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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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SAT隊員「やろォ・・・!ぐわ!!!」

一人のSAT隊員がその何者かに銃を向けるが、蹴られて倒れた。

これにより、SATは全員倒れた。コリスは倒した者の姿を見て、驚く。

コリス「あっ!!あ・・・・あなたは・・・・ハリーさん!?」

そう。SAT隊員をノックアウトさせ、3人を救ったのは、

なんとハリーであった。ナギサを救いたいと言う想いでここに来たのだ。

ハリー「よぅ!大丈夫かね?DGCの諸君!」

シュドー「だ・・・大丈夫かって・・・;あんたも大丈夫なのか!?」

テブリッシュ「ここは毒ガスが充満しているんだぞ!?」

ハリー「ふっふうぅぅ~ん。」  ハリーは自身の口元に指をさす。

そう。ハリーはマスクをしていたのだ。これにより、毒ガスを吸わずに済む。

コリス「マ・・・マスク・・・!?」

シュドー「どうりで、毒を吸わねェワケだな・・・・。」

テブリッシュ「だが、これは我々の任務。一般人のあなたが、

勝手に無茶な事を行う必要など・・・・!」

ハリー「いや!俺にはどうしても救わなきゃいけねー奴がいるんだ!!」

コリス「・・・・ナギサさん・・・・ですね。」

ハリー「ああ。」

シュドー「ナギサって女の名前だろ?安心しろよ。俺たちがちゃんと助けるって!」

テブリッシュ「あなたはここへ避難した方が良い。これはDGCの仕事なんだ。」

ハリー「確かに、これはあんたらDGCの任務かもな。けど、

ナギサだけは何としても、俺が助けなきゃいけねェんだよ・・・・!」

ハリーのその気持ちは本物だ。今のハリーはDGCの静止をも効かない。

コリス「・・・連れていきましょう。」

シュドーとテブリッシュ「え・・・?」

コリス「ハリーさんをナギサさんのところへ・・・・。」

コリスの言葉に戸惑う二人はハリーの方を見る。ハリーは真剣な表情をしている。

シュドー「・・・・はぁ。しょうがねェ。連れてやるか・・・。」

テブリッシュ「ただし、くれぐれも我々の指示に従い、勝手な行動は慎むように・・・。」

ハリー「・・・・やった!!」 コリス「・・・・うん!」

ハリーはナギサのところへ行けると喜び、コリスもまた喜んで微笑む。

こうして、コリスたちDGCの男たちはハリーと言う男と共に星人の元へ歩く。

ハリー(待ってろよ。ナギサ・・・!お前は必ず助ける・・・・・!!)


その愛すべきナギサは今、このビルの最上階のとある部屋にいた。

そこには、大勢の人がいた。ナギサもその一人だ。

その大勢の人たちの前には、壁に張り付いてある巨大な怪人の顔であった。

その顔は本物らしく、緑色であった。目が赤く、口には牙が鋭く生えている。

ナギサ「・・・・グレイヴァ様。侵入者が新たに追加し、

こちらへ向かって行きます。いかがなさいましょう。」

そう。この壁に張り付いている顔の怪物こそが、グレイヴァ星人だったのだ。

グレイヴァ星人「ソレデ良イ。俺様ノ目的ハ、コノ地球ヲ我々、

グレイヴァ星人ノ人口拡大用ノタメニアル。ソノタメニハ、

何トシテモ、ウルトラマンクリスタルノ正体デアルコリスガ邪魔ナノダ。ソコヘ、俺ハ、

貴様ラ人間タチニ、コリスを殺サヨウトシタ。人間ヲ愛スル夢ノ国ノ王子ダ。

簡単ニ殺セルハズガナイ。貴様ラ、裏切ッタラドウナルカワカッテルダロウナァ?」

グレイヴァ星人の目が光ると、突然一人の男が苦しみ出した。

男「う、うぎゃあああぁぁぁぁ・・・・!!!や・・・約束が・・・ちが・・・っはあぁぁ!!」

毒が回ったか、男はのたうち回り、血を吐いて倒れた。

グレイヴァ星人「貴様ラニ盛ッタ毒ガ一気ニ活性シ、ヤガテ貴様ラヲ襲ウダロウ。

死ニタクナイナラ、俺様ニ従ウ事ダナァ。サァ!早クコリスヲ殺セ!!

コリスノ死ハ、俺様ノ勝利。地球ヲ何トシテモ、我ガ物ニスルノダ!!!」

ナギサ(い・・・いや・・・っ!あの子を殺すなんて・・・・!!

私・・・殺しなんてしたくないのに・・・・っ!あの、裏切れば、

殺されてしまう・・・・。ごめんなさい・・・・ハリー・・・・。)

顔では感情のないナギサだが、心はまだ感情があった。

そして、ちょうどコリスたちがこの部屋の近くへと来ていた。

シュドー「聞いたか?今の声・・・。」

コリス「はい・・・。どうやら、星人の目的は僕を殺すつもりですね。

(星人め・・・!ウルトラマンである僕を倒して地球を手にするつもりか・・・っ!)」

ハリー「きっと、その声は宇宙人だ!そいつがナギサを・・・・!!」

テブリッシュ「・・・・良いか?できるだけ長期戦を避けたい。

そのためにはできるだけ早く宇宙人を撃つんだ。行くぞ!!!」

そして、4人は一気に走り、星人の部屋へ突入した。

グレイヴァ星人「オオッ!?ツイニ来タカ!!」

4人が来たと同時に、大勢の人が襲い掛かって来た。

シュドー「うぉ!?やろう!!」 シュドーは自分に襲い掛かる人たちに対して、

殴ったり蹴ったりで次々と倒していく。

テブリッシュ「えい!!やぁ!!早く星人を倒させねば・・・!!」

テブリッシュもまた、自分に襲い掛かる人たちを格闘で倒していく。

だが、星人に操られた人は多すぎる。また、隊員に打撃された人も、

まだ倒れず襲う人も少なくはない。グレイヴァ星人はそんな人たちに檄を飛ばす。

グレイヴァ星人「ユケ・・・!DGCヲ殺セ!ナントシテモ・・・・!!」

シュドー「くそぅ!!これじゃ、キリがねェ!!」

コリス「早く星人を倒さないと・・・・!っ!?」

そして、後ろからコリスを襲おうとする男がいた。だが、その男をハリーが殴り倒した。

ハリー「俺も手伝うぜ!コリス!!」 コリス「ハリーさん!!」

テブリッシュ「あまり無理するな!!命は保障できないぞ!!」

ハリー「わかってるって!!・・・・っ!ナギサ・・・!!」

その時、ハリーは一人だけ立っているナギサを見つけた。

ナギサ「・・・・・・・っ。」

ハリー「・・・・っ!ナギサあぁっ!!俺はお前を助けに来たぜェ!!!」

ナギサ「・・・・ハ・・・リー・・・。」

グレイヴァ星人「何ヲシテイル!小娘ヨ!!早ク4人ノ野郎ヲ始末セヌカ!!」

ナギサ「・・・・・・っ。」 星人の声を聞いたナギサは一気にハリーに迫る。

ハリー「っ!!ナギサ!!ちょっと待て・・・・。うっ!?」

ナギサは両手でハリーの首を絞めようとする。ハリーは、

そんな彼女の両手を両手で抑えて止める。

ハリー「やめろ!!ナギサ!!俺とお前は・・・かつての恋人だったハズだろ!?」

ナギサ「・・・・こ、こい・・・・びと・・・・?」

ハリー「そうだ!!お前は優しい人だ!!お前のこの手の温もりは、

昔のとは変わっていない程!

俺は昔、そんなお前のおかげで、ここまで来れたんだぜ!?」

その言葉を聞いたナギサは手の力を緩める。力を抜いたのか。

コリス「ハリーさん!!頑張ってください!!せぃ!!」

コリスはハリーを応援しながら、ナイフで戦う男を蹴り倒す。

グレイヴァ星人「コリスヲ殺セ!!

ソノ仲間ヲ殺セ!!ソウデナケレバ、毒デ殺スゾ!!」

ナギサ「・・・・・っ!」 ナギサは苦悩しながら、両手に力を入れる。

ハリー「お前は本当はこんな事をしたくねーハズよ。本当のお前は、

素直で明るくて、優しい女だっただろ?俺はな、そんなお前が好きなんだぜ?

お前だってそうだろう!!?ナギサ!!!」

ナギサ「・・・・ハリー・・・・。」 そして、ナギサは力を完全に抜く。

ハリーの想いは見事にナギサに届いたのだ。

コリスは二人の男を手刀で倒し、星人の前へ。

グレイヴァ星人「自ラ力ヲ抜イタ者ニハ死ヲ与エテクレルワ。」

そして、グレイヴァ星人は口から毒ガスを吐いた。それで人間を操ったのだろう。

コリス「っ!!はあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

コリスはジャンプして、星人の毒ガスを避ける。

その同時に空中から星人に連続射撃を繰り出す。複数の弾が星人に命中。

グレイヴァ星人「グオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!」

そして、グレイヴァ星人の顔が爆発し、部屋中も爆発していく。


ついにビルが大爆発を起こし、粉々に吹き飛んだ。

そこから毒ガスが多く噴出してきた。

コリス「ショワッチ!!!!!」 コリスはこの瞬間にクリスタルに変身した。

クリスタルは空を飛び、爆発したビルから離れたところへ着地。

そして、両手にはハリーたち多くの人たちがいて、その人たちを地上へ降ろした。

シュドー「・・・・・っ!おお!!ウルトラマンクリスタルだ!!!」

気がついたシュドーとテブリッシュ、ハリーはクリスタルの姿を見て喜ぶ。

そして、爆発したビルからグレイヴァ星人の巨大な姿が飛んで来た。

グレイヴァ星人「キイイイィィィギイイイイイィィィィィン」

星人の姿は顔はそのままで、身体が少し屈強した人間に似て尻尾があった。

ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!!シュワ!!!」

クリスタルはグレイヴァ星人を姿を見て、ファイティングポーズを構える。

グレイヴァ星人は地上に着地して、口から毒ガスを吐いた。

それと同時に、戦場となったこの町が緑色のエフェクトに覆われる。

毒ガスにあたった民家が粉々に吹き飛んで破壊されてしまう。

グレイヴァ星人「キイイイィィィィギイイイイイイィィィィィィィィン」

さらに星人は毒ガスを吐いて、クリスタルを攻撃する。

ウルトラマンクリスタル「うあ・・・!くぅ・・・・!とぁ!!!」

毒ガスを浴びたクリスタルは苦しみながら、ジャンプで回避した。

その直後に毒ガスがまた別の民家にあたり、また破壊してしまう。

ウルトラマンクリスタル「でやああぁぁぁっ!!」 クリスタルは空中キックで星人を攻撃。

打撃を受けたグレイヴァは倒れるが、すぐに立ち上がり殴りかかる。

グレイヴァ星人「キイイイイィィィィギイイイイイィィィィィィン」

ウルトラマンクリスタル「えい!!ふん!!」

星人の打撃を手刀で止めたクリスタルは、パンチで星人を打つ。

だが、星人は負けずに再びパンチする。今度はヒットした。

ウルトラマンクリスタル「うわ・・・・っ!!」

クリスタルは顔を殴られるが、アッパーで反撃する。

グレイヴァ星人「キイイイィィィギイイイイイィィィィィィン」

グレイヴァ星人は尻尾でクリスタルを叩き、さらに蹴り上げでひるませる。

ウルトラマンクリスタル「ぐああぁぁ・・・っ!!!」

グレイヴァ星人は再び毒ガスでクリスタルを苦しめる。

ウルトラマンクリスタル「うわあああぁぁぁぁ・・・・・っ!!!」

毒ガスがクリスタルを覆う。このままでは、クリスタルが毒に盛られて死んでしまう。

ハリー「クリスタル!!!」 テブリッシュ「ここは危険だ!!離れるぞ!!」

シュドー「援護してーけど、この町は毒ガスで満ちていきやがる・・・!

下手して撃ちゃぁ、火がガスにあたってこの町は大爆発だ・・・!!」

ウルトラマンクリスタル「う・・・っ!うぅぅ・・・・。」

クリスタルは星人の毒ガスに覆われて、苦しんでいる。

今は倒れていて立てそうにない。それを見たグレイヴァ星人は勝ち誇るように吼える。

グレイヴァ星人「キイイイイイィィィィギイイイイイイィィィィィィン」

グレイヴァは毒ガスで他の民家やビルを破壊して、暴れた。

そこに、スカイラッシュ部隊が飛んで来た。1号機がサキ。2号機がイチゴである。

イチゴ「バルカンとミサイルを使ってはいけない!!特殊レーザーで攻撃だ!!!」

サキ「了解!!!!」  二機のスカイラッシュは特殊レーザーで星人を攻撃した。

グレイヴァ星人「キイイイイイィィィィィギイイイイイイィィィィィィィン」

グレイヴァは特殊レーザーを受けて痛がり、二機のスカイラッシュの方を見る。

二機は再び特殊レーザーで攻撃する。怒った星人は接近してくる、

二機のスカイラッシュに殴りかかるが、通り越されて避けられてしまう。

そして、スカイラッシュ二機は再び星人の方へ向き、特殊レーザーで攻撃。

テブリッシュ「うまい!!特殊レーザーには火力がないが破壊力がある!」

シュドー「良いぞ!!このまま一気に押してしまえ!!」

グレイヴァ星人「キイイイイイィィィィィギイイイイイィィィィィィン」

星人は毒ガスでスカイラッシュ二機を攻撃する。

イチゴ「避けて!!」 二機のスカイは敵の毒ガスを避け、グレイヴァ星人から離れる。

サキ「これでは接近できない!!なんとかしないと・・・・っ!!」

その時、クリスタルは立ち上がった。カラータイマーが赤く点滅している。

つづく

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