そこには、多くの牢屋があり、その牢屋の中に、
それぞれ逮捕された人たちがいるのだ。
中には、今でも泣き続けている子供たち。
そして、クラッシャーの戦士たちがいた。
子供たち「ええぇぇぇぇぇん!!えええええぇぇぇぇぇん!!」
ドッゲノク「五月蠅ェ!!このガキ!!迷惑だろが!!!」
ここにも、多くのドッゲノクがいた。
捕らわれたクラッシャーの戦士A「畜生・・・!何とか、
この牢屋から脱出しないと・・・!」
捕らわれたクラッシャーの戦士B「このままでは、俺らは必ず、
死刑にされてしまう。そして、他の一般人も・・・。」
捕らわれたクラッシャーの戦士C「っ!?何か聞こえないか!?」
捕らわれた者たちは何かと騒がしい音に気づく。そこに、
タルトたちが走って来た。
しかし、ここのドッゲノクたちが、それに気づく。
ドッゲノクたち「グルルルルルルル・・・・!!」
テナン「ここにも、ドッゲノクが・・・!」
クラッシャーの戦士「くそ・・・!うぎゃっ!?」
一人のクラッシャーの戦士が追ってきたドッゲノクの1匹に、
背中を噛まれて、このまま全身を噛み殺されようとした。
タルト「どんな事があっても、救出が先だ!!行くぞ!!」
タルトは二拳銃の連射で、2匹のドッゲノクを倒した。
2匹のドッゲノク「キャアアァァァァッ!!?」
ドッゲノクA「クラッシャーを殺せェ!!」
ドッゲノクB「救出などさせるなァ!!」
こうして、クラッシャーの戦士たちとドッゲノクたちが激突した。
しかし、ドッゲノクが強いため、
数名のクラッシャーの戦士が倒される。
ボトルズ「・・・・・っ!?こ、ここは・・・!」
ボトルズはあのショックから気が付いた。
ツース「刑務所だよ。
ここで、この街の住人が捕らわれている。」
ボトルズ「何ですって・・・!?あっ!!」
ボトルズはある牢屋の方を見る。そこに、
泣いている子供たちが数名いる。
中には、赤ん坊も一人、ギャン泣きをしていた。
ボトルズ「こ、子供たちが・・・・!」
ツース「土竜。お前、このガキ共を助けたいか?」
ボトルズ「え・・・・?」
ツース「お前さ。俺の事、容赦ない鬼畜だと思ってんだろ?
けど、少なくとも弱い子供たちは、
救いたいっつー気持ちはあるつもりだぜ?」
ボトルズ「僕は・・・・あの子供たちを助けたい!」
ツース「・・・・おし!」
ボトルズ「わわっ!!?」
ツースの意思により、ボトルズは素早く走り、
子供たちのいる牢屋へ向かう。
その時、1匹のドッゲノクが妨害しようとする。
ドッゲノク「ワンワンワンワン!!!」
ボトルズ「ひ・・・・っ!?」
ツース「野郎!!!」
ボトルズはピストルの銃弾を数発撃ち、ドッゲノクを倒した。
ドッゲノク「ワアアアァァァァァン!!?」
タルトと戦士たちはドッゲノクを複数倒しているが、
ドッゲノクの数は少ししか減らない程度であった。
タルト「畜生・・・!キリがない!!テナン!!
俺らがドッゲノク共を抑えている内に、早く救出をするんだ!!」
テナン「はい!!!」
テナンは急いで、戦士たちのいる牢屋へと目指す。
それを1匹のドッゲノクが妨害しようとするが、
タルトに射殺される。
捕らわれたクラッシャーの戦士A「テナン!
皆・・・!来てくれたのか。」
テナン「今、助けるよ!!えい!!」
テナンは自身の身体?(アンテナ)で、牢屋の鍵を壊す。
それにより、
捕らわれた複数の戦士たちが自由になり、牢屋から出た。
捕らわれたクラッシャーの戦士たち「自由だああぁぁ!!!」
ドッゲノク「な、何いいぃぃぃ!!?うわっ!!」
捕らわれた戦士たちは、
さっそく肉弾戦で複数のドッゲノクに襲いかかる。
タルト「おお・・・!成功したか!!」
つづく
[0回]
PR