灰間「桜ってこんなに美しいものかしら?」
野口「ええ。この桜を見るためのお花見じゃない。」
徳丸「特に飲み物とか飲みながら見るのは格別さ。」
徳丸はコーラらしい物を飲み始める。その時。
徳丸「ううぅぅぅん!!効く!!
やっぱ、電撃コーラは美味いよ!!!」
徳丸は物凄い何かを感じるような美味しさに感動する。
森下も何かのドリンクを飲む。すると。
森下「ひっく!?えへ・・・。えへへ。えへへへへへ!!」
森下は頬を赤く染め、妙な笑顔で笑い始めた。
灰間「ど、どうしたんだ?森下・・・!?」
野口「・・・ん?ああっ!間違って、酒サイダーも買っちゃった!!
森下さんはそれを誤って飲んでしまったんだわ・・・。」
森下「えへへへへへ!!そうなんだァ。でも、
何だか気持ぴ良いおォ。うぅぅぅぅん。」
その時、森下は野口に抱き着き始める。
野口「きゃっ!?も、森下さん・・・!?」
森下「えへへへへ!!明子ちゃん。きゃわいいぃぃぃぃ。」
徳丸「おおっ!!」 灰間「何やってんだか・・・。」
野口「ね、ねェ。森下さん。皆が見ていそうだから・・・。」
森下「良いじゃない。だって、わらひ。
明子ちゃんの事。ちゅきだもぉん。
ところでェ、翔ちゃんとの恋愛さん、うまくすしゅんでるぅ?」
野口「えっ!!?」 灰間「なっ!!?」
野口と灰間は急に顔を赤くしつつある。
森下「ねぇ?どうなのよぅ!?えへへへへへ・・・。」
灰間「おい。森下の奴。おかしくなっちまったぞ!?」
徳丸「うーむ。森下さんって実は、酔いが酷いからなァ。
前にも酒を飲んだ事があって、凄い暴走したんだぜ?
まあ、性的な発言ばっかりしてたけど。」
灰間「うわっ!そりゃやべーな。ってか、未成年は、
誰でも酒を飲むと酔いに慣れずに、狂っちゃうんじゃね?」
徳丸「あっ。確かに・・・。」
野口「う、うーん・・・。多分・・・。まだ上手くできてないかも・・・。」
森下「じゃあ、翔ちゃんからはどうかなァ?」
灰間「えっ!?俺!?俺は・・・。俺もまだ上手くできてねェと思う。」
森下「えへへ!そっかァ・・・。じゃあ、翔ちゃんはBARさんの、
日下部さんと・・・・。しょれで、明子ちゃんとの関係わ・・・。
うっ!ひっく・・・。ふ、ふええええぇぇぇぇぇぇん!!」
灰間「・・・って、いきなり泣くんじゃねェ!!」
野口「そう・・・。灰間君は日下部さんと・・・。」
森下が泣き、野口はブルーとなり物凄く落ち込む。
灰間「だから、お前も暗くなるんじゃねーって!!」
徳丸「いやぁ。モテる男は辛いねェ!」
灰間「別にモテたなんて思ってねーから・・・・。」
日下部の声「何をやっているの?あんたたち。」
灰間「・・・ん?く、日下部!!?」
その時、灰間たちは日下部の声を聞き、驚く。そう。
ここに、日下部が来たのだ。私服ではなく、隊員服のままで。
徳丸「く、日下部さん!!?」 野口「どうして、ここに・・・?」
日下部「ええ。実は、この桜咲きの森に異常反応が発しているの。」
灰間「異常反応!?そりゃ、何の事だ?」
日下部「それがわからないから、
私が直々にここを調査に来たのよ。」
森下「ああああぁぁぁ!!
翔ちゃんを明子ちゃんから奪った悪者おぉぉぉ!!!」
日下部「っ!?い、いきなりどうしちゃったのよ!?」
日下部は森下にいきなり怒鳴られる事に驚く。
野口「すみません。森下さん、酒を飲んでしまって・・・。」
森下「あんたなんかに、
翔ちゃんと明子ちゃんの恋は壊させにゃいいいぃぃぃぃ!!!」
森下は日下部に襲いかかるつもりだが、野口に止められる。
野口「や、やめなよ!!こんな事しなくて良いから・・・。」
日下部「とりあえず、灰間。あんたも一緒に私と一緒に・・・。」
徳丸「まぁまぁ。日下部さん。
あんたも一緒にぱーっとやろうよ!」
日下部「い、良いわよ。そんなの・・・!?」
その時、徳丸は日下部を引っ張り、一緒に座らせた。
徳丸「まあ、良いじゃない。良いじゃない。」 日下部「わっ!?」
そして、徳丸は別のジュースを日下部にあげる。
徳丸「防衛隊の仕事で疲れるでしょ?たまには、
ゆっくりこうして息抜きをしなよ。」
灰間「そうだぜ。毎日、軍人として働いていると、
寿命の縮む事もあるぜ?」
日下部「・・・・っ!こ、今回だけだから・・・。」
日下部はそう言って、ジュースを飲む。
つづく
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