バンジョー「こ、これは・・・!?」
カズーイ「ジグソーだわ!!ジグソーがこんなにたくさん・・・!」
ミクス「これ、全部カエル族が持ってた物なの!?」
プルレス「うん。君たちが戦っている間に、
僕とボトルズは何か役立てようと密かに行動していたんだ。」
ボトルズ「倉庫でカエル族が持っているジグソーを探していました。
見つかった時は本当に驚きました。こんなに多いんですもの。」
コッパ「俺らが戦っている間に、そんな事をしたのか。すげェよ。」
ミスターバイル「ワニワニ!どの道、カエル族のジグソーは、
探すつもりだったワニ。お前たちのおかげで手間が省けたワニ。」
マンボ「ジグソーの数、35個。」
バンジョー「うそっ!?こんなに・・・・!!?」
バンジョーとカズーイはカエル族のジグソーが35個だと聞いて驚く。
コッパ「俺らのより多くないか!?まあ、いずれは・・・。」
ミスターバイル「手始めに、
どこかに置いておく事が最適かと思うワニ。」
ユミ「どっち道、戦争は終わったんだし。半分個で良いんじゃない?」
コッパ「まあ、その事については考えるよ。もう戦争は終わったんだ。
もう誰も争わなくて済むんだ!」
ミスターバイル「そうワニ。さァ!!皆の者!!そろそろ、
住み処へ帰るワニ!!帰ったら、この沼を俺たちワニ族と、
カエル族が共存できるような素晴らしいところに改築するワニ!!!」
ワニ&カメ「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
こうして、ワニ族とカメ族はそれぞれ住み処へと戻った。
バンジョーたちはカメ族のところへ帰ったが、
マンボは一人だけワニ族のところへ帰った。
そして、カメ族の住み処では、タンクタップが皆の前に立ち、こう語る。
タンクタップはとても優しい笑顔であった。
タンクタップ「皆。本当に良くやった。カエル族は滅び、
ワニ族との共存は果たされるだろう。それにより、
この沼は平和な世界となりつつあるだろう。そして、
バンジョーとカズーイ。そして、クラッシャー諸君。
あなたたちのおかげで、戦いは終わりました。真に感謝します・・・。」
バンジョー「いえ。僕らは偶然・・・・。」
カズーイ「ジグソーを探しに来ただけよ!」
コッパ「そのジグソーならお前らにやるよ。
良いだろ?タンクタップ様。」
タンクタップ「ああ。あなた方には何か礼をせねばならんからな。」
カズーイ「よっしゃ!!」 バンジョー「すみません。カズーイが・・・。」
ティップタップ「良いんですよ。
僕もお父さんと同じく礼をしたいですから。
そうだ!もう一度、コンサートを聞かせてあげましょう!」
バンジョー「おお!それは良いですね。」 ユミ「是非、聞かせて!」
バンジョーとユミは笑顔で言う。ティップタップの演奏が楽しみらしい。
コッパ「おーし!こうなりゃ、お前らの欲しいもんは、
できるだけくれてやらァ!ティック!お前も手伝いな!!」
コッパが笑顔で言うと、ティックも笑顔で応える。
ティック「ええ。一緒に頑張りましょ!」
一同「あははははははははははははははははは!!!!!!!」
皆の笑い声はカメ族の住み処に響いた。
ワニ族の住み処では、
ミスターバイルの前にマンボや5匹のクロコタスがいた。
ミドリ「いやァ。マンボさんの回復魔法がなければ、
このまま死んだと思ったよ・・・。」
マンボ「クロコタス。全快。もう大丈夫。」
ミスターバイル「良かったワニ。お前らクロコタスも、
俺たちと同じ素晴らしいワニ族の住人だワニ。
まだ死んじゃいかんワニ。」
ミドリ「ありがとう。ミスターバイル。でも、ワニ族の長は・・・・。」
マンボ「ワニ族の長。いない。マンボたち、倒した・・・。」
ミドリ「ええっ!?倒しちゃったの!!?」
ミスターバイル「あの方・・・。いや、奴は邪悪な何かで暴走したワニ。
だから、あえて倒したワニ。そこで、
俺様が新しいワニ族の長になろうと思うワニ!」
ミドリ「おお!それは良い!!ミスターバイルが長なら、
ワニ族は絶対に安心になれるよ!!」
ミスターバイル「これから、俺様は式典へ向かうワニ。
俺様が長になった事を皆に伝えねばならんワニ。」
バイルはそう言うと、どこかへ歩いた。
そこで、マンボはミドリの方を見る。
ミドリは何かと不安そうな表情をしていた。
つづく
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