銀行員A「あ、あれはデスブラザーだ!!」
銀行員B「至急、警察を・・・!ドッゲノクの皆さんをォ!!!」
バンジョーとカズーイは空を飛びながら、廊下を進んだ。
そして、ついに大きな金庫を見つけた。
バンジョー「見つけたぞ!金庫だ!!」
バンジョーは着陸しながら、そう言う。
カズーイ「一秒でも終わらせるために、ぶっ壊す!!」
バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!」
バンジョーとカズーイはくちばしアタックで金庫を破壊した。
そこから、大量の現金が出てきた。
カズーイ「うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁお!!!!!
こんなに多くの金は初めてだわ!!」
バンジョー「だが、のんびりしている場合じゃない。
早く集めなきゃ。」
ユミたちは人気のないところへ来た。そこには。
テル「な、何だと・・・・!?」
ユミ「これって・・・ありえるの・・・!!?」
ユミたちは驚いていた。何故なら、そこには、
複数のグラントリングの死体があったから。そして、
たった1匹の灰色をした犬と一人の警察の男がいた。
灰色の犬「グルルルルルル・・・・!!」
警察の男「ん?何、見てんだ?お前ら。」
ミル「あの・・・。その悪党たち。
全部、あなたたちだけでやったのですか?」
警察の男「そうだよ。だから?」
その時、灰色の犬がユミたちに向かって、鼻で嗅ぎ始めた。
灰色の犬「くんくん・・・。こいつら、
クラッシャーの戦士たちだぜ。
しかも、ブレンティの連中だ。」
ミクス「犬さんが喋った!?」
ミクスは犬が喋る事に驚く。
フラエ「この犬・・・。まさか!?」
警察の男「お。そりゃ本当か?ドッゲノク。」
灰色の犬の名前はドッゲノクであった。
ガンズ「ドッゲノク!!まさか、また遭遇しちまうとはな・・・!」
警察の男「ブレンティと聞いちゃ黙ってられねェな。
やれ!!ドッゲノク!!」
ドッゲノク「ワンワンワンワンワン!!!」
こうして、バンジョーは多くの金を一つの袋に入れ、
それを持ちながら銀行から出た。
カズーイ「多分、1000万円くらいはゲットしたわ。」
バンジョー「あとはエルメェスさんの基地へ、
帰るだけなのに・・・!っ!?」
その時、バンジョーたちの前に複数のパトカーが走り、停まった。
バンジョー「警察か・・・!この忙しい時に・・・・!!」
複数のパトカーからそれぞれ数人の警察が出てきた。
警察だけではない。ドッゲノクも3匹いた。
警察A「見つけたぞォ!!デスブラザーだ!!」
警察B「もう観念しろォ!!」
ドッゲノク「グルルルルルルルルル!!!」
バンジョー「く・・・っ!!早く逃げなきゃ!!
カズーイ!!飛ぶんだ!!」
カズーイ「ええ・・・・!!」
カズーイは空を飛ぼうとする。だが、その時。
ドッゲノクA「ワンワンワンワン!!!」
ドッゲノクAがいきなりバンジョーに噛み付こうと跳びかかる。
バンジョー「うわ!?」
バンジョーは素早く、それを避けた。しかし、
多くの物が入った袋を全て落としてしまう。
ドッゲノクB「ワアアァァァァン!!!」
ドッゲノクBがバンジョーの胴体に突進する。
バンジョー「ぐふあああぁぁぁぁ!!?」
バンジョーは倒れるが、すぐに立ち上がる。
カズーイ「しっかりしなさいよ!!たかが犬の攻撃で!!」
バンジョー「その犬の攻撃だけどさ・・・!
何だか強いって感じがしたよ・・・。」
カズーイ「え!?」
そして、ドッゲノクCが素早く、
バンジョーとカズーイに向かって走る。
カズーイ「っ!?タマゴミサイル!!!」
カズーイはタマゴミサイルを連射するが、
ドッゲノクCはそれを全て避けた。
カズーイ「よ、避けた!?」
ドッゲノクC「そんなクソみてェなタマゴに当たっかよォ!!!」
ドッゲノクCはバンジョーの右足を噛み付き始めた。
バンジョー「ぐあああぁぁぁっ!!・・・てい!!!」
バンジョーは左足でドッゲノクCを蹴り飛ばす。
ドッゲノクC「キャアアァァァン!!」
ドッゲノクCは倒れるが、すぐに立ち上がる。
バンジョー「はああぁぁぁぁぁ!!!」
バンジョーはさらにドッゲノクBを殴り飛ばす。だが、
ドッゲノクBはこれを受けても倒れなかった。
3匹のドッゲノク「グルルルルルル・・・・!!」
カズーイ「な、何よ!?この犬たち!!結構、強いわ!!?」
ドッゲノクA「俺らは警察犬で最もエリートな存在なのさ。」
ドッゲノクB「俺らは臭いで悪を判断できるのさ。」
ドッゲノクC「お前らは熊と鳥でしかも悪魔的な強さを持っている。
お前らは確実に殺さなきゃいけない。」
警察「ドッゲノクにより、
この街を襲う者はいなくなるだろう・・・!
ドッゲノク!!あの熊と鳥を噛み殺せェ!!!」
3匹のドッゲノク「ワンワンワンワンワンワンワン!!!!!」
バンジョー「ローリングアタック!!!」
バンジョーはローリングアタックでドッゲノクを攻撃しようとする。
しかし、ドッゲノクたちはそれを簡単に避ける。そして。
バンジョーとカズーイ「うああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」
3匹のドッゲノクはバンジョーとカズーイを噛み付いた。
Aがバンジョーの右腕、Bがカズーイの身体、
Cがバンジョーの腹であった。
3匹が離れると、バンジョーは倒れる。
噛まれた跡から血が多く流れる。
バンジョーとカズーイ「ぐ・・・ううぅぅ・・・・!!」
バンジョーはゆっくりと立つ。
ドッゲノクA「ワンワン!!!」
ドッゲノクAはバンジョーに突進をする。
だが、バンジョーは耐え抜いた。
バンジョー「く・・・・っ!」
カズーイ「ぐ・・・っ!この犬っころ共・・・。
何だか強いわ・・・!!」
バンジョー「けど・・・。そろそろ本気で行かなきゃ・・・・。」
ドッゲノクA「クククク・・・!!負け惜しみか。まあ、
弱い奴が悔しさを隠すための負け惜しみをするのが、
常識だし。なァ?」
警察の男「ぐふふふふ!!ああ。そうさ。特に社会を無駄に憎む者は、
最終的に命乞いをする。
そう言う汚いクズは排除しなきゃなァ!!やれ!!」
ドッゲノクA「ワンワンワアアアァァァァァン!!!」
ドッゲノクAが口を大きく開けて、バンジョーに迫る。だが。
バンジョーは左手でドッゲノクAの首を掴む。
ドッゲノクA「が・・・・・っ!?」
バンジョー「おおおぉぉぉぉ・・・・ら!!!!」
バンジョーは物凄いパンチでドッゲノクAを殴り飛ばす。
ドッゲノクA「キャイイイィィィィィン!!?」
バンジョーは走り、ドッゲノクAに近づく。
バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!」
バンジョーとカズーイはくちばしアタックで、
ドッゲノクAを攻撃した。
ドッゲノクA「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
警察の男「ど、ドッゲノク!!!」
ドッゲノクAが血を吐いて倒れた。つまり、1匹目は倒されたのだ。
カズーイ「さァ・・・。反撃よ。バンジョー。」
バンジョー「ああ・・・。行くぞ。」
つづく
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