ウルトラマンティアーズ
第9話・怪獣VS魔獣VS宇宙人VSジャンボロイド
極悪魔獣・グルトリング
暗躍宇宙人・レギュラン星人
凶暴怪獣・アーストロン
暴君ジャンボロイド・エクシード・ファウスト
登場
地球防衛軍の基地。そこのとある部屋では、
各機構の責任者、上官、隊長たちが集められていた。
そこに、BARの隊長である大神隊長もいた。
そして、地球防衛軍の長官が彼らに向かってこう語っている。
長官「地球は今、魔族と言う謎の集団に狙われている事は、
皆もわかっているだろう。魔族は魔獣と言う、
怪獣を超えたモンスターを送り込んで、
我々人類を襲う恐ろしい存在だ。」
その時、一人の上官が立ち上がって、こう言う。
上官A「ですが、魔族の正体は未だに不明。
まずは、魔族の正体を知る必要があるかと思います!
そうすれば、その目的もわかるハズです!!」
上官B「確かにそうかも知れん!私にとって、
魔族とは、古代からこの星に存在している者だと思われます。」
上官C「ですが、私は宗教がよく語る世界から、
来たのかと思います。もしかすると、
魔界と言うところから来たのかも知れません・・・!」
上官D「ええい!ワケがわからん!!それぞれの意見で、
魔族とやらの正体を勝手に決めるでない!!」
上官Dがそう叫ぶと、他の上官たちが黙り込む。
長官「・・・・魔族の正体はいつかわかるだろう。だが、
我ら人類の敵は魔族だけではない。今でも、
怪獣と宇宙人が我々を狙い続けているだろう。」
その時、ある一人の女性が長官に向けて、こう言う。
女性「怪獣や宇宙人だけではありません。」
上官D「何!?」 上官B「どう言う事かね?」
長官「・・・もしかして、あの巨大テロ組織の事かね?
SSP第1分隊長の姉崎美羽。」
姉崎「はい。そのテロ組織・デスナイトの事です。」
上官A「デスナイトだと!?」
姉崎の言葉に多くの人たちが動揺する。
姉崎「デスナイト・・・!彼らは第2次世界大戦の時期より、
暗躍している組織です。彼らはジャンボロイドと言う、
巨大なアンドロイドを使って、世界中を攻撃しています。
1年前、アメリカのワシントンを襲撃した、
巨大な人型アンドロイドがいた事は日本でもおわかりでしょう。
それが、デスナイトが送り込んだジャンボロイドです。」
長官「そのジャンボロイドがいつ、この日本に襲ってくるか、
わからないと言うワケか・・・。魔族にデスナイト。
そして、怪獣や宇宙人。敵が多すぎる。」
その時、大神が立ち上がって、こう語りだす。
大神「例え、敵が多かろうと。我々が力を合わせれば、
どんな困難でも立ち向かえるでしょう。いざと言う時は、
ウルトラマンティアーズが助けに来てくれますけ。
魔族の事なら、我々BARにお任せください・・・。」
長官「・・・そうだな。我々には、ウルトラマンがいるのだな。」
長官は微笑んで言う。他の人たちも安心したように微笑む。
姉崎「デスナイトの方も我々SSPが何とかしてみます。」
長官「うむ。頼むぞ。この地球は我々が守り抜くのだ。
そのために、皆。しっかりと頼むぞ!」
会議が終わったか、廊下を歩く大神と姉崎。
姉崎「あなたの発言で、ムードが変わったみたいだったわ。
相変わらず、人を慰めるのは得意ね。大神。」
つづく
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