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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ミドリ「・・・・・・・・・っ。」

マンボ「どうした?ミドリ。元気、なさそうに見える。」

ミドリ「・・・・ねェ。マンボさん。ちょっと言っておきたい事が、

あるんだけど。・・・・別に信じなくて良いよ?」

マンボ「言いたい事、言った方が良い。マンボ、聞いてみたい。」

ミドリ「うん・・・・。じゃあ、言うよ。ワニ族の長が、

あんな風に凶暴化してしまったのは・・・・・。」


バイルは多くのワニたちの前に立ち、こう語った。

ミスターバイル「諸君!!これから、

君たちに伝えておきたい事があるワニ!

ワニ族の長はもうこの世にはいないワニ!長は暴走する悪魔となり、

この沼を滅ぼそうとしたワニ。その長を俺は殺したワニ!!そして、

今日からこの俺様が新しいワニ族の長となるワニ!俺様は、

前の長のような事はしないワニ!諸君らを、このワニ族を、

全てを守ってみせるワニ!!それと同時にカメ族と共存する!

これからは、無駄な戦争は起こさず、この沼を平和にするワニ!!!

良いワニか!!?諸君!!!!」

バイルの言葉に全てのワニは喜びの声をあげた。ワニたちは、

前の長より、ミスターバイルに好意を持っていたのだ。

ここに、ミスターバイルはワニ族の新しい長となったのである。


そして、夜となった。カメ族の住み処では、

まるで祭りのような展開が起きたいた。中央には、

大きな火が付いて、その周りを多くのカメたちが笑顔で踊っていた。

他のカメたちもそれぞれ美味しそうな食事をしていた。

バンジョーたちもその宴に参加していた。

バンジョーはハチミツを多くの食べ、カズーイが歌を歌っていた。

ミクスはカメの子供と遊んでいて、

ユミはどら焼きを食べながら見守っていた。

アシナガは他のカメと一緒に火の周りで踊っている。

コッパとティックは一緒に両手を繋いで踊っていた。

ティップタップはカメの子供たちと一緒にコーラスをしていた。

その平和な様子をテルとミルは遠くから見ていた。

ミル「・・・・行かないの?」

テル「行く気などないさ。」

ミル「そう。でも、昔はこう言うの、好きだったよね?」

テル「かつてはそうだった。だが。今は違う・・・。

俺にとっての祭りは戦場で起きる事だ。」

ミル「寂しい事、言うんだね。それも皆、

デスブラザーのせいよね。奴のせいで、私たちの人生は・・・。」

テル「・・・・お前は祭りを楽しみたいか?」

ミル「ううん。あなたと一緒にいる方が幸せよ。だって、

誰よりも愛しているんだから・・・・。」

寂しそうな表情なミルだが、テルに言われてまた明るい表情に戻る。

テル「そうか・・・・。」 その時、タンクタップが現れた。

タンクタップ「おや。君たちは行かないのかぃ?」

ミル「あら。カメ族の長。あなたも行かないの?」

タンクタップ「ふむ。しばらく、そうしたら行くよ。それより、

君たちには本当に感謝しているよ。

君たちとあの熊と鳥たちのおかげで、

この沼の脅威は全て消え、これから平和な沼となるだろう。」

テル「・・・・・あの熊と鳥も驚異の一つだと思う。」

タンクタップ「え・・・・?」

テル「前に言ったハズだぞ。あの熊と鳥はデスブラザーだってな。

デスブラザーは全てを滅ぼす、悪の頂点の立つ者だ。」

タンクタップ「・・・・だが、私にはその邪悪な感じはなかった。

あの熊と鳥は、むしろ優しき心を持っていた。私は。

その熊と鳥に大いに感謝したい。」

テル「・・・・・そうか。」

ミル「まあ。まだあの二人の事は完全に知ってないからね・・・。

答えはいつか、必ず来ると思うわ。」

テル「その時が来たら・・・。奴らを殺す事ができる・・・・!

俺たちの幸せを奪った、あの黒き悪魔を・・・・!!」

テルは右手の拳を強く握る。テルは余程、

あのデスブラザーを許せなかっただろう。

ミル「・・・・私。そろそろ祭りの方に行ってくるけど、テルは?」

テル「行かないと言ってるだろ?むしろ、お前は行った方が良い。」

ミル「・・・・そう。じゃあ、食べ物とか持ってくるから!」

ミルは走り、テルとタンクタップから離れた。

タンクタップ「・・・・あの娘。泣いているようだ。」

テル「・・・・奇遇だな。俺もそう感じた。」

ミルは走っている間に、目から少しだけ涙が流れた。ミルは、

何かと悲しい感じがしたのだ。

その感じをテルとタンクタップには見せたくなかったのだ。

テル「ミル・・・・。デスブラザーは必ず・・・!」


その頃、グランチルダのアジトでは、グランチルダが、

鍋のディングポッドの中を見て、怒りに震えていた。

その中には、

バンジョーとカズーイに倒されたエスメラルダの映像があった。

グランチルダ「ぬううううぅぅぅぅぅぅぅ!!!!ああぁぁぁぁぁの、

熊と鳥め!!

あのグランティ第7特命隊をも倒すなああぁぁぁぁぁんて!!!」

ディングポッド(エスメラルダも死んだか・・・。あの娘、

とっても可愛かったのに。むしろ、

あの娘がグランティのボスであって欲しかったよ・・・・。)

その時、クランゴが慌てて走って来た。

つづく

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