ボトルズ「その蛇がバンジョーから毒を取り除いたり、
ジグソーをくれたりしてんです。
全て、蛇使いの少年自身の意思で・・・。」
レリッカー「そうか・・・・。蛇使いの一族はまだ健在か・・・。
それで、他の二つの点は?」
ボトルズ「・・・二つ目はキング・スナケツの墓です。」
レリッカー「き、キング・スナケツだと!!?」
レリッカーはキング・スナケツの名を聞いて、驚く。
バンジョー「その墓の名を持つピラミッドが出たら、
即座に離れろと、
蛇使いの少年が言いました。入れば最後、命はないと・・・。
何か、知っているのですか?」
レリッカー「・・・・・ああ。キング・スナケツは、
この砂漠の支配を狙った、悪の大王と聞くらしい。
彼には恐ろしい魔力があり、それで太古の時代の国を、
支配していたそうだ。」
カズーイ「恐ろしい魔力って・・・・!まさか、
あのグランチルダと同じって事!?」
レリッカー「そこまでは、まだわからない。しかし、
あのキング・スナケツがとても強いのは確からしい。
一人で多くの巨大生物を葬ったらしい。
・・・これはあくまで仮説だが。」
バンジョー「キング・スナケツか・・・。」
カズーイ「・・・・けど、あいつ。古代時代に生きていたから、
今はもうとっくに死んでるでしょ?だったら、
奴の墓に入っても、問題なさそうじゃなくて?」
レリッカー「・・・・・考えておこう。」
ボトルズ「・・・っ?」
レリッカー「・・・最後の点が残っているだろう?」
ボトルズ「・・・え、あ!はい!
3つめは・・・ゴビと言う名のラクダです。」
レリッカー「ゴビ・・・?この砂漠の名前である、
ゴビバレーのゴビと被っているような気がするが・・・・。」
ターシュー「この砂漠を支配した一族の末裔の名らしい。」
レリッカー「この砂漠を支配した!?ラクダが・・・?」
ターシュー「まだ真実ではないと思うが、
砂漠を支配した一族の代表の名には、必ずゴビがつくらしい。
だから、この砂漠の名はゴビバレーと呼ばれている。
別名は・・・古の砂漠。」
レリッカー「ゴビ・・・・か。そのゴビと言う名のラクダが、
この砂漠の神秘を握っているらしいな。
これで話は済んだか?」
ボトルズ「はい。もう他はないと思われます。」
レリッカー「そうか・・・。では、
諸君らはテントに中で休んでくれたまえ。
間もなく日が沈むだろう。諸君!今日の仕事はこれまでだ!!」
探検家たち「ははっ!!」
テントに戻るバンジョーたち。
カズーイ「ふぅ・・・。終わったァ。」
バンジョー「ご飯ができるまでゆっくり寝よう。」
ボトルズ「・・・ターシュー。
この砂漠を支配した一族の末裔の事、
どこで聞いたのですか?」
ターシュー「・・・親からだ。
教科書や辞典にも書いてあっただろ?」
ボトルズ「・・・その件はほとんど記されてないので、
わかりませんでした・・・。もしかして、
あなたの親は・・・・・。」
ターシュー「ああ。この砂漠をよく調べまくった、
探検家さ・・・。俺はその親からこの砂漠の事を多く語った。」
オグフのアジトでは、
オグフが1匹のスキャビーから話を聞いていた。
オグフ「何?ゴビと言う名のラクダだと・・・?」
スキャビー「はっ!
そのラクダがこの砂漠のどこかを歩いています。」
オグフ「ゴビ・・・・。
この砂漠の支配せり一族の末裔の名・・・。
くくくく・・・・!ふははははははははは!!!
良かろう。では、そのゴビと言う名のラクダを捕まえやがれ。
そのゴビから、この砂漠の謎を全て吐かせるのだ。」
スキャビー「かしこまりました。」
そして、夕日となった。そして、
ゴビは誰もいない砂漠を寂しく歩いて行った。
その目から、一粒の涙が出た。
ゴビ「・・・・みんな・・・・・。」
蛇使いルビイにより、バンジョーは猛毒から救われました。
ですが、ルビイの口から、
キング・スナケツと言う名を語りました。
そのキング・スナケツとは一体、何者なのでしょうか?
そして、謎のラクダであるゴビ。
彼はこの砂漠を支配した一族であるそうです。
それぞれの勢力が、そのゴビを狙い始めました。
果たして、ゴビとは何者なのでしょうか。
次回につづく
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