バンジョー「こんなところにオンプがあるなんて・・・。
しかも、何か浮かんでるぞ?」
カズーイ「さっそく取るわよ!」
バンジョーは浮かんでいるオンプを取った。その時、
そのオンプから謎の声が聞こえてくる。
謎の声『ゴ・・・レー・・・ばく・・・・。』
クリグミ「え?何?この声・・・!?」
プルレス「まさか、このオンプから声が出ているのか!?」
そう。今の謎の声はオンプからであった。
オンプ『ゴビバレー・・・さばく・・・。』
バンジョー「ゴビバレーさばく・・・!?」
カズーイ「もしかして、砂漠って感じ!?」
オンプ『ゴビバレーさばく・・・。ゴビバレーさばく・・・。』
ボトルズ「ゴビバレーさばく・・・。確か、
あの砂漠は、数々の王家の墓が、
多く建てられたと言う噂がある気がします。
しかも、その砂漠には恐ろしいモンスターが多くいて、
迷い込んだ人はほとんど生きて帰っていないそうです。」
テル「・・・このふざけたオンプは、
俺たちにその砂漠へ行けと言うのか?」
ミル「場所の名前を言い続けているし、
多分。行けって言うんじゃないかしら?」
アシナガ「でも、そのゴビバレーさばくってどこにあるんだ?」
その時、バンジョーに手に触れられているオンプが一瞬だけ光る。
バンジョー「・・・・っ!?
・・・オンプが教えてくれるみたいだ。」
カズーイ「え?どう言う事なの!?」
バンジョー「オンプが僕の脳裏に、
ゴビバレーさばくへの道を記したんだ。
だから、僕にはゴビバレーさばくがどこにあるか、わかった。」
アシナガ「どこにあんだよ!?教えろ!」
バンジョー「とりあえず、僕について来て!」
ボトルズ「そうですね・・・。では、一気に走りましょう!」
バンジョーたちは走った。
次なるステージであるゴビバレー砂漠へ。
オンプは一行をその砂漠へどうやって導くのか。
海の中を進み続けるブレンティの潜水艦。
ユミ「いやぁ。それにしても、
ブレンティの主力メンバーが揃って、
本当に良かったわァ。一時はどうなるかと思った。」
ミクス「あのクランカーのどうくつの大爆発で、
皆、離れ離れになったから、
誰かが死ぬ確率も高かったですからね。」
フラエ「は?俺らブレンティの主力が一人死ぬと思ったかや?」
ミクス「ひっ!?ご、ごめんなさい・・・。」
ガンズ「あの大爆発から色々と大変な目に遭ったぜ。」
ガムロ「だが、こうして、
また皆でこの潜水艦に乗っているんだ。
それだけでも、良しとしようじゃないか。」
ユミ「この潜水艦の内部さん。本当に久しぶりって感じねェ。
何ヶ月ぶりかしら?」
ガンズ「そんなに経ってねェ気もするが。」
ガムロ「あのクランカーのどうくつでのトラブルにより、
我々は理解しなければ、ならない。我々仲間たちは、
決して離れ離れになってはいけないと言う事を。」
ユミたち「はい!!」
ザラン「お前たちが、
大爆発を受けたと言う事は実にショックしたからな。
もし、できれば、お前たちも守ってやりたいと言うのに。」
ユミ「気にしないでって。ザラン。あなたは、
ロドシー部隊長を守れば、それで良いのよ。私たちも、
あなたと同じように、部隊長を守るように戦ってゆく。」
ザラン「うむ。それと、
クラッシャー第27中隊が壊滅したそうだ。」
フラエ「クラッシャーの第27中隊ってクーザーの部隊か。」
ユミ「まあ、あいつ。
何か下衆みたいな感じでムカツク事があったし、
いらない物は綺麗な自然に捨てたようだし、どうでも良いわ。」
ガムロ「しかし、あくまで同じクラッシャー・・・。
同志が殺されると聞くと、私は辛い・・・・!」
ザラン「そのクーザーを殺したのは、不死の魔術師らしい。」
フラエ「マンボ・ジャンボか・・・!」
ガンズ「もしかしたら、俺らはいつか、
あのマンボと戦う事になるだろうな。」
ミクス「戦う・・・。いやだなァ・・・・。」
そこに、ロドシー部隊長が多くのおにぎりを持って来た。
ロドシー部隊長「皆。おにぎりでも食べる。」
ユミ「わお!おにぎりだわ。さっそくいただきます!」
フラエ「調度良いや。」
つづく
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