テルとミルはハイパーストレンジナックルを使った。
ダンク「ぐわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
ダンクはハイパーストレンジナックルを直接浴びた。
そして、あまりの威力に倒れてしまう。
アシナガ「おっしゃ!!ついに倒したぜ!!!」
プルレス「・・・・・っ。」
プルレスは複雑そうな表情をしていた。
ガンズ「何とか雑魚は全て倒したが・・・・。」
フラエ「手柄はこの二人の物になっちまったか・・・。」
ガンズやフラエも既に兵士たちを全て倒していた。
これでダンクの部隊は全滅になったと言うワケである。
テル「後はあの髑髏野郎とエゥーラとセイリーだな。
あいつらは今、どうなってやがるのやら。」
プルレス「・・・そうだね。一刻も早く探さなきゃ。」
その頃、バンジョーとカズーイは自身に似た者を追っていた。
その者はやはりデスブラザーであった。
デスブラザーは今、どこへ飛んでいるやら。
ヘルシスター「・・・・ここだな。」
ヘルシスターは移動を止め、ある物を見た。
それは、巨大雪だるまの身体の一部にある、
縦に並んでいる3つのボタンであった。
そのボタン全てがとても大きかった。
デスブラザー「ククク・・・・!ああ。これだ。
・・・・おっ!調度良い奴が来てくれたぞ。」
デスブラザーは横の方を見る。
そこに、バンジョーとカズーイが飛んでいた。
バンジョー「・・・・また会ったね。デスブラザー。」
デスブラザー「ああ。今までの戦い、ご苦労だったね。
この聖なる山さんを守るために・・・・。」
カズーイ「あら。この山に住む連中を守って悪いかしら?」
ヘルシスター「悪いとは言っとらん。ただ、一つ言う事がある。」
デスブラザー「・・・・もう遅い。・・・と言うワケさ。」
バンジョー「遅い?何が遅いと言うんだぃ!?」
デスブラザー「見れば、わかる・・・。ヘルシスター!」
ヘルシスター「ああ。くちばしミサイル!!!!」
ヘルシスターは一旦さがり、
くちばしミサイルで一つのボタンを攻撃。
そのボタンが押されると同時に、巨大雪だるまに異変が起きる。
その巨大雪だるまが突然、大きく揺れ始めたのだ。
カズーイ「きゃっ!!?」 バンジョー「な、何だ!!?」
デスブラザー「ふはははははははははは!!!始まるぞ!!」
巨大雪だるまが震えている。それにより、辺り全体も、
地震が起きたかのように震えていた。
アシナガ「わわわわわわわわわわわ!!
な、何が起きたんだ!?」
テル「・・・っ!?見ろ!!巨大雪だるまの方を!!」
テルたちは巨大雪だるまが大きく震えているところを見る。
フラエ「きょ、巨大雪だるまが!!?」
そして、押されたボタンからヒビが入り始める。
だが、テルたちにはそれが見えないが、
ヒビがほぼ全体に入っているので、その一部が見える。
ミル「巨大雪だるまにヒビが!!」
ガンズ「何が起きるんだ!!?」
ダンク「・・・・つ、ついに起きてはならぬ事が、
起きてしまったか・・・・!?」
そして、ダンクがゆっくりと起き上がって、そう言った。
クリグミ「こ、怖いよォ・・・・!」
クリグミは地面が揺れている事に怯え、カズサに泣きつく。
セイリー「巨大雪だるまが揺れて、そしてヒビが・・・!?
一体、何が起きようとしていますの!!?」
カズサ「壊れる・・・・。」
セイリー「壊れるって何が!?」
カズサ「壊れてしまうわ・・・!巨大雪だるまが・・・。
聖なる山のシンボルが・・・・・・っ。」
カズサは涙を流しながらそう言う。
ユミとミル、ボギーと3匹の白熊の子供たちも、
白熊の村から巨大雪だるまの様子を見ていた。
ミル「巨大雪だるまが変です!!」
ユミ「まるで、壊れようとしているわ・・・!」
ボギー「そうだ・・・。本当に壊れようとしているのだ。」
ユミとミル「え!?」
ボギー「誰かが、押してはならないボタンを押したんだ。
そのボタンにより、
巨大雪だるまは崩壊してしまうだろう・・・!!
その雪だるまが完全に壊れたら、
我々とサンタの絆は断ってしまうのだ!!!
そして、我々自身も・・・・・!!」
バンジョー「この雪だるまが・・・・!」
カズーイ「崩壊するですって!!?」
デスブラザー「あはははははははははははははははは!!!!!
そうだ!!この巨大雪だるまは破壊されるのだ!!!
そいつが破壊されたら、この山の住人とサンタはもう、
会えなくなるだろう!!だが、それだけでは終わらん!!
この雪だるまが物凄く破裂し、
それがこの山の住人全てを巻き込み、
奴らを雪の中に沈めて凍結死されるだろう!!!!その時こそ!!
この巨大雪だるまの中のジグソーは全て俺らの物となる!!!」
ヘルシスター「まあ。
あと二つのボタンを押せばの話だがな・・・。」
バンジョー「そうはさせないよ!!」
カズーイ「はあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
カズーイが素早く飛び、
バンジョーがデスブラザーに殴りかかる。
デスブラザー「うおっと!!また俺らと喧嘩するのか!?
やめておけ。お前たちは未熟者。再び、俺らに負けるだろう。」
バンジョー「・・・・いや。今回は負けるワケにはいかない。
何故なら、この聖なる山を守らなきゃいけないんだから・・・!」
ヘルシスター「マジで再戦と行くか。いずれにしろ、
この巨大雪だるまの崩壊は止まらないと言うのに。」
カズーイ「ならば、あたいたちが止めてあげるわ!!
そして、ジグソーは全てあたいたちが頂く!!!」
こうして、バンジョーとカズーイ。
デスブラザーとヘルシスター。
似た者同士のバトルが再び始まろうとしました。
ですが、デスブラザーにより、
巨大雪だるまが崩壊を始めようとしています。
このままでは、この聖なる山の住人たちが危ない。
バンジョー。カズーイ。早く、雪だるまの崩壊を止め、
聖なる雪山を救ってくれ。フローズンズンやまでの戦いは、
いよいよ決着へと来たのです。
次回につづく
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