グラントリング「デスブラザーとブレンティ主力メンバーにより、
警察側の戦力が徐々に減少。署の方では、
捕虜となっていたクラッシャーのメンバーや、
子供たちが全員、救出されたの事です。」
キッカ「ククク・・・!つまり、互角と言うワケか。
そろそろ、僕らも動く時が来たようだな・・・。」
ダイツケ「では、グラントリングたちに出動要請をかけまっせ。」
ミキリ「他の部隊にも報告してやった方が良いぞ?」
キッカ「そうだね。クラッシャーと警察共は潰し合いにより、
徐々に戦力が削りつつある。まさに今がチャンス。
そのチャンスで、我々は全ての敵を打ち砕くのだ!!
僕の考えた驚異の策でねェ・・・。ふふふふふふ!!!」
ミキリ「銀行の方は俺にやらせてくれや。
ブレンティって奴を殺したくてよォ・・・。
あのドッゲノク共の大群だ。
流石に疲労して、力も減りつつあるだろうよ。」
キッカ「良いだろう。しかし、油断するなよ?」
ミキリ「ああ。」
キッカ「ダイツケ。お前は僕と共に来い。共に、
ステーションしてぃ署とデスブラザーを倒そうではないか?」
ダイツケ「おっしゃ!わしに任せとき!!」
キッカ「今に見てろ・・・?この街は僕の物になるのだ!!」
銀行の方にも、警察側の援軍である軍隊が現れた。
軍隊の兵士「クラッシャーを殺せえええぇぇぇぇ!!!」
タヤマ「させえええぇぇぇぇぬ!!!!」
タヤマはその軍隊の兵士に胴絞めスリーパーをくらわせた。
軍隊の兵士「ぎえええぇぇぇぇぇ!!?」
ミクス「とう!!」
ミクスは空気の檻で複数のドッゲノクの動きを止める。
ユミ「せぃや!!!」
ユミの連続キックで、
複数のドッゲノクの体にそれぞれ多くの穴ができる。
ドッゲノク「クラッシャーめェ!!!」
援軍のドッゲノクがガムロに迫る。しかし。
ガムロ「おらあああぁぁぁぁ!!!」
ガムロは1発のキックでガムロをノックアウトさせた。
クラッシャーの戦士A「うわっ!!?」
クラッシャーの戦士B「きゃああぁぁぁっ!!!」
しかし、クラッシャー戦士たちがそれぞれ、
軍隊の銃撃やドッゲノクの攻撃によって次々と倒れて行く。
テルとミル「ぐあああぁぁぁ!!?」
テルとミルはそれぞれドッゲノクの突撃を受けて、さがる。
ミル「く・・・っ!味方がほとんど残ってないわ!!」
テル「それに、ドッゲノク共は強い!
完全なパワーを使うぞ!!ミル!!」
ミル「ええ!!行くわよおおぉぉぉぉ!!!」
テルとミルはローブを脱ぎ、完全なパワーを発揮する。
テルは光のボール、ミルは光のヤリでドッゲノクを少数倒す。
こうして、戦士たちの活躍により、
減り続ける警察側の戦力。しかし、
ブレンティの戦士にも徐々に疲労を見せるようになる。
フラエ「く・・・っ!!流石に疲れちまうぜ・・・。」
ガンズ「ああ・・・。
あまりの敵の多さに、目がくらんでしまう。」
フラエ「だが・・・!負けるワケにはいかん!!!」
フラエはパンチ、ガンズは銃弾の連射でドッゲノクを複数倒す。
ミクス「うう・・・・っ。」
ミクスが倒れそうになる。ユミがそのミクスの体を受け止める。
ユミ「ミクス!!?空気の力を使いすぎたんだわ・・・。」
ミクス「はぁ・・・はぁ・・・。ご、ごめんなさい・・・・。」
ユミ(ミクスを安全な場所へ連れて行ってやりたい・・・。
でも、周囲には敵がとても多すぎる。
そして、私も結構、疲れている・・・。
どうすれば良いの!?ここから先・・・!)
ガムロ「皆・・・・!!(このままでは不味い!
どうすれば・・・!)」
このままブレンティの戦士たちは疲れ果てて、やがては、
ドッゲノクたちに噛み殺されてしまうだろうか。その時。
突然、どこからか爆発が起きた。
ここにいる者たちはこれに気づく。
その爆発した場所から、ミキリと大勢のグラントリングが現れた。
しかも、ブルーグラントリングも少数いる。
部隊が複数出たと言うワケだ。
グラントリングたち「おおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!
グランティのもんじゃああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ドッゲノク「何!?グランティだと!!?」
警察「こんな時に・・・!状況が最悪だ!!」
ミキリ「我が名はミキリ!!第45工作隊所属にて、
雄一の殺し屋なり!!
貴様たちは我が鎌により、その命を裁かれよう!!!」
ミキリはそう言うと、鎌で警察とドッゲノクを複数斬った。
警察のドッゲノク「うわああぁぁぁぁ!!?」
ガムロ「ちいぃぃっ!!ガムロンファイヤー!!!!!」
ガムロはガムロンファイヤーで、多くのグラントリングを燃やした。
グラントリング「ぐああああぁぁぁぁぁぁ!!!!??」
ブルーグラントリング「死ねやあああぁぁぁぁ!!!」
ブルーグラントリングたちは、
それぞれ凶器でドッゲノクを次々と倒す。
ドッゲノク「キャイイイィィィィン!!!?」
軍隊の兵士「死ねェ!!ブランティ!!!」
複数の軍隊の兵士が剣でユミとミクスに斬りかかる。
ユミとミクス「・・・・っ!!?」
しかし、そんな複数の兵士を、
一人のブルーグラントリングが剣で倒した。
ブルーグラントリング「があああぁぁぁっ!!!」
軍隊の兵士「ぎゃ・・・・っ!!?」
ユミ「でぃ・・・っ!!」
しかし、ユミは、
そのブルーグラントリングを手刀で突き刺し、倒す。
ブルーグラントリング「ぐお!!?」
しかし、別のブルーグラントリングが金属バットでタヤマを殴る。
別のブルーグラントリング「おらぁ!!!」
タヤマ「ぐえ!!?はあああぁぁぁ!!」
タヤマは裏拳を繰り出すが、
ブルーグラントリングはこれを避けた。
フラエ「おらあああぁぁぁぁぁ!!!!」
フラエはミキリに殴りかかる。しかし、ミキリはこれを避けた。
ミキリ「おっとっと。」
フラエ「な、何・・・!?」
ミキリ「ククク・・・!どうした?
お前の打撃は強いんじゃなかったのか?」
ガンズ「フラエ・・・!(そうだ・・・。
フラエは今、凄く疲労している・・・。
その疲労により、力が少しずつ弱まっているんだ・・・!)」
ミキリ「ぐふふふ・・・!!おらあぁぁ!!」
ミキリは鎌でフラエの身体を斬る。
フラエ「ぐああああぁぁぁぁぁ!!?」
ガンズ「ふ、フラエ!!野郎!!!」
ガンズは銃弾を連射。しかし、ミキリはこれを避ける。
ミキリ「くくくっ!!」
ガンズ「おおっ!?(俺の弾も、
戦力の減少で弱まっている・・・!)」
ステーションしてぃ署にも、大勢のグラントリングが現れていた。
ブルーグラントリングも少数いるので、部隊が複数である。
中には、キッカやダイツケもいる。
それを11階の窓からバンジョーとカズーイが見ていた。
既に警察とドッゲノクは全滅している。
カズーイ「見て!!今度はグランティよ!!!」
バンジョー「奴らめ・・・!不意打ちを始めたのか!?」
その時、キッカが急に不気味な笑みで上を向いた。
まるで、バンジョーとカズーイを見ているかのように。
そして、キッカの姿が急に消えた。
バンジョー「・・・っ!?消えた・・・?あっ!!」
その時、新たな警察とドッゲノクが多く出てきた。
警察のドッゲノク「おおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」
バンジョー「く・・・っ!!また出たか・・・!」
カズーイ「行くわよ!!バンジョー!!」
タルト「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
タルトは少数のドッゲノクに身体中を噛まれる。
テナン「タルト!!!」
ツース「くそ!!離れろ!!!」
ボトルズはピストルの銃弾を連射し、
タルトを襲うドッゲノクを全て倒す。
ドッゲノクA「キャウ!?」
ドッゲノクB「ワン!!」
タルト「ぐ・・・・っ!!」
タルトは倒れそうに、右の膝をつく。
ボトルズ「大丈夫かぃ!?タルト!」
タルト「これくらいの傷・・・!何ともねェし・・・!!」
その時、ダイツケが、
大勢のグラントリングを引き連れて、やって来た。
グラントリングたち「おおおぉぉぉぉ!!!
グランティじゃああぁぁぁぁ!!!」
軍隊の兵士「何!?グランティだと!!?」
警察「クラッシャーの奴らだけでも精一杯なのに・・・!」
ダイツケ「わしはダイツケ!!
グランティ第45工作隊の一員や!!
お前らは今夜、ここで終わりまんねん!!!
諸君!!いてもうたれええええぇぇぇぇぇ!!!!!」
テナン「クラッシャー!!?こんな時に・・・!」
ツース「・・・・っ!?そうか!!これは罠だったのか!!」
ボトルズ「罠・・・!?もしや、グランティの策!!?
僕たちと警察の皆さんと戦わせて、
その両方の戦力を削らせて・・・!」
タルト「そのスキに、一気に叩こうとしてやがったのか・・・・!
キッカあああぁぁぁぁぁ!!!!」
タルトは銃弾を連射して、複数のグラントリングを攻撃した。
つづく
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