二つのグランティの部隊に挟み撃ちにされた人々は、
ビドーと呼ばれるイタチの持つ包丁を初め、
グラントリング共の持つ刃物、銃、大砲などで殺され続ける。
車も多く爆破し、それに乗った人たちが吹き飛ばされる。
その地獄から3匹のチーズが逃げようとしていた。
他のチーズ「チェダー隊長!!襲われている人々は・・・!?」
チェダー「残念だが、諦めよう・・・。俺たちだけでは、
あの大規模の部隊に勝てるワケがないのだ・・・!それに、
俺たちは急ぎ、ブレンチルダ様の元へ行かねばならん!!」
チェダーの身体には一つのジグソーが付いていた。
一方、あるジャングルで、一人の暗そうな女性が、
大勢のワニ型の怪人たちと戦っていた。その女性は、
長い黒髪だが、何故かボロそうなグレーの服を着ていた。
しかも、肌が少しだけ青かった。顔はあまり可愛くないらしい。
ワニの怪人A「つ、強ェぞ・・・!この女!!」
ワニの怪人B「たった一人で何を手こずってる!!
総攻撃をかけて、一気に八つ裂きにしろやああぁぁぁぁ!!!」
暗そうな女性「はああぁぁぁ・・・・。何で、
こんな事になるかしらねェ・・・!
グランティじゃない連中なのに、
こんなに厄介な連中・・・・。えや!!!」
女性は両手を左右に広げると、突然謎の黒いオーラが、
周囲に広がるが、すぐに消えた。
すると、ワニの怪人たちが急に動きを止める。
ワニの怪人たち「・・・・・・っ!!?」
そして、女性は素早い格闘で一気に全てのワニ怪人共を倒した。
暗そうな女性「ふぅ・・・。これでやっと手に入れたわ。」
女性は1匹のワニの怪人の手からジグソーを奪い取った。
暗そうな女性「・・・・そろそろ行かなきゃ。」
別の街では、グランティの別部隊とクラッシャーの部隊が争っていた。
それにより、街が燃えている。そして、多くのグラントリングたちも。
グラントリングたち「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
その光景を、身体がガニコウモルに似て、
顔がヨガンに似ている怪人が見て恐怖した。
グランティの部隊のリーダーらしいこの怪人の前に、
一人の青年がいた。髪が炎のような形で赤く、
少し派手な衣装であった。両手に炎を纏っている。
青年「どうした?第28特殊部隊の名が泣いているぞ?」
リーダーの怪人「お、おのれェ・・・!があっ!!」
怪人は口から緑色の巨大な針を発射した。だが。
青年「ふん!!!」
青年はその針に右手を向ける。すると、
その針が急に燃えて、崩れてしまう。
青年「おらああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
さらに青年は左手から巨大な火炎を放射し、怪人を襲う。
リーダーの怪人「ぴゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
怪人は大量に炎に焼かれて死んでしまった。
青年の近くに二人の兵が来る。
クラッシャーの戦士A「バーニス様!ジグソーを回収しました!!」
どうやら、この青年の名はバーニスと言うらしい。
バーニス「うむ。」
クラッシャーの戦士B「バーニス様。
ブレンチルダ様がお呼びです。」
バーニス「何・・・・?」
そして、数時間後。ある草原の道路を、花が複数付いている、
ピンク色のジープらしい車に乗っている、
目の付いたチューリップがいた。
その車の後ろに鎖で繋がっている板に、
乗っている巨大な像もいた。
そんな車に、あるバイクに乗っている人型の虎がいた。
人型の虎「お前たちも戻って来たのか。リップル、パオロ。」
チューリップ「あら?タヤマさん。」
パオロ「君もブレンチルダ様に呼ばれたのかぃ?」
人型の虎はタヤマ、チューリップはリップル、像はパオロと言う。
タヤマ「私だけではない。
都合のある部隊の複数が呼ばれているらしい。」
リップル「そうなの。まあ、今年最後の会議があるからよね。」
パオロ「・・・・ん?二人ともぉ、見てェ。」
リップルとタヤマ「ん?・・・・おお!」
つづく
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