ここに、二つの火炎が衝突し押し合いに入った。
ビラン「ぬおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
ビランは思い切り炎を吐き続けている。しかし。
その表情には少し苦しみが見えていた。
ビラン(身体が熱い・・・!全ての火薬を、
使い果たしているからな・・・。だが、負けん!!)
しかし。インフェロンの火炎が、
ビランの火炎を押しつつあった。
それを見たビランはとても驚く。
ビラン(俺の最大級の火炎が押されていくやと!?
奴の炎は俺の炎より強大だと言うんかぃ!!?
もっとや!!もっと火炎を・・・・!!)
ビランは火炎を吐き続ける。だが、インフェロンの火炎が、
ビランの火炎を押し続け、徐々にビランに迫る。
ビラン(い、いかん・・・!!
俺の中の火薬が減りつつあり、
そろそろなくなりつつある・・・!
このままでは・・・!!)
インフェロン(ふん・・・。所詮、奴は愚かな人間。
その身体の中の火薬がなくなろうと見えるな。だが、
俺様は違う!俺様の身体には、
常に火炎エネルギーがMAXだからなァ・・・!)
インフェロンはさらに火炎を吐き続ける。その火炎が、
ビランの火炎を押し続ける。そして、
そのビランの火炎が少なくなってしまう。
ビラン(駄目や・・・!そろそろ尽きてしまう・・・・!!
これ程に強いグランティ幹部もいたとは・・・。
ダンク曹長。どうやら、俺は死ぬみたいやで・・・!
無念や・・・・!!!)
そして、ついにインフェロンの火炎が、
ビランに急接近してしまう。
それと同時にビランの口から火炎が消えた。
全ての火薬を使い果たしてのだ。
ビラン「ぐあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
ビランはインフェロンの火炎に包まれ、燃やされてしまう。
そして、インフェロンは火炎を止めた。そして、
ビランは燃やされ続けたのか、灰になってしまった。
インフェロン「ちっ!
余計なエネルギーを使わせやがって・・・!
さて。食事を楽しむか。ゲームをやりながらね・・・。」
そして、インフェロンはゆっくりと自分の部屋へ戻った。
プレゼント工場の前では、全ての兵士が倒されて、
複数のグラントリングや、
サー・スラッシュたちが残っていた。
そこに、バンジョーとカズーイ、マンボ、フラエ、ガンズ、
プルレス、ボトルズ、エゥーラ、セイリー、
テル、ミル、アシナガが歩いて来た。
バンジョー「ここがプレゼント工場か・・・!」
エゥーラ「カズサの言った通りだぜ。
グランティの連中が、
うじゃうじゃいやがる・・・。」
カズーイ「あの工場にインフェロンとやらがいて、
ボギーも捕らわれているわ。さっさと入りましょ!」
その時、後ろから謎の声が出た。
バンジョーたちがその後ろを見る。
謎の声「おい!!そこの貴様ら!!」
後ろにいるのはチンカーたちであった。
フラエ「チンカー共か・・・!こんな時に・・・!!」
チンカーA「てめェら、
ここで立ち止まってんじゃねーよ!おい!!」
チンカーB「俺りゃはプレゼントが欲ちくちぇ、
この工場を奪いに来ちゃんだよ!!
理解ちりょ!!ていっのう!!!」
チンカーC「邪魔すりゅと、
ぶっ殺ちゅぞ!!!こりゃ!!」
チンカーD「ちねええええぇぇぇぇぇぇ!!!!」
多くのチンカーがバンジョーたちに襲いかかる。
インフェロンは自分の部屋で、アイスを食べながら、
リョナゲーをしていた。そして、
この基地の状況のデータが映されている画面を最小化した。
インフェロン「あぁ・・・。疲れたから、
見ない事にしよう。全く、基地を侵入された時は、
すげー怒りを感じたからなァ・・・。
ストレスがヤバいんで、
しばらく見ねェ事にしよう・・・・。」
インフェロンはしばらくリョナゲーを楽しんでいた。
インフェロン「くっそ!!またゲームオーバーかよ・・・!
あのクソ女・・・!とても強いぜ。
もっとレベルが必要・・・・。ゆっ!?」
その時、インフェロンは後ろの方を見る。そこから、
カズーイの嘴が出てきた。
インフェロンはそれを間一髪避ける。
インフェロン「うおおおぉぉぉ・・・・っ!!?」
そう。既にバンジョーとカズーイがこの部屋に来たのだ。
カズーイ「ちっ。後ろからの一撃は失敗だわ・・・!」
バンジョー「それ、卑怯だと思うけど・・・。」
インフェロン「き、貴様ら・・・!デスブラザーか!!
一体、どうやってこの基地へ・・・・!?」
カズーイ「悪いけど、あんたの部下なんて、
あたいたちの敵じゃないわ。
途中で邪魔したチンカー共もすぐに全滅させたし。」
バンジョー「お前がこの山で暗躍しているグランティ幹部、
インフェロンだな!?」
インフェロン「ああ。そうだよ。暗躍して悪いかよ・・・!?」
バンジョー「悪いね。早く、
この聖なる山から立ち去るんだ・・・!」
インフェロン「やーだ!俺様がこの山を支配せずに、
立ち去るワケねーだろ!?
この聖なる山は俺が全て独り占めするのさ・・・!!
俺を迫害した、
この山の連中を奴隷のようにしてやるぜ!
俺様が良くなるために。
そして、グランチルダ様のためにも・・・・!!
この世界の奴らの事などどうでも良い・・・!
俺様だけが良ければ、
全てどうでも良いんだよォ・・・!
ぐふふふふふふふ!!」
カズーイ「うわ。何てキモい・・・!
下衆だわ。こいつ。」
その時、謎の銃弾がインフェロンのパソコンを破壊した。
インフェロン「ゆっ!!!??」
インフェロンはパソコンが破壊されたところを見て驚く。
銃弾を撃ちパソコンを破壊したのはエゥーラであった。
エゥーラとセイリーもこの部屋に来た。
エゥーラ「インフェロン。
てめェの欲望もこれまでだ・・・!」
インフェロン「て、てめええええぇぇぇぇぇぇ!!!!
よくも俺のパソコンをおおぉぉぉぉ・・・・!!」
そして、バンジョーとカズーイは,
インフェロンのお菓子を食べていた。
バンジョーはハチミツのクッキー、
カズーイがチョコアイスを食べていた。
カズーイ「まさか、ここにお菓子がいっぱいあるとはね。」
バンジョー「本当だ。
ハチミツ系のお菓子もあるし、助かるよ。」
インフェロン「あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
俺のお菓子を、
食うんじゃねえええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
インフェロンは物凄い叫びでバンジョーとカズーイに迫る。
バンジョー「・・・・ふん!!!」
バンジョーは近くのお菓子を一気に複数、
インフェロンに投げつける。
インフェロン「うお!!?」
インフェロンは複数のお菓子にひるむ。そして。
バンジョー「おらあああぁぁぁぁ!!!」
バンジョーはインフェロンを思い切り殴った。
インフェロン「ぐおっ!!?」
バンジョーの打撃を受けたインフェロンは反撃を始めた。
インフェロン「死ねええぇぇぇぇ!!!」
インフェロンは羽でバンジョーを斬る。
バンジョー「が・・・っ!?」 カズーイ「このォ!!」
カズーイは嘴でインフェロンを攻撃する。しかし。
インフェロン「ぬっ!!おらああああぁぁぁぁ!!!!」
インフェロンは右の羽でカズーイの嘴からガードし、
左の羽でカズーイを斬る。
カズーイ「うああぁぁ・・・・!!?」
バンジョー「く・・・・っ!とあ!!!」
バンジョーはキックでインフェロンを蹴る。
インフェロン「おあぁぁぁっ!!?」
そこにエゥーラが銃弾を連射して、
インフェロンを攻撃する。
インフェロン「ぬおぉぉぉ・・・・っ!!?ぐっ!!」
インフェロンはエゥーラの方を見る。
インフェロン「てめえええええぇぇぇぇぇ!!!!!」
インフェロンはエゥーラを殺そうと走る。エゥーラは、
赤いカプセルから黄色いカプセルに入れ替えた。
エゥーラ「サンダー弾!!!!」
エゥーラはサンダー弾でインフェロンを攻撃する。
インフェロン「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
セイリー「はあああぁぁぁぁぁ!!!」
さらにセイリーが拳でインフェロンの身体の一部を刺した。
インフェロン「うぶぶぶぶぶ・・・!!」
インフェロンは激痛と共にさがった。倒れそうになる。
バンジョー「とどめだ・・・・!!カズーイ!!」
カズーイ「ええ・・・!くちばしアタ・・・・!!」
バンジョーとカズーイがくちばしアタックを、
繰り出そうとする。その時。
インフェロン「ヴアアアアアアァァァァァァァ!!!!!!!」
インフェロンは口から強大な火炎を吐き、
バンジョーたちを攻撃した。
バンジョーたち「うわあああああぁぁぁぁぁぁ!!!??」
火炎を浴びたバンジョーたちだが、
ダメージを受けただけで燃やされていないらしい。
インフェロン「てめーらクソ共が、
調子に乗りやがって・・・・!!
くっそおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!あのクソ共は、
何をしてやがる!!!フォーサは!!オギソは!!!
あの役立たず共、俺様を助けねェで、
何を暢気にしてやがるうううぅぅぅ!!!」
カズーイ「そのオギソとか言う雪女も、
フォーサとか言うセイウチも死んだわ。」
インフェロン「・・・・・・あ?」
バンジョー「あいつらは僕たちが全て倒した。」
エゥーラ「残るはインフェロン。お前だけだ。」
インフェロン「・・・がは。がははははは・・・・!
ぐひゃははははははははははははははは!!!!
ひゃーはははははははははははははははは!!!!!!」
インフェロンは鼻血を出して狂ったように笑った。
セイリー「何が可笑しいですの?」
インフェロン「うるせえええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!
やはり役立たずだったなァ・・・!あのクソ共は・・・!!
ま。俺は元より奴らを大切に想っちゃいねェけどね・・・。」
バンジョー「どう言う事だ!?」
インフェロン「良いか?俺はなァ。
この部隊の隊長なんだぜ?
部下なんて軽くて俺のために死んでくれる・・・!
俺様の八つ当たりにも付き合ってくれるんだぜ!?
部下なんて安い!安すぎるんだよォ・・・!!
がははははは!!!」
カズーイ「そう・・・。でええぇぇぇぇい!!!」
カズーイの嘴がインフェロンを攻撃した。
インフェロン「ぎえっ!!?」
つづく
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