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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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灰間にそう言われた姉崎は急に不気味な笑みを浮かべる。

そう。姉崎は宇宙人に憑依して同化したため、

今の姉崎は宇宙人となっているのだ。それを、

ペンダントが灰間に教えたのだ。灰間は姉崎にバルガンを向ける。

灰間「てめェ・・・・!!うぁ!!?」

その時、灰間のバルガンが別の銃弾に弾き飛ばされ、

これに驚く灰間は銃弾が飛んで来た方向を向く。そこには、

バルガンを持っていて日下部と大神がいた。

日下部「あんた・・・!何やってるのよ!!?」

大神「灰間!!おどれ!わしの友人に何ちゅー事を!!」

大神は姉崎に手を出そうとした灰間に怒鳴りだす。

灰間「違うんだ!!この女・・・!宇宙人なんだ!!」

大神「宇宙人じゃと?冗談言うんやない!!

姉崎は人間だ!!わしは彼女をよーく知っとる!!!」

灰間「ですが・・・・っ!」

姉崎「助けて!!この人、私を殺そうとしているんです!!

私を勝手に宇宙人と決めつけて・・・・!!」

姉崎は涙目で叫ぶ。灰間はそれに苛立ちを感じる。

大神「何じゃと!?何故じゃぃ!?灰間!!」

灰間「違います!!こいつは、宇宙人、レギュラン星人に、

憑依されてます!!

今の姉崎さんは姉崎さんではありません!!!」

日下部「レギュラン星人!?

あのウルトラマンティガがいる時代に、

飛来した宇宙人の事!?

けど、何の証拠にそんな事が言えるの!!?」

大神「どんな理由だろうと、姉崎に手を出す事は、

例え部下のワレでも許しがたいんど!!おぉ!?灰間!!」

二人は灰間を信じない。その様子を見た姉崎が笑みを浮かべる。

その時、大神の腕に付いているバルシーバーが鳴り出す。

大神「っ!?こちら、大神!!」 シーバーから叶野の声が出る。

叶野の声『ナンバーT89地区で魔獣が現れました!!』

大神「何だとぅ!?こがぁな時に魔獣が来ようとは・・・!!

灰間!!罪滅ぼしに魔獣を倒しに行かんかぃ!!」

灰間「・・・了解・・・・っ!!」

灰間は震えながら、部屋から出る。

大神「日下部。おどれも灰間についていてくれ。

今日の灰間はちょっと変じゃき。見て行きぃや。」

日下部「了解。全く、あいつは何を考えてるのよ・・・!

わしは、姉崎を保護する。ここで指揮すると、

叶野や上川に言ってくれ。」


巨大な怪物の足が次々と木々を踏み荒らしていく。その怪物は、

青色をした顔では口が大きく、鋭い二つの目が赤かった。

額にも赤い目があり、頭に1本の白い角。

紫色の両腕が少し大きく、

他の身体の色が青色である。両足と尻尾が赤い。

この異形の怪物は魔獣であり、名前はグルトニングである。

グルトニング「ゴォアアアアアアアァァァァァァァ!!!!!!」

グルトニングは人間が、

獣の鳴き声を演じているような声を発して、

遠くの街へ進んでいった。そこに、

バルワンダー2号と3号が飛んで来た。

2号が叶野と上川。3号が灰間と日下部である。

灰間「魔獣までも何か企んでそうに見えるぜ・・・!」

日下部「もう・・・!何なのよ!!ジャンボロイドの次に、

魔獣までも現れるなんて!!まあ、今すぐ倒せば良いけど!」

上川「攻撃開始!!!」 

2号と3号がレーザーバルカンで魔獣を攻撃。

グルトニング「ゴォアアアアアァァァァァァ!!!?」

グルトニングはいきなり攻撃を受けて、動きを止める。

叶野「動きが止まった!!攻撃を続けろ!!!」

2機のバルワンダーはレーザーバルカンの連射を続ける。

だが、グルトニングはそれに耐えて、

口から紫色のガスを放射する。

2機はそれを避けるが、

ガスが木々を覆い、その木々が溶けてしまう。

灰間「あれは妖怪ガスか・・・・・っ!」

バルワンダー2号は2問の大砲から火薬弾を連射する。

グルトニング「ゴアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!」

魔獣はこれを受けて下がる。

それと同時に、両手から二つの光線を発射する。

その光線はバルワンダー2号に命中。

炎上しながら墜落しようとする2号。

灰間「うわああぁぁぁぁっ!!?」 日下部「だ、脱出!!!」

二人はパラシュートを使って、

2号から脱出して、地上に降下する。

上川「よくも二人を!!!」 3号が赤いビームを発射する。

グルトニング「ゴォアアアアアアアアァァァァァァァ!!!!!!!」

それを受けたグルトニングは痛みでさがって、消えて行った。

叶野「逃げたのか・・・・・!?とにかく、二人を助けよう。」


病室で姉崎を防衛している大神はシーバーで報告を受ける。

大神「そうか・・・。魔獣が逃げたか・・・・。」

叶野の声『はい。後1歩のところでしたが・・・。』

大神「そうか。ほなら、叶野。ちょっと良えか?

灰間にこの病院に来ないように言ってくれるか?」

叶野の声『え?は、はぁ・・・。わかりましたが・・・。』

その時、大神の背後から怪人の両手が彼に近づいてくる。

大神「頼む・・・・。では、切るど。」

大神がシーバーを切り、後ろを向く。そこには、

迫ったハズの怪人の手は既になく、

大神を向いている姉崎の姿があった。

姉崎「魔獣・・・。逃げたんだ・・・。」

大神「ああ。さっきはすまんのォ。うちの部下が、

少し乱暴な事をしくさって。じゃが、彼は・・・。

本当は良い奴じゃけ。大目に見てやってくれや。」

姉崎「ええ。許してあげるわ。どうせ・・・。」

大神「どうせ?何なら??」

姉崎「・・・いえ、何もないわ。ねェ。それより、

もし、私が退院できたら、一緒に旅行に行きましょ!」

姉崎が微笑んで言うと、大神が笑顔になる。

大神「おおっ!そりゃ良えのォ。

SSPの第1分隊とBARの、

全員でどっかで羽を伸ばそうやないの!」

姉崎「でも・・・。灰間と言う子は・・・外してくれるかしら?」

大神「・・・・・考えとくわ。」 大神は少し切なそうにそう言う。

日下部「失礼します!」 その時、日下部が入って来た。

大神「おおっ!来てくれたんか。日下部。それは何じゃぃ?」

大神は日下部が持っている、

果物の入ったバスケットに目を付ける。

日下部「ええ。これを姉崎さんのお見舞いのためにと・・・。」

日下部が微笑んでそう言うと、姉崎と大神は嬉しくなる。

姉崎「まぁ。嬉しいわ。あなたは優しい子ね。」

大神「おんにきるど。日下部。君は素晴らしい部下じゃけ。」


その頃、灰間、叶野、上川の3人はとある草原を歩いていた。

叶野「確か、魔獣が現れた場所がここだよな?」

上川「はい。ここで、急にテレポートして来たそうです。

ジャンボロイドと魔獣。もしや、

デスナイトと魔族が手を組んだのでは?」

叶野「その可能性はありえない。

魔族は人間全てに敵意を表している。

デスナイトも人間だから、魔族を好まないハズだ。」

灰間「だと、良いけどな・・・。ん?」

その灰間は遠くで何かをしている複数の人間を見つける。

上川「どうしたの?灰間君・・・・。」

つづく

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