エゥーラとセイリーはこの部屋に入って、すぐに攻撃を始めた。
兵士A「く、クラッシャーだ!!!」
兵士B「脱出してしまったぞォ!!」
エゥーラ「ファイヤー弾!!!!」
エゥーラは銃器から黄緑色のカプセルを取りだし、
オレンジ色のカプセルを入れて、ファイヤー弾を発射した。
兵士たち「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?」
複数の兵士たちが強烈な炎を浴びて、倒された。
セイリー「ふん!!せい!!たぁ!!」
セイリーは得意の格闘で次々と兵士たちを貫き、倒していく。
大尉「ええい!!たかが二人の人間だぞ!?
もっと大勢で迎え撃たんか!!!」
兵士たち「は、はっ!!」
そして、多くの兵士たちが一斉に銃を構えて、一斉射撃をする。
だが、エゥーラとセイリーはこれを避けて、反撃に出る。
エゥーラ「おらあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
エゥーラはファイヤー弾で多くの兵士たちを燃やす。
さらに、セイリーも一人の兵士をキックで貫く。
大尉「おのれ・・・!本当に人間か!?こやつらは!!
こうなれば・・・・!ビラス!!ビラスはおらんか!?」
大尉がそう叫ぶと、この部屋に、少しだけ体が屈強していて、
髪がリーゼントであった。髪の色は紫。
もちろん、軍服は着ている。
そして、剣と盾をも持っていた。
この男がビラスと呼ばれる軍人である。
ビラン「ここにおりますがな。」
大尉「調度良い!!
クラッシャーの二人がここで暴れているんだ!!!
速く、この二人を始末したまえ!!!」
ビラン「おう。この神聖な軍議の場で暴れるたァ、
良え度胸しとるのォ!
があああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
ビランは口から火炎を吐きだした。
その火炎がエゥーラとセイリーに迫る。
エゥーラとセイリー「うわっ!!?」
エゥーラとセイリーはこれに気づき、慌てて避けた。
セイリー「こ、これは・・・!もしや!!」
エゥーラとセイリーはビランの方を見て、驚く。
エゥーラ「貴様!!人間のクセに、何故口から炎を吐ける!?」
ビラン「ククククク!!それが、俺の超能力や!!
俺様は雄一、口から火炎を吐く能力を得ているんど!!!」
ビランはそう言うと、またも口から火炎を吐きだした。
エゥーラ「く・・・っ!!ファイヤー弾!!!!」
エゥーラはファイヤー弾で迎撃。
二つに火炎がぶつかり、押し合う。
セイリー「二つの火炎が激突しましたわ!!!」
大尉(ここに、ビランを待機させて良かった。
奴はとても強い。もはや、
このクラッシャーの二人は完全に死んだだろう・・・。)
エゥーラ「ぬおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
ビラン「だああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
だが、ビランの火炎が徐々に押して来る。否、
エゥーラの出した火炎の力が徐々に弱まっているだけだ。
エゥーラ「く・・・っ!!ファイヤー弾のカプセルのエネルギーも、
間もなくなくなっちまうか・・・・!!」
そして、ビランの火炎がエゥーラの火炎を一気に押していく。
セイリー「エゥーラ様!!避けてください!!」
エゥーラ「ちぃ・・・!!」
エゥーラはいち早く避けて、ビランの火炎攻撃から離れた。
その後すぐにセイリーがビランに殴りかかる。
セイリー「はあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
だが、セイリーの拳がビランの盾に塞がれる。
セイリー「な・・・・っ!?」
ビラン「女がそんな物騒な拳を出しちゃいかんやろ?
むん!!!」
ビランは剣を思い切り振って、セイリーを斬る。
セイリー「くあ・・・・・っ!!?」
エゥーラ「セイリー!!野郎・・・・!!!」
エゥーラは銃器からオレンジ色のカプセルを取りだし、
黄緑色のカプセルを入れて、ガトリングレーザー弾を発射した。
エゥーラ「ガトリングレーザー弾!!!!」
だが、ビランはその複数のレーザーを盾で防ぎながら、
エゥーラに向かって走る。
ビラン「とおおおぉぉぉぉぉう!!!」
そして、ビランは剣でエゥーラをも斬る。
エゥーラ「がああぁぁぁぁぁ!!?」
エゥーラは倒れるが、すぐに立ち上がろうとした。
エゥーラ「ぐ・・・っ!まだまだァ!!!」
エゥーラは再びガトリングレーザー弾を発射した。
ビラン「何っ!?ぐおおぉぉぉぉ!!?」
ビランは油断したのか、
複数のレーザーを受けてしまい、倒れた。
エゥーラ「や、やったか・・・・!?」
だが、倒れたハズのビランが急に元気になって立ち上がった。
ビラン「何でこんなチンケなレーザーに、
倒さねばあかんねん!!!」
セイリー「ふ、復活した!!?」
エゥーラ「な、何で効いてねーんだよ!??」
ビラン「俺の身体はボルン程じゃねェが、少々タフでのォ。
俺に傷を負わせた以上、もはや生かすワケにはいかんわぃ。」
エゥーラ「くそ・・・!ガトリングレーザー弾のエネルギーも、
今のでなくなっちまった・・・・!!」
ビラン「それでは、
行かせてもらおうかああああぁぁぁぁい!!!!」
ビランはまたも走った。エゥーラは黄緑色のカプセルを取りだし、
濃青のカプセルを入れて、ホーミング弾で迎え撃つ。
エゥーラ「ホーミング弾!!!!」
ビラン「ふん!!たった1発のビーム弾など・・・!!」
ビランは盾で防御する。
だが、ビーム弾が向きを変え、ビランの盾から離れる。
ビラン「むっ!!?」
そして、ビーム弾がビランの背後に移動し、
そこでビランを攻撃した。
ビラン「ぎゃっ!!!?」 攻撃を受けたビランがひるむ。
エゥーラ「どんどん撃つぜ!!!」
エゥーラは次々とホーミング弾を連射した。その数は3発。
ビラン「こがいな動く弾に負けるもんかぃ!!!」
ビランは口からの火炎で迎撃するが、
全てのビーム弾はこれを避ける。
そして、2発がビランに直撃する。
ビラン「ぐふううぅぅぅ!!この野郎!!」
ビランは迫る最後のビーム弾で剣で斬ろうとするが、
ビーム弾はこれを避けて、ビランの背後についた。
ビラン「くっ!!そこかああぁぁぁぁぁ!!!」
ビランは今度こそビーム弾を打ち消そうと剣を振るうが、
ビーム弾がビランの剣を持つ手に命中し、
その剣が弾き飛ばされてしまう。
ビラン「おおおぉぉぉぉぉ!!?」
セイリー「今ですわ!!ええええぇぇぇぇぇい!!!」
セイリーはパンチでビランの身体を突き刺した。
ビラン「ごああああぁぁぁぁ!!?」
強烈な打撃を受けたビランはセイリーから離れる。
エゥーラ「ああ・・・!
ホーミング弾のカプセルのエネルギーも切れちまった・・・!!」
セイリー「奴はまだ倒れていません・・・!!」
エゥーラ(畜生・・・!あれだけ多くの兵士たちと戦っていたんだ。
そのせいで、俺とセイリーの、
戦力も体力も減っちまっている・・・!
本来なら簡単に倒せるハズだったのによ・・・!!)
ビラン「おどれらああぁぁぁ・・・!!もう許さへんでェ・・・!!
死にさらせええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
ビランは口から火炎を吐いた。
このままでは、エゥーラとセイリーが危ない。
エゥーラとセイリー「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
その時、マンボの叫び声が聞こえる。
マンボの声「マジック・バーリヤ!!!!」
突然、エゥーラとセイリーの周囲に青いドームが現れ、
そのドームが二人を包み、ビランの火炎から守った。
エゥーラ「な、何ィ・・・・!?」
セイリー「あ、あなたは・・・・!!?」
そう。二人の前にマンボが現れ、間一髪助けたのだ。
ビラン「な、何やて・・・・!!?」
大尉「う、うわあああああぁぁぁぁぁぁ!!!?」
大尉は物凄い驚いた。何故なら、マンボを始め、
多くのクラッシャーの戦士たちやボトルズが、
この政府の拠点の中に入って来たからだ。
テル「ここが政府の拠点の中か・・・。」
ミル「さて、暴れるとしますかね!」
政府のデグス部隊に襲われた白熊の村は、
ユミとミクスの活躍により、守られました。そして、
ついに、政府の拠点に来たクラッシャーの戦士たち。
軍の強者であるビランの攻撃にひるむエゥーラとセイリーを、
マンボがかろうじて救いました。ここに、
クラッシャーVS政府の部隊の大戦争が始まろうとしています。
次回につづく
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