ボトルズ「ま、マンボさん!!!」
だが、マンボは倒れなかった。少しだけ耐えたのだ。
マンボ「大丈夫・・・・!マジックウォームで、
冷気によるダメージ、半減した・・・・。だが、
雪女の必殺技、とても強い。次、受けたら不味い・・・!!」
オギソ「予め防御魔法を使っていたとは、大した魔法使いね。
けれど、この私に勝てると思わない事ね・・・!
スノーバースト!!!」
オギソはスノーバーストを発射した。
マンボ「マジックバーリヤ!!!!」
マンボは魔法の青いドームで攻撃を防いだ。
そのドームがすぐに消える。
そして、ガンズが銃弾を連射して、トーブを襲う。
ガンズ「おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
トーブ「むううぅぅぅぅん!!!」
トーブは火炎でその複数の銃弾をかき消した。
ガンズ「はっ!!とおおぉぉぉぉぉう!!!」
ガンズはジャンプして、空中から銃弾を連射する。
トーブ「えぃ!!」 トーブは素早く、これを避ける。
ガンズ「くそ!!遠距離からでも駄目だと言うのか・・・・!?」
トーブ「かも知れないなァ!!
そして、お前の弱点は接近戦!!つまり!!」
トーブは素早く回り込み、右の方向からガンズに急接近する。
そして、トーブの熱を出している部分が、
ガンズの身体の一部に付けてしまう。
その一部から煙が出る。燃えてしまいそうな感じだ。
ガンズ「ぐああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」
トーブ「はあああああぁぁぁぁぁぁ!!!」
そして、トーブはこのまま火炎を放射した。
ガンズはその火炎を浴びてしまい、倒れた。
ガンズ「おおおおおおぉぉぉぉ・・・・・!!!」
その時、トーブの999ファイヤーを受けたフラエは、
倒れていたらしいが、ゆっくりと立ち上がろうとした。
フラエ「くそォ・・・!!調子に乗りやがって・・・・!!」
マンボ「マジックショット!!!」
マンボは魔法の弾でオギソに攻撃する。だが。
オギソ「スノーバースト!!!!」
オギソはまたもスノーバーストを発射。
そして、マジックショットとスノーバーストが激突。
だが、スノーバーストとマジックショットが、
同時に弾き、散ってしまう。
マンボ「ちっ!!マジックソード!!!!!」
マンボはマジックソードでオギソに斬りかかる。
オギソ「むん!!!」
オギソは冷気の包んだ手で、
魔法の剣を抑えて、マンボと押し合う。
トーブ「むむっ!!オギソ様を援護しなければ・・・・!」
トーブはオギソとマンボの方に向かう。
その時、目の前にフラエが現れた。
フラエ「ぬおあああぁぁぁぁぁぁ!!!」
フラエはトーブを思い切り殴り飛ばす。
トーブ「ぐええええぇぇぇぇぇ!!?き、貴様・・・・!!」
トーブは倒れるが、すぐに立ち上がり、こう言う。
トーブ「私の999ファイヤーを受けて、死んでないだと!?」
フラエ「生憎、俺様はフランケン族で上級でよォ!
フランケン様が、あの程度の火炎地獄でくたばるかよ!!!」
フラエはさらにトーブに殴りかかろうとする。
トーブ「おのれィ!!!」
トーブは火炎を放射する。だが、
フラエはジャンプで避ける。しかも、筋肉強化が続いている。
フラエ「おらあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
フラエは空中キックでトーブに打撃する。
トーブ「ぐうううぅぅぅ・・・・っ!!」
フラエ「まだまだあああぁぁぁぁ!!!」
トーブ「くっ!!500フィールド!!!」
フラエ「っ!!おっと・・・!!」
フラエはいち早くトーブから離れる。そのトーブから、
激しい熱が発し、トーブの周囲がまた燃え上がる。
トーブ「どうだ!!これでは戦えまい!!!」
トーブは火炎を出すが、フラエはそれを避ける。
フラエ「くっ!!ち・・・っ!どうやら、
さらに強化する必要があるみてーだなァ。」
トーブ「何・・・?」
ボトルズ「さらに強化・・・・!?もしかして、筋肉強化の事!?」
フラエ「黙れ。土竜。・・・今、俺の筋肉は2倍にアップしている。
けどよ。俺様はその筋肉を2倍から、
数倍にアップする事もできるんだよ・・・!!」
トーブ「ふん!!いくら筋肉を強化したところで、
この炎のフィールドに近づく事はできんだろうに!!」
フラエ「それができるようになんだよ!!
おおおおおぉぉぉぉぉ!!!!」
その時、フラエの筋肉がさらに屈強となり、
特に両腕が巨大化したような感じであった。
ボトルズ「ふ、フラエがさらにマッチョになっていく・・・・!!
しかも、どんどん強さが増しているのを感じる!!」
トーブ「く・・・・っ!!」
フラエ「これで俺の筋肉わ8倍となった。
行くぜ・・・・!ぬおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」
フラエは物凄いスピードで走る。スピードも格段に上がっている。
これにより、
トーブの出した炎のフィールドをフラエのスピードにより、
少しずつ消されている。トーブはこれに驚く。
トーブ「こ、高速で炎が突き破られている・・・!?」
フラエ「おらああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
フラエはさらに屈強した右手で、
トーブの熱を出している部分を殴る。
トーブ「ぐふうううううぅぅぅぅぅぅ!!!??」
本来なら、フラエの手が熱に焼かれてしまうが、
今のフラエの手にそのダメージがなく、
むしろトーブは打撃されてしまう。
パワーアップしたフラエのパンチを受けたトーブが倒れてしまう。
トーブ「お、おのれええぇぇぇぇ!!この私が負けるなど!!」
トーブはすぐに立ち上がった。そして。
トーブ「999ファイヤー!!!!!!!」
トーブは999ファイヤーを発した。恐ろしい火炎がフラエに迫る。
だが、フラエは立ち止まり、拳を構える。
フラエ「はああああぁぁぁぁぁ・・・・!!!」
ボトルズ「危ない!!逃げるんだ!!フラエ!!!」
フラエ「うるせェ・・・!!もはや、
そんな火炎など通用せん!!!!!」
そして、999ファイヤーがフラエに近づく。だが、
フラエは左の拳でその火炎を殴る。その火炎が、
フラエの拳による衝撃で弾かれてしまう。
トーブ「馬鹿な・・・・!?
俺の999ファイヤーがかき消された!!?」
そう。8倍となったフラエの強烈な拳により、
999ファイヤーが消えてしまった。
その拳から煙が出ているが、フラエにその感覚がなかったそうだ。
フラエ「さァ。どうする。
てめーわもう俺様にぶっ殺されるした道はねェぞ?」
トーブ「ぬ・・・・っ!!俺は負けるワケにはいかん・・・!!
危険なストーブとして廃棄物にされた自分を救ってくれた、
オギソ様や、グランティのためにも・・・!!
グランティのために、俺は死ぬワケにはいかんのだ!!!」
そして、トーブの熱を出す部分が物凄く光り、
ついにトーブ自身が熱に包まれた。
ボトルズ「999万度の熱を自身に纏った・・・!?」
トーブ「これが俺の最大の必殺技だ!!
行くぞ!!999トルネード!!!!!!!」
トーブは自身を激しく回転させ、999万度の熱をさらに発した。
そして、炎の竜巻となり、このままフラエに迫る。
マンボ「・・・・っ!?あ、熱い・・・!この竜巻は一体・・・!」
オギソ「トーブ・・・!!999トルネードを使ったわね・・・!
一気にクラッシャーの戦士を倒すつもりだわ!!」
フラエ「クソ熱い竜巻が、こっちに来やがる・・・・!!」
トーブ「さァ!!炎の竜巻にのみ込まれて、
その熱さによって骨になるまで溶けてしまうが良い!!!
貴様のパンチとて、
この竜巻を破る事わできんぞおおおおぉぉぉぉぉ!!!!!」
フラエ「パンチじゃ駄目かよ。ならば・・・・。」
フラエは右手をあげる。だが、
それを拳とせず、手刀に構えとした。
そして、自ら炎の竜巻に近づこうと走る。
フラエ「こうすりゃ良いだろおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
フラエは手刀で炎の竜巻を斬る。その炎の竜巻が、
見事に切断されて、消えてしまう。
トーブ「な・・・にいぃぃぃ・・・・!?ぎゃ!!!!」
その時、トーブの熱の出す部分に複数の銃弾が命中し、
その部分が壊れてしまう。
トーブ「ごああああああぁぁぁぁぁぁ!!!???」
そう。トーブの熱を出す部分を攻撃したのは、ガンズであった。
ガンズは既に立ち上がり、
トーブを撃つ機会を待っていたのだ。
ガンズ「これで熱は出せまい・・・・!!」
トーブ「お、おのれェ・・・・!!ぐあ!!!!」
フラエ「たああああぁぁぁぁぁ!!!」
フラエはキックでトーブの熱を出す部分を攻撃した。
トーブは倒れてしまう。だが、意識はまだあるらしい。
トーブ「お、オギソ・・・様ァ・・・・!!」
フラエ「そろそろ終わりだ。このストーブ野郎。
てめーのような格下が、
俺様に勝てるワケねーんだよ。ボケが。
さァ。そろそろ終わりの時間だぜ・・・・!!」
フラエは一気にトーブに急接近する。そして。
フラエ「スーパーフランケンラッシュ!!!!!!」
フラエは8倍の威力を持つ拳を無数に繰りだし、
それをトーブに浴びせる。
トーブ「べっ!!えぎ!!ぐ!!うぶ!!が!!ぐ・・・・!!」
オギソ「っ!!と、トーブ!!?」
オギソはトーブがフラエに倒されているところを見て、驚く。
フラエ「おらああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
フラエは最後の拳を熱を出す部分に打ち込む。
トーブ「あつ・・・・・・。」
そして、トーブの壊れた身体に激しい電流が走り、
ついに爆発を起こした。
そう。トーブは爆発して粉々になったのだ。
オギソ「トーブ!!!!」 ガンズ「フラエ・・・・!」
爆発の炎からフラエが歩いていた。
フラエ「残るはお前だよ。雪女・・・・!!」
ブルーグラントリング「と、トーブが倒されちまったぞ!!?」
サー・スラッシュ「やはり、クラッシャーは強すぎるんだ!!」
マンボ「さぁ。どうする。このまま戦い続けるか?」
オギソ「(味方が動揺している・・・。不味いわ。)・・・そうね。
ここは退いてあげましょう。
ただし、これだけは言っておくわ。」
ボトルズ「何かあるのですか!?」
オギソ「・・・我らのボス、インフェロン様は、
トーブ以上の恐ろしい炎を操る事ができるわ。」
つづく
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