バンジョー「・・・・守りたいさ。」
カズーイ「あたいはお礼さえ貰えれば何でも良いわ。」
フラエ「おい。熊。まさか、
あのグランティの味方を助けるつもりかよ!?」
カズサ「・・・・待って。むしろ、そうした方が良いわ。
あのセイウチにグランティの基地の事を、
教えて貰うべきだと思うわ。」
フラエ「ぬぅ・・・・!」
ボトルズ「さァ!インフェロンとやらのアジトを教えてください!」
フォーサ「・・・・言いたくなかったが・・・・。
インフェロン様のアジトは・・・・プレゼント工場にある。」
カズサ「プレゼント工場ですって!!?」
エゥーラ「プレゼント工場とは、この山で、
プレゼントを造るための施設ではないのか!?」
カズサ「そうよ。あそこが、
グランティの基地だったなんて・・・!」
ウォーザ「・・・まさか、プレゼント工場から出た怖い連中って、
まさか、あのグランティだったと言うのかぃ!?」
フォーサ「そうだ・・・。言ったろ?
俺はグランティの戦士だって・・・。
インフェロン様は、
あの工場を制圧し、自分のアジトにした。
そして、その工場で造られるプレゼントを全て、
自身の物として遊んでおられた。
他人に一切、分けずに・・・。」
カズサ「そう・・・。どうりで、
プレゼントが届かないかと思ったわ。」
バンジョー「そして、白熊の子供たちに届くプレゼントの事も、
やはり、グランティの仕業だったとは・・・・!」
カズーイ「許すまじ!グランティ!!」
フォーサ「そして、インフェロン様は、
この山全体の支配を・・・ぐはぁ!?」
フォーサは口から血を吐いてしまう。
ダメージが大きすぎるからだ。」
ウォーザ「フォーサ!!もう良い!!もう休め!!」
フォーサ「悪いな。ウォーザ。
俺は間もなく死ぬかも知れん。
ふははははは・・・・!デスブラザー・・・。
そして、クラッシャーよ・・・!
プレゼント工場に行ってみな。がはっ!!だが、
インフェロン様は物凄い怒りと共にてめェらを、
地獄の業火で焼き尽くしてくださるだろうよ・・・!
はははは・・・。はぁ!!?」
ウォーザ「フォーサ!!!」
フォーサ「ウォーザ・・・。喜べ。この山は、
お前らの住み処は完全に平和になるだろう。
この馬鹿共に・・・・。
感謝・・・・するんだ・・・ぜ・・・・・・。」
フォーサは眼を閉じながら、
そう言った。そして、
フォーサは眼を閉じ、ゆっくりと倒れた。
ウォーザ「フォーサ!!フォーサあああぁぁぁぁ!!!」
ウォーザはフォーサを抱いて泣き崩れた。
バンジョー「・・・・・・・・・っ。」
クリグミ「ひっく・・・。ひっく!い、いぅ・・・。」
クリグミも泣いていた。
それを見たプルレスも泣きそうになる。
プルレス「クリグミ・・・・。」
カズサ「大丈夫よ。
あのセイウチさんは眠っただけよ。」
カズサはクリグミを安心させるように言う。
フラエ「俺的にはもう死んで欲しいけどね。」
ウォーザ「・・・・・っ!お前のせいだぞ!!!
この馬鹿熊!!!」
ウォーザはバンジョーに怒鳴り散らした。
カズーイ「あら!?やる気!?」
ウォーザ「熊!!お前さえいなければ、
僕らの住み処は、政府の奴らに襲われず、
フォーサは死なずに済んだんだぞ!!?
お前のせいで、
僕の大切な物は多く失ったんだぞ!!!
責任を取って、死ね!!お前のような熊わ死ね!!!」
つづく
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