モギーたち「やったああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
モギーたちは喜んだ。ユミたちが自分を救ってくれた事に。
そして、ユミに近づいて、こう言う。
モギー「助けてくれてありがとう!」
ソギー「一時はどうなるかと思っちゃった・・・。」
グロッギー「怖かったよぅ・・・。」
ユミ「そうね。無事で良かったわ。」
ユミとミクスもモギーたちの無事に喜び、笑顔になる。
ミクス「あの連中はここを去ろうとしています。
もう襲われる心配はないと思います。」
ユミ「そう・・・。良かった。さっ。家に戻りましょ。」
モギーたち「うん!!」
こうして、ユミたちはモギーたちの家に戻った。
この白熊たちの村に、再び平和が訪れるだろう。
そして、ボトルズたちはエゥーラたちを救うために、
政府の拠点へと目指し続けた。そして。
マンボ「・・・・っ!近い・・・・!!」
マンボは何かの気配を感じて、急に止まる。
ボトルズ「どうしたんですか!?ボトルズさん。」
マンボ「・・・・感じる。この近く、
政府の拠点、あるかも知れない!」
テル「そいつぁ本当だろうな?」
マンボ「わからない。でも、そんな気がする。」
ミル「どの方向にあるか、わかる?」
マンボ「・・・・正面だ。」
テル「正面にあるのか・・・!うむ。では、ゆくぞ!!」
ボトルズたちは正面を真っ直ぐに歩き続ける。
カズサの家では、ある部屋でアシナガとプルレスとクリグミが、
テレビゲームをしていた。
星のカービィWIIのミニゲームで遊んでいるそうだ。
クリグミ「勝った・・・。」
クリグミはどうやら勝利をし、喜んだ。
クリグミ「あ・・・。また負けちゃった・・・。」
アシナガ「いやぁ。ゲームには強いんだなァ。君。」
アシナガはクリグミにそう言って、褒める。
クリグミ「別に強いワケじゃないよ。普通に、
勝ったり負けたりしてるよ。多分・・・。」
プルレス「よし!もう一度やろう!!」
アシナガ「おっし!!」 クリグミ「うん!」
プルレスたちはゲームを遊び続けていた。
その間に、カズサは別の部屋にいた。
カズサ「・・・・あの熊と鳥。本当にデスブラザーだのだろうか?
いえ、そんな事はないわ。あの2匹は私たちを助けてくれた。
あの2匹には正義の心を感じていたわ。もしかして、
デスブラザーは・・・・。っ!?」
その時、カズサは近くの机にある写真立てに気づく。
その写真には、雪山にそびえる巨大な雪だるまがあった。
カズサ「もし、帰ってきたら、教えた方が良いかしら・・・?」
数十分後。ついにボトルズたちは、
政府の拠点となっている洞窟の近くへと来た。
ボトルズたちは全員、近くに岩に隠れていた。
テル「あれが政府の拠点・・・。だよな?」
マンボ「気配、この洞窟から感じる・・・!」
ミル「もし、そうだとしたら、
今すぐ突撃した方が良いわね・・・!」
ボトルズ「待ってください。政府の軍人はほとんどが、
強者が多いと聞きます・・・!その強者の多くが、
洞窟の中にいたら、勝ち目はないと思います!」
テル「ふざけるなよ。その時は俺とミルと完全パワーで、
一斉に叩き潰すまでだ・・・!」
マンボ「マンボ、強力な魔法、持っている。今すぐ、
突入しても悪くない・・・!」
ミル「そう言う事ね。皆!!今より突入を始めるわよ!!」
クラッシャーの戦士たち「おう!!!!!」
その時、フラエとガンズの声が聞こえる。
フラエの声「うるせーなァ。何だよ。一体。」
ガンズの声「もしや、新たな連中か!?」
ボトルズたち「っ!!?」
ボトルズたちは二人の声を聞いて、驚く。そして、
その近くにフラエとガンズが歩いて来た。
フラエ「・・・・・っ!て、てめーら!!こんなところに!!?」
ガンズ「お前たちもここに飛ばされていたのか!?」
フラエとガンズは、ボトルズたちと再び出会った事に驚く。
そして、ボトルズたちも驚く。
ボトルズ「ふ、フラエにガンズ・・・!?」
ミル「やはり、あなたたちはここに飛ばされたと言うワケね・・・。」
フラエとガンズ、そして、ボトルズにテルにミル。
この者たちはクランカーのどうくつでの大爆発を受けて、
それぞれ別の場所へ飛ばされたが、
この聖なる山へついに再会を果たしたのだ。
ガンズ「テルにミル。お前らは無事だったのか・・・。
で、他のブレンティの連中は見つかったか?」
テル「ユミとミクスはある白熊の家にいる。」
フラエ「ある白熊の家?何で、そんな家にいる必要がある。」
ボトルズ「その家の子供たちの親が帰って来ていないからです。
親が来るまで、彼女たちが保護をしています。」
ミル「ちなみに、ガムロさんの居場所はまだわからない。
つまり、彼はまだ行方不明であるそうよ。」
ガンズ「そうか・・・。ブレンティの再集結の時はまだ遠いか。」
フラエ「おい。あのデスブラザーはどうしてんだ?」
ボトルズ「デスブラザーって、
バンジョーとカズーイの事ですか?」
フラエ「他に誰がいんだよ?」
マンボ「バンジョーとカズーイ。行方不明。
エゥーラとの戦いで、突然、大吹雪、起こった。
バンジョーとカズーイ、
その大吹雪に飛ばされて、いなくなった・・・。」
ボトルズ「あの二人。一体、どこにいるのだろうか・・・。」
フラエ「まっ。
せいぜい地獄である事を祈るわ。・・・むっ!?」
その時、フラエはマンボの姿に気づく。
フラエ「何だ?てめーは。クラッシャーの新入りか?」
ガンズ「それとも、このクラッシャーの部隊の隊長か?」
マンボ「・・・・いや。ミーはマンボ・ジャンボ。
クラッシャーのメンバーではなく、不死の魔術師。」
フラエとガンズ「不死の魔術師!!?」
フラエとガンズは不死の魔術師と聞いて、物凄く驚く。
ガンズ「不死の魔術師と言えば、恐ろしい魔法を持つ、
醜悪な怪物の魔術師ではないか!?しかも、
マンボまうんてんに住んでいたハズ・・・!」
フラエ「そのお前が何で、ここにいるんだァ!!?」
フラエはいきなりマンボに殴りかかる。
フラエとガンズはマンボの事を敵ではないかと思っているらしい。
ミル「ま、待ちなさい!!!」
フラエ「おらあああぁぁぁぁぁ!!!」
フラエはマンボに殴りかかる。
だが、マンボは静かに魔法を唱える。
マンボ「マジック・バーリヤ。」
マンボの周囲に青いドーム状のバリアが現れ、彼を包む。
そして、マンボはそのバリアにフラエの拳から守られる。
これが、マジック・バーリヤだ。
フラエ「く・・・・っ!野郎!!」
フラエはマンボからさがる。
ガンズは銃弾を3発撃つが、弾かれてしまう。
マジック・バーリヤの前では、どんな攻撃も通じないそうだ。
マンボ「・・・・マンボ。ボトルズと共に行動、している。」
マンボがそう言うと、バーリヤが解ける。
フラエ「・・・・・は?」
マンボ「そして、今。クラッシャーの戦士たちと協力している。
この戦士たちのリーダー、エゥーラ、助ける。」
ガンズ「エゥーラだと!?
まさか、あのエゥーラがこの洞窟に!?」
ガンズは政府の拠点の洞窟を見る。
そこに、エゥーラとセイリーがいるのだ。
ボトルズ「そうです。マンボさんも正義の心を持っています!」
クラッシャーの戦士「エゥーラさんを助けるには、
多分。この骸骨の力が必要だと思うんだ・・・。」
フラエ「だが、信用できんぞ!?不死の魔術師は、
恐ろしい奴だ。どんな事をするかわかったもんじゃねェ・・・!」
マンボ「心配するな。マンボ、お前たちの味方、なる。」
テル「フラエよ。俺もお前と同じく、
この骸骨野郎を信じていないし、
仲間だと思いたくない。だが、
一応は必要になっているらしいからな。」
フラエ「・・・・そうか。」
その時、政府の拠点である洞窟から爆発音らしき音が聞こえた。
テル「むっ!!?」 ミル「何か凄い音がしたわ!!」
ボトルズ「爆発しているような音・・・。まさか!?」
マンボ「・・・この洞窟の中、戦闘、行っている。」
クラッシャーの戦士A「つまり、エゥーラさんとセイリーさんが、
拠点から脱出するために、政府の連中と戦っているんだ!!」
クラッシャーの戦士B「助けにいかなくては!!」
フラエ「へへっ!!どうやら、政府のクソ共を倒せるのは、
今しかねーようだなァ・・・・!!!」
ガンズ「今こそ好機!!突撃しよう!!!」
テル「今こそ、エゥーラとセイリーを助ける時だ!!」
ミル「行くわよ!!皆!!!!」
クラッシャーの戦士たち「おう!!!!!」
政府の拠点である洞窟では、
自由の身となったエゥーラとセイリーが大暴れしていた。
エゥーラ「ボンバー弾!!!!!」
エゥーラは既に茶色のカプセルを銃器に入れて、
ボンバー弾を発射した。それが、複数の兵士たちに迫る。
兵士「うわっ!!ま、まただ!!ぎゃあああぁぁぁぁ!!!」
兵士たちはボンバー弾による爆発を受けて、倒れた。
セイリー「はああぁぁぁっ!!!」
セイリーは二人の兵士をパンチで一気に貫いて倒した。
二人の兵士「うぼあああぁぁぁぁぁ!!?」
そして、二人の前に複数の兵士たちが一斉に銃を構える。
兵士「撃てええええぇぇぇぇぇぇ!!!!」
複数の兵士が銃弾を一斉に連射する。だが、
エゥーラとセイリーはその銃弾を全て避ける。その間に、
エゥーラは銃器から茶色のカプセルを取り出し、
黄緑色のカプセルを入れる。
エゥーラ「ガトリングレーザー弾!!!!」
エゥーラはガトリングレーザー弾で一気に兵士たちを倒した。
兵士たち「うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!??」
エゥーラ「突撃だ!!!」 セイリー「はい!!!」
エゥーラとセイリーは脱出のために走り続けた。
そして、ついにエゥーラとセイリーは、
政府の兵士たちが多く集まっていて、
複数のコンピューターが設置され、
食料や金、武器など多くある。
つまり、このダンクたちがいた場所は、司令室に来たのだ。
エゥーラとセイリー「うおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
つづく
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