クリグミ「わぁ・・・。相変わらず凄いねェ。」
クリグミは巨大雪だるまの大きさに感激している。
カズサ「でも、その巨大雪だるまで、
誰かが誰かと戦っているかも知れないのよ?
私たちはそれを確かめなきゃいけないの。」
クリグミ「・・・怖いけど、ちょっとだけなら頑張る。」
そして、カズサとクリグミは歩き続け、
ついに巨大雪だるまに近づく。そこに。
クリグミ「・・・・・ん?誰かいるよ!?」
カズサ「え・・・?あっ!あれは・・・・。」
カズサとクリグミは、近くにいる誰かを見つける。それは、
倒れているエゥーラと、
その彼を見ているセイリーとボトルズであった。
カズサ「エゥーラさんにセイリーさん!?それに、
眼鏡の土竜君まで・・・・。」
カズサとクリグミはボトルズたちに近づく。
ボトルズ「・・・・あ!カズサさんにクリグミ君。
どうして、ここに・・・・!?」
カズサ「この巨大雪だるまの近くで争いが起きたと聞いて・・・。」
クリグミ「・・・・このお兄ちゃん、どうしたの?
凄い怪我してるみたいだけど・・・。」
セイリー「グランティの幹部であるインフェロンにやられましたわ。
でも、生きていますから、ご安心くださいまし。」
クリグミ「あの熊さんと鳥さんは?」
ボトルズ「バンジョーとカズーイなら、
巨大雪だるまを調査しています。
かなり空高く飛んでいるから、
頂上にいるんじゃないかと・・・。」
クリグミ「そうなの。」
カズサ「・・・・そうだわ!
この辺にデスブラザーもいるって聞いたけど・・・。」
ボトルズ「デスブラザー!?うーん・・・。
いないみたいですが・・・。」
セイリー「・・・いいえ。いましたわ。」
カズサ「本当!?どこにいるの!?」
セイリー「・・・さっき、ボトルズさんが仰るとおりに、
この雪だるまの頂上におりまして。」
カズサ「頂上ってバンジョー君と、
カズーイちゃんがいたんじゃ・・・。」
セイリー「そのバンジョーとカズーイが、デスブラザーですわ。」
セイリーの言葉にカズサとクリグミが驚く。
カズサとクリグミ「ええっ!!?」
ボトルズ「ち、違いますよ!!あれは、クラッシャーの皆さんが、
勘違いをしているだけでして・・・。デスブラザーは、
バンジョーとカズーイと全く同じではありません!!」
ボトルズが慌ててそう言う。そして、クリグミも。
クリグミ「そ、そうだよ!僕、わかるよ!?
あの熊さんと鳥さんが、
デスブラザーなんかじゃあないって事を!」
カズサ「クリグミ・・・・・。」
セイリー「皆さんがあの熊と鳥を信じるのは構いませんが、
後に後悔しても知りません事よ・・・・?」
ダンク「おおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」
ダンクは銃弾を連射した。しかし、テルとミルは、
それを全て避けながら、ダンクに近づく。
ダンク「おおっ!?」
ミル「とおおおぉぉぉぉぉ!!!」
ミルは光のヤリでダンクを攻撃する。
ダンク「ぐおっ!!?」
テル「おりゃああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
テルも光のボールでダンクを攻撃した。
ダンク「ごあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!??」
ダンクは二つの強力攻撃を受け、倒れた。
だが、すぐに立ち上がる。
ガンズ「良いぞ!!完全なパワーを使ったな!」
フラエ「ちっ!手柄はあの二人の物かよ・・・!」
ガンズとフラエは兵士たちと戦いながら、
テルとミルの方を見た。
テル「どんどん行くぜええええぇぇぇぇぇ!!!」
テルとミルはこのままダンクの方に接近する。
ダンク「ぐ・・・っ!おのれえええぇぇぇぇ!!!」
ダンクも走り、テルとミルに近づきながら、
銃弾を連射し続ける。
テルとミルはそれを避け続ける。だが。
テル「ぐあ!?」 ミル「あう!?」
少数の弾がテルとミルに命中してしまう。
アシナガ「テル!!ミルちゃん!!」
だが、その銃弾を受けた傷がすぐに治る。
テルとミルはこのままダンクに急接近する。
ダンク「な・・・っ!?くううぅぅぅぅ!!!」
ダンクは銃弾を連射し続ける。だが。
テル「うざいぜえええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
テルは光のビームでダンクを攻撃する。
ダンク「うわああああぁぁぁぁぁぁ!!!?」
これを受けたダンクは倒れるが、ゆっくりと立つ。そこに。
ミル「くらいなさい!!たああああぁぁぁぁぁ!!!」
ミルは手を上にあげ、そこにエネルギーが集める。
そして、ミルがその手を素早く振り下ろし、
そのエネルギーを落下させる。
ダンク「ぐはあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ダンクはそのエネルギーを受けて、倒れそうになる。
アシナガ「良いぞ!!あのダンクって野郎を押しているぜ!!
このまま行けば、勝てる!!!」
プルレス「うん・・・。でも・・・・。」
アシナガは喜ぶが、プルレスはそうではない感じであった。
アシナガ「でも、どうした?」
プルレス「あのダンクさん。倒すべき敵なのかな・・・?
僕にはそう思えないって感じだけど・・・。」
アシナガ「何言ってんだ?」
ダンク「ぐ・・・・っ!負けるワケにはいかないのだ。
この世界の平和を守るために・・・!そして、
私の愛する者たちを守るために!!!」
ダンクはまたもピストルをテルとミルの方に向く。
そして、引き金を引く。だが、何も起こらない。
ダンク「・・・・っ!?し、しまった!!弾がもうない!!!」
そう。ダンクの銃弾は既に全て使い果たしたのだ。
テル「へっ!どうやら、終わりの時が来たみてェだな。」
ミル「覚悟は良いかしら・・・?」
ダンク「なめるなよ!?曹長を・・・!!
武器ならまだある!!!」
ダンクはそう言うと、ナイフを持ち出した。
アシナガ「まだ武器を持ってやがったのか!!?」
ダンク「覚悟おおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
ダンクは走り、ナイフでテルとミルを刺し殺そうとする。
テルとミル「はあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
テルとミルも負けてない。
二人は拳を合わせ、そこにエネルギーを集める。
ダンクがテルとミルに近づく。そして。
テルとミル「ストレンジナックル!!!!!!!!!」
つづく
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