モモ「異世界ミッドチルダの時空管理局。」
コリス「ええっ!!?あ・・・あの時空管理局へ僕が!??」
モモ「ええ。あらゆる次元世界で起きた怪事件を解決していく、
異次元での戦いを得意とした特別エキスパート組織よ。」
コリス「その事は小さい頃、パパとママから聞きました。
・・・・でも何故、僕をその管理局へ・・・・?」
モモ「そこに所属している魔法少女に会ってもらうわ。」
コリス「魔法少女・・・・!?もしかして、魔法少女の歴史に載っていた、
あの【高町(たかまち)なのは】を探せと言うのですかっ!!??」
高町なのは。そう。あの桜と同じく日本で活躍の後、
異世界ミッドチルダで活躍した、魔法少女リリカルなのは、なのです。
ロストロギアと言う災いを齎す力を持つ古代の遺産を回収するのが使命が。
モモ「そう!よく知ってるわねェ。やはり、この世界でもなのはさんは有名かしら?
それより、私は日本で魔法少女たちを探しに行くから。あなたは、
高町なのはを探すのよ。カプリゴンを倒すには、彼女の力も必要だからね。
さてと!さっそく始めるわよ!!!」
コリス「ええっ!!?今からですか!!??」
モモ「今やらなくて、いつやるのよ!!?明日は日曜日で、
ほとんどの魔法少女が学校を休むわ。」
コリス「しかし、管理局でも日曜日でも働きそうで・・・・・。」
モモ「なのはさんだけでも頼むのよ!!なるようになるだばないだばさ!!!」
コリス「・・・・わかりました。やってみます!!!」
モモ「よーし!それでは、作戦開始よ!!!!」
コリス「はいっ!!」 コリスが賛成したのを見たモモは、
さっそくヘルメットを持ち出して、司令室から出た。
コリス「ミッドチルダに行けばいいんだね・・・・。でも、その世界に行けるかどうか・・・・。
でも、やるしかないんだ!!姉さん曰くなるようになるだばないだばさってね!!!」
コリスはミッドチルダへ行くため、ウルトラウォッチを光らせ呪文を唱えた。
コリス「ワーピル!!!!!」 コリスはワーピルを使った。
光に包まれたコリスは、その光とともに消えてしまった。
そう。コリスはミッドチルダの世界へ瞬間移動したのだ。
一方、モモはスカイラッシュZEROで日本へと出発した。
この時は既に空が暗かった。そう。時は夜を迎えたのだった。
モモ「・・・・・・・・。」 モモはZEROを操縦しながら、
魔法少女の歴史を読んでいた。それぞれ、様々な魔法少女が載っているページを、
1ページずつ読みながら、めくっていた。出身地が日本と言うデータのある、
魔法少女を探しているそうだ。
モモ「・・・・・必ず・・・!早く急がないと・・・・!!
カプリゴンは今でもアメリカへ向かって来るわ・・・・・っ!」
そう。カプリゴンは今でも海の上を走っているのだ。アメリカ大陸へ向かうために・・・・。
カプリゴン「グギャアアアアアァァァァァゴオオオオォォォォォォォォ」
夜の月が輝いている中、走る怪獣の前に立ちはだかるように、
無数の戦艦が怪獣の方へ向かっていた。
そう。この大部隊こそが、アメリカ第7艦隊なのだ。
第7艦隊はさっそく、接近してくるカプリゴンを倒そうと攻撃準備をする。
空母ジョージ・ワシントンの艦内にて、一人のレーダー手が艦長に向かって叫ぶ。
レーダー手「怪獣が接近するまで、あと1分10秒!!!」
艦長「うむ!!ただちに先攻部隊に攻撃命令を出せ!!!飛行隊も全機出撃!!!」
空母から無数の戦闘機が出撃し、多くの戦艦もカプリゴンを攻撃しようと動く。
カプリゴン「グギャアアアァァァゴオオオオォォォォォォォ」
カプリゴンは目の前に、複数の戦艦と戦闘機が向かって来る事に気づき、
邪魔者だと思う。怪獣は邪魔者を倒そうとさらに走る。
先攻部隊の旗艦の艦長が怪獣の接近を見て、先攻部隊のメンバーに命令するように叫ぶ。
艦長「迎撃開始!!撃てえええぇぇぇぇっ!!!!」
そして、多くの艦隊が一斉砲撃をかけ、無数の戦闘機もミサイルを一斉に発射した。
ドンドン ドドン ピシューピシュー チュドオォンドカアァァン ズドオォォォン
カプリゴンはその総攻撃を受けながらも、走り続けた。
そして、複数の弾が外れその弾が海に落ちて爆発する事も多かった。
カプリゴン「グギャアアァァァァゴオオォォォォ」
怪獣はは反撃しようと、角からビームを発射して、多くの戦艦と戦闘機を撃墜し続ける。
ビー ビー ビー ビー ズガアァァン チュドオオォォン ドカアァァァァァン
先攻部隊も負けずに、カプリゴンを攻撃し続ける。しかし、あまり通用できない。
カプリゴンはビームを発射し続けて戦艦と戦闘機を多く破壊してしまう。
ジョージワシントンのレーダー手「先攻部隊の兵力が40%に低下!!!
怪獣は一秒たりとも動きを乱さず進行を続けています!!!」
そして、カプリゴンはついに艦隊の陣地に突入してしまう。
カプリゴン「グギャアアアァァァァゴオオオオォォォォォォ」
多くの戦艦がカプリゴンを攻撃し続けるが、外されてしまう事もある。
怪獣はビームで周辺の戦艦と戦闘機を複数、破壊してしまう。
ジョージワシントンのレーダー手「艦隊の防衛網が突破されていきますっ!!!」
ジョージワシントンの艦長「こうなれば、全戦力を怪獣に向けて総攻撃をかけるのだっ!!!
我らアメリカ第7艦隊の意地を見せてやるのだっ!!!!」
ジョージワシントンのレーダー手「了解!!!!」
こうして、アメリカ第7艦隊の全戦力がカプリゴンに向けて来た。
全ての戦艦と戦闘機がカプリゴンに迫る。しかし、怪獣はこの軍勢を乗り超える気だ。
そして、全ての戦艦と戦闘機が一斉にカプリゴンを攻撃した。
しかし、怪獣はその全ての戦力による攻撃に耐え抜きながら、走り続けてしまう。
カプリゴン「グギャアアアァァァァゴオオオォォォォォォォォ」
怪獣はビームを連射し続けて、周りの戦艦を戦闘機を破壊し続ける。
このままアメリカ第7艦隊は敗北してしまうだろうか・・・・?
カプリゴン「グギャアアァァァァゴオオォォォォ」
カプリゴンは突然、ジャンプし一隻の戦艦に飛び蹴りをし、その機体を破壊。
そして、カプリゴンはその戦艦を足場にしてしまい、多くの戦艦と戦闘機に向かって、
口を大きく開ける。そこから無数の光のハり、ニードル光線を発射した。
光線を受けた無数の戦艦と戦闘機はハリにそれぞれ、
機体をハリに刺され、爆発していった。これにより、海が赤く燃えてしまった。
カプリゴン「グギャアアアアアァァァァゴオオオォォォォォォォ」
カプリゴンは再び海の上を走った。
とある次元の異世界。ここは、どこか近未来的な雰囲気を表す大都市である。
青空には月のような物が二つあった。そう。この異世界こそが、
高町なのはが活躍するミッドチルダであった。そして、
そのミッドチルダを防衛する時空管理局の基地がここにある。
その基地とは、時空管理局の部隊の一つ、機動六課の基地であった。
その六課の基地の前のところから、光が発した。その光からコリスが出てきた。
コリスは見事、ワーピルによるミッドチルダへの移動に成功したのだ。
コリス「・・・・ここがミッドチルダ。ここに、高町なのはさんが・・・・。」
女性の声「見慣れない子ね。何の用で、この時空管理局の機動六課に来たの?」
コリス「ん・・・・?あっ!!あ・・・・あなたは・・・・・!!!」
コリスは女性の声を聞いて、彼女の方に向く。すると、コリスは凄く驚く。
何故なら、その女性はオレンジ色でポニーテールらしい髪型をしていた。
さらに、白い軍服?を身に纏い、手には魔法の杖に似た機械状?の杖を持っていた。
そう。この女性こそが、魔法少女の歴史に載っていた、
魔法少女の一人、高町なのはであった。コリスはやっとなのはに会えた。
コリス「あ・・・・あなたが・・・。なのはさん・・・・・!?」
なのは「そうだけど、なんで私の事を知ってるのかな?」
コリス「は、はい!!テレビや本で知りましたから・・・・っ/////」
なのは「うふっ。そうなんだ^^ところで君・・・。衣装から見ると、
私の元いた世界で最近、活躍しているDGCの隊員だね?
何故、そのDGCのメンバーがこの世界に来たのか、教えてくれる?」
コリス「・・・・僕はコリス。本当は・・・・夢の国・マリンナーサから来た、
マリンナーサの王子で、ウルトラマンクリスタルなんです。」
つづく
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