ゴビは何も喋らずに、どこかへ逃げ去っていた。
レリッカー「ま、待ってくれ!ゴビ!!
まだ君に教えて欲しい事が・・・!」
ゴビはレリッカーの声が聞こえない程に遠い距離へ行った。
トランカー「君たちのおかげで僕は生き返ったよ。
お礼にこれを差し上げます。」
細くなったトランカーは口から何かを吐き出した。
これはジグソーである。
クリグミ「ジグソーだ!」
バンジョー「よし!さっそくゲットだ。」
バンジョーは62個目のジグソーを手に入れた。
レリッカー「・・・・そうだ。トランカー君・・・だったね?
できれば、この砂漠の全てを教えていただけないか?」
トランカー「うーん・・・。全ては教えられないけど、
キング・スナケツの噂なら少し・・・。」
レリッカー「キング・スナケツ・・・・!?」
トランカー「キング・スナケツは、
この砂漠で一番恐ろしい王らしいんだ。
奴は数万年前の時代で恐ろしい魔法の数々で人々を苦しめた。
今はあるピラミッドの中で葬られているみたいだけど・・・。」
レリッカー「キング・スナケツか・・・。
解明すべき謎がまた一つ増えたようだな。」
カズーイ「バンジョー。これはやり甲斐ありね。」
バンジョー「うん・・・。この砂漠の謎を解明するたびに、
ジグソーが多く手に入るかも知れない。
レリッカーさん。僕らも協力します。」
レリッカー「うむ。頼むぞ・・・・。」
キアイドー「おらあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
テルとミル「くっ!!」
テルとミルは素早くキアイドーから離れた。
そのキアイドーが左腕の刃を地面に思い切り打ち込み、
その地面が爆発するように吹き飛ばした。
キアイドー「でえええぇぇぇぇぇ!!!」
キアイドーは左腕の刃を振るう。テルに命中してしまう。
テル「ぐあああぁぁぁぁぁ!!!??」
すると、テルの体が爆発するように吹き飛んだ。
キアイドー「もいっちょおおおぉぉぉぉぉ!!!」
キアイドーは左腕の刃でミルをも打撃する。
そのミルの体も爆発するように吹き飛ぶ。
ミル「きゃあああぁぁぁぁぁ!!???」
カルーゼル「おお・・・・・!!?テルとミルが・・・!」
テルとミルは倒れるが、すぐに立ち上がる。
ミル「く・・・・っ!流石は特命隊のメンバーね・・・。」
テル「だが、完全な力の前では!!」
テルとミルはローブを脱ぎ、完全な力を発揮する。
キアイドー「むむっ!!?こ、この強烈な力は・・・!?
だが、退くわけにはいかぬ。勝ってみせる!!」
キアイドーは左腕の刃で二人を攻撃しようとする。だが。
ミル「はっ!!!」
ミルは光のヤリでキアイドーを突き飛ばした。
キアイドー「ぐおおぉぉぉ!!?」
キアイドーの突かれた部分に大きなヒビが入る。
ミル「貫かれない程の頑丈な体を持っていたなんて・・・!」
キアイドーは再び攻撃しようとする。
テル「くらえ!!!」
テルは光のビームを発射。キアイドーの顔に命中する。
キアイドー「うああああぁぁぁぁぁ!!!??」
キアイドーは顔が爆発し、ヒビが大きく入る。今に壊れそうだ。
キアイドー「おのれェ・・・・!
くたばれええぇぇぇぇい!!!!」
キアイドーは今までより数倍にも大きい光線を発射した。
それがテルとミルのいるところで大爆発をした。
キアイドー「や、やったか・・・・!」
テル「いや。やってないね。」
キアイドー「な・・・・っ!!?」
キアイドーは後ろを向く。そこにテルとミルがいた。
既にエネルギーをチャージしていた。
テルとミル「ハイパーストレンジナックル!!!!!!」
テルとミルはハイパーストレンジナックルでキアイドーを攻撃。
キアイドー「うぐああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!??」
キアイドーはこの強烈な必殺技を受けて、
体が粉々に吹き飛んだ。キアイドーは死んでしまった。
ミル「ふぅ・・・。勝ったわね。」
テル「ああ。だが、まだこの砂漠に敵が多く存在する・・・。
特に・・・・。」
テルが喋っている間に、バンジョーたちが出てきた。
ミル「あ。熊さんたち・・・・。」
バンジョー「あれ?もしかして、もう終わった・・・・??」
テル「特に・・・貴様らがあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
テルは光のボールをバンジョーとカズーイめがけ発射した。
カズーイ「げっ!?いきなり・・・・!!?」
バンジョー「皆!!避けて!!!!」
バンジョーたちは素早く避けて、光のボールをかわした。
テル「デスブラザアアアアァァァァァァ!!!!!!」
テルは物凄い怒りでバンジョーに迫る。
こうして、怪人キアイドーは倒され、
トランカーもゴビの水により生き返りました。
ですが、いきなりバンジョーに襲撃するテル。
果たしてバンジョーは、
テルの激怒をどう退けるのでしょうか。
次回につづく
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