ウルトラマンクリスタル 第52話・来るべき終焉
破壊使途・ヴァルアロス
冥界仮面・ゴダル
登場
ついに最後の戦いを仕掛けたゴダルとシャドー。
だが、クリスタルの決死の力により、シャドーは倒され、
ゴダルも窮地に陥る。これで長きに渡った戦いは終ると・・・。
だが、そこに予想できぬ事態が起きたのだ。
背後からゴダルを倒した者がいたのだ。その巨人は、
謎の存在である使途と名乗る者・ヴァルアロスであった。
そう。この使途こそが・・・クリスタルが倒すべき、
真の悪であるのだ。この悪こそが、許してはいけない存在なのだ。
ヴァルアロス「グルルルルルルルル・・・・・」
ウルトラマンクリスタル「お前がゴダルを・・・・っ!!」
ヴァルアロス『ほう・・・・。貴様が我が使いたるシャドーと戦った、
ウルトラマンとやらか・・・・?敵である者を庇おうとは、
何とも愚かしい・・・・・。』
ウルトラマンクリスタル「・・・・まさか、今までシャドーさんに、
悪い事をさせたのは・・・・・!!」
ヴァルアロス『そう。我だ・・・!そう言えば、その雌。
この死んだ蛆虫のような輩・・・冥界の王子を復活させたみてーだな?』
シャドー「ヴァ・・・ヴァルアロス様は私の行っているところを、
全てを見ていたのよ・・・・・。」
へなへな声で言うシャドーをモモが抱えていた。
モモ「・・・・要は監視ってワケね・・・・・。」
ヴァルアロス『おい!そこの二人!!』
シャドーとモモ「っ!!?」
ヴァルアロス『うるさいよ。クソガキごとき倒せぬ愚かな者が・・・・。』
シャドー「ヴァ・・・ヴァルアロス様・・・・!!」
ヴァルアロス『てめェ・・・冥界のカス共を使って人々に、
悪夢を見せようとってか?・・・・残念♪
我の語った事は全て偽りよ・・・・っ!!』
シャドー「ぜ・・・全部、嘘・・・・!!?」
シャドーは今まで自分のやった事は全て無意味だった事を知り、驚く。
むしろ、人間界に迷惑をかけすぎたのだ・・・。
ヴァルアロス『その通り!!すぐに騙されるとは哀れな・・・。
我は今すぐ地球を夢の世界に戻したいと言う情を利用して、
お前を世界破壊の捨て駒として使ったまでよ!!それに気づかぬとは、
哀れで愚かな雌豚だなァ!!どうするのだ!?もうお前は、
全ての存在に嫌われたのだよォ!!あーあァ!!可哀想だなァ!?
我はてめーを助けねーぞ!?そのまま一生寂しく死んで、
地獄に落ちるが良い!!!このエロエロ痴女がよ!!!
つーか、我の性奴隷となっても良いんだぜ!!?
ハハハハハハハハ!!!!』
シャドー「う・・・・ううう・・・・・・っ!!!!
うあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
シャドーはあまりの衝撃に耐えられず、モモに抱きついて泣き叫んだ。
シュドー「くそ・・・・っ!!なんて酷ェ怪獣なんだ・・・・!!」
テブリッシュ「シャドーは、あの怪獣に騙されたのか・・・・!」
サキ「悪いのは・・・シャドーじゃなかったのね・・・・・。」
ウルトラマンクリスタル「やめろおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
クリスタルは怒り爆発して、ヴァルアロスに殴りかかる。
ヴァルアロス「グオオオオオオォォォォォウ」
ヴァルアロスは左手の刃物でクリスタルを弾き飛ばした。
ウルトラマンクリスタル「うわああぁぁぁっ!!??」
クリスタルは倒れて、光と共に消えていった・・・。
モモ「クリスタル!!!!」
ヴァルアロス『邪魔すんな!!このクソ巨人が!!!!
・・・・まあ良い。どうせお前は終るんだ。
悪夢のプリンセス・・・いや、悪夢の雌豚よ。
これからは我がこの世界を壊してくれようぞォ!!!
ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!』
ヴァロアロスは消えていった。
隊員たちは怪獣に対して激しい怒りを覚えた。
そして、ゴダルも鎧が消えてしまい、
小さくなり、等身大に戻った・・・。
コリス「く・・・・っ!あと10秒で戻れなかったら・・・!あっ!!」
よろよろと歩くコリスの前に、倒れているゴダルを、
抱えているシャドーがいた。近くには隊員たちがいた。
今のゴダルは身体中が血まみれで、傷だらけであった。
ゴダル「はぁ・・・・はぁ・・・・。」
シャドー「ゴダル!!!ゴダル!!!しっかりして!!!!!」
コリス「ゴダル!!!!!!」 コリスも皆のところへ駆けつける。
サキ「っ!コリス君・・・!ゴダルが・・・・!!」
コリス「知ってます・・・・!ゴダル!!しっかり・・・・!!」
ゴダル「・・・・・・っ!コ・・・コリス・・・・・。」
つづく
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