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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ザックカーンはそう言うと、灰音がザックカーンに向かって走ってきた。先攻を仕掛ける気だ。

灰音「でえぇぇぇぇぇぇ!!!」  灰音が素早くソードを振った。  カキイィィン

しかし、ザックカーンは片手で剣を持ち、それで灰音のソードを受け止めた。

灰音「な・・・・・!」

ザックカーン「・・・・・・・・・!」  ザックカーンが剣を回すと、灰音のソードが弾かれる。

灰音「きゃああぁぁぁっ!!」

水城「灰音さん!!このおおっ!!」  水城はシュトロームアタック1でザックカーンを撃った。

ザックカーン「・・・・?・・・・・・・!!」 しかし、ザックカーンは剣を振って、その弾を跳ね返した。

水城「シュトロームアタック1が効かない!?」

ザックカーン「・・・・・・・!・・・・・・!!」  そして、ザックカーンは素早い動きで灰音に近づいた。

灰音「な!?くうっ!!」  灰音はソードを構えてザックカーンの剣とぶつかり合った。

水城「敵は灰音さんから殺す気だ!!」

ザックカーン「・・・・!・・・・・・・!」   カン カキン キンキィン カィン キン カンキン

灰音「っ!であ!つっ!は!てぃ!!」  灰音とザックカーンの凄まじい剣と戦いが激しく続いていた。

しかし、ザックカーンの方が剣を振るスピードが早く、灰音は一方的に押されていた。

灰音「っ!だあああっ!!」 しかし、灰音は敵の腹を思いっきり蹴った。

ザックカーン「・・・・・・!!?・・・・!」  ザックカーンは腹を蹴られてさがった。

灰音「はあああぁぁぁぁぁ!!」  灰音はザックカーンに斬りかかろうとした。

ザックカーン「・・・・・・・・・!」 ザックカーンも飛び掛り、灰音に斬りかかった。

ザックカーンが灰音に剣を突き出すが、灰音はそれを避け、敵の右の部分に斬りかかった。

灰音「たああぁぁぁぁぁ!!!!」 ズバァァ 灰音はついにザックカーンを斬り付けた。

ザックカーン「・・・・・・・・!?・・・・・・・・!!」  青い電流がザックカーンを襲う。

しかし、電流が消え、ザックカーンはまだ散りとなっていなかった。

ザックカーン「・・・・!女、なかなか。だが、我、負けられない。」

ザックカーンがそう言うと、口からもう一つの剣を取り出した。ザックカーンは二刀流となった。

水城「な!?二刀流・・・・・!!」

灰音「奥の手があったのね・・・・・・!!」

ザックカーン「・・・・・・・・・・・!!」 ザックカーンは素早く二つの剣を振り回し、灰音に迫る。

灰音「な!?くっ!っ!で!!」 灰音はソードで対抗するも、敵の素早い二刀流に押され、

攻撃する暇もなくただソードで身を守っていただけであった。

ザックカーン「・・・・・・・・!!・・・・・・・・・!!!」

灰音「くっ!二刀流になると、こんなに速いなんて・・・・・!!」

ザックカーンが灰音に集中しているスキを突いて水城がシュトロームレイガンを構えた。

水城「くっ・・・・!もし間違ったら灰音さんにも被害が・・・・・!でも・・・・・発射!!」

水城はシュトロームアタック1を発射した。白い光弾がザックカーンの背中に命中。

ザックカーン「!!!!!!」 ザックカーンは白い光弾を撃たれ手足を広げて麻痺した。

水城「灰音さん!今です!!」

灰音「ええ!!」

動けないザックカーンに、灰音は思いっきりスペダウズソードを振り上げた。そして、ソードがさらに光った。

灰音「電光速風一閃(でんこうそくふういっせん)!!!!」

そして、灰音はソードを速く振り下ろし、ザックカーンを一刀両断した。

ザックカーン「・・・・・!!・・・・・・・・・!!」 ザックカーンは青い電流とともに真っ二つとなり散りとなった。

水城「やりましたね!灰音さん!!」

灰音「水城が援護してくれたおかげよ。」

水城「電光速風一閃。素晴らしい剣術ですね。あなたが名前を決めたのですか?」

灰音「ええ。今の戦いでちょっとひらめいてね。」

水城「急ぎましょう!この道の真っ直ぐに奴のアジトが・・・・!!」

灰音「うん・・・・・!」 二人は真っ直ぐ走った。そこに黒幕のアジトがあるかぎり・・・・。

一方、潮はビラキュリアを追うべく、街を走っていった。

潮「待てぇ!!くそぉ!どこに行ったんだ・・・・・!」  いつの間にかビラキュリアはいなくなった。

潮はビラキュリアを探そうと必死に走っていたが、彼女の前に倒れている女性がいた。

潮「っ!?こ・・・・この女性は・・・・・!」

潮は女性に駆け寄った。どうやらこの女性はSSP隊員で、ビラキュリアに殺されたらしい。

潮「・・・・死んでる・・・・・・!ん?」 女性の前にディバイン・シューターと銀色の鎌が置いてあった。

潮はその二つの武器を拾う。

潮「・・・・・凄い科学で作られた銃と鎌だな・・・・・。もしかしてこれは、SSPも超武器か?」

潮は特に銀色の鎌を見ていた。潮はこの鎌に何か見覚えがあるそうだ。

潮「・・・・・・この鎌・・・・知ってる・・・・・。【レイジング・デスシックリー】。

中学の頃、私がどこかの本屋でSSP関連本で読んでこれを知ったんだ・・・・。

よし!この鎌で、あの超改造ゾンビを倒し・・・・灰音を助けてやる!!」

潮はディバインシューターをどこかにしまいレイジングデスシックリーを手にし、走り出した。

そこに、無数のゾンビが潮の前に立ちはだかった。

ゾンビ「グルルルルルルルルルルル・・・・・!!」

潮「くっ・・・・!邪魔を・・・・・するなあああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

潮は飛び掛り、レイジングデスシックリーで一人のゾンビの身体を斬った。

そして、斬られたゾンビが黒い閃光とともに散りとなった。

潮「凄い・・・・・・!頭を狙わなくても、ゾンビを一撃で倒せる・・・・・!」

そして、他のゾンビも潮に迫る。潮はその連中に対しデスシックリーを振り回した。

潮「うおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

潮はデスシックリーで次々とゾンビを斬り続けた。斬られたゾンビは黒い閃光とともに次々と消滅した。

潮「はっ!!」 しまいにゾンビの頭に鎌を突き刺す。ゾンビは黒い閃光とともに散りとなった。

灰音と水城は地下通路を走った。その先に赤い謎の光があった。そして、赤い霧も漂いつつあった。

灰音「っ!この赤いの・・・・それにこの赤い霧は・・・・・!!」

水城「まさか・・・・・ここに敵のアジトが・・・・!!」 二人は赤い霧に包まれながらもこの先を走った。

そこに、10人以上のコマンデスが現れた。

灰音「っ!コマンデス・・・・・・!」

水城「この者たちは見張り役ですね・・・。灰音さん、ここは私が・・・・!」

水城が複数のコマンデスに向けレイガンを構えた。

灰音「水城!?まさか一人で・・・・・!」  そして、複数のコマンデスが一斉に水城に迫る。

水城「シュトロームアタック出力レベル2・・・・・発射!!!」  ドバァァァァァァァ

水城のレイガンの銃口から物凄い量の青い電撃が放たれた。

コマンデス「ギャアアアァァァァァァァ・・・・・・!!」  バリバリバリバリバリバリバリバリ

複数のコマンデスは水城のレンガンの青い電撃を浴びて散りとなって消えていき、全滅していった。

灰音「す・・・・凄い・・・・・!レベル2の一発でこんなにたくさんの敵を・・・・・!」

水城「・・・・恐らく、レベル2は集団で襲い掛かってくる敵に対抗できる技でしょう。

さあ、急ぎましょう!!」

灰音「うん!」  二人は赤い霧とともに赤い光に満ちた通路へ突入した。

つづく

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灰音「・・・・・・じゃあ、行きましょ。仇を取りに・・・・・!」

水城「・・・・・はい。・・・・・隊長・・・・死なないでください・・・・・・。」

二人は石宮隊長を後にして、この道の真っ直ぐを走った。

石宮「・・・・・頼んだぞ。金宮・・・・・・。」   地下通路の道で灰音と一緒に走っている水城が呟く。

水城「・・・・私が小学生の頃、両親のいない寂しい人生を送っていました。」

灰音「え?」  灰音は水城の切ない声に耳が入った。

水城「そんな時、石宮隊長が私を実家に入れたんです。何故、私を選んだかわからない。

隊長とその親戚さんたちはまだ小さい私の面倒を見てくれました。そして、私は決心したんです。

私は石宮隊長と一緒に戦おうって・・・・・。」

灰音「・・・・・あなたにも・・・・切ない過去が・・・・・。」

水城「・・・・その過去から救ってくれたのは隊長です。中学1年の頃、

私は石宮隊長のいる分隊に入隊し、自分を選んでくれた隊長とともに数々の犯罪者と戦いました。

そして、私は次第に・・・・・隊長に恋心を抱くようになってしまいました・・・・・・。」

灰音「・・・・・・優しいのね、石宮さんは。」

水城「ええ・・・・・。ちょっと厳しいところもありましたが・・・・。」

灰音「そう・・・・・。なんか高成様と同じね・・・・。」

水城「高成様?」

灰音「・・・・・私の恋人。本当の恋人は別の人かも知れないけど・・・・・。

水城は素敵な恋をしているんだね!」

水城「!い・・・いえ・・・・////素敵という・・・か・・・・。なんというか・・・・・。」

灰音「ふふ・・・・・。うわっ!!!」

水城「きゃっ!!」  二人の前に突然、謎の弾が飛んできた。二人は危うく避けた。

灰音「誰!!??」  二人の前に髪が短く、目の瞳が赤い。肌の色が鼠色の少年であった。

二人に構えた右腕が上下に半分に開いていた。左手がない代わりにドリルのような物が付いてあった。

水城「あなたも超改造ゾンビね・・・・・!!」

超改造ゾンビ「いかにも。僕はテゥルパルト。君たち、コマンデスを多く倒したんだってね。」

灰音「なっ!まさか・・・!あのガイコツ!この怪人に報告を・・・・・!!」

ティルパルト「バグバッドはゾンビたちの戦況を見守り、それをD様に教える事が使命なんだ。

君たちががどのようにコマンデスを倒したか見てみたいなぁ・・・・・。」

ティルパルトの後ろからコマンデスが10体も飛び出し、二人の前に現れた。

コマンデス「グルルルルルルルルル・・・・・!!!」

灰音「コマンデス!!!」

水城「10人も・・・・・!」

ティルパルト「・・・・・・かかれ。」  ティルパルトの静かな命令にコマンデス部隊が走り出した。

コマンデス「ガアアアァァァァァァァァァ!!!!!」

水城「っ!接近してきます・・・・!!!」

灰音「・・・・・例の武器の力・・・見せてあげましょ!!」

水城「はい!!」  灰音はスペダイズ・ソードを構え、水城はシュトローム・レイガンを構えた。

コマンデス「ガギャァァァァァァァ!!!!」 コマンデス5人が灰音に襲い掛かった。

灰音「っ!はあああっ!!!」 ズバン 灰音はスペダウズソードを一振りし、コマンデス一人を斬った。

コマンデス「ビッ・・・・・・・・・!!」  頭ではなく、身体を斬られたコマンデスの一人は、

突然、青い電撃に痺れ、あまりの電圧に散りとなってしまった。

灰音「ええええぇぇぇぇぇぇぇい!!!!」

灰音は走り、ソードを振り回し、コマンデス4人を斬りつけた。

コマンデス「ギャアアァァァァァ!!」  ズバ ザシュザシュ トショ バリバリバリバリバリ

灰音のスペダウズソードに斬られた4体は次々と身体に電流を流され散りとなって消えていった。

一方、水城は迫り来る5人のコマンデスに向けて、シュトロームレイガンを構えた。

水城「・・・・・・シュトロームアタック出力レベル1・・・・発射!!!」

水城は白い光弾、シュトローム1を撃った。一体のコマンデスがその光弾に命中した。

コマンデス「ゲッ!!」  コマンデスは白い光弾に撃たれると灰となってしまった。

他のコマンデスが4体も残り、それらが水城に襲い掛かった。

水城「くっ!!連射!!!」 バシュンバシュン 水城はシュトロームアタック1を4発撃った。

コマンデス「グギャギャッ!!!!」 4体もシュトロームアタック1に撃たれ散りとなった。

灰音「す・・・・凄い!頭以外を斬っても雷の力で倒せるなんて・・・・・!!

スペダウズソード・・・・・・!最強の力だわ・・・・・!!」

水城「これが、シュトロームレイガン・・・・・・!一発でゾンビを散りにしてしまう・・・!

凄い武器を手に入れてしまったわ・・・・私・・・・・!」

二人は新しい武器の素晴らしい威力に感激した。その時、ティルパルトの左手のドリルが回りだした。

ティムパルト「おかしいなぁ・・・・・。バグバッドの情報によれば、こんな技で倒したんじゃないけど・・・・。」

ティムパルトはそう言って、二人に向かって走り出す。近づいてドリルを突き出した。

水城「危ない!!」  二人は敵のドリルを避けた。灰音はソードを振った。

灰音「こぉのおおおぉぉぉぉぉ!!!!」  ズバン  バリバリバリバリバリバリ

灰音のスペダウズソードがティムパルトの身体を斬った。そして、敵の身体に電流が流れた。

ティムパルト「へぇ・・・・その程度なんだ・・・・・。」  ティムパルトに流れる電流が消えた。

ティムパルトは散りにもならず、身体に傷などついてなかったのだ。

灰音「な・・・・!?スペダウズソードが効かない・・・・!?」

ティムパルト「聞いたよね?ゾンビは死なないって・・・・・。」

ティムパルトはそう言って、灰音の顔に右手を向けた。そして、右腕が上下に開いた。

灰音「っ!!?」 灰音は驚いた。敵の右腕の開いたところに銀色の針のような物があったからだ。

ティムパルト「シルバー・クライシス。」 バシュンバシュン ティムパルトがそう言うと、

右腕の開いたところから銀色の針が二つ、ミサイルのように飛んだ。

灰音「きゃああぁぁぁっ!!!」  灰音は間一髪避けた。しかし、敵が容赦なく灰音に迫る。

ティムパルト「はああああ・・・・・・!!」 ティムパルトは灰音めがけドリルを突き出す。

水城「灰音さん!危ない!!」  水城はシュトロームアタック1でティムパルトの背中を撃つ。

ティムパルト「っ!!!!」  ティムパルトは背中を白い光弾に撃たれて、動きが止る。

しかし、ティムパルトは散りにならなかった。どうやら動きが止るだけで通用しなかった。

ティムパルト「・・・・君のその武器も大した事ないな。」 ティムパルトは水城の方に向く。

水城「レベル1が効かない!?」

ティムパルト「消えろ・・・・・!!」 ティムパルトはシルバークライシスを発動する気だ。

灰音「やめろおおおぉぉぉぉぉ!!!」 灰音は後ろからティムパルドの頭に斬りかかった。

ティムパルト「っ!!?」  ティムパルトは後ろを向いた。しかし、灰音の剣が間もなく敵の脳天に・・・。

灰音「(頭さえ・・・・・・・・!!)・・きゃああぁぁぁっ!!?」

灰音はいきなり何者かに蹴られ、壁に叩きつけられる。

水城「灰音さん!!」

灰音を蹴り飛ばし、ティムパルトを救ったのは、顔が完全に髑髏であった。

それ以外は白い肉体であるが、腕や足が大変細かった。両手で一つの鋭い剣を構えていた。

この者も超改造ゾンビであるのだ。

超改造ゾンビ「・・・・・・・・・・・!」

ティムパルト「・・・・君か。ザックカーン。まさか、このお姉さんたちの相手がしたいの?」

ザックカーン「・・・・・・我、強き者との戦を好む。」  

ティムパルト「そうか。じゃ、後は頼む。」 ティムパルトはそう言うと、走って去っていった。

灰音「っ!!待ちなさい!!!ティムパルト!!!」

灰音と水城がティムパルトを追おうとすると、ザックカーンが二人に剣を向ける。

ザックカーン「女の相手、我にふさわしい。」

灰音「ふふっ!・・・・ゾンビのくせに結構、武人さんね・・・・・!」

水城「ならば、あなたから殲滅します!!」

ザックカーン「我、強い。汝ら、勝てぬ。」

つづく

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コマンデス「グアアアァァァァァ!!!!」 コマンデス5人は一斉に二人に迫る。

灰音「っ!来るわよ!水城!!」

水城「はい!!」  水城はレーザーガンを構え、灰音は木刀でコマンデスに攻撃を仕掛けた。

コマンデス「ガアアアッ!!」  コマンデスが灰音を殴ろうとしたが、灰音はそれを避け、敵の横につく。

灰音「であ!!」  灰音はそのコマンデスの頭を木刀で叩きつけた。敵はそれを受け、前に扱ける。

コマンデス「ギエエエェェェェェ!!!」  続いて、コマンデス二体が灰音を襲う。

灰音「はっ!たぁっ!!」 灰音はコマンデスの背中にチョップを打ち、

もう一人の頭を後ろから蹴った。二人のコマンデスはそれによって、前に倒れかけた。

灰音「水城!今よ!!」  どうやらこれは水城に敵の弱点を撃たせやすくするための作戦であった。

水城「はいっ!!」  水城はレーザーを三発発射し、三体のコマンデスの頭を撃った。

コマンデス「ギッ!」 「ゲギャ!!」  3体は頭を脳ごと貫かれ、倒れた。

灰音「よし・・・・・!わっ!!」  残り二体のコマンデスが背後から灰音の腕を掴んで、動けなくした。

コマンデス「グルルルルルルルル・・・・・!!」

水城「灰音さん!!!!」

灰音「ぐ・・・・!なんの・・・・これしきぁ!!!」

灰音はコマンデスに掴まれている両腕を前に思いっきり動かした。

それによって、二体のコマンデスがお互いに頭をぶつけてしまった。 ガツゥゥゥゥゥン

コマンデス「ウゲェェェェェ!!」 「ギガガガガ!」 二体は頭を痛がり、灰音から放れた。

灰音「成仏・・・・してろ!!!」 灰音は木刀で一体の頭を貫いた。

コマンデス「ゲ・・・・・・!」 コマンデスは脳を貫かれ、倒れた。しかし、もう一体が灰音を背後から襲う。

水城「灰音さん!危ない!!」 水城は灰音を背後から迫るコマンデスの頭を撃ち倒した。

コマンデス「ガッ!」 コマンデスは頭を撃たれ、倒れた。灰音は後ろに気づいた。

灰音「い・・・・いつの間に・・・・!」

水城「危なかったですね。灰音さん・・・・。」

灰音「うん!ありがとう・・・・・水城。」   その時、蝙蝠の羽を持つ髑髏がしゃべりだした。

蝙蝠の羽を持つ髑髏「キキキキキキキ!!!マサカ、アノコマンデスガ、

オマエタチフタリニタオサレヨウトハナ!!!」

灰音「お前は・・・・・!?」

水城「・・・・・黒幕の偵察用怪物!コードネーム・バグバッド!!」

バグバッド「キキキキキキキキ!!コマンデスハムスウニイル!オマエタチニゼンメツハフカノウサ!

ソレニ、アノイカタノアヤツルアノサイキョウヘイキハダレニモトメラレンゾ!

キキキキキキキキキキキキキキキキ!!!!!」  バグバットは高笑いとともに飛び去っていった。

水城「・・・・・さあ!急ぎましょう!!」

灰音「・・・・・うん!あいつの後を追えばきっと・・・・・!!」 二人はバグバットを追うべく、走った。

一方、街では、潮とヴィビガモラとの激戦が繰り広げられていた。

ヴィビガモラ「シュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ!!!!」

ヴィビガモラは四つの足で速く走り、潮に襲い掛かる。

近づいた瞬間に潮の首めがけて、両手を伸ばした。恐らく、首を絞めて息の根を止めるつもりだろう。

潮「・・・・・ふん!」  スパン  その時、潮はナイフを一振りし、、ヴィビガモラの右手を切断した。

ヴィビガモラ「シュ・・・・シュシュシュシュシュシュシュシュ!!!」

ヴィビガモラはもう片方の手を伸ばして、潮の顔を握り潰そうとした。

潮「・・・・でっ!!」 潮はそんなヴィビガモラの片手を蹴り上げ、敵の攻撃を封じた。

ヴィビガモラ「シュシュシュシュ・・・・・シャアアアァァァァァァァァ!!!!!」

ヴィビガモラは口を大きく開き、そこから凄い量の液体を吐いた。

潮「っ!?うわ!!」 潮は右のほうに転がり、敵の液体を避けた。

そして、ヴィビガモラの前の地面は、彼の液体によって、溶けてかかっているそうだ・・・。

潮「こ・・・・これは・・・・・・!!」  潮はその溶けかかった地面を見て、驚く。

ヴィビガモラ「シュシュゥ・・・・・!これは俺様使用の溶解液だ!シュシュシュシュシュ・・・・!」

潮「くっ・・・・!」 潮は立ち上がって、ナイフを構えた。しかし、ヴィビガモラはまたも溶解液を吐く。

ヴィビガモラ「シャアアアァァァァァァァァ!!!!!」 潮はまたも敵の溶解液を避けた。

潮「ちぃ・・・・・!はっ!!」 潮は一気に走り出した。そして、ヴィビガモラに近づき、

彼の頭にナイフを刺した。ヴィビガモラは頭を刺され、痛がる。

ヴィビガモラ「シュ!?シュシュシュシュゥゥ!??シュ・・・シュシャ!シャアァァァァァァァァ!!!」

ヴィビガモラは怒って、接近した潮に向かって溶解液を吐きだした。

潮はこれに驚き、敵から離れて、溶解液を避けた。

潮「くっ・・・・!!」  潮はなんとかヴィビガモラの背後につこうと走った。

潮は素早く走り、敵の背後についた。しかし、敵は両目を伸ばし、背後を見た。

潮「ひっ!!」 潮は敵が背中を向けているのに、奴の目が伸びて、自分を見ている事に驚く。

ヴィビガモラ「無駄だ・・・・シュシュシュシュシュ!!」 ヴィビガモラは後ろを向いた。

潮「くっ・・・・!こいつの目が伸びてるから遠くでも見れるのか・・・・・!」

ヴィビガモラ「そうだ!シュシュシュ・・・俺は自分の目を伸ばし、遠くの敵を見つけることが可能だ!

お前はもう逃げられぬわい!シュシュシュシュシュシュシュシュシュ!!!

前から思ったが、貴様は美しそうな女であるなぁ・・・シュシュシュシュシュシュ・・・・!

そうだ。どうせお前は逃げられないので少しお前の身体で遊んでから殺すか・・・・・!」

潮「私の身体で遊ぶ?お前は・・・・・変態で最低な男だな・・・・・!」

潮はそういうと、ネクタイを外し、服から胸元をさらした。ヴィビガモラはそれを見て、

興奮したかのように両目を勢いよく伸ばし、潮の肌の胸元に近づいた。

しかし、潮は敵の両眼球と顔に繋がる伸びる線みたいな物を右手で掴んだ。

潮「ふ・・・・・やはりな・・・・・・。」

ヴィビガモラ「シュシュシュゥゥ!!乳房を見れると思ってついぃ・・・シュシュシュシュシュ!!」

潮「乳房を見れるか・・・・。だからお前は変態で最低な男なんだよ!!!」  ザシュ

潮はそう叫んでナイフを振り下ろし、敵の両目と顔を繋がる線のような物を切断した。

ヴィビガモラ「シュゥ・・・・シュシュシュシュシュシュシュシュシュシュゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!」

ヴィビガモラは両目を失い混乱した。線のような物も狂って動き、切断された後から血が吹き出た。

潮「私の全てを見ていいのは・・・・・・。」

潮は自分の脳裏に千里が浮かび上がった。そして、潮は敵の背後につくべく、走った。

潮「あの先生だけだ!!!!」  潮は敵の背後についた瞬間、敵の後ろに首を掴んだ。

ヴィビガモラ「シュシュシュシュシュ・・・・・!おのれぇぇぇ・・・・・!!」

潮「おおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」  ザク ザク ザク ザク ザク

潮はナイフでヴィビガモラの頭を何度も刺した。

潮「あああぁぁぁぁぁぁぁ!!!・・・・うっ!?」  ヴィビガモラの背中から何か角のような物が突き出た。

潮はこれに驚き、ヴィビガモラから一旦放れる。ヴィビガモラは正面から何者かに胸を刺されたのだ。

潮「だ・・・・誰だ・・・・・!?」 ヴィビガモラを刺したのは、謎の超改造ゾンビの仕業であった。

両目が赤く、口が裂けているが、笑っていた。髪も長く、体つきも女性であった。

両手はなんと巨大な角であり、両腕は何故か伸びていた。

右手は既にヴィビガモラを刺している。刺した超改造ゾンビは女性型であった。

潮「お前は・・・・・誰だ?」

女性型超改造ゾンビ「・・・・・私はビラキュリア。あなたを襲うとしていたヴィビガモラは、

あんたのせいでとっくに再起不能よ。ちなみに、こいつは女好きで、女体を嬲るのが趣味だったのw」

潮「・・・・・ほう・・・・・。」  ビラキュリアは右手を縮ませ、ヴィビガモラを抱えた。

ビラキュリア「・・・・・・ククククククク・・・・!私はこいつを再生させるばく、D様のラボに戻るわ。

まあ、あなたにはD様に会えないけどねぇ・・・・・はははははははははは!!!!」

ビラキュリアはヴィビガモラを抱えたまま、ジャンプして潮から逃げていた。

潮「くっ!待てぇ!!!」 潮は逃げるビラキュリアを追うべく、走り出した。

一方、灰音と水城はバグバッドを追うべく、走っていった。

灰音「もう!バグバッドめ!どこに行ったのよ!!」

水城「あいつの後さえつけば、奴のアジトにいけるのに・・・・!!」

二人は地下通路を走っていった。しかし、彼女たちの前に血まみれになって倒れている男がいた。

灰音「っ!!人が・・・・倒れている・・・・・!!」

水城「っ!石宮隊長!!!」  水城は倒れている男に駆け寄った。

灰音「え!?あの人が・・・・・あなたの上司・・・・!?」

水城「大丈夫ですか!?石宮郷(いしみや・ごう)隊長!!」

倒れている男は水城の上司である石宮であった。石宮は息をしながら、水城を見た。

石宮「おお・・・・・金宮隊員か・・・・・。よく生き残った・・・・・。」

水城「はい・・・・・・・。それより、大丈夫ですか!?隊長!」

石宮「すまぬ・・・・・・!私はとうとう黒幕を追いついた瞬間に、超改造ゾンビどもの攻撃を受け・・・・・!」

灰音「え!?黒幕の秘密を知ったのですか!!?」

石宮「ん・・・・?君は・・・・・?」

灰音「私は乙宮灰音。こんな格好してますが、SSP隊員ではありません。

私は一般の大金持ちの子です・・・・・・。それより、黒幕を追いついたって・・・・・!」

石宮「ああ・・・・・・。私は、奴の姿をとうとう見た。私は奴に全てを吐かせようとしたが、

奴の操る超改造ゾンビに襲われてしまった・・・・・!そして、奴はこう言った。

『お前はよくここまで来た。もし、生きていたなら、我がラボに来て復讐に来てみろ。

ヒントはこの道を真っ直ぐ進みたまえ。』・・・・・だと・・・・・・・・!」

水城「そこに行けば・・・・奴のアジトへ・・・・・・・!!」

灰音「石宮さん・・・・・あなたは非常に戦える状態ではありません。

後は・・・・・私たちが・・・・・・!」

水城「そうです。あなたはここへ休んでください。私たちがあなたに代わって奴を倒します・・・・!」

石宮「そうか・・・・・・では、これを使ってくれ・・・・・・!」

石宮は近くに置いてあった銀色の剣を二つ持ち出し、灰音や水城に見せた。

灰音「こ・・・・・これは・・・・・・!」

石宮「・・・・・スペダイズ・ソード。この剣でゾンビどもに対抗できるだろう・・・・・・!

灰音とやら・・・・・お前にこれをやろう・・・・・・!」 灰音は二つのスペダイズソードを手にした。

灰音「この剣で・・・・・・奴らに対抗できる・・・・・・・!!」

水城「・・・・隊長・・・・・・・。」

石宮「・・・・金宮。お前にはこれを・・・・・・・!」 石宮は中型のハイテクな銃を持ち、水城に見せた。

水城「・・・・万能型中型銃器・シュトローム・レイガン・・・・・・。」 水城はその銃器を持った。

石宮「うむ・・・・・・!後は・・・・頼む・・・・ぞ!金宮・・・・・・!」

石宮はそう言うと、急に目を閉じた。

水城「っ!!????」  水城は驚いた。まさか、死んだのではないかと。

灰音はそんな石宮の手首に触れ、脈を調べる。

灰音「・・・・・大丈夫。意識が失っただけで、まだ死んでないわ・・・・・。」

水城「そ・・・・そうですか・・・・・。」  水城は安心し、石宮の顔に触れた。

灰音「水城は・・・・石宮さんが好きなんだね・・・・・・。」

水城「・・・・・・はい。」

つづき

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潮がそう叫んだ瞬間。ゾンビたちが一斉に潮を襲い始めた。

潮「っ!!!」 潮はナイフを振り回し、まわりのゾンビたちを攻撃した。

潮に近づいたゾンビはナイフに頭を斬られたり、突き刺されたりと次々と倒れていった。

中に首を切断されたり、顔を真っ二つにされたゾンビたちもいた。

地下水道で道を歩いている灰音と水城は歩き続けていた。

灰音&水城「・・・・・っ!!?」  二人の前にゾンビが四人も出てきた。

灰音「また出たのね・・・・・・!」

水城「くっ!!」  水城は両手にツインガンを構え、ダブル射撃でゾンビ二人の頭を撃った。

灰音「ふん!!せりゃ!!」  灰音は木刀でゾンビの頭を貫き、もう一人の頭を真っ二つにした。

そして、灰音は倒したゾンビ二人を蹴って、地下水に落とした。

ゾンビ「・・・・・・・・!!・・・・・・・・・!!」 ゾンビたちは脳をやられ、倒れていった。

ほっとして安心した二人。しかし、地下水から突然、何者かが飛び出してきた。 バシャァァァン

灰音「っ!!?こいつらは・・・・・!?」 その者はゾンビであってゾンビではない。

この怪人は顔が髑髏で、胸部などの肉体から骨の部分が見えるが、手足が完全な白い肉体だった。

水城「コマンデス!!!」

灰音「こ・・・コマンデス?」

水城「黒幕がゾンビを改造したと思われる改造兵士です!」

コマンデス「グルルルルルルル!!!」  そして、地下水からさらに二体のコマンデスが飛び出した。

灰音「3人も!!!」  そして、コマンデスは二人に向かって走り出した。

水城「早い!!でも・・・・・!!」   カチャッ  ビ―――ビ――――

水城は二つのツインガンから一つのレーザーガンに持ち替え、コマンデス二体を撃った。

コマンデス「グギャアァァァァ・・・・・ッ!!」  レーザーを浴びた二体は頭を撃たれ、倒れた。

灰音「とうりゃ!!」  灰音は最後に残ったコマンデスの頭を木刀で叩き割った。

コマンデス「ゲ・・・・ゲアアアァァァァァ・・・・・!!」

コマンデスは頭を割られるが、倒れてはいなかった。何故なら脳がまだ攻撃されてないからだ。

灰音「くっ!てや!!」 灰音はそのコマンデスの脳を突き刺した。

コマンデス「ギャアアァァァァァァ!!!!!」 コマンデスは脳を攻撃され、倒れた。

灰音「改造ゾンビ・・・・・・!前の奴らより恐ろしかったわ・・・・!」

水城「このコマンデスは攻撃や素早さを調教されたそうです。

黒幕はコマンデスだけでなく、それ以上に恐ろしい怪人を造っているのです・・・・。」

灰音「黒幕・・・・・・・!!」  灰音は木刀を強く握り、怒りに震えていた。

水城「急ぎましょう!この地下を探れば、きっと真相がつかめるはずです!!」

灰音「うん・・・・・!!」  二人は地下水路の道を進んで、走っていった。そこに、謎の声が響いた。

「ギッギッギッギッギッギッギッギッギ・・・・・!!」  とても不気味な声だった。

灰音「っ!?誰!!」

水城「この声・・・まさか!!」  謎の声の者はこの地下の天井にひそんでいた。

そして、天井から降りて、二人の前に着地、そのおぞましい姿を現した。

その者の顔は、目が無数生えて、口が大きく裂けて牙が何本もあった。

両腕の筋肉が物凄く、両手に鋭い爪が生えていた。身体の色は真っ青に染まっていた。

水城「デゴマアカシ!!」  そう、この恐るべし怪人こそがデゴマアカシなのであった。

デゴマアカシ「ゲズゲズギーノ・・・・・ゴンバ!ガゼ・・・・ゴゴガバガッタ・・・・・!!?」
通訳(SSPの・・・・・女!何故・・・・・ここがわかった・・・・・!!?)

灰音「な・・・・!?こいつ、うまくしゃべれてない・・・・・?」

水城「あいつはより改造されたので、言葉が少しだけしゃべれるようになったのです。

さらに、脳も改造され、頭脳が倍増され、力もコマンデスよりも上でしょう・・・・・!」

灰音「だったら・・・・!一つ聞かせてもらうわ!あなたを造った者はどこ!?」

デゴマアカシ「ギゲゲゲゲゲゲ!!ザンベンガバラ、アノガジャハゴゴニイダイ。」
通訳(ギゲゲゲゲゲゲ!!残念ながら、あの方はここにいない。)

水城「なんですって!??」

デゴマアカシ「ベイドドビヤゲディオジエテヤドオ。アノガタハイマ、ゴノシカヨリドオクアナレタ、

ピビヅドラボニイル。ガガ、オバエダチハゾコニハイゲダイ。オデニゴドザレルカラナ!!!」
通訳(冥土の土産に教えてやろう。あの方はイマ、この地下より遠く離れた、
秘密のラボにいる。だが、お前たちはそこに行けない。俺に殺されるからな!!!)

デゴマアカシはそう言って、二人に迫る。灰音は木刀を、水城はレーザーガンを構えた。

デゴマアカシ「ギガアアァァァァァァ!!!」 デゴマアカシは爪で灰音に切りかかった。

灰音「む!ふん!!」  灰音は敵の引掻きをジャンプで避けた。

そして、そのまま木刀でデゴマアカシの脳天を打とうとした。

灰音「てぇりゃああぁぁぁぁ!!!!」  ガチィィィ 灰音の木刀が、デゴマアカシの脳天に直撃。

しかし、デゴマアカシは頭に血が出たが痛みを感じないかのような余裕を見せた。

デゴマアカシ「トベベシバイハ?」通訳(それでしまいか?)

灰音「な・・・・・!?効かない・・・・・!!?」

デゴマアカシ「ヂベ。」通訳(散れ。)  デゴマアカシは灰音を引掻きかかろうとした。その時。

水城「灰音さん、放れて!!」   水城はレーザーガンを構えた。

灰音「っ!よし!!」  灰音がジャンプで敵から離れた時、水城がデゴマアカシに撃ってきた。

デゴマアカシ「ウギ!ギギャアァァァオウ!!!」

デゴマアカシは水城のレーザーに胸部や目を撃たれてひるんだ。それによって、目が半分失った。

デゴマアカシ「デググググ・・・・ダガァ・・・・・オデハチナナイィィィ!!!」
通訳(デググググ・・・・だがぁ・・・・・俺は死なないぃぃぃ!!!)

デマゴアカシは二人に向かって突進を仕掛けた。

デゴマアカシ「ギゲエエエェェェェェェ!!!!」  しかし、二人は左右にわかれ、それを避けた。

水城「くっ!!」  水城はレーザーガンでデゴマアカシを撃つ。しかし、敵はそれに気づき、回避した。

デゴマアカシ「ゾンダドグラウカァァァ・・・・・!!!」通訳(そんなのくらうかぁぁぁ・・・・・!!!)

デゴマアカシは水城に向かって走ってきた。そして、水城はその敵に向かってレーザーガンを構えた。

水城「正面からなら!!!」  バシュン 水城はデゴマアカシに頭にレーザーを撃った。

デゴマアカシ「ギバ!!!」  デゴマアカシは頭を撃たれて、後ろに扱けた。

灰音「や・・・・・やったの・・・・!?」

しかし、デゴマアカシは脳を撃たれたはずなのにまだ立ち上がった。二人は驚く。

デゴマアカシ「イッダマズダ!オデハチナナイトナァ・・・!!」
通訳(言ったはずだ!俺は死なないとなぁ・・・!!)

灰音「これほどの奴だったなんて・・・・・!!」

デゴマアカシ「ポンドゴゾオヤディダアアァァァァァ!!!!!」
通訳(今度こそ終わりだああぁぁぁぁぁ!!!!!)  デゴマアカシは二人に迫る。

そして、水城はレーザーガンをしまい、ディバイン・シューターを右手に持った。

水城「やはりこれしか・・・・・!!」  水城はディバイン・シューターを撃った。

デゴマアカシ「ギイイィィィィィ・・・・・・・!!!」

ディバイン・シューターの光線を浴びたデゴマアカシは、散りとなって消えてしまった。

水城「ん!あああ!!!」  水城は右腕に激痛を感じ、その腕を片手で押さえた。

灰音「水城!!まさか、ディバイン・シューターを・・・・・!!」

水城「だ・・・・大丈夫です。腕だけでした。デゴマアカシは黒幕が造り上げた、

超改造ゾンビの一人。彼らは特殊な能力を持ち、知能もよく、人語も話せます。

まるで、生きているかのように・・・・・。デゴマアカシはその試作品でしかないでしょう・・・・。」

灰音「・・・・じゃあ、そいつらに対抗できるのは、ディバイン・レーザーだけなの?」

水城「いえ・・・・・。奴らに対抗できるのは、それだけではありません。それは、知恵。

敵と戦い、その間にその敵の弱点を見つけ、そこを突けば、シューターに頼らなくて済むと思います。」

灰音「そう・・・・・。それより、デゴマアカシは、黒幕はこの地下から遠く離れたラボにいるって・・・・!」

水城「はい・・・・!この地下を抜け出せば・・・・・奴の本拠地に行けるかもしれません・・・・・!!

私の上司からの情報によれば、黒幕は常に地下で暗躍しているとの情報があります。」

灰音「よし・・・・・!じゃあ、早く急ぎましょ!!!」

水城「はいっ!!」  二人は地下水道の道を走っていた。

街では、潮は既にまわりのゾンビを倒していた。彼女の身体は既にゾンビの血で塗れていた。

潮「・・・・・・・誰だ。そこにいるのは・・・・・?」

潮の背後に得体の知れない者がいた。その者は足が四本もあり、目がカタツムリのように伸びている。

両腕に小さなコブがボコボコするように生え、身体がピンクに染まっていた。

口では、歯が全くなかった。潮はその者の姿を見た。

不気味な者「・・・・・・シュシュシュシュシュシュシュ・・・・シュシュシュシュシュシュ・・・・・!」

潮「・・・・・誰だって聞いている・・・・・・!!」  潮は静かな声で不気味な者に名を聞いた。

不気味な者「・・・・・これほどの数を再起不能にするとはなぁ・・・シュゥ・・・・・!

では、教えてやろう・・・・シュシュシュシュ・・・・・我が名はぁ・・・・ヴィビガモダ!

偉大なるD様によって造られし超改造ゾンビだ・・・・シュシュシュシュシュ・・・・!!」

なんと。この者も超改造ゾンビであった。しかし、この者はちゃんと人語が話せるらしい。

潮「超改造ゾンビ?偉大なるD?一体なんだ・・・・!?それより、灰音を知っているか・・・・!?」

ヴィビガモラ「灰音ぇ・・・・シュシュシュシュシュシュ・・知らんなぁ・・・・・!

ところでシュシュシュシュ・・・貴様ぁ・・・何者だ?シュシュシュシュシュシュシュシュ・・・・・!!」

潮「・・・・紫陽花の君と呼ばれた。本来ならお前とは関わりたくない。」

ヴィビガモラ「シュシュシュシュシュシュシュ・・・・お前にとってはそうかも知れぬ。

だが、シュシュ・・・俺には大アリだ。シュシュシュ・・・・貴様は俺に喰われる運命なのだぁ!

シュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ!!!!!」 ヴィビガモラはそう言って潮に迫る。

潮「・・・・・くだらない・・・・・!」

一方、灰音と水城は地下通路を走り続けていた。

灰音「一体・・・・・!黒幕のアジトはどこに・・・・・!?」

水城「でも・・・・!くまなく調査すれば必ず・・・・・!!」

必死に走り続ける二人の前にコマンデスが五人も立ちはだかった。

その者たちの頭上に、蝙蝠のような羽で飛んでいる髑髏がいた。

灰音「っ!?コマンデスが五人も・・・・・!!それに、この髑髏は・・・・・?」

水城「・・・・・この者たちが多いとすると・・・・・・!やはり、奴のアジトは・・・・・・!!」

つづく

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水水城「2008年2月3日、我々はこの日まではゾンビと戦い続けていた。

そして、我々は奴の計画の名を知った。『DARK・ALIVE(ダーク・アライブ)プロジェクト』。

このプロジェクトは何のために実行されているかは知らないが、

ダーク・ヴィールスという紫のガスを使って、人類をゾンビに変えようとしているのは理解している。

・・・・・2008年2月5日、我々はDARK・ALIVEプロジェクトについて探っていた。

その時、ゾンビではない得体の知れない奴が現れた。

こいつは人間ではないゾンビだ。まるで、怪人の姿をしていたのだ。

怪人は恐るべし力で我々の同胞を次々と葬った。我々はこの出来事により、

DARK・ALIVEプロジェクトはゾンビを生み出すだけではなく怪人をも作り出す事が判明したのだ。

私はこの計画の全てがまだ解明できたわけではないと思う。

我々はこの計画を追いながら捜査を続けるだろう・・・・・。」

灰音「DARK・ALIVEプロジェクト・・・・・・!?あいつがそんな事を・・・・・・!

ゾンビだけじゃなく怪人を生み出せるなんて・・・・・!水城さん。もっとファイルを!」

水城「・・・・・ごめんなさい。ファイルの記されているのは、これだけなんです。」

灰音「そう・・・・・・・。じゃあ、他の方法で情報を・・・・・・・。」

水城「・・・・・私の上司の情報によれば、この街を襲ったガスは地下から噴出したと・・・・・・。」

灰音「・・・・・・地下?」

水城「ええ。・・・・・確か、私の隊長がそう言って・・・・・・。」

灰音「じゃあ!その地下に行ってみましょ!!」

水城「え・・・・・・?」

灰音「だって、ガスは地下から噴出したでしょ?そこを探れば・・・・・!」

水城「敵の正体がわかるって事ですね・・・・・・!」

灰音「ええ・・・・・・!そこに行ってみよう!!」

水城「はい!・・・・でも・・・・灰音さん。この衣装では・・・・・。」

灰音「え・・・・・?」  灰音は自分の衣装を見てみた。今の彼女が着ているのはパジャマである。

灰音は出発する前に着替えるのを忘れたらしい。

灰音「あ・・・・・・;w」

水城「・・・・・これを使ってください。」  水城は灰音にSSPの隊員服を見せた。

灰音「これは・・・・隊員専用服・・・・・?」

水城「はい。・・・・・・パジャマじゃちょっとやりにくいでしょ?」

灰音「うーん・・・・。衣装なんてどうでもいいけど・・・・。」 灰音はさっそく着替えた。

着替え終わった灰音の衣装はまるで本物の隊員の服であった。

灰音「へぇ・・・・。まるで、本当にSSPに入ったみたい・・・・・・。」

水城「とっても似合いますよ。灰音さん。じゃ、行きましょうか!」

灰音「でも・・・・・この服・・・一般人の私が使って大丈夫かなぁ。」

水城「その時は私が責任を取ります。・・・だから・・・・・。」

灰音「・・・・うん!この街の地下へ急がなきゃ!!」  二人は署から出て、街を走っていた。

走っている二人のまわりにゾンビがわんさかいた。そのゾンビたちが彼女たちを襲いかかった。

ゾンビ「ウウゥゥゥゥオオオオオォォオォオォオォオオオオオオオ!!!」

灰音「でえええぇぇぇぇやあああああ!!!!」  灰音は木刀でゾンビの頭を突き刺した。

ゾンビは灰音の木刀に脳を貫かれ、木刀が放すと、ゾンビは倒れて再起不能となった。

灰音「はっ!とう!!であ!やあ!!せぃ!!」  灰音は木刀でゾンビの頭を次々と貫いた。

ゾンビたちは灰音の木刀に頭を貫かれ、次々と倒れていった。

水城「やりますね・・・・・・!ならばこっちは・・・・!!」  水城は両手に銃を持ちだした。

水城はジャンプして、空中からゾンビの頭を撃ち続けた。

ゾンビたちは水城に頭を撃たれ、次々と倒れていった。

灰音「凄い・・・・・!二丁拳銃ね!」    灰音は感心した。水城は着地してこう言った。

水城「ええ・・・・・!私は銃の使い手ですから・・・・・!

ですが・・・・・・!ゾンビたちは他にもわんさかいます。気をつけて!」

灰音「うん・・・・!行くわよ・・・・水城・・・・・・!!」

水城「はい!!」

ゾンビ「グエエエエエェェェェェェェ!!!!」

灰音「はあああぁぁぁぁぁぁ!!」 灰音は木刀で、水城は二つの銃で、ゾンビの頭を攻撃していた。

ゾンビたちは二人に頭を攻撃され、次々と動けなくなり倒れていった。

灰音「よし・・・・・!これで多くは倒せたわね・・・・・!ああ!」  灰音は目の前にマンホールを発見した。

水城「マンホール!これで地下に行ける・・・・・・!」 二人はマンホールのところに止った。

灰音「よし・・・・!入るわよ・・・・・!」

水城「はい・・・・!」  灰音がマンホールのフタを開け、二人はそこから地下通路に入った。

ここ地下通路・・・・下水道では、今は昨日のガスによって、水が汚れていた。

灰音「ふぅ・・・・・それにしても、水城のあのダブルガンは凄かったわね・・・・。

ねえ、水城の武器っていっぱいあるの?」

水城「うふふ。見せてあげますね。今の私の使用武器を。」 水城は灰音に様々な銃を置いて見せた。

灰音「うひゃー!多いなぁ。五つくらいあるわ。」

水城「はい。さっきまで使用した通常のピストルとツインガン二つ。

それと、レーザーガンにディバイン・レーザーがあります。」

灰音「れ・・・・レーザーガンもあるんだ・・・・。で、ディバイン・レーザーというのは・・・・?」

水城「・・・・・ディバイン・レーザー。それはあまり使ってはいけないと思います。

使っていいのは・・・・・本当に強い敵に使う時だけです・・・・・。」

灰音「そう・・・・・。でも、もし、使いすぎたら・・・・・?」

水城「それは・・・・・・。」  水城の後ろにゾンビが。灰音はそれを見て・・・・。

灰音「!!水城、危ない!!」  灰音はディバイン・レーザーを取り出した。

水城「っ!駄目!!」 しかし、灰音はディバイン・レーザーを撃ってしまった。

銃口から青い光線が飛び、その光線がゾンビに命中。ゾンビは散りとなって消えた。

灰音「っ!ぎゃあああぁぁぁぁぁ!!!腕が!腕がああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

その同時に、灰音もシューターを持った左腕を痛がり、片手でそれを抑えた。

水城「だから言ったじゃないですか!そのディバイン・シューターには、

凄い威力の光線を出せますが、その同時に銃器が振動を起こし、

その振動はとてつもないほどで使った人の身体にも影響を与える事があるんです。」

灰音「そ・・・・そうなんだ・・・・・。ごめん・・・・・。うっ!?」

灰音は胸部の左部分を押さえだした。どうやら左胸にも影響が届いたらしい。

水城「・・・・・もし、最悪な場合、身体全体に影響が起こり、ショッして動けなくなる事があります。」

灰音「うう・・・・・!SSPって過酷な武器も使うんだね・・・・・。」

水城「ごめんなさい・・・・・。もっと早く言っておけば・・・・。」

灰音「ううん。こっちも自分の不注意で・・・ごめんなさい・・・・。」

水城「・・・・さっきは、ありがとうございます。」

灰音「ううん。じゃ、気を取り直して、地下を歩いてみようか。」

水城「はい!」  水城が全ての武器をリュックサックの中に入れ、二人は地下を歩いていた。

そして、二人の知らないところで、人間らしくない手を持った怪人が蠢いていた。

水城「気をつけてください・・・・・。ここにも敵の手が回っているかも知れません・・・・。」

灰音「うん!その時は・・・その時・・・・・!」

一方、潮はゾンビたちと戦っていた。

潮「はあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」  潮は飛び掛り、ゾンビの頭にナイフを刺した。

ゾンビ「ウベ!!」  ゾンビは脳をやられ、倒れた。潮はナイフは敵の頭から放した。

潮「灰音・・・・・どこにいるんだ・・・・!?」 そして、潮の周りに、たくさんのゾンビがいた。

ゾンビ「グォォォォォォォォォォ・・・・・・・!」

潮「・・・・・・お前たち、灰音を知ってるか?もし、殺したのなら・・・・・・。」

ゾンビたちは聞く耳を持たず潮に迫る。その時、潮は物凄い怒りの表情でナイフを振り回した。

潮「許さん!!!!」

つづく

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