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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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カズーイ「結局、あのセイウチもいなかったわね・・・。

ま、どうでも良いけど。」

アシナガ「色々と寒い展開があったけど、

昨日のパーティは楽しかったぜ!」

バンジョー「それでは、皆さん!さようなら!!」

バンジョーがそう言うと、バンジョーたちは村から出ようと歩く。

3匹の白熊の子供たち「さようならあああぁぁぁぁぁ!!!!!」

ツウィンクリーズ「元気でねええぇぇぇぇぇ!!!」

ボギー「また一緒にソリレースをやろう!!!」

聖なる雪山の住人たちがバンジョーたちを見送っている中、

カズサが静かにこう呟く。

カズサ「この聖なる山。フローズンズンやまは数日前から、

悪に支配されつつ、いつかは滅ぼされるかと思ったわ。でも、

あのバンジョーとカズーイのおかげで、悪が滅び、

この聖なる雪山は救われたわ。今日からいつも通り、

この山で平和で幸せに暮らせるわよ。クリグミ・・・・。っ!?」

カズサは隣にいるハズだったクリグミに向かって、そう言うが、

そのクリグミの姿がない。

カズサ「く、クリグミ・・・!?あっ!!」

カズサが前の方を向くと、クリグミがバンジョー一行を追っていた。

クリグミ「待ってええええぇぇぇぇぇぇ!!!!」

クリグミが泣きそうな声でそう叫ぶ。

バンジョーたち「っ!!?」

バンジョーたちは歩を止まり、後ろのクリグミの方を見る。

プルレス「クリグミ・・・・!?」

クリグミ「はぁ・・・はぁ・・・・。僕・・・!

プルレス君と一緒に冒険したい!!!」

プルレス「え・・・・っ!?」 カズサ「く、クリグミ!?」

クリグミ以外の者たちは、その発言に驚く。

クリグミ「僕も・・・!僕も仲間に入れて!!

プルレス君と一緒にいさせて!!」

アシナガ「何を言ってんだ!?君・・・!わかってるのかぃ!?

俺らと一緒に冒険すると、君も痛い目にあってしまうんだぜ!?」

カズーイ「あんたはこの村で、

カズサと一緒に暮らした方が良いと思うわ!」

クリグミ「カズサお姉ちゃんと一緒にいたい・・・。でも、

プルレス君とはもっと一緒にいたいもん!!」

プルレス「クリグミ・・・・。」

クリグミ「僕・・・。寂しかったもん。プルレス君や皆と、

離れ離れになってから・・・。

本当に寂しかったんだよ?だからね、

プルレス君に会えて本当に嬉しかったの。えっぐ・・・!

だから、もうプルレス君と離れるなんて嫌だよォ・・・!!」

フラエ「ふん・・・。ガキが。一人ぼっちが怖いからって、

醜く泣きながらほざきやがって・・・。」

ガンズ「そう言うお前こそ、かつてはそうだったじゃないのか?」

フラエ「・・・・ふっ。言えてら。」

クリグミ「プルレス君・・・!僕を置いて行かないでェ!!

僕も一緒に冒険させてよォ・・・!!ううぅぅぅ・・・っ!!」

バンジョー「・・・・どうしよう。ボトルズ。」

ボトルズ「それは、プルレス君が決める事です。

そして、カズサさんも・・・。」

ボトルズはプルレスの方を見る。そして、プルレスが笑顔でこう言う。

プルレス「・・・・良いよ。」

クリグミ「本当・・・?」

プルレス「うん。だって、

僕もクリグミとは離れたくなかったんだもの。

そもそも、僕は仲間のジンジョーを助けるのが目的だしね。」

カズサ「クリグミ・・・。」

クリグミ「・・・っ!カズサお姉ちゃん!

ごめんね・・・。我侭を言って・・・。」

カズサ「良いのよ。そして、改めて言います。良かったね。

友達と再会できて。友達と一緒に冒険する事ができて・・・。

私はこの村で応援するわ。

あなたが立派なジンジョーに成長できる事を・・・・。」

カズサは微笑み、涙を流しながらそう言った。

クリグミ「お、お姉ちゃああぁぁぁん・・・・!」

カズサ「私は忘れないわ。あなたと一緒に過ごした幸せな時間を。

私にとって、あなたは本当の息子のようであったわ。」

クリグミ「お姉ちゃああああぁぁぁぁぁぁん!!!!」

クリグミはカズサに抱き着き、泣きながらこう言う。

クリグミ「戻ってくるよ!必ず、また・・・!

ここに戻って、お姉ちゃんと一緒に遊ぶからねええぇぇぇぇ!!!」

カズサ「・・・・・・うん!約束だよ!」

クリグミ「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」

クリグミはカズサとの別れに切なく、泣き叫んだ。

数分が過ぎ、クリグミはプルレスと一緒に、

バンジョーたちと一緒に歩いた。

プルレス「・・・・今日から僕らはずっと一緒だね!」

クリグミ「うん・・・。」

ミル「嬉しいわ。仲間がまた一人増えるって。」

テル「ちっ!また面倒な奴が増えちまったぜ・・・。」

バンジョー「さァ。クリグミ君。皆に挨拶しよう!」

カズーイ「そうね!せっかく新しい仲間になるんだし、

これくらいはさせなきゃ!!」

クリグミ「皆・・・!さようなら!!」

クリグミは涙を拭いて、すぐに笑顔でこう叫ぶ。

クリグミ「また、ここに戻って来るからねええぇぇぇぇぇ!!!」

クリグミは手を振り、バンジョーたちはついに村から去ろうとした。

カズサ「待ってるわよおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

カズサも笑顔でそう叫んだ。

カズーイ「ねぇねぇ。ボトルズ!

この聖なる山の次はどんな場所かしら?」

ボトルズ「まだ分かりませんよ。地図を見なければ・・・。

ですが、それよりもいつグランティが襲ってくるか・・・ですね。」

プルレス「けど、きっと大丈夫だよ。

バンジョーとカズーイがいるからね!」

クリグミ「うん!だって、熊さんと鳥さん、強いもん!」

バンジョー「よし!皆、行こう!!」

バンジョーがそう言うと、皆は走って行った。

新たなステージへ向かって。

こうして、聖なる雪山での冒険はいよいよ終わりました。

政府の軍隊。デスブラザーなど、新たな敵も出現しましたが、

彼らとの戦いも再び起きる時が訪れましょう。ですが、

バンジョーたちは決して、冒険を止めません。

バンジョーの妹であるチューティを救うため。そして、

グランティから世界を救うために。

次回につづく

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