バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST
第41話・長のブチキレ
カエル族の長であるイエローボス、グランティ第7特命隊の、
隊長であるエスメラルダ。その副官、ラミジャ。
その強敵3人を見事に倒したバンジョーたち。だが、
まだ敵は残っていた。残りのカエルたちを、
次々と倒していくバンジョーたちとカメとワニの連合軍。
バンジョー「ローリングアタック!!!!!」
バンジョーはローリングアタックで、
多くのイエローフリビッツを倒していく。
イエローフリビッツたち「ぐあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
カズーイ「黄色い方も何かと雑魚になっていくわね!
これなら、あたいたちの勝利は間違いなしね!!」
バンジョー「そうだね・・・・。」
その時、二人の後ろにイエローフリビッツがいた。
イエローフリビッツ「ゲコゲコ・・・・!!これ以上は、
させん!!この住み処の民に、手を出させてたまるかァ!!!」
イエローフリビッツはそう言って、
バンジョーとカズーイに襲いかかる。
カズーイ「っ!?バンジョー!!後ろ!!」
バンジョー「むっ!?てやああぁぁぁ!!!」
バンジョーはそのイエローフリビッツを1発のパンチで倒した。
イエローフリビッツ「ぐぇ・・・・っ!!」
バンジョー「よし!!次へ進むぞ!!!」
バンジョーは走り続けた。残りの敵がいそうな場所へ。その間に、
バンジョーは周囲を見ていた。その周囲には、
カメとワニたちがそれぞれ抵抗するカエルたちを、
踏みつけたり、剣で斬り刻んだり、何回か殴ったり、
ヤリで突き刺したり、矢か銃で身体中を撃ち続けたり、
丸呑みしたり、体の一部を喰らったり、まるで拷問のような、
感じの虐殺をしていた。バンジョーはその光景に、
耐えられなく、悲しそうになる。
バンジョー「・・・・・・・・っ。」
カズーイ「どうしたの!?バンジョー!」
バンジョー「・・・いくら戦争だからって、
やりすぎだと思うよ・・・。何だか酷い感じがする・・・・。」
カズーイ「そう・・・・。っ!?見て!!あれを!!!」
バンジョー「え・・・・?おおっ!!?」
バンジョーとカズーイはある物を見て、立ち止まる。
そこには、多くのカメとワニが集まっていた。
バンジョーはその集まりに近づいてみる。
バンジョー「何かあったんですか!?」
ワニ「おう!!お前らか!!見ろよ!!あれを!!」
カズーイ「何よ。あれって・・・。あっ!!」
バンジョーとカズーイが見たものは、赤いフリビッツたちであった。
それも多く。だが、何かが違う。今までの戦士のような連中と違い、
この者たちはほぼ全員、怯えて泣いていた。そう。
このフリビッツたちは全員、一般と子供たちであったのだ。
バンジョー「子供たちも混じっているよ!?」
ワニ「だから、何だよ・・・?」
バンジョー「え・・・・?」
カメ「俺らはカエル族を許せねェ・・・!だからよォ。
ぶっ殺すのよ!!子供だろうが一般だろうが!!」
ワニ「俺らの目的はカエル族の全てを破壊する事!!
子供だって死んでもらっても構わんハズだぜ!!!」
カズーイ「確かにカエル族の悪党は死んでも構わないわ。でもねェ。」
バンジョー「何も、罪のない一般のカエルや、
子供たちにまで手を出さなくても良いじゃないか!!?」
カメ「だが、その子供たちもいつか、俺らを襲う戦士に、
育っちまう!!その前に、ぶっ殺すんだよおおぉぉぉ!!!」
1匹のカメが釘付きバットで子供のカエルに襲いかかる。
つづく
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