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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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亜紋「はっ。本来なら対馬空港を爆撃する予定でしたが、

SSPのフライングファイターの妨害を受けてしまい、修理しなければ、

なりませんので、あえて帰還しました。お許しを・・・・。」

桐原「許すさ。それ以前の空港を多く破壊できただろう?それだけでも十分だ。」

ダークネス・セイバー「次の攻撃作戦の時までに待機せよ。」

亜紋「はっ。今度は、先より倍に多くの空港を破壊してみせましょう。」

桐原「空港を襲うのもいいが、海での移動も行えぬように、

船も多く破壊しておけよ。愚民どもに世界を進出させぬようになァ。」

亜紋「はっ。しかし、もし外国側からの進出が日本へと向けられましたら?」

桐原「その時は、その外国から来た愚か者を虐殺するのだ!!

そうすれば、日本は孤立させられ、世界から見捨てられるだろう・・・。」

亜紋「そして、我々が一気に総攻撃をかけ日本を我がデスナイトの、

世界攻撃用前線基地として、世界中を制圧してしまう大作戦ですな!!」

ダークネス・セイバー「そうだ。これで全ての世界は完全に、

デスナイトの支配下に落ちるのだ!!!我々の理想郷がそこにあるのだ!

(そう・・・・・。この方の望んだ幸せも・・・・・っ。)」

ダークネスは切なそうな表情で、桐原の横顔を見た。

桐原「とりあえず、ウィングの修理が終わり次第。即座に作戦を再開するぞ!!!」

亜紋「了解!!!!必ずこの作戦を成功させてみせましょうっ!!!!」


次の日。光次郎は桜や青井と一緒に学園へと続く登校路を歩いていた。

光次郎「・・・・・・っ。」  光次郎は昨日の聡子について悩んでいるため、

落ち込んでいるように見える。それを見る桜と青井はヒソヒソ会話する。

青井「なんか高町隊員。暗くありませんか?」

桜「うん・・・・。なんか、理由(ワケ)があるみたいだから。そっとしてあげましょ。」

青井「はい・・・・・。後からワケを聞いてみましょう。」

二人は落ち込む光次郎に対して黙り、そのまま校舎へと進み、入っていった。


光次郎たちのクラス。光次郎は自分の机で、ゆっくり聡子の事を考えていた。

光次郎「・・・・・・聡子さん・・・・・。」 そこに、桜と青井が話しかける。

桜「朝からどうしたの?光次郎君。」  聡子「らしくないんじゃない?」

光次郎「ん?桜ちゃんと奈々ちゃん。・・・・実は・・・・。」

光次郎は桜と青井に、昨日聡子と会った事を語った。

青井「そう・・・・。聡子さんがあんな事を・・・・。」

桜「彼女が言った終る日と言う言葉について悩んでいたのね・・・・。」

光次郎「うん。もしかしたら、聡子さんに何かがあったのも知れない・・・・・。」

青井「まさか・・・・っ!デスナイトに狙われているのではっ!!!?」

光次郎「・・・・っ!?その可能性も高そうなのかも知れないっ!」

桜「まさか?デスナイトは聡子さんを知らないハズよ。それに、

あなたたちはなんでもかんでもデスナイトのせいなワケがないじゃない。」

光次郎「そうかなァ・・・・・。」

青井「・・・・・聡子さん本人に会ってみたら?」

桜「うん。そうね。そうするのも、手の内だもんね。」

光次郎「そうだね・・・・。じゃあ、聡子さんに会ってみるよ。」

桜「うん!頑張ってね!!」

青井「デスナイト関連だったら、即座に護衛を考えるのよ!!」

光次郎「奈々ちゃん、まだデスナイトのせいだと思ってるんだ・・・・・;」


かくして、光次郎は聡子のいるクラスに近いところへ来た。

ここでは、光次郎の先輩にあたる3年生たちが多く、賑やかであった。

光次郎「・・・・はて?確か、聡子さんはこのクラスの辺りにいたんだけど・・・?」

光次郎は聡子を探そうと辺りをウロウロ歩いていた。そこに、日向隊長の声が聞こえて来る。

日向隊長「何をなさっていますの?」  光次郎「ん・・・・?あっ!!」

光次郎は日向隊長の声を聞き、左の方を向く。そこに、日向隊長がいた

光次郎「あっ!!日向たい・・・・先輩!!!!」

日向隊長「くすっ。珍しいですわね。ここで何をなさりに来ましたね??」

光次郎「・・・・・聡子さんに会いに来たんです!」

日向隊長「聡子さんですか。・・・・彼女は何故か、用事があるからと言いまして、

別の場所にいますわ。ところで、その聡子さんに何の用ですか?」

光次郎「はい。実は・・・・どうしても聞きたい事ですか?」

日向隊長「聞きたい事ですか?それは・・・何ですの?」

光次郎「それは・・・・・っ。・・・・・。」

光次郎は日向隊長には話せなかった。光次郎が聞きたい事とは、

聡子が語った終る日の事であった。しかし、それを日向隊長に聞いたら、

きっと悲しんでしまうだろうと、光次郎は思って話せなかったのだ。

そこに、やっと聡子が来た。恐らく、光次郎が来たのに気づいただろう。

聡子「聞いた事ある声がするけど、やっぱり・・・・・。」

日向隊長「あ。聡子さん。光次郎さん。聡子さんが来てくださりましたわよ。」

日向隊長は聡子が来たのを見て、光次郎にそれを知らせる。

光次郎「え・・・?あっ!聡子さん!!」

そして、光次郎が聡子が来たのを見て、すぐに彼女の方に近づく。

聡子「どうしたの?光次郎君。珍しくここに来て。」

日向隊長「光次郎さんがあなたに会いたいとおっしゃってますの。」

光次郎「・・・聡子さん。今すぐ一緒に屋上へ来れる予定ありますか?」

聡子「え・・・・?う、うん。次の授業までまだ時間があるらしいし・・・・・。」

光次郎「じゃ・・・。急ぎましょう・・・。」

聡子「ええ・・・・。ちょっと行ってくるわ。」  日向隊長「ええ。いってらっしゃいまし・・・・。」

こうして、光次郎は聡子と一緒に校舎の屋上へ向かった。


かくして、光次郎と聡子は校舎の屋上に来た。二人はそこから、

グラウンドを眺めていた。ちなみに、そこでは他のクラスの面々が体育の授業をしていた。

聡子「・・・・それで、私に聞きたい事って何かしら?」

光次郎「・・・・・・あなたは昨日、言ってましたね?終る日と言うのを・・・・。

あれは一体、なんですか・・・・・??」

聡子「プッwやーねぇ。言ったでしょ?学園を卒業する日だって・・・・。」

聡子は光次郎の発言に呆れて笑うが、光次郎は真剣であった。

光次郎「確かに卒業の日はお別れの儀式でもあります・・・・。でも、

それは必ず終わるのではなく、また再開できるかも知れない事でもある・・・・。

でも、何故泣いたのですか?僕には感じました。なんとなく・・・・そんな気が・・・・・。」

聡子「そんな気が・・・・・?」

そして、二人は互いを向き合う。二人はそれぞれ相手の顔を見ていた。

光次郎「聡子さん・・・・。何か隠しているのですか?」

聡子「えっ!?私が・・・・何か隠しているって・・・・・?」

光次郎「・・・・たぶん、僕がそう思っているのかも知れない。

聡子さんの身に、何かが起こっているのかって・・・・っ!」

もし本当の事なら教えて欲しい!!あなたに一体、何かがあったのですか!??」

聡子「・・・・・そこまで言うなら、隠し切れないわね。

・・・いいわ。教えてあげる。私が終る日の理由を・・・・。あなたにとっての・・・・・。」

光次郎「僕にとっての・・・・・!?」

聡子「そう・・・・。あなたの傍にいる私が終る日・・・・。

もしかして、本当の私が生命的で終るって思ったのかしら?w」

光次郎「そ・・・そう思った事・・・・あるかも・・・・・。ごめんなさい;」

どうやら聡子が死ぬワケではなかったらしい。しかし、まだ安心はできない。

光次郎の傍にいる聡子が終る日とは一体・・・・・?

光次郎「でも、僕の傍にあなたが終る日って・・・・・?」

聡子「・・・・・実はね、私・・・・・っ。と言うか、

私の家族ね。SSPと関係しているの。」

光次郎「え・・・・・っ!!??」  光次郎は聡子の発言に驚く。

つづく

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