インフェロン「あ?・・・そうだな。ちょうど決まったよ。
オギソ。お前には、敵勢力への攻撃を担当する部隊を編制しろ。
てめーの雪を呼ぶ魔力で全てのクソ共を凍らせれ。そして、
粉々にぶっ壊せや・・・!できないとか言わせねェから。」
オギソ「はい。必ずや、我らの敵となる者たち全てに、
冷たき地獄を与えましょう・・・・。」
インフェロン「フォーサよ。お前さ。この山の住人だよね?」
フォーサ「・・・・はっ。私はこの山に生まれ育ちました。
この山の事になら、一番詳しいと自慢できましょう。」
インフェロン「よろしい。では、てめーには、
この山の攻略するための部隊を結成させてもらう。
この山のジグソーを全て奪い取るのだ。一個も残らずなァ・・・!」
フォーサ「はっ!ありがと・・・ありがたき幸せ・・・!!」
インフェロン「俺らグランティの恐ろしさを、
この山にいる奴ら全員に徹底的に思い知らせろ!!良いな!?」
フォーサとオギソ「ははっ!!!」
カズサの家。とある部屋で、プルレスとクリグミが一緒に寝ていた。
だが、その2匹のプルレスとクリグミがゆっくりと目を覚まし、
起き上がった。
プルレスとクリグミ「ふあああぁぁぁぁ・・・・。」
そこに、カズサが来て、2匹に挨拶をする。
カズサ「おはよう。二人とも。」
クリグミ「おはよう。カズサお姉ちゃん・・・。」
プルレス「・・・おはようございます。」
カズサ「もうご飯はできたわよ。早くいらっしゃい。」
クリグミとプルレス「はーい。」
カズサの部屋で、クリグミとプルレスは、
テーブルの前に座り、3枚のチーズパンを食べていた。ちなみに、
カズサやアシナガも一緒に食べていた。
アシナガ「むぐむぐ・・・。美味ェ!!
このチーズパン!凄く美味ェな!!」
プルレス「本当だ。とっても美味しいや。」
クリグミ「カズサお姉ちゃんの作るチーズパンは凄く美味しいんだ。
朝は必ず、このパンを食べるんだよ。」
カズサ「まあ、私から見れば普通のパンと変わらないけどね。」
クリグミ「でも、プルレス君が一緒にいてくれるから、
今までよりとてもおいしいよ。」
アシナガ「そりゃ、嬉しいからだろ?
嬉しいと美味しさが増すってもんよ。」
プルレス「・・・あれ?ところで、マンボさんとボトルズさんは?」
カズサ「あのゾンビさんと土竜君なら、クラッシャーの皆さんと一緒に、
この村を出たわ。何でも、エゥーラさんとセイリーさんが、
政府に捕まったそうだから、助けに行こうとしたらしいわ。」
プルレス「そうですか・・・。で、アシナガさんは行かなかったの?」
アシナガ「あんなクラッシャーの連中。俺にとっちゃ、
どうも気にくわん。助ける気もねーし、残る事にしたよ。それに、
俺がいると、マンボやボトルズの足手まといになるしよ・・・。
その代わり、カズサさんのお手伝いはしてやるがな!」
アシナガはそう言って、カズサに向かってウィンクする。
カズサ「くすっ。お願いしますね。頼もしい長靴さん。」
村の外では、複数のクラッシャーの戦士たちがいた。その中に、
マンボやボトルズもいた。
クラッシャーの戦士「・・・で、何でお前たちもいるんだ?」
一人の男がマンボとボトルズにそう聞く。
ボトルズ「あなたたちの手伝いをしようかと思うんです。
リーダーであるあの人を助けたいのでしょう?」
クラッシャーの戦士「ああ。だが、
これは俺たちクラッシャーだけの問題だ。
その問題は俺たちだけでやりたい。
だが、お前たちがどうしてもと言うのなら、
俺は何も言わん。勝手にするが良い。だが、
くれぐれも邪魔するような事はするなよ?良いな?」
ボトルズ「はい。」
マンボ(このクラッシャーの部隊と共に行動する事で、
白熊の子供たちに渡すプレゼントや、ボギーと言う白熊、
そしてバンジョーとカズーイ、一気に探す。ボトルズ。
頭良い。だが、成功する確率。少ない気がする。)
クラッシャーの戦士「我々はこれより、リーダーであるエゥーラさんと、
そのメイドであるセイリーさんを救うために出動する!
勝手に協力する者が2名いるらしいが、
好きにして構わない。では、行くぞ!!」
クラッシャーの皆さん「おう!!!」 その時、テルの声が聞こえた。
テルの声「待てよ。」
クラッシャーの戦士「ん・・・?あっ!!て、テルさん!!」
そう。テルとミルがここに現れたのだ。二人とも復活したそうだ。
ボトルズ「怪我はもう治ったのですか!?」
ミル「ええ。もう全力で戦えるわ。ね?テル。」
テル「ああ。話は聞いた。エゥーラにセイリーめ。
政府なんかに捕らわれやがって・・・。」
クラッシャーの戦士「あんたたちも手伝ってくれるか!?」
ミル「もっちろん!!仲間は助けるべきでしょ?」
テル「うむ。俺たちも救出作戦に協力する。
戦力は多い方が良いだろ?」
クラッシャーの戦士「頼みます・・・・っ!」
テル「・・・・・マンボ!」
マンボ「・・・何だ?」
テル「俺たちの足を引っ張るような行為。少しでもしたら、殺すぞ?」
マンボ「・・・・わかった。」
ミル「ボトルズ君もよろしくね!」
ボトルズ「はい。何とかお手伝いをします。」
こうして、エゥーラの手下たちは、ボトルズやマンボ、
テルやミルと共にエゥーラとセイリーを救うために出撃した。
一方、政府の拠点である洞窟から、
ダンクたち多くの軍人がそれぞれ複数のジープに乗って出てきた。
それを岩に隠れているフラエとガンズがこっそり見ていた。
フラエ「また出動したな・・・!」
ガンズ「だが、すぐに突入してはいけない。あの洞窟には、
まだ強そうな奴が残っているかも知れないからな。
パーシィのように・・・。」
フラエ「ちっ!あのような奴がいなけりゃ、楽なのに・・・!!」
とあるジープに乗っている何者かが、
先頭のジープに乗っているダンクに話しかける。
その者は、金髪でサングラスをしている男であった。
もちろん、軍服を着ている。
サングラスの男「よぅ。ダンクさん!」
ダンク「何だ?デグス。」 サングラスの男の名はデグスである。
デグス「実はよ。良い情報が入ったのよ。少し聞けや。」
つづく
[0回]
PR