがするぞ?」

灰音「そうね・・・・・。ここは順調に行くべきね・・・・。もしかしたら、また喧嘩の予感がするわ・・・!」

春日「うむ。・・・・・ん?血・・・・・?」  二人の前に何者かの血があった。

しかも、その血は前へと続いていった。

灰音「誰かが傷ついているかも知れないわね・・・・。」

春日「血が前に続いている・・・。よし!辿ってみよう。」

灰音「ええ・・・・!」  二人は血を辿って前に進んだ。その先には恐るべし悲劇が起ころうとは、

二人は知るよしもなかった・・・・・。

灰音「・・・・っ!待って!!」

春日「む!?どうした!?」  灰音は目の前からの危険を察し、春日を止めた。

灰音「・・・・・誰かが来る・・・・・・!!」

灰音は震えていた。二人の前に謎の人物が歩いてきた。

春日「な・・・・こ・・・・・こいつは・・・・・!!」   そして、ついに人物の正体が見えてきた。

両目がなく、肌が物凄いほど崩れていた。口も笑ってはいない。

とても、人とは思えない人であった。春日はそれを見て脅えた。

春日「ひっ!く・・・・腐ってる!!こ、これが人間なのか・・・・!!?」

灰音「・・・・いや・・・・ゾンビよ・・・・!」  そう、この得体の知れない人こそがゾンビであったのだ。

ゾンビ「・・・・ウウウゥゥゥゥゥ・・・・!!」

春日「・・・・少し恐ろしいが・・・・喧嘩売ってると見えるから、やっておくか・・・・!」

灰音「・・・・ふっ。当然・・・・・!!」  春日と灰音は木刀を構えてゾンビに挑んだ・・・・。

そして、現在。灰音は潮とともに生徒会の部屋に来た。

そこに、まおら、真栗、そして、皇帝の高成がいた。

まおら「おはよう!灰音ちゃん!潮ちゃん!」

真栗「よう。おはよう。」

灰音&潮「おはよう。」

高成「おはよう。」

灰音「おはようございます。たか・・・関雄様。」  灰音は高成に側に座った。

ちなみに、5人ともテーブルの前で灰音や高成、他3人とそれぞれのソファに座っていた。

それで、みんなでお話とかしていた。今日もみんなで楽しいお話をしていた。

まおら「それでね、大怪人バドルNEOが明日出るって!まおら、楽しみぃ~!」

真栗「なんじゃそりゃ?それって単なるデータカードダスか?」

灰音「まあ、草芽や小牧もハマってるほどの人気ゲームよ。

確か、怪人同士が戦うんだってさ。私は一度だけやったけどさ・・・。」

潮「・・・・興味ないな。でも、灰音がやってたと言うのなら・・・・。」

灰音「え?潮もやるの?でも、金がかかりそうよ。1回100円だって。」

高成「・・・・遊びもいいが、この後の事も考えた事もいいんじゃないか?」

まおら「ん?この後の事・・・・?」

真栗「ああ・・・・大学部進路とか将来の夢とかじゃろ?」

潮「・・・・・将来の・・・・夢か・・・・・。」

灰音「・・・・・・・・・・・・。」

灰音は高成をひっそり見ていた。

灰音(・・・・・高成様・・・・・・・。)

高成「・・・・そして、この日本ではなんらかの噂が流れているらしい。」

まおら「噂?どういう事ですか?」

高成「・・・・こちらもわからないのだが、我が東宮家のある者によれば、

得体の知れない怪人が最近各地でさ迷っているかのように出没しているらしいと。」

灰音「―――っ!!???」  灰音は得たいの知れない怪人と聞いて驚いた。

高成「ん?どうした?灰音。」

灰音「い・・・・いえ・・・・・!!」

真栗「なんか震えとるが、大丈夫けぇ?」

灰音「う・・・うん・・・・。」

潮「・・・・・・・・・・・・・。」  そこに、十夜が慌てて灰音たちの方に来た。

十夜「大変です!!皆さん!!!」

灰音「どうしたの?十夜君!」

十夜「東京S地区に奇妙なガスが発生した模様です!!」

高成「なんだって!!???」  皆はそれを聞いて驚いた。

灰音「っ!!?ま・・・・・まさか・・・・・・!!」

高成「っ?灰音・・・・・お前・・・・?」

一同はテレビを見ていた。テレビでは、とんでもない映像を流していた。

街中では、紫色のガスが覆っていた。ガスに包まれた人々は苦しみながら逃げようと必死であった。

中には耐えられないために倒れた者もいた。

潮「紫のガス・・・・・一体何が・・・!?」

まおら「もしかして・・・・宇宙人の仕業じゃ!?」

真栗「何言っとんじゃ!映画じゃあるまいし!」

高成「とりあえず、このガスに一体何の意味が?」

中継しているアナウンサーはガスに苦しみながらも、必死にテレビを見ている人たちに伝えた。

アナウンサー『ご覧ください!げほげほ!!このガスを浴びた人たちが・・・げほ!

皆次々と・・げほ!倒れていきます!!こ・・・このままでは・・・私も・・・・・!!』

そして、アナウンサーの後ろから肩に触れた者がいた。

その者の手は肌が腐っていて、人差し指がない。そして、片目がなく、

奇妙な顔が見えた。その男がアナウンサーを襲った・・・・。

アナウンサー『ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』

灰音たち「!!????」  そして、テレビの映像が乱れ、ついに映像が途絶えた。

まおら「い・・・今の怪人・・・・・!」

真栗「いや・・・・人間じゃ・・・・!変わり果てた人間だ・・・・!!」

潮「紫のガス・・・・・変わり果てた人間・・・・・謎だ・・・・・!」

高成「・・・・・一体・・・何が起きたというのだ・・・!?」

灰音「くぅぅぅぅ・・・・・・!!」  灰音は怒りのあまり、突然、部屋から出ようとした。

高成「っ!灰音!どこ行くんだ!!?」  高成に呼ばれ、足を止めた灰音はこう言った。

灰音「・・・・・すみません・・・・関雄様・・・・・。」

灰音はそう言うと、部屋から出た。

高成「は・・・・灰音・・・!?」

潮「・・・・・灰音・・・・・・。」

つづく

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