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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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どうやら、野口は宇宙人の存在に気づいていないらしい。

野口「一体、何があったの?灰間君・・・。」

灰間「いや。何でもねェ。ところでよ。野口。

お前、模型の組み立ては得意か?」

野口「うーん・・・。少しだけなら得意けど?どうしたの?」

灰間「じゃあ、ちょっと徳丸と森下を助けてやってくんね?

あいつら、模型の組み立てに苦戦してるよ。」

野口「そう。じゃあ、灰間君も手伝い?

皆で組み立てた方が楽しそうじゃない?」

野口が微笑んでそう言うが、灰間は暗そうに言う。

灰間「悪ぃけど、それはできねェ。何故なら、俺。

宇宙人に狙われているからな。」

野口「え?宇宙人に狙われているって・・・??」

灰間「ああ。実は宇宙人がこの地球に飛来したんだ。

奴は、俺たちBARを倒そうと狙ってやがるんだ。

だから、お前を巻き込むワケにはいかねーから、

しばらく会う事はない。じゃあな。」

灰間は野口から離れて、手を振りながら歩き去って行った。

野口「・・・・宇宙人をやっつけたら、また会えるよね?」

野口は切なそうにそう言う。その彼女の様子を、

電柱に隠れている宇宙人が笑みを浮かべて見ていた。


灰間は町の道路を歩き、人気のないところで止まった。

こうしている間に、ペンダントが光り続けている。

灰間「いつまで付きまとってるつもりだ?」

灰間が後ろを向く。そこに、宇宙人がいた。

宇宙人「ふふふ。それは、お前が最も厄介だからだよ。

灰間翔・・・・。いや、ウルトラマン。我々の地球侵略のためには、

何としてもお前だけは殺しておかなきゃならんのよ。」

灰間「へぇ。けど、俺は強ェぜ。

お前なんかに殺される筋合いはねェ。」

宇宙人「クククク・・・!なかなか良き度胸だ。私の名前は、

グラボ星人。貴様を倒し、

我らグラボ星と魔族は共存するのだ!

そして、一緒に地球人共を虐殺してやんよ♪そう言えば、

貴様には大切な友人がいたな。

その友人を巻き込まないように、

しようとは。余程、そいつらに俺の餌食になって欲しくないね?

だが、てめーを倒して、その友人もぶっ殺してあげるよ。」

宇宙人はそう言って、物凄い悪人の笑みを浮かべる。

灰間「てめェ・・・!!させっかよォ!!!」

宇宙人の言葉に怒った灰間は宇宙人に殴りかかる。

その拳が見事に宇宙人の顔に命中する。だが。

宇宙人「クク・・・・ッ!地球人の拳は痛くないなァ。」

灰間「ち・・・っ!野郎・・・・・。っ!?」

灰間は拳を宇宙人から離すが、その宇宙人の顔を見て驚く。

その宇宙人の顔が目が黒く染まって、肌が青になっている。

宇宙人「そろそろ、俺の正体を見せてやろう・・・・!」

そう言った宇宙人が徐々に姿を変えていく。

色は青色が中心が、

上半身は鎧を纏っていた。右腕の手がハサミ状である。

顔が仮面に似ているようだが、生身の顔であるだろう。

その顔では、黒い目と黄色い瞳。口元が某昆虫のようで、

二つの突起が左右に動いている。頭には1本の黄色い角がある。

この姿こそが、宇宙人・グラボ星人の本当の姿である。

灰間「これが、宇宙人の正体か・・・!」

グラボ星人「ふふふふ・・・!出でよ!!スナイドン!!!!」

グラボ星人は右腕を右上に向けると、その方向の町並みから、

数回の発光が起きて、スナイドンの巨体が現れた。

スナイドン「ギュイイィィンギュイイィィンギュイイイィィィィン」

灰間「スナイドンだと!?」 灰間はスナイドンを見て、驚く。

グラボ星人「クククク・・・!スナイドンがこの町にいる、

奴らを全て殺してくれよう!!

お前の友人も家族もここにいるからなァ!!」

灰間「ふざけやがって・・・・!!」

灰間はペンダントを握り、上に掲げる。

ティアーズに変身するつもりだ。

グラブ星人「・・・・・・・・!!」

その時、

グラブ星人は右腕から赤い光線を発射して、灰間を攻撃する。

灰間はこれを受けて、倒れる。

グラブ星人「そう簡単にウルトラマンに変身させんわ!!

スナイドン!!この町を全て荒し、地球人共を殺しまくれィ!!!」

スナイドン「ギュイイィィィンギュイイィィィィンギュイイィィィィィン」

スナイドンは歩き回り、民家を踏みつぶし続け、

両腕の刃で別の民家を多く斬る。

さらに、両目からのレーザーを、

連射して遠くの町を破壊していく。

スナイドン「ギュイイイィィンギュイイイィィンギュイイィィィン」

そこに、空からバルワンダー2号と3号が飛んで来た。

2号が叶野で、3号が上川である。

2機はレーザーバルカンで魔獣を攻撃する。

スナイドン「ギュイイイィィィンギュイイィィンギュイイイイィィィィン」

スナイドンは怒って、

レーザーを連射して2機のバルワンダーを攻撃するが、

避けられてしまう。

2号と3号はレーザーバルカンで再びスナイドンを攻撃。

灰間「ば、バルワンダーか・・・!ありがてェ・・・・。」

灰間はゆっくりと立ち上がろうと動きながら、言う。

グラボ星人「スナイドン!!BARを倒せ!!・・・・む!?」

その時、グラボ星人は日下部が走って来た事に気づく。

日下部「見つけたわよ!!

宇宙人!!これが本当の姿ね!!」

日下部はそう言ってすぐに、

バルガンによる連射でグラボ星人を攻撃した。

グラボ星人「・・・・!?・・・・・・!!」

グラボ星人は攻撃を受けて、

痛がりながらジャンプして、どこかへ去る。

日下部「灰間!!しっかりなさい!!!」

日下部が灰間の身体に触れて、ゆっくりと立たせる。

灰間「く・・・っ!日下部!手分けして宇宙人を探すぞ!!!」

日下部「わかったわ・・・・!必ず倒しましょ!!」

日下部は灰間にもう一個のバルガンを渡す。

灰間「おうよ・・・・・っ!!」

日下部と灰間は離れて、それぞれ宇宙人を探そうと走る。

こうしている間でも、スナイドンは頭の刃で民家を斬って破壊。

バルワンダー2号が火薬弾を連射し、

バルワンダー3号が赤い光線で、スナイドンを攻撃する。

魔獣は頭の刃を振るうが、バルワンダーには届かない。

グラボ星人「何をしている!!早く地球人を全滅させろ!!!」

グラボ星人がスナイドンに命令し続けるが、

そこに灰間が来る。

灰間「見つけたぞ!!グラブ星人!!!」 

グラブ星人「・・・・!?」

灰間はすぐにバルガンを構え、撃ちまくる。

グラブ星人「・・・・・・!!・・・・・・・!!!」

攻撃をグラブ星人は耐え抜いて、灰間を光線で攻撃する。

灰間「はっ!!」 灰間はそれを素早く避ける。

グラブ星人「・・・・・・・・!」 グラブ星人は走って逃げる。

灰間「ティアーズ!!!!!」

そして、灰間はウルトラマンティアーズに変身する。だが、

今回は等身大で変身。そのままグラブ星人を追う。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!」

ティアーズとグラブ星人は町中を走りまくる。そして、

グラブ星人が後ろのティアーズに光線を発射する。

ウルトラマンティアーズ「ショワッ!!!」

ティアーズはジャンプで避けて、空中キックでグラボ星人を蹴る。

グラボ星人は攻撃を受けて倒れるが、すぐに立つ。

グラボ星人「ついに現れたな!?ウルトラマン・・・!!

だが、俺は強いぞ!!

スナイドンに戦わせる事もないわ!!」

ウルトラマンティアーズ『宇宙からの侵略者なんざに、

この星に渡さん!!

特にてめーみたいな魔族と手を組んだ奴とな!!!』

グラボ星人「・・・・!・・・・・・!!」

星人は左の拳を振り上げ、ティアーズに打撃しようとする。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!・・・・・・!!」

ティアーズは右腕でガードし、左の拳でグラボ星人を殴る。

グラボ星人「・・・・・!?・・・・・・!!!」

グラボ星人は打撃してさがるが、すぐに反撃する。

左腕を振るい、そのハサミの刃でティアーズを斬る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」

さらに星人はキックでティアーズを蹴り飛ばす。

だが、ティアーズは倒れてもすぐに立ち上がる。

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!!」

ティアーズはアームシュートで攻撃。

グラボ星人は大ダメージを受ける。

グラボ星人「・・・・・・・・・・!!!!!」

ひるんだグラボ星人に走って近づくティアーズ。その時。

グラボ星人は気力を取り戻し、

右腕のハサミでティアーズの首を掴む。

ティアーズはこれに苦しみ、

星人の左手を掴み、放させようとする。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・!・・・・・!!」

ティアーズはグラボ星人に何回も蹴りつき、敵をさがらせた。

グラボ星人「・・・・・!・・・・・・!」

さがったグラボ星人は右腕から光線を発射する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!」

光線を受けたティアーズは電柱の後ろに倒れる。

グラボ星人「・・・・・・・!!!」 そして、星人がジャンプ。

そのままティアーズに斬りかかろうとする。だが。

ウルトラマンティアーズ「ハアアァァァッ!!!」

ティアーズは素早く避けた。その代わりに、

電柱が星人の攻撃で切断されてしまう。

ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!」

ティアーズはファイティウム光線でグラボ星人を攻撃する。

グラボ星人「・・・・・・・・・・!!!!!!」

グラボ星人はゆっくりと倒れて、爆発して粉々に散った。

ウルトラマンティアーズ『残りは魔獣だけだ・・・・!』

ティアーズはそう言って、暴れているスナイドンを見る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!ショワッチ!!!!」

ティアーズは勢いで巨大化して、スナイドンと対峙する。

つづく

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